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43回国会衆議院1963/06/20

農林水産委員会 第43号

発言数
18
登壇者
3
会派数
2
開催日
1963/06/20

会議録

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 これより会議を開きます。  甘味資源特別措置法案及び沖繩産糖の政府買入れに関する特別措置法案を一括して議題といたします。  質疑を行ないます。  まず私から基本的な諸点について農林大臣にただしたいと思います。端的に伺います。  第一点は、てん菜及びサトウキビの生産者価格の決定の基準を定めるにあたっては、生産者の意欲を高揚し、国内産糖の自給度の向上につとめることが前提とされなければならないと考えられるのであります。したがって、特に生産者買い入れ価格について、基準年次の採用等について十分配慮すべきと思いますが、大臣の所信を伺いたいと思います。  第二点は、てん菜糖原料の集荷販売については、生産者団体に一元的な取り扱いができるよう指導することが必要であると思われるが、大臣の御所信を伺いたいと思います。  最後に、てん菜糖の振興地域においては、都道府県に甘味資源審議会を設置するよう指導して円滑な運用をはかるべきであると考えますが、大臣の御所信を伺いたいのであります。以上であります。

重政誠之自由民主党農林大臣

○重政国務大臣 第一の御質問にお答えを申し上げます。  生産者の生産意欲を向上し、適地における生産の振興に資するものとして、生産者価格のあり方について十分の配慮をしますことはもちろんでありますが、農業構造改善、土地改良その他の施策に力を入れ、これらの効果と相まって万全を期したいと考えております。  なおパリティの基準年次につきましては、従来前年を基準年としておりますが、国際砂糖事情、国際糖価の変動もはなはだしく、国内事情に反映するところなしとしませんので、善処をいたす方針でおります。  第二の御質問にお答えを申し上げます。農業団体の集荷力を強化するという趣旨で十分指導をいたしてまいる所存でございます。  第三の御質問に対してお答え申し上げます。条例をもって知事の審議会を設けることにつきましては、生産振興地域の都道府県とよく打ち合わせをして、指導に遺憾なきを期する方針でございます。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 次に玉置一徳君。

玉置一徳民主社会党

○玉置委員 ただいま基本的な問題につきましては、委員長から御質疑があり、農林大臣からそれぞれ御答弁がございましたので、私は具体的にもう少し突っ込んでおきたい、こう思うのであります。  そこで、ただいまの価格決定のパリティ指数のとり方でありますが、従来ともそういうような内容に法令はなっておるにかかわらず、十年間も据え置かれたことも事実でございますので、農民の諸君が安心するように、さらに具体的にパリティ指数をとる年次を一体いつにされるか、当然てん菜生産振興臨時措置法の施行されました翌年の昭和二十九年度をおとりになると思いますが御所見を承りたい、かように存じます。

重政誠之自由民主党農林大臣

○重政国務大臣 従来前年を基準としておりますが、国際的な砂糖需給事情も急激に変わりつつあり、国際糖価の変動もはなはだしいので、国内市場に反映するところなしといたしませんので、従来の経緯も考えまして、将来の情勢を考えて善処する方針でございます。

玉置一徳民主社会党

○玉置委員 はなはだ抽象的で要を得ません。むずかしいと思いますが、もう少しわかりやすく御答弁をいただきたい。もう一度お願いいたします。

重政誠之自由民主党農林大臣

○重政国務大臣 具体的にいつを基準年次にするかということは、現在の時点でちょっと申し上げかねるのでありますが、ただいま申しましたような基本方針によって善処をいたしたい、こう考えておる次第であります。

玉置一徳民主社会党

○玉置委員 いずれにいたしましても再生産を妨げないように、しかも自給度を高めるように、ひとつ思い切った施策をしていただきたい。つきましては、生産者を刺激しますのはどうしても買い入れ価格が一番直接的なものである、かように存じますので、直ちにお答えはなりにくいらしいのでございますが、十分な御配慮をいただきたい。なおこの問題に関連いたしまして、十八条の農林大臣の指示する買い入れ価格でございますが、この点につきましては、従来の会社負担の奨励金というような実績も考慮されまして、生産者の所得の確保に万遺憾なきを期していただきたい、かように思うのですが、御所見を伺いたい。

重政誠之自由民主党農林大臣

○重政国務大臣 それらの点は十分に参酌いたしましてきめることにいたしたいと考えております。

玉置一徳民主社会党

○玉置委員 終わります。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 これにて質疑は終局いたしました。     —————————————

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 この際、私の手元で起草いたしました修正案の趣旨について申し上げます。     —————————————

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 本修正案については、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三党の間で、再三にわたり協議された結果に基づくものであることを申し添えておきます。  修正案はお手元に配付してございますが、その趣旨については十分御承知のことと思いますので、この際説明を省略いたします。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 これより討論に入るのでありますが、申し出がありませんので直ちに採決に入ります。  最初に甘味資源特別措置法案より採決に入ります。  まず本案に対する修正案について採決をいたします。  本修正案に賛成の諸君の御起立を願います。     〔賛成者起立〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 起立総員。よって、本修正案は可決をいたしました。  次に、ただいま可決いたしました修正部分を除いて原案について採決をいたします。  これに賛成の諸君の御起立を願います。     〔賛成者起立〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 起立総員。よって、本案は修正議決すべきものと決しました。  次いで、沖繩産糖の政府買入れに関する特別措置法案について採決をいたします。  本案に賛成の諸君の御起立を願います。     〔賛成者起立〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、両案に関する委員会の報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

長谷川四郎自由民主党

○長谷川委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。  次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会をいたします。      午後八時二十五分散会      ————◇—————

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