商工委員会 第22号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1963/05/07
会議録
○逢澤委員長 これより会議を開きます。 まず、申し上げたいことがございます。 長らく本商工委員であられました石村英雄君が、去る四月二十四日逝去されました。この際、委員会といたしましても、つつしんで哀悼の意を表したいと存じます。 つきましては、ここに黙祷の上、御冥福を祈りたいと存じます。御起立をお願いいたします。 〔総員起立、黙祷〕
○逢澤委員長 御着席下さい。 ————◇—————
○逢澤委員長 次に、今般公正取引委員会の委員長に就任されました渡邊喜久造君を御紹介いたします。
○渡邊(喜)政府委員 ただいま御紹介にあずかりました渡邊でございます。 去る三月二十五日付をもちまして、公正取引委員会委員長を拝命いたしました。公正取引委員会の仕事は、いわば一般的な常識こしましては、ある程度存じておりますが、その専門的な問題につきましては、正直なところ、目下勉強の最中でございます。御承知のようなむずかしい時期でございます。私といたしましては、職責の重大なことにかんがみ、最善を尽くしたいと存じます。皆さん方の御指導と御鞭撻をお願いいたしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ————◇—————
○逢澤委員長 この際、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします。 すなわち、現地に委員を派遣いたし、金属鉱山等の実情を調査するため、議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○逢澤委員 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 なお、派遣委員の員数、人選、派遣地、派遣期間等は、すべて委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○逢澤委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 ————◇—————
○逢澤委員長 次に、去る三月二十七日に付託になりました内閣提出、輸出硫安売掛金経理臨時措置法案を議題とし、審査に入ります。 —————————————
○逢澤委員長 まず、通商産業大臣より、趣旨の説明を聴取することにいたします。福田通商産業大臣。
○福田国務大臣 輸出硫安売掛金経理臨時措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。 硫安問題につきましては、御承知のとおり、昭和二十九年以来、肥料二法に基づきまして、国内価格の決定を行なうとともに、輸出については日本硫安輸出株式会社を通ずる一手輸出体制をとることとしたのでありますが、輸出価格と国内価格との差額、いわゆる輸出赤字につきましては、運用上、これを硫安生産業者の輸出会社に対する売掛金として処理することとしてまいったのであります。しかるに、ここ数年来、硫安の国際的な輸出競争は一段と激しさを加え、その結果、硫安生産業者の合理化努力にもかかわらず輸出赤字が年々増加し、今後における硫安工業の合理化の円滑な遂行をはかるためにも、この問題の解決が強く要請されるに至ったのであります。 このため、政府といたしましては、昨年末、硫安工業対策を決定し、硫安の輸出赤字問題を解決して硫安工業の再建の基礎を確立するとともに、今後における合理化と体質の改善を強力に推進するため、適切なる財政的措置を講ずることとしたのでありますが、同時に、これと見合いまして、今後における硫安の輸出については売掛金の計上をしないこととするとともに、過去の累積売掛金については、これを硫安生産業者において償却させることとした次第であります。 以上の措置によりまして、当面肥料二法は法定期間内存置する方針のもとに、硫安工業を再建し、健全な輸出産業として育成いたしたいと考えておりますが、輸出硫安売掛金の償却につきましては、その額が巨額でありますため、これを一期に償却させることになりますと、硫安生産業者の経営上大きな負担となり、その再建にも支障を生ずるおそれがありますので、特に繰り延べ償却ができるよう、輸出硫安売掛金の経理に関する臨時措置として、この法律案を提案した次第であります。 この法律案の内容は、硫安生産業者の経理の適正化をはかるため、取り立て不能見込みの輸出硫安売掛金については、これを特に貸借対照表の資産の部に計上し、十年以内に繰り延べ償却することができるようにするとともに、株主、債権者の保護にも十分留意いたしまして、売掛金の貸借対照表への計上にあたっては、表示上それが繰り延べ損失であることを明らかならしめることとし、また配当についても適正なる限度を設けるよう配慮いたしております。 以上が、この法律案の提案理由及びその要旨であります。 何とぞ慎重御審議の上、御賛同下さるようお願い申し上げます。
○逢澤委員長 以上で説明は終わりました。 なお、本案についての質疑は、後日に譲ることといたします。 次会は、来たる十日金曜日午前十時より開会することといたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午前十一時十三分散会