災害対策特別委員会 第18号
- 発言数
- 5 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1963/06/12
会議録
○稻葉委員長 これより会議を開きます。 災害対策に関する件について調査を進めます。 ただいまの理事会において協議いたしました結果に基づき、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派共同により、長雨等による農作物の被害に対する緊急措置に関する決議案文を委員長において次のように取りまとめました。 朗読いたします。 長雨等による農作物等の被害に対する緊急措置に関する件 四月下旬からの長雨は、気象台創設以来の降水日数となり、九州、四国、中国、近畿及び東海地方をはじめ極めて広範囲におよび、農作物等に甚大な被害を与えている。また、五月下旬の埼玉、群馬、栃木県下における突風及び降ひょう等による農作物等の被害も甚大である。特に、収穫前にある麦作をはじめ、そ菜、なたね、果樹、大麻及び養蚕業等の被害は潰滅的である。 よって政府は、速やかに機害の実態を把握するとともに、積極的に次の措置を講じ、被害農業者の救済に遺憾なきを期すべきである。 一、共済金の早期仮払いを行なうとともに、損害評価に当っては政府買入対象外の麦については減収とみなすこと。 一、被害農家に対し、種苗等の生産資材の購入につき適切な助成をすること。 一、天災融資法を速やかに発動し、被害農家に対し、災害の実態に即応し、償還期限の延長、貸付限度の拡大、金利の引下げ等貸付条件の緩和を図ること。 一、自作農維持資金については、今回の災害分として追加配分を行なうとともに、その融資の迅速円滑化を図り、災害の実態に即応して弾力的な適用を図ること。 一、三十八年産米の予約概算金の早期支払いを行なうこと。 一、被害農家に対し、政府手持ち飼料の売渡しを行なう等飼料の確保に万全を期すること。 一、被害地方公共団体に対し、つなぎ融資のあっせん、特別交付税の増額及び地方債の重点的配分を行なうこと。 右決議する。 昭和三十八年六月十三日 衆議院災害対策特別委員会 以上のとおりであります。 ただいまの案文のとおり本委員会の決議とするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○稻葉委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。 次に、ただいまの決議を関係政府当局に送付いたしますが、その手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○稻葉委員長 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。 この際、ただいまの決議について、政府当局から発言を求められておりますので、これを許します。津島農林政務次官。
○津島政府委員 ただいま長雨等の災害対策につきまして御決議がございましたが、政府といたしましては、御決議の御趣旨に従いまして、全力をあげて被災農家の救援及び農業再生産の確保に当たる所存でございます。
○稻葉委員長 次会は明日、時間は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後二時二十五分散会