議院運営委員会 第33号
- 発言数
- 28 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1963/07/04
会議録
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 まず、懲罰委員長の選挙についてでありますが、この選挙は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、この選挙は、その手続を省略して、議長において指名することと相なっておりますので、御了承願います。 なお、自由民主党から推薦してまいっております新委員長の候補者は、濱地文平君であります。 —————————————
○佐々木委員長 次に、委員派遣承認申請の件についてでありますが、昨日、災害対策特別委員長から、九州北部における集中豪雨による被害状況等調査のため、委員派遣承認申請書が提出されました。 本件につきましては、昨日、理事各位の御了承を得、議長において承認されましたので、御了承を願います。 また、調査の必要上、往復とも航空機を利用することについて、当委員会の承認を求めてまいっておりますが、これを事後承認するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○佐々木委員長 次に、本日、委員会の審査を終了または終了する予定になっている議案で、各委員長から緊急上程の申し出のある議案について、事務総長の説明を求めます。
○山崎事務総長 地方行政委員会から、地方公務員共済組合法の長期給付に関する施行法の一部を改正する法律案が上がってまいっております。法務委員会から、商業登記法案、商業登記法の施行に伴う関係法令の整理等に関する法律案の一案が上がってまいっております。社会労働委員会から、国民年金法及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案、船員保険法の一部を改正する法律案、政府に対する不正手段による支払請求の防止等に関する法律を廃止する法律の一部を改正する法律案、戦傷病者特別援護法案、ばい煙の排出の規制等に関する法律の一部を改正する法律案、薬事法の一部を改正する法律案の六法律案が上がってまいる予定になっております。なお、そのうちの戦傷病者特別援護法案は、社会労働委員長提出ということになっております。それから商工委員会から、高圧ガス取締法の一部を改正する法律案が上がってまいっております。逓信委員会から、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案が上がってまいっております。外務委員会から、日本国とフィリピン共和国との間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件、日本国政府とニュー・ジーランド政府との間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件、日本国と南アフリカ共和国との間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件、この三件が上がってまいる予定になっております。なお、建設委員会から、関越自動車道建設法案が上がってまいる予定で、緊急上程の希望があるということで、ただいま連絡がございました。以上でございます。
○佐々木委員長 それでは、ただいま事務総長から説明のありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○佐々木委員長 次に、本日の議事日程第一、国立大学総長の任免、給与等の特例に関する法律案に対し、日本社会党の山中吾郎君から質疑の通告があり、また、日本社会党の高津正道君及び民主社会党の、稲富稜人君から反対討論の通告があります。なお、共産党の谷口善太郎君からも討論の通告がありましたが、理事会の話し合いにより御遠慮願うことにたりましたので、御了承を願います。また、日程第五ないし第八に対し、日本社会党の長谷川保君から賛成討論、また、日程第九、河川法案に対し、日本社会党の岡本隆一君から反対討論、また、日程第十三、関税暫定措置法及び砂糖消費税法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党の、平岡忠次郎君から反対討論、また、日程第十四、開拓者資金融通法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党の稻村隆一君から反対討論の通告がそれぞれあります。 質疑者及び討論者の発言時間は、おのおの十分以内とするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○谷口議員 私の討論申し出について、理事会でまた御遠慮願うということになったようでありますけれども、一体それはどういうことなんですか。この間から社会党や民社党の参加した中で、いわゆる国会正常化の条件ということで何か取りきめのなさったようでありますが、その中で、少数意見の尊重ということがうたわれております。共産党の意見をこういうふうに常に無視して御遠慮願うなんというやり方をやっておって、一体何が少数意見の尊重ですか。そういう点、私は非常に不満であります。言論の自由とか、少数意見の尊重というものは、今度のいわゆる申し合わせの中心のテーマであるにもかかわらず、共産党に対しては発言させぬ。この間からやっておりました本会の中で、ある政党のごときは五十人も何十人もやっておる、しかし、他の少数党には一人も発言させぬというやり方をやっておって、何が言論の自由や少数意見の尊重になりますか。
○佐々木委員長 今回の場合は、理事会で皆さんが御遠慮願うという決定を得たものですから、委員長として特別意見を差しはさむ必要はないと思いますが、ただ、少数意見の尊重といっても、何でもかんでも、通告してきたら、一人や二人の政党でもみな発言させるということではないと思います。やはり議会運営の常識から考えて、できるだけ少数意見を尊重するのですから、二人か三人の共産党さんにきょう発言させぬから、少数意見の尊重とは何事だ、とんでもないということでなく、将来十分少数意見の尊重を考えて取り扱うつもりですが、きょうのところは御遠慮願うということにきまったのですから、遠慮していただきたいと思います。
○谷口議員 いつも御遠慮願うということで拒否しておるのです。私は、何でもかんでも共産党に発言させろというような、そういう非常識なことは言うつもりもありませんし、いつも言っておりません。しかし、この間からの状況を見ておりましても、当然もう一回くらい発言すべき時期だと私は思っておる。しかも、この認証官の問題は非常に重大でありまして、そういう点で私は発言を申し出たわけであります。これはやはり少数意見の尊重、言論の自由という点は根本的に考えてもらって、たとえ三人といえども、共産党は一会派でありますから、そういう立場から、やはり共産党を無視するような態度は、私はよろしくないと思います。この点ははっきりさせてもらいたい。
○佐々木委員長 いままでも不公平な取り扱いはしてきませんでした。将来ともに十分公平な取り扱いをいたします。
○谷口議員 それから、関連して御質問申し上げますが、この間の申し合わせというものの中には、国会の正常化の中で、委員会の審議を尊重するとかなんとか書いてあります。あの十八日の社労委員会の状況、二十日の内閣委員会の状況なんかは、私ども仄聞するところによりますと、社会党もあの委員会の決定は認めていないという立場をとっておるのであります。そういう点につきまして、一体どういう話し合いがあって、あの問題をどう解決したことになっておるか、それをひとつ伺いたいと思います。ああいう不当なことをやって、それが認められて、既成事実として、それを不問に付して、そうしてまた正常化なんか言ったって、だれもほんとうにしません。一体あれはどうするつもりですか。
○佐々木委員長 いや、議院運営委員会は党と党との話し合いに基づいていま運営しているわけです。この間からのいろいろ国会が不正常な状態になりました結末は、三党の責任者の間においてお話し合いができたのでありますから、私たちは議運という立場から、その党と党との話し合いの内容までは公表する責任はないと思います。ただ、円満にいったので、本日はこの議院運営委員会を開いて御協議を願っておるという状態であります。
○谷口議員 そうしますと、あの申し合わせの内容の中では、十八日及び二十日の委員会のあの不当な行動についてどうだということについての話し合いはあったと思われるけれども、それは公表できないということですか。
○佐々木委員長 いやいや、議運の委員長として、党と党との話し合いですから、この場で私から申し上げるのは適当でなかろうと思っております。
○谷口議員 私どもは、ああいう不当な行動に対して、議長職権で開かれた本会議におきまして、野党協力して徹底的な抗議をした。あれは決して不問に付して、明らかにしないで通り過ごせるような問題でなかったと思うのです。そういう点で、あの申し合わせにつきましては、公表できないような内容を持っているのですか。
○佐々木委員長 いや、公表できないのじゃないのです。私からお話し申し上げるのは筋ではなかろうというのです。
○谷口議員 当然ここで明らかにして、いわゆる正常化の問題を解決して、正常化に入るべきである。非常に不当なことをやっておいて、それを明らかにしないで——われわれとしては相当の決意を持って戦っておる、このことを明らかにしないで、それを解決しないで何の正常化がありますか。
○佐々木委員長 いや、解決しないのじゃないのです。党と党との間で解決ができましたので、正常化の……。
○谷口議員 そんなことは国民にはわかりません。それを発表すべきです。
○佐々木委員長 わかっているのです。まあ、よくお聞きしておきます。
○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
○山崎事務総長 まず、第一に、ただいま御決定願いました懲罰委員長の選挙をお願いいたします。議長指名でお願いいたします。次に、日程第一は、前会の続きの議事に入りまして、質疑は山中さんでございます。討論は高津さん、稲富さんでございます。次に、日程第二第三、第四を一括いたしまして、もしこれに外務委員会の、先ほど申し上げました緊急上程をお願いするものが本会議までに上がりましたならば、緊急上程の分も合わせまして一緒にお願いすることになります。外務委員長の報告でございます。日程第五ないし第八につきましては、災害対策特別委員長稻葉さんの御報告の後に、賛成討論として長谷川さんがございます。これは全会一致でございます。次に、日程第九につきましては、建設委員会で上がる予定の、関越自動車道建設法案をともに緊急上程願いまして、一括して建設委員長の御報告がございます。日程第九の河川法案は修正でございますが、反対討論として岡本さんのお申し出がございます。社会党、民社、共産党が反対でございます。次に、日程第十ないし第十三を一括いたしまして、大蔵委員長臼井さんの御報告がございます。日程第十三につきまして、平岡さんから反対討論がございます。日程第十、第十一、第十二は反対が共産党、第十三は社会党と共産党が反対でございます。次に、日程第十四につきましては、農林水産委員長長谷川さんの御報告でございます。稻村さんの反対討論がございまして、社会党と共産党が反対でございます。次に、緊急上程をお願いいたしまして、地方行政委員会、法務委員会、社会労働委員会、商工委員会、逓信委員会という順で、このうち、上がりましたものにつきましてお願いいたしたいと思います。
○佐々木委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
○佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明五日午後二時から開会することといたします。 また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、理事会散会後委員会を開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時二十二分散会