議院運営委員会 第29号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1963/06/11
会議録
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 まず、永年在職議員表彰の件についてでありますが、議員河野一郎君が、今月で在職二十五年になられましたので、慣例により、院議をもって同君を表彰することになります。 表彰文は、前例に従い、事務局において作成した案文をお手元に配付いたしてございます。 一応事務総長の朗読を求めます。
○山崎事務総長 案文を朗読いたします。 議員河野一郎君は衆議院議員に当選すること十回在職二十五年に及び常に憲政のために尽くし民意の伸張に努められた よって衆議院は君が永年の功労を多し特に院議をもつてこれを表彰する
○佐々木委員長 それでは、表彰文は、事務局において作成した案文のとおりとし、本表彰決議は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、本表彰決議は議長発議をもって行ない、表彰決議の後、同君から謝辞が述べられることになっております。 また、先例によりまして、院内に肖像画を掲げて記念し、別に御本人には小型の肖像画を贈呈することになっておりますので、御了承願います。 —————————————
○佐々木委員長 次に、公安審査委員会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員に岡村二一君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めてまいっております。 本件は、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○佐々木委員長 次に、本日内閣委員会の審査を終了する予定の恩給法等の一部を改正する法律案、また、大蔵委員会の審査を終了する予定の外国保険事業者に関する法律の一部を改正する法律案について、委員長から緊急上程の申し出があります。 右両案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○佐々木委員長 次に、本日の議事日程第三、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律案に対し、日本社会党の山中吾郎君から反対討論の通告があります。 討論時間は、十分以内とするに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
○山崎事務総長 まず、第一に、ただいま御決定願いました永年在職議員の表彰をお願いいたします。次に、公安審査委員会委員任命同意の件をお願いいたします。次に、日程第一は、運輸委員会理事の高橋さんが御報告になります。共産党が反対でございます。次に、日程第二は、法務委員会理事の上村さんが御報告になります。共産党は棄権でございます。次に、日程第三は、文教委員長床次さんが御報告になります。山中吾郎さんの反対討論がございまして、採決では社会党、民社党、共産党が反対でございます。次に、ただいま御決定願いました緊急上程をお願いいたしまして、まず、内閣委員会から上がります予定の恩給法等の一部を改正する法律案、次に、大蔵委員会から上がる予定の外国保険事業者に関する法律の一部を改正する法律案のそれぞれ委員長報告がございまして、採決をお願いすることになっております。
○佐々木委員長 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。 —————————————
○佐々木委員長 次に、内閣提出にかかる、結社の自由及び団結権の保護に関する条約(第八十七号)の締結について承認を求めるの件、公共企業体等労働関係法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法の一部を改正する法律案、国家公務員法の一部を改正する法律案、地方公務員法の一部を改正する法律案、鉄道営業法の一部を改正する法律案の各案件の取り扱いについて、去る四日の委員会に引き続き、御協議を願います。
○福永(健)委員 ただいま委員長の言われた諸案件のうち、鉄道営業法の一部を改正する法律案につきましては、必ずしもこれを一緒に、という主張をいたすわけではございませんが、その他の五案件、われわれから申しますと、いわゆるILO八十七号条約関係諸案件を審議するため特別委員会を設置されたいということを先般提案申し上げたのでありますが、その趣旨につきましては、くどくは申し上げませんが、何年間かいろいろの事情で審議が促進されるというところまでに至らずして今日に至っておるのでありますが、今回はいろいろ事情も変化してまいりました。これは国内的にも国際的にもそういうことが言えるかと思うのでありますが、この段階において、能率的に審議する、また、話し合いを与野党間でよくやってまとめ上げるといったような目的を達成するために、こうした特別委員会においての審議を、こういうようにわれわれは考えておる次第であります。野党各派におかれても、先般も、審議を促進するということについて御鞭撻願うような意味の御発言はいただいておるのでありますが、特別委員会そのものについては、なお御同意を願えるようなお話までは伺っていないわけであります。その後いろいろ御協議も願っておるところと思うのであります。何かそういうことについて前回以上に、われわれの側から見まして、進んだというか、前向きになったというか、そういうようなお考え方の前進がございますれば、伺いたいと思うのであります。
○柳田委員 その問題は、本日は、いま稿永君のお話を聞きおく程度にしたいと思います。
○福永(健)委員 それはまあ聞きおいていただいてけっこうでありますが、ただ聞きおくだけでなく、ひとつぜひわれわれが申し上げておりまする筋をお聞き届け願えるようなぐあいに、何とぞさらに御協議を願いたい。これはお願いでございますから、申し上げておきます。
○佐々木(良)委員 承りおいてもいいですけれども、これはずいぶん長い間の懸案の事項で、ひとつ自民党さんに私はお伺いいたしたいのだが、事実上の問題で、特別委員会というのは、原則的に、言うならば三党一致、全会一致でないとできないということになっておる。したがって、社会党さん絶対反対、われわれの方も大体反対という立場である限り、これはどうしても一括特別委員会というものはつくれないという見通しがはっきりついているわけですが、それをあくまでも固執されるのか。先ほど私、大体反対と言うたのは、私どものほうのやつは、原則的にはあくまで毛、この五つの法案、条約を入れて六案件というのは、直接関係するものとそれから政策上関連があるものであって、別に何も一緒に審議しなければいけないものだとは考えられない。したがって、原則に従うならば、ILO条約は外務委員会、公労法と国家公務員法は内閣委員会、地公労法と地方公務員法は地方行政委員会、それから鉄道営業法は運輸委員会と、こういうふうに分割して審議しさえすれば、もう五年も昔からほんとうは審議に入っているはずである、その立場で審議されたいという要望をした。しかしながら、自民党さんのほうは特別委員会を設置して、関係ある法案を一括して審議したいという御希望があり、社会党さんのほうの突っぱりもある。そこで、われわれのほうは、ぎりぎりの筋の通る内容というものは、もし特別委員会をつくられるならば、条約案件と、この条約を批准するならば国内法に明らかに直接条文上の矛盾の出てくるところの公労法、地公労法、したがって、この公労法と地公労法と条約案件、この三本を特別委員会で審議しょうというのであるならば筋も通るから、私どもはこれを受けて立つのにやぶさかでない。しかしながら、国家公務員法、地方公務員法、鉄道営業法というのは、これは法上関係ないのですから、政策上関係のあるというなら、ほんとうは内閣の出している法案、労働関係の法律から経済関係の法律まで、政策上の関係は全部あるわけで、そういうものを便宜的な運営を国会としてはやってはならない、こういう立場で、私どもは、原則的には特別委員会の必要はないが、しかしながら、何とかして審議に乗っけようというならば、筋のつき得る三案件を特別委員会、他の法案は、国家公務員法と地方公務員法は、内閣または地方行政委員会にこれはあわせて付託すればよろしいし、鉄道営業法は運輸委員会で審議すればよろしい、こういう弾力性をもって、ともかくも土俵にのせて審議しなければ、これがいいか悪いか、ほんとうは皆さんくろうとさんばかりだからいいようなものの、普通の人では何が何だかわけがわからぬようなことになっておりますので、こういう形で、ともかく一日も早く審議にのぼせられたいという希望を申し上げておるわけです。まあ福永さん、申しわけないのだが、自民党さんとしては、例の国会正常化の問題等においても、各国会役員は独占をされており、それから国会の運営は野党がたよりにならぬから、われわれだけでも軌道に乗せて本格的な正常化をしてみせると、こう力んでおられるわけですが、法案を提案されておいて、国会でも何でもないところで、しかも議員でも何でもない者が——五年も七年もかかって審議をしているのに、国会は全然知らぬというような状態がともかくでき上がっておる。特別委員会での一括審議を絶対条件とされる限り、三党一致ができないのだから、これは不可能だ、こういう状態なんですが、一体どういうふうにされようとするのか、野党側の、こっちのほうの意見を聞くのじゃなしに、どうされようとしているのか、御所見のほどを承りたいと思います。
○福永(健)委員 佐々木君の非常に御熱意ある御意見を拝聴して、私も審議を促進するというたてまえからは非常に敬意を表するものでありますが、いま六案件と申されましたが、私が提唱いたしましたのは、そのうちの鉄道営業法の一部改正法律案、これは別途に考えておりまして、五案件についてであります。まあ従来の各党の主張からいたしますと、佐々木君の言われるような御議論が野党側からは出ると思うのでありますが、先刻も私が申し上げましたように、その後の情勢の推移にかんがみまして、何とか話をまとめよう、こういうことになりますると、先ほど申しました五つの案件を一つの委員会で審議して、話し合いをつけて、それではどの法律案のどの部分についてはどうしようかというようなことをまとめていただく、これが非常に便宜であろうかと思うし、これは私の希望的観測かもしれませんが、そういうことが必ずしも不可能ではないようにも私は見るわけであります。そこで、これが多くの委員会に散らばって付託されておりますると、いま私が申し上げましたようなことがなかなかうまくいかないのではないか、さらには会期の残余の日数を考慮いたしましても、能率的によほど審議の促進をはからなければならないという実情から見ましても、単一の特別委員会において一括御審議を願うことが便宜ではないか、こういうようなことも考えるわけであります。 なお、国会運営について御所見がございましたが、われわれは与野党相ともに責任を持って審議の能率化、合理化をはかるべきものであるというように考えておる次第でございまして、さらにそういうような問題につきましては、別途明日も小委員会を開いて皆さんの御意見を伺いつつ前進をはかりたい、こういうように考えておる次第でございます。
○佐々木(良)委員 苦心のほどはわかるのですけれども、いずれにしても、国会に法案が出されて、五年たっても七年たっても一回も審議ができない。何か話が煮詰まっているような話があるけれども、どこで煮詰まっているのだかさっぱり私どもにはわからぬ。私どもは新聞で見て、ははあ、われわれの審議しなければならない法案をどこかで煮詰めているらしいわい。何のためにわしは議員になっておるのかわからぬ。そういう状態では、国会の権威もへったくれもないと思うのです。だから、政府を持っておられる自由民主党は、指導的立場を持ち、権威を持って、この問題をほんとうに審議の場で審議されるように。それから、ばらばらなあっちこっちの委員会だと言われますけれども、いまの福永さんのお話によると、運輸委員会で鉄道営業法をやるのはいいというお話です。そうすると、特別委員会を、残った国家公務員法と地方公務員法、これを合わせて一本でやっても、まあまあこれは話し合いがある程度いけそうな国会の情勢ですから、一つの委員会で審議するか、二つの委員会で審議するかというくらいの煮詰まりが国会の中でもあるはずですから、関係法案の内容について、とこをうんと言うかわりにそこのところはやめてくれろみたいな話が院外で行なわれておって、こっちはつんぼさじきというような状態にならぬように、ひとつ政府自民党内部の特段の世論喚起をお願い申し上げたいと思います。
○福永(健)委員 御趣旨は、佐々木さんのお立場とすると、さもありなんということは理解できるのであります。まあほかでも研究しておられるという御表現がありましたが、これはこれでいいと思うのでありまして、あえてそれを拒むものではありませんが、同時にというか、それよりもさらに本格的に事を決するのはわが国会の内部においてであるということは、これはもう私も全然同感でございます。御趣旨に沿うように今後さらに努力をしたいと思います。
○佐々木委員長 それでは、本日はこの程度とし、次回の委員会においてさらに御協議を願うことといたします。 —————————————
○佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来たる十三日午後二時から開会することといたします。 また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、理事会散会後委員会を開会いたします。 なお、国会法改正等に関する小委員会が、明十二日午前十時半から開かれることになっておりますから、御了承願います。 本日は、これにて散会いたします。 午後零時十八分散会