議院運営委員会 第11号
- 発言数
- 17 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1963/03/02
会議録
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 まず、本日、予算委員会の、昭和三十八年度一般会計予算、昭和三十八年度特別会計予算及び昭和三十八年度政府関係機関予算が、その審査を終了して参っております。 つきましては、右三件は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○佐々木委員長 次に、ただいま緊急上程するに決しました予算三件の議事順序につきまして、事務総長の説明を求めます。
○山崎事務総長 お手元に配付の予算の議事順序について御説明申し上げます。 まず、予算三件を一括議題といたしまして、塚原予算委員長から御報告がございます。次に、社会党から提出されました予算三件につき撤回の上編成替えを求めるの動議につきまして、同党の五島虎雄さんから趣旨弁明がございます。次に、原案及び右動議を一括いたしまして討論に入り、まず、自由民主党の赤澤正道さんから、社会党提出の動議に反対、原案に賛成、次いで、日本社会党の山花秀雄さんから、同党提出の動議に賛成、原案に反対、次いで民主社会党の受田新吉さんから、原案及び社会党提出の動議に反対の討論が、それぞれございます。次に、採決でございますが、まず、社会党提出の予算三件につき撤回の上編成替えを求めるの動議を、先ほどの理事会でのお話し合いの通り、起立採決でお願いいたしまして、次に、原案の採決につきましては、一括して記名投票でお願いすることになっております。
○柳田委員 今の事務総長の説明は、順序が間違いじゃないですか。きょうの公報には、日程は第一から第八まで載っておるわけです。
○山崎事務総長 ただいまのは予算三件だけです。
○柳田委員 いや、一応議事日程というものが公報に載っておるのだから、最初に緊急上程するにしても、緊急上程する案件は昭和三十八年度予算だ。ところが、日程の第二の方には、昭和三十七年度予算に対する補正を出せという決議案が出ておる。従って、三十八年度の本予算の緊急上程の前には、当然三十七年度予算というものが先行しなければいかぬ。従って、今の事務総長の説明は、先般の理事会での話し合いの通り、本日議事日程に載っている日程第一から第八まではこれを延期するということをまず第一に宣明しておいて、しかる後に、この緊急上程のことをやっていかなければならぬのに、日程の方は速記録には全然何もなしにして、そうして緊急上程をするというのは、まず前後が間違っているのです。
○佐々木委員長 ただいまの柳田君の言われたことはごもっともですが、私の方から、本日の予算の議事順序について事務総長の説明を求める、こう言いましたから、三件ということを言いましたので、これは私の方が大へん落度であります。本耳の公報に載ってお・ります案件は来週に延期することに先ほど理事会でお話し合いができましたので……。
○柳田委員 それをここで諮って下さい。
○佐々木委員長 それでは、本日の議事日程に記載してあります第一ないし第八の各議案の議事は延期することとし、本日の本会議は、ただいま緊急上程するに決しました予算三件の審議のみを行なうこととするに御異議ございませんか。
○下平委員 本日の日程を延期をして、三十八年度の予算三件を上程をして本日終了することについては賛成であります。 この際、各党の皆さん方にぜひお願いをして、御了承をいただきたいと思うのでありますが、御承知のように、昨日成規の議運理事会を開いて、公報に載せて、決議案以下日程八件を、本日午後二時、定刻から開く本会議に上程するということにきまっていたわけであります。しかしそれが、決議案その他を延期をして、三十八年度予算案だけをやるということについては、私ども野党といたしましてもかなり困難な場面があるわけであります。日程に載ったものをどうしてやらぬかということで……。しかし、私どもが今、委員長提案に賛成をいたしますゆえんは、本国会の冒頭におきまして、議会正常化に関する申し合わせができたわけであります。その申し合わせの趣旨からいきまして、この際野党が日韓決議案その他を主張することは、議会正常化のために必ずしもプラスにならぬという判断から、私どもは日韓決議案その他の日程の延期に賛成をいたしておるわけであります。この際ぜひお願いしたいことは、正常化という問題は、単なる三十八年度の予算案が無事通過をしたというだけでは、議会の正常化というものはもたらすことができないと思うわけであります。今日議運に課せられた正常化問題も幾つかあると思うのです。この際やはり正常化の趣旨に基づきまして、議運は予算案が通過後は多少ひまになりますので、正常化の後段にありまする常任委員長の分配なり、副議長の配分等について適当な結論を得るように最大の努力を議運としてやるということを、お約束をいただきたいことが一つであります。 それからもう一つは、何といいましても、今度の国会がこの段階に来て多少ごたごたいたしましたのは、石炭問題、前国会の引き続きの問題であります。前国会は、御承知のように、給与問題と石炭問題のために不正常な形になったと思うのです。幸いにいたしまして、給与問題も与野党の一致を見、石炭問題も与野党の一致を見て、ここに前国会以来のいわゆる問題点は解決をされましたので、与野党問で申し合わせた石炭問題なり給与問題は、お互いに誠意をもってこの実現に努力をするということも、正常化の二つ目の問題として私は大切なことだと思うのです。 もう一つの問題は、伝えられるところによりますと、今晩ILO条約が提案をされるということであります。この問題の取り扱い方も、扱いいかんによっては、本国会の不正常化の重大な要因になりはせぬかということを心配しておるわけであります。従いまして、特別委員会設置その他等につきましては、従来の議運の慣行、申し合わせ等をお互いに十分尊重をして、その範囲内で物事を処理するような努力をするということもこの際必要ではないかと、こう思いまして、せっかくできました正常化——三十八年度予算を契機にして混乱しようとした国会が正常化を見ましたこの機会に、以上の三件についても、お互いに従来の慣行を誠意をもって尊重するということをこの際やはり議運で申し合わせをしておくことも、これから後の正常化に大へん重大なことだと思いますので、ぜひこの点を皆様方に御了解を願いまして、私の今申し上げたようなことについて御賛同をいただきたいと、こう思います。
○佐々木委員長 何か御発言ありますか。
○小平委員 ただいま下平理事のお話しの、国会正常化について今後引き続いて特にこの議運で努力しようじゃないかという御趣旨はごもっともですから、私どももできるだけ努力いたしたい、かように思います。 それから石炭、給与の関係ですが、これについては、議運としては今まで内容には入らぬという立場で来たわけです。しかし、幸いに今両党間の、あるいは当該委員会での話も大体できたように伺っております。われわれももちろん、これは今後党としても誠意をもって話し合いのまとまった点についてはやっていく、こういうことになるだろうと思います。 なお、ILOの特別委員会の問題ですが、これは今国会においては、われわれ議運としては、まだ党の方から何らの指示も受けていない、現在こういう立場です。もちろん今までのいきさつは承知をいたしております。われわれといたしましても、お話しの点は十分尊重しながら、問題があらためて出ました際において御相談いたしたいと思います。
○佐々木(良)委員 ただいまの国会の正常化についての懸案を解決していこうという問題並びに公党間の約束というものを順守しようということは当然のことでございまして、もちろん私ども異議ありません。
○佐々木委員長 それでは、予算三件の議事は、ただいま事務総長から説明がありました通り取り運ぶこととし、予算三件に対する討論時間は、おのおの二十五分以内とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 それでは、本会議は、午後八時五十分予鈴、午後九時から開会することといたします。
○佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来たる五日火曜日午後二時から開会することといたします。 また、来たる四日月曜日午前十一時理事会を開会いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後八時四十分散会