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43回国会衆議院1963/02/05

議院運営委員会 第5号

発言数
58
登壇者
9
会派数
4
開催日
1963/02/05

会議録

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 これより会議を開きます。  まず、追悼演説の件についてでありますが、故阿部五郎君に対する追悼演説は、本日の本会議において行なうこととし、演説者は自由民主党の三木武夫君にお願いすることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、同君に対する特別弔詞は、去る一月二十五日、委員会の御了承を得、去る二月二日の葬儀当日に議長から贈呈していただきましたので、御了承願います。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 また、去る一月三十日、青森県第一区選出の三浦一雄君が逝去されました。ここにつつしんで哀悼の意を表します。  つきましては、同君に対する弔詞贈呈につきましては、三浦君は、予算委員長の要職につかれ、また、国務大臣の重任に当たられ、在職十四年一ヵ月でありましたので、前例に従い、お手元に配付いたしてあります通りの特別弔詞を、去る一月三十一日、理事会の御了承を得まして、葬儀当日議長から贈呈していただきましたので、御了承を願います。     —————————————  衆議院は多年憲政のため尽力しかつて予算委員長の要職につきまたさきに国務大臣の重任にあたられた議員正三位勲一等三浦一雄君の長逝を哀悼しつつしんで弔詞をささげます     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 また、故三浦君に対する追悼演説は、本日の本会議において行なうこととし、演説者は日本社会党の淡谷悠藏君にお願いすることといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、両君に対する弔詞を議長が朗読される際は、前例に従い、議員の方及び議場におられる方は御起立を願うことになっておりますから、御了承願います。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、弔慰金支出の件についてでありますが、三浦君の御遺族に対し、歳費一ヵ年分の金額を弔慰金として贈呈することになっておりますが、お手元に配付の国会予備金使用承認要求書にあります通り、本院予備経費の支出を承認し、不足分につきましては、別途本院経費から支出するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 この際、内閣官房長官から、法律案等の提出予定について説明を聴取いたします。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 この前に、一月二十九日調べの「政府提出予定法律案等件名調」を配付いたしました。これを差し上げましたときには、予定案件が百八十一件になっておりましたが、その後、きょうお配りいたしております「第四十三回国会政府提出予定法律案等件名調の訂正について」にございますように、行政管理庁設置法の一部改正法律案が一件追加になりました。それから水資源開発公団法あるいは砂糖消費税法の一部改正法律案、これが削除になりました。その他四件を二件に合併いたします等のことがございますために、この長い一枚紙にございますように、百八十一件が百七十八件に変わっております。  そうして、この案件の提出見込みでございますが、きょうまでに提出済みのものが五十九件あります。その中で予算関係のものが四十九件、それから近日中に提出予定のものが六件ありまして、そのうち予算関係が五件であります。二月上旬中に提出を予定しておりますものが二十七件ありまして、そのうち予算関係が二十件、二月の中旬に提出を予定しておりますものが二十九件、うち予算関係二十一件、このようにいたしまして、全体百七十八件のうち、予算関係九十五件は二月の中旬には全部提出をいたしたい。しかも、できます限り一日でも早く、一件でも多く提出いたしたいと、今一生懸命に努力をいたしております。  なお、予算関係以外の法案につきましても、できるだけ早く提出できますように、三月末日までにはぜひこれを終えたいと考えております。  それから条約の承認案件でありますが、十四件ございます。この中で今までに提出を済ましましたものが五件、残りは準備でき次第できるだけ早く提出をいたしたいと思っております。  今申し上げましたように、この百七十八件が提出予定案でありますが、このほかに、今回の国会に提出するかどうか、いまだ検討中のもの、法律案が二十五件、条約の承認案件が十八件ございますが、これはできるだけ早く結論をつけまして、お願いするものは早期にいたしまするし、そうでないものは早くあきらめてもらうように今努力をいたしております。  なお、件名の変更、あるいは追加、あるいは合併等が、先ほども申し上げたように、今後も多少できるかと思います。この点は御了承を願いたく存じます。  なお、未提出の案件のごく要旨をまとめましたものを、このつづりました横紙のもので差し上げてございます。一応の内容をこれで御参照願いたいと存じます。  以上であります。

下平正一日本社会党

○下平委員 この際、官房長官に二つ三つお尋ねをして、政府としての考え方を明確にしておきたいと思うのです。  その一つは、法案の提出のやり方なんです。従来、予算はもちろん憲法第六十条で衆議院先議ということになっておりますが、その他の法案の提出は、これは提出権が政府にありますので、どちらに出してもいいという形だと思うのです。しかし、従来、国会の慣行として、予算を伴う予算関係法案は、予算先議権のある衆議院に先に提出する、こういう慣行になっているわけです。一、二の例外はもちろんあります。これはわれわれも承知をして例外を認めてきていますが、さもない限りは、予算関係法案というものは、原則として衆議院へ出していただくということになっておるはずです。この点が、新しい官房になりまして、少し御存じがないのじゃないかと思うのですが、御存じなんでしょうか。実は私どもびっくりしたのですが、すでに予算関係法案が三件、しかも相当重要法案が参議院先議でやられているわけです。これは今までの慣行を大へん破りますので、その点、御存じがあったのかどうか、将来どうするおつもりなのか、ちょっと政府の態度をお伺いしておきたいと思うのです。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 一、二不手ぎわがありまして、まことに恐縮に存じております。率直に申しまして、参議院の議運の方で、なかなか参議院先議のものが出てこない、手をこまねいているような状態だから、できるだけ多くのものを参議院の方に回してもらいたいという御要望のあったことは事実であります。従いまして、私どもの方といたしましては、今お話のありますように、予算関連のものは従来の慣行を尊重いたしまして、その範囲内で、できる限り早く参議院の方に回していいものは参議院の方に回そう、こんなふうに考えております。

下平正一日本社会党

○下平委員 予算関係法案も参議院へ回すという意味ですか。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 予算関係のものは、従来の先例を尊重いたしまして、衆議院の方に回す、その範囲内で、それを除いたあとのもので、でき得る限り参議院の方の御要望に沿いたいと急いでいるような次第でございます。

下平正一日本社会党

○下平委員 ちょっとくどいようなことになりますけれども、今度の官房になってから、政府は少し議会軽視というふうに私は思っているのですが、まことにけしからぬと思うのです。多少の間違いといいますけれども、予算関係法案は衆議院先議という慣行は御存じなんでしょう。御存じないですか。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 どうもまことに恐縮なことで、よく存じております。

下平正一日本社会党

○下平委員 これは、この間総務長官にも来ていただきまして僕は言ったのでありますが、この前、大平官房長官のときに、やはり国会へ来ていただきまして、予算関係法案の衆議院先議はもちろん、予算関係法案については、衆議院で予算を審議している最中に必ず出す、こういう約束になっているのです。その期日というのは二月の二十日ということになっております。この間総務長官に来ていただいたら、例の独禁法改正のやつですが、そういうことは全然知りませんというわけです。これは官房長官も知らぬじゃないかと思うのです。知っていてやったというのは大へんですけれども、御存じの上で、なお参議院へ予算関係法案を回したということなんですか。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 存じておりまして、しかも間違いました。まことに恐縮でございます。

下平正一日本社会党

○下平委員 私は、議会と政府との間は、お互いの権能というものはやはり厳格に尊重し合わなければいけないと思うのです。そういうものについて、慣行は慣行だ、それは知っていたけれども間違えてしまった。これは、間違えたものは追及することもできませんけれども、それでは、間違った責任を追及しますよ。たれが、どこで、間違えましたか。それをはっきりして下さい。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 内閣の官房の責任でございます。

下平正一日本社会党

○下平委員 そうすると、責任は官房長官ということなんですね。これは、私はこんなことであえてここで責任追及とか、言葉のあやでは言いますけれども、本気では言いませんが、少なくとも議会の慣行、官房長官がここで約束したこと、これがただ間違っておりましたというだけでは、将来これは問題がありますよ。現実の問題として、参議院でもう提案理由の説明までやってしまっているのです。だから、提案理由の説明までやったやつは、これはもう衆議院としてはそこまで言わぬということで処理をいたしましたけれども、知っていましたけれども間違いました、申しわけありませんというだけでは私は納得できません。そこで、きょうは速記録に一つ残していただいて、政府を代表して、あなたが最高責任者なんですから、この点については、将来にわたってそういうことのないように厳重にこの慣行を守っていただく、こういう約束をしていただきたいと思います。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 先ほど申し上げましたように、今の慣行を十分に尊重いたしまして、今後誤りないようにいたしたいと思います。同時に、今御説明申し上げました通り、二月中旬のうちにはぜひ、しかも一日も早く予算関係の法案を提出いたしたいと思います。

下平正一日本社会党

○下平委員 もう一つは、今二月中旬までに出していただくと言われましたけれども、私は、国会の審議権を尊重して十分にやっていくためには、相当審議ができる期間的な余裕がなければ無理だと思うのです。従来のように、予算関係法案が、衆議院を予算が通過してから出るというような形は、これはもちろんいけません。それから、同じ期間がありましても、衆議院が非常に短いというのは、御承知のように、予算関係法案というものは四月一日がほとんど実施期日になっておる。それを衆参両院あわせて一カ月足らずの期間に出すということ自体が間違いだと思うのです。特にことしは御承知のように地方選挙等もありまして、うしろの方が詰まっているわけです。そこで私は、そういう意味の事情等もありますので、予算関係法案については、ぜひ従来の慣行——慣行というよりは、政府と院との約束なんですが、二月の二十日までに必ず出していただく、それ以後になりますと、実際の審議はできない、二月二十日後にかりに政府が出されても、その審議についてはできかねますから、そういう点を政府としてはっきりしておいていただきたいと思います。どうも政府の都合、政府の都合だけで、衆議院の審議というものは全然——全然とは言いませんけれども、やや度外視されて、四月一日が来たらその日付で強引に通すというところにやや国会不正常化の問題もあるような気がいたします。そういう意味で、国会の不正常化は、政府が重大な片棒——三本あればそのうちの二本くらい政府がかついでいるような気がいたしますので、予算関係法案については二月二十日までに出していただく、それ以後の提出は政府としてやめてもらう、こういうことを政府は約束してもらえますか。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 大へんにおくれておって恐縮なんでありますが、毎年の問題で、初めからいろいろ苦心をしておりますけれども、実際となりますと、なかなかおくれておって非常に恐縮に思います。思いますが、今おっしゃるようなことを私どもは部内で申しまして、私どもも期限が切れたらもう知らないぞというくらいにまで申して、今督励をいたしております。二月中旬と申しましたが、一日でも、一件でも早く出せるように今全力を尽くしております。

佐々木良作民主社会党

○佐々木(良)委員 この際ちょっとお伺いいたしますけれども、たびたびの議運の委員会におきまして、内閣の審議会の問題についてたびたび意見が出ておったことは御存じだと思います。特に審議会を一つ筋を立てて整理しようという話が出まして、同時にまた、特に柳田君あたりからは、各省の審議会の委員の任命について、その関係の官庁の、いうならば古手官僚を任命することに対する批判が強く出され、そういう意味からも、審議会委員の任命の仕方、それからまた各省各審議会委員の手当は完全にまちまちであって、全然無関係のような状態にあること、役人の古手は百パーセント使うけれども、国会議員関係というのは完全にネグレクトされていること、これらの審議会のあり方についてたびたび議論があるところでありますけれども、政府としてこれらの問題について、今相当検討されておりますか、お伺いをいたしたいと思います。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 行管その他を通じまして、いろいろ検討いたしております。まだ十分御意に沿うような結論が出ないのはまことに恐縮でありますが、御趣旨のようにできるだけ計らいます。

佐々木良作民主社会党

○佐々木(良)委員 きょうは時間もありませんので、注文だけ重ねていたしておきまして、あらためてまた十分内容をお聞かせ願い、われわれも審議をいたしたいと思いますが、今言いましたごとく、審議会というのは非常に乱雑に流れ、同時にまた民主政治という看板を、いうならば責任回避みたいなことで、ここで問題を適当に遷延させながら適当に料理していくというやり方で、官僚政治を、形を変えた民主主義のやり方で審議会制度をやろうという動きも相当にあるように私ども感じますので、先ほど申し上げました審議委員の任命及び手当等の問題とあわせて、審議会制度全般について十分御検討をいただきまして、この委員会になるべく早く成案をもって審議ができるようにしていただきたいと思います。

福永健司自由民主党

○福永委員 今、佐々木君から指摘された点は、これは必ずしも野党ばかりではなくて、与党でもそうした議論が出ております。官房長官のお立場は、そうしたものをできるだけ整理して、必要欠くべからざるものに限ろうということで、ずいぶん御努力なすっておられるが、その割合に各省がついてこないという場合もあろうかと、私も過去の経験に徴して思うのであります。そこで、何百というものがあろうと思いますが、審議会ないしこれに類似の名称のもので、なるほどできたころにはぜひ必要であるというようなことであったが、何年か経過して、ほんとうはもう大した機能を発揮していないというものもかなりあろうと思います。これはいつでも話は出るが、そのときは、そうしましょうということで大体終わることになりやすいのです。これは一つ新進気鋭の黒金官房長官におかれて、ぜひ整理していただきたいと思います。これはよほどの決意をもって臨んでいただかないと、各省は、予算をとる建前から、こういうものをなるべく残しておきたがるのです。だんだんふえてきて、しかも、先ほど御指摘のような弊害等も生じておる。これは与党の方からも、国会全体として、こういう点について、官房長官ないし関係の各位が善処されんことをお願い申し上げます。

柳田秀一日本社会党

○柳田委員 官房長官の顔を見て一言なきはどうも……。  この際つけ加えておきますが、先ほど佐々木良作君の発言の各種委員会、そういうものの機構、整理、あるいはどういうものを残すとか、どういうものを作るということは行管の方でおやりになっている。ところが委員を任命するということは行管の仕事ではない。政府の仕事なんです。だから、幾ら行管の方でうんと整理されたとしても、若干の委員会は残ります。ところが、委員の任命の仕方までは行管からは持ってきません。そこで私は、前から主張して、特に大平官房長官当時にも申し上げたことを言いますと、たとえば各省、ある特定の省、運輸省にしても、建設省にしても、外務省にしても、大蔵省にしても、どの省にしてもよろしゅうございます。その省のほぼ所管するような事項について、諮問機関的にその外郭団体を設けられますね。そのときに、広く政界、学界、財界、労働界、言論界、あるいは婦人青年層、各界の代表を委員に集められるのはけっこうです。ただ、特に私が除外事項としてほしいのは、たとえていうならば、運輸省なら運輸省の外郭団体のときには、運輸省出身の官僚はその委員になるべきでない。ということは、運輸省としては十分にその省の内部のことはわかっているわけです。私はただ運輸省を例にとりましたが、建設省でも同じことです。局長にしても課長にしても、その省の内部のことは十分わかっている。ただその省自体で立案したりなんかする場合には、とかく猟師山に入って森を見ざる形になる。視野が狭くなるから、広く各界から選ぶという趣旨に違いないのです。にもかかわらず、その省の古手官僚をその委員に任命することは、古手官僚の姨捨山式の救済人事以外の何ものでもない。一番はなはだしい例として、運輸省を例にとっていえば、現在まだ運輸省の役人なんですね、それを、お前は今度はこの委員にしてやるから一つ辞表を出せ、勇退しろ、といって勇退せしめて、その役人を横すべりにその外郭団体にくっつけておる。こういうものは何も意味がないのです。だから、その省なら省の外郊団体のそういう審議会を作られるときに、官僚を入れてはいかぬというのではないのです。しかしその省の出身の官僚は入れるべきではない。意味がないのです。そんな者を入れて、その省の出身の古手の官僚の意見を聞くくらいなら、現在残っている者の方がもっとよく知っている。また、わざわざ意見を聞かなければならぬほど有識の士なら、その省で首を切らなくてもいいはずだ。それは救済人事以外の何ものでもない。これは行管の方とは何ら関係のないことである。これは官房の方でまとめられたらいいです。これに対する意見も前から何回も聞いておりますが、これに対しては率直に、きょうはあなた個人の見解でけっこうです。この次はあなた個人の見解でなしに、内閣全体の見解を正式に承りますが、本日はあなた個人の意見でけっこうですが、あなたはどうお考えになりますか。

黒金泰美自由民主党内閣官房長官

○黒金政府委員 これは私個人の考えでありますが、全く同感であります。ただ、柳田さんに、これも個人の見解とお聞き流し願いたいのですが、なかなか有識の方が割合に給与の安いところに見えない、ここらに非常に人選的に苦労がございまして、そういう苦衷もあわせてお考えいただきたいと思いますが、われわれとしても、できるだけ柳田さんの御意見のように実は努めておるつもりでございます。

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 それでは、官房長官に対する質疑はこれにて終了することにいたします。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、決議案の取り扱いに関する件についてでありますが、本日、山村新治郎君外六十一名から、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派共同提案にかかる雪害対策に関する決議案が提出されました。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 右決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右決議案の趣旨弁明は、自由民主党の山村新治郎君が行なうことになっております。  討論につきましては、日本社会党の稻村隆一君から賛成討論の通告があります。  討論時間は、十分以内とするに御異議ございませんか。

佐々木良作民主社会党

○佐々木(良)委員 それに異議ありませんが、これは三党の共同決議でありますから、従って三党を代表して提案をせられ、三党を代表して賛成をせられる慣例に従われるようにお取り計らいを願います。

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 さよう取り計らいます。

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 先ほど理事会のいろいろ意見の交換などを伺っておったのですが、この豪雪のために、商工も農林も、それから普通の民生、保健衛生、みな書いてあるのですが、水産業がない。これは沿岸漁業なんかもみなひどい目にあって、この豪雪のために出漁ができない。いろいろな問題がたくさん出ておるわけです。なるほど新聞を見たりラジオを聞いたりすると、みな雪が何ぼ積もって、山の方、平野部の方ばかり問題があるような印象をどうしても受けがちですが、すべての産業の中に——たとえば農林産物なんという言葉はどだいないのです。農林水産物が普通です。農産物ということはありますよ。しかし農林産物なんという言葉は日本語にあまりない。農林水産物と書けば、それは水産物もちゃんと入っている。それからあとの「商工、農林業救済」と書いてありますが、農林水産業救済、これでなければ水産業の諸君——漁民なんかぶうぶう言うと思うのです。こんなことくらい入れたらどうですか。

佐々木良作民主社会党

○佐々木(良)委員 賛成ですから、水産を入れたらどうですか。

福永健司自由民主党

○福永委員 前もあともですか。

安宅常彦日本社会党

○安宅委員 あとの「商工」の次にもあるでしょう。救済するときに抜けては困る。

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 それでは安宅君の意見を尊重いたしまして、農林水産と、こういうふうに入れます。

谷口善太郎日本共産党

○谷口議員 私どももこの案に賛成なんです。その点で、実はこの案の中にたぶん入っているのだろうと思うのですけれども、若干の点を、提出者の皆さんにお尋ねしておきたいところがあるのです。それは、今水産業のことは話に出ましたが、生活困窮者、低所得者の生活保障の問題、それから労働者の賃金に対する補償の問題、これは非常な雪害の中で勤務を休んだり、あるいは遅刻することがあって問題があります。特に文教施設の問題、授業がすぐにできるように生徒並びに児童に対する保護、こういう点、それから視察に回ってきた人の話を聞きますと、ほとんどの市街地では屎尿処理の問題が現実の問題で困っているようです。そういう屎尿処理の問題と関連しまして、衛生保健の管理の問題が出ておりますが、その点と、それから融雪期におけるなだれ、水害、特に播種期に向かいますから、冷害の問題を農民は今から非常に心配しております。そういう問題の対策等、特に伝染病の問題がすでに出ておる。それから今国鉄の開通とか国道の復旧作業、こういうのが中心になって進められておりますけれども、民生に直接に関係のある道路の復旧、つまり国道とか国鉄とか、大企業のためだけじゃなくて、村道、市道、県道というような、こういう道に対する復旧の面も大いに考えてほしいと思います。これも含まっているのだろうと思うのですけれども、一つ確認しておいていただきたいと思います。

福永健司自由民主党

○福永委員 ただいまいろいろお話があったのでありますが、決議案の案文それ自体にそういうものを列挙的に尽くすということはなかなか困難でありまして、例示的に代表的な幾つかの言葉が出てきておるわけであります。あとう限り今お話のあったようなことを普遍的に考慮したいというのがわれわれの本旨であります。よって、その提案理由の説明や、先ほどお話があった賛成演説にしても、各党の意向を代表してということでございますから、それらの中にそうした趣旨の発言がなされるものと期待しておりますし、またわれわれ念のためにさらに連絡もいたしておきます。これによって御了承いただきたいと思います。

谷口善太郎日本共産党

○谷口議員 けっこうです。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 それでは、御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本決議に対し、内閣を代表いたしまして、内閣総理大臣から発言がございます。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、台風常襲地帯対策審議会委員の選挙についてでありますが、同委員に、日本社会党から森本靖君を推薦して参っております。  本件は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、この選挙はその手続を省略し、議長において指名することになっておりますので御了承願います。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、農業基本法に基づく昭和三十七年度年次報告及び昭和三十八年度農業施策について、重政農林大臣から発言の通告が参っております。  本件は、本日の本会議においてこれを行なうこととするに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、右の演説に対し、日本社会党の角屋堅次郎君から質疑の通告がありますが、その発言時間は、十五分以内とするに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、質疑者の要求大臣は、お手元に配付の印刷物の通りであります。     ————————————— 農業基本法に基づく昭和三十七年度年次報告及び昭和三十八年度農業施策について      農林大臣 重政 誠之君質  疑  総、農、大、  文、労、経企 角屋堅次郎君(社)     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、予算委員会の公聴会開会承認要求の件についてでありますが、去る一月二十八日、予算委員長から、昭和三十八年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算について公聴会を開会いたしたいとの申し出がありました。総予算については、国会法第五十一条第二項の規定によりまして、公聴会を開かなければならないことになっておりますので、この申し出は承認すべきものと議長に答申するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、との公聴会は、来たる二月十四日及び十五日の両日開会する予定とのことであります。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、災害対策特別委員会の委員派遣承認申請の件についてでありますが、去る一月二十九日、災害対策特別委員長から、豪雪による被害状況等調査のための委員派遣承認申請書が提出されました。  本件につきましては、同日の理事会の御了承を得まして、議長において承認され、すでに御承知の通り公報に掲載されておりますので、御了承願います。  また、調査の都合上、第二班は航空機を利用することについて、当委員会の承認を求めて参っておりますが、これを承認するに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。

山崎高事務総長

○山崎事務総長 まず、故議員阿部五郎君に対する追悼演説がございます。三木武夫さんがなさいます。次に、故議員三浦一雄君に対する追悼演説がございます。淡谷悠藏さんがなさいます。次に、台風常襲地帯対策審議会委員の選挙でございます。ただいま御決定の通り、議長の指名によって御決定願います。次に、ただいま御決定願いました決議案を日程追加で上程願いまして、趣旨弁明が山村新治郎さん、討論が稻村隆一さん、採決が終わりまして、内閣総理大臣の発言がございます。それが終わりましてから、国務大臣の演説として農林大臣の重政さんの発言がございまして、その演説に対しまして角屋堅次郎さんの質疑がございます。

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 それでは、本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会することといたします。     —————————————

佐々木秀世自由民主党

○佐々木委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明後七日木曜日午後二時から開会することといたします。  また、次回の委員会は、同日午前十一時理事会、理事会散会後委員会を開会することといたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後零時三十五分散会

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