議院運営委員会 第6号
- 発言数
- 29 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1962/12/23
会議録
○佐々木委員長 これより会議を開きます。 開会前に社会党委員の諸君の出席を求めましたが、遺憾ながら御出席がありませんので、議事を進めます。 まず、庶務小委員長から、報告のため発言を求められております。小平久雄君。
○小平委員 去る二十日の庶務小委員会において協議決定いたしました案件について御報告いたします。 第一は、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案であります。この法律案は、今般の特別職の職員の給与改定に伴い、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律及び国会議員の秘書の給料等に関する法律に所要の改正を行なうものでございます。 その内容は、国会議員の期末手当について、その支給日に在職しない者でも、その日前一月以内に退職または死亡した者には、期月額三万二千七百円を三万五千九百円に増額するとともに、三月十五日に新たに〇・二カ月分の勤勉手当を支給することとし、また、期末手当及び勤勉手当について、その支給日前一カ月以内に退職または死亡した者にも、それぞれこれらの手当を支給することができるようにする等、一般職の職員の給与法改正と同様の改正を行なうものであります。 なお、この法律は、公布の日から施行し、本年十月一日から適用することといたしております。 第二は、国会職員の給与等に関する規程の一部を改正する規程案であります。 この規程案の内容は、今般の一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対応して、国会職員についても、政府職員と同様に給料の増額改定を行なうとともに、勤勉手当につきましても、政府職員と同様に改正しようとするものであります。 なお、本規程案は、本年十月一日から適用することといたすものであります。以上御報告申し上げます。
○佐々木委員長 ただいまの庶務小委員長の報告に対し、何か御発言はございませんか。
○佐々木(良)委員 今の小委員長の報告は、今度の人事院勧告の給与改定に見合う関係のものだけですね。
○小平委員 そうです。
○佐々木(良)委員 そうしますと、実際は、国会議員の歳費は、今参議院にかかっている公務員の給与改定が通ればスライドすることになるし、それから国会職員の関係は、両院議長の協議でできるから、実際残るのは、実効果のあるのは秘書関係だけですね。それと遡及分だけということになりますね。
○小平委員 遡及分ということだが、この支給日の前一カ月以内に退職または死亡した場合に期末手当を議員にやり得る、この分をさすならば、あなたのおっしゃる通りです。議員の関係はね。
○佐々木(良)委員 その点につきましては、この委員会で結論を出されることに異議ありません。ただ、庶務小委員会におきましては、国会職員の給与改定について、特に行政二の問題並びに衛視関係の給料表の改定問題は、できれば今国会中に結論を出したいという希望で、庶務小委員会において検討を続けておったことは事実でありますから、その問題についてはなお結論が出ておりませんから、まあ会期不継続の原則には従いますけれども、議運というのはいつでも開いて事実上継続してやっておるのですから、この残っている問題については来国会に引き続いて一つ十分検討されて、そうして来年度予算からは間に合うような措置をせられんことを特に希望しておきます。
○小平委員 その点は、庶務小委員会において、佐々木委員が御指摘の通り検討することに先般決定をいたし、ただいま事務当局で検討中でありますから、できるだけ趣旨に沿うように事務当局にもやっていただきたい、また委員会としても取り上げていきたい、こう考えております。
○佐々木委員長 それでは、ただいまの庶務小委員長の御報告の通り、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案起草の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案として決定し、これを委員会提出の法律案とすることとし、また、国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案の通り改正すべきものと議長に答申するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○佐々木委員長 次に、ただいま決定いたしました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案につきましては、本日の本会議に緊急上程することといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
○佐々木(良)委員 これからのこの議運の相談になると思いますが、本日の本会議は、大体何時に開かれる見込みですか。それによって……。
○佐々木委員長 大体五時二十分から三十分の間くらいに開きたいと思います。
○佐々木(良)委員 御承知のように、本日本会議を開いて議題とすべき問題は、昨日残った、これからお話しがあるでしょうところの請願問題を除きましては、実質上、今庶務小委員長からお話しの秘書の給料について、公務員の人事院勧告に見合った改定をしようということだと思います。しかるところ、御承知のように、参議院の状態というのは全然見込みの立たぬ状態と相なっておる。衆議院として、参議院の状態にかかわらず、なすべきことをなさなければならぬという理屈は当然にあり得ると思いますが、実際は、自由民主党は絶対多数の勢力をもって衆議院も参議院も運用されておいて、一番根となっておる公務員の給与が本日の参議院の本会議で上がるのか上がらないのかという見込みを全然つけておられない状態では、私ははなはだ遺憾だと思います。従いまして、これはしばらく待っておりさえすれば、上がるか上がらぬかわかるわけでありまして、上がる見込みがついてからこの議案を議了してもちっとも差しつかえないことになる。でなければ、自分だけいい顔になって、一番もとであるところの人事院勧告自身を、衆参両院を含めての国会としてどう消化するかという見通しも何もつけずに、自分のところだけいい顔をするという結果になろうかと思います。従って、私は、今委員長がこれから諮られる予定でお考えになっている五時過ぎあたりに本会議を招集して、ここにこの問題をかけられることには反対でありまして、どうしても本日かけるとするならば、参議院の様子、特に公務員関係の法律改正がなされるのかなされないのか。なされなければ、ここで議了してみたところで実際は何にもならぬことでありますから、その見通しを完全につけられた後に開会をされて、あるいはその前にやられるのならば、請願問題だけを処理されて、この秘書関係の法律改正はあとに延ばされて、参議院の様子を見られんことを望みます。
○福永委員 佐々木君せっかくの御意見でございまするし、またお話の中にはわれわれも容易に理解できる節もあるのでありますが、見込みが立たないということは、ある程度われわれも考えますが、見込みが立たないということは、私はだめだとは考えていない、なお望みなきにあらずというように考えるわけであります。従って、給与関係全体の法律案が、今佐々木君御指摘のものを除いては、参議院の方へ回って、これをどう処置するかということで、与野党間でいろいろな話し合いが行なわれているようでありまするし、なお相当時間も残っているようでありますので、先ほど申し上げましたような、望みなきにあらずというような観点から、向こうの方で給与関係法案が議了されるというような場合において、先ほど小平庶務小委員長が報告いたしました案件が参議院の方へ回っていないと、これだけが取り残されるというようなことになろうかと思います。該当する人たちはあまり多くの人たちではありませんけれども、わが国の給与関係全体を、たといわずかなものでも、抜かりのないように、全部調和のとれたようにするという建前から、まあ向こうで給与法案が上がらない場合には意味がないとおっしゃいますが、向こうで上がる場合には、当然ともに処置されるような用意もしておいてやることの方がむしろいいのではないか、私はこういうように考えます。 そこで、さらにもう一点触れますと、お話しのように夜中の十二時近くまで待っていて、そのときの様子でこれをかけるかかけないかということをきめてもいいじゃないかというように聞き取れるような節もございますが、これは実際問題として、なかなか議員諸君は、きょうもこれから五時過ぎなり六時なりに本会議が開かれて、さらに十二時ごろまで待てというのもいかがかと思いますので、いずれにしても、主たる給与に関する法律案と運命をともにする状態に置いておくということでむしろよろしいじゃないか、私はこうも考えます。 よって、私は本日のやがて開かれる本会議に、本件も緊急上程される方がよろしい、こういうように考えます。
○佐々木(良)委員 福永さんのお話もわからぬではないわけであります。事実上現在の国会、特に衆議院も含めて、非常に不正常化、非正常な状態にあることは事実であります。従いまして、一院の形の上の任務を達成するという意味の理屈は一応は立つけれども、実際には各党の政治折衝の問題の中で、微妙な国会の状態にあるのでありますから、私はそのような、非正常化を一そう深める危険性のあるような措置は、そして実効果は大してないようなやり方は、この際差し控えるべきである、こういう立場から、五時か六時に本会議を開いてこれを緊急上程することには反対であります。 なお、どうせ五時か六時に本会議を開いてこれを緊急上程いたしましても、参議院の状態があの状態であります限り、参議院においてどのような法改正が行なわれるかもしれないのでありますから、その場合には当然本院に回ってくるわけでありますから、そこに待っておらなければならぬ義務が衆議院にはあるわけですから、福永さんの思いやりある議員に対する発言もわからぬことはないのでありますけれども、本日のところ厳格に施行されんことを望みます。
○佐々木委員長 御両君の御意見は、いずれもこの法案を通すことには反対でないようでございます。お聞きいたしますと、見通しの問題、その他の問題が重点のようでございますから、理事会できめたように本日上程することにいたしまして、これはここで採決などということは行なわないで、上程するということに一つきめたいと思いますから、御了承願います。
○佐々木(良)委員 しかし委員長、はっきりしておいて下さい。この前もやったんだから、けりをつけておいた方がいい。
○佐々木委員長 まあ理事会できめた通りで……。 —————————————
○佐々木委員長 次に、事務局の人事承認の件についてでありますが、事務総長から説明を求めます。
○山崎事務総長 このたび、逓信委員会調査室長吉田弘苗君から、一身上の都合による理由をもって退職願が提出されております。 今般の願い出につきまして、何とぞ御承認をいただきたく存じます。
○佐々木委員長 それでは、ただいま事務総長から説明のありました事務局の人事承認の件は、これを承認するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○佐々木委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
○山崎事務総長 まず、劈頭に、ただいま御決定願いました国会議員の歳費・旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案を緊急上程願いまして、趣旨弁明がございます。趣旨弁明は、庶務小委員長の小平さんがなさるそうでございます。それから次に、日程の請願六百七十三件をお願いいたします。それで、先ほど理事会でお話しがございましたように休憩ということになります。
○佐々木委員長 それでは、本会議は、午後五時二十分予鈴、午後五時三十分から開会することといたします —————————————
○佐々木委員長 次に、第四十二回通常会は明二十四日に召集されております。 通常会召集に伴う諸般の準備につきましては、追って御協議願うことといたします。 召集日は、規則によって午前十時に本会議を開くこととなっております。 —————————————
○佐々木委員長 次に、明日の委員会の件についてでありますが、明日の委員会は午前十時理事会、理事会散会後に委員会を開会することといたします。 暫時休憩いたします。 午後五時十七分休憩 ————◇————— 〔休憩後は会議を開くに至らな かった〕