内閣委員会 第32号
- 発言数
- 33 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1962/05/07
会議録
○委員長(河野謙三君) これより内閣委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 昨日、大谷藤之助君、吉江勝保君、中野文門君が辞任され、杉浦武雄君、米田正文君、大泉寛三君が選任され、本日、杉浦武雄君、米田正文君、徳永正利君、光村甚助君、吉田法晴君が辞任され、大谷藤之助君、吉江勝保君、木村篤太郎君、松本治一郎君、伊藤顕道君が選任されました。 —————————————
○委員長(河野謙三君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。国家行政組織及び国家公務員制度寺に関する調査並びに国の防衛に関する調査、以上両調査は、会期中に調査を完了することは困難でありますので、本院規則第五十三条により、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者もあり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。 —————————————
○委員長(河野謙三君) 次に、第一号恩給、年金受給者の処遇改善に関する請願外五百五十四件を議題といたします。 慣例により速記を中止しして審査をいたします。 速記をとめて。 〔午後八時三十六分速記中止〕 〔午後八時五十二分速記開始〕
○委員長(河野謙三君) 速記をとって。 それではただいま御審議願いました請願、国家公務員関係三十九件、恩給、共済関係四百二十九件、防衛関係三件、計四百七十一件の請願は、いずれも議院の会議に付するを要するものにして、内閣に送付することを要するものと決定して、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。 なお、報告書については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 暫時休憩いたします。 午後八時五十三分休憩 —————・————— 午後十一時十七分開会
○委員長(河野謙三君) これより内閣委員会を開会いたします。 厚生省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。 政府側から出席の方は、灘尾厚生大臣外七名でございます。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。
○山本伊三郎君 すでに、この機会に臨んだわけですから、法案の審議はわれわれとしてはする時間がないと思います。ただ厚生大臣に一言この問題について明確にしていただきたいことは、今日非常に局をふやしたり、外局をふやしたりというような風潮があるのですが、今度の社会保険庁の設置は相当問題があると思います。しかし、その点について言っておる時間がないから、もうすでに御存じと思いますから、この問題に対しては十分今後の運用については、厚生大臣はそれに対して、下部の命令系統、そういうものについては非常に私は心配しておりますので、その点について厚生大臣の所見を聞いて私の質問を終わりたいと思います。
○国務大臣(灘尾弘吉君) この厚生省の設置法の中心をなす社会保険庁の設置並びにそれに伴う内局の改正の問題でございますが、この趣旨につきましては、先般御説明申し上げましたとおりであります。その趣旨の一徹底をはかって目的を達したいと存じます。下部に対する命令系統につきましては、細心の注意を払いまして徹底するようにいたしたいと思います。
○山本伊三郎君 本案については、われわれとしては、わが党として反対です。いろいろと問題点はありますが、これはまた後日機会があれば厚生大臣とやりますから、わが党の反対の意思表示をいたしまして、私の質疑を終わりたいと思います。
○委員長(河野謙三君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。——別に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。 それではこれより採決に入ります。厚生省設置法の一部を改正する法律案を問題に供します。本案を原案どおり可決することに賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(河野謙三君) 多数でございます。よって本案内閣は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、本院規則第七十二条により、議長に提出すべき報告書の作成につきましては、これを慣例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認め、さよう決定いたしました。 —————————————
○委員長(河野謙三君) 次に、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を議題とし質疑を行ないます。政府側から出席の方は、防衛庁長官外十名でございます。御質疑のある方は、順次御発言を願います。
○田畑金光君 まあ簡単に質問しますが、ただ私は、一言だけ質問しますけれども、その前に一言だけ申し上げておきたいことは、まことに遺憾なことだと思います。どういう取引、あるいはどういう話し合いでこういうようなことになってきておるか、私はよくは存じませんけれども、もっとお互い国会の審議というものを考えて、重要な法律案については十分審議を尽くすという、そういう配慮が必要だと、こう思う。まあ時間がないから申し上げませんけれども、ただ新聞によると、自社両党の会長会談ということだが、今回のこれは国会全体としてやはり話し合いをし、あるいは問題があるならお互いに究明する、こういう態度が必要だと、こう思うのです。まあこのことは国民の批判に待たねばならぬと、こう思いますが、しかし、お互いひとつ注意しなければならぬ、こう思っております。 そこで私は、防衛庁長官に一つだけお尋ねしますが、今回防衛施設庁設置にあたりまして、いろいろこれは基地行政の一元化とか、あるいは基地行政の合理的な運営等においては、従来問題となっていた点を一歩前進させる、そういう意味においては、これはわれわれも共鳴する点がありますけれども、ただ問題として伝えられているところによれば、一部の職員が一般職に残り、多くは特別職に移る、こういうことですね。そこで、特にこの調達庁の従来の職員の諸君が団結権の問題から不安を持っているというようなことを聞いておりますが、この点についてどういう配慮を今後なされようとしているのか、その点だけを一点承って、私はきょうはこの程度で終わりたいと思います。
○国務大臣(藤枝泉介君) 調達庁の職員が防衛施設庁に入りますと、自衛隊の仕事をいたしまして、自衛隊の運営と不即不離の仕事をいたしますので、自衛隊員にいたしますが、特別職にいたしましても、苦情処理その他の問題につきましては十分配慮をいたしまして、現在以上の不利益な措置のないように努めて参ることをはっきりと申し上げたいと思います。
○鶴園哲夫君 防衛庁の設置法一部改正につきまして、種々伺いたいというふうに思っておったわけですが、特に今回防衛施設庁に統合されます調達庁職員の身分の取り扱いについては、これは非常に重要な問題であります。どういう角度から見ましても、ぜひこの委員会において問題にいたしたいといりふうに思っておったわけですが、これらの点について、社会党と自民党との間において附帯決議をつけるような話が進んでおりますので、この点についての質問はきょうは差し控えたいと、こういうふうに思います。
○山本伊三郎君 いろいろと質問がありますが、間に合わさなければこの会長会談の意味がないので、一つだけ伺っておきたい。設置法については触れませんが、この前私が質問いたしました北富士の問題については相当問題がありますから、この問題については早急に解決するように、また出された資料にも問題がありますから、以後、この問題については、われわれとしては本委員会で検討いたしますが、その問題についての防衛庁長官の……。
○国務大臣(藤枝泉介君) 富士演習場の林野雑産物の補償の問題、その他につきましては、ただいま地元と誠意をもって交渉をいたしております。今後も努力を重ね、誠意をもって解決する所存でございます。
○委員長(河野謙三君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。 それでは、これより討論に入ります。御意見のおありの方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。
○鶴園哲夫君 私は、防衛庁設置法等一部改正案につきまして、反対であります。反対の意を明らかにいたしておきます。先ほど両方で、自民党、社会党のほうで相談いたしておりますが、附帯決議案を朗読いたします。
○委員長(河野謙三君) 他に御意見もないようでございますが、討論は終局したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。 それではこれより採決に入ります。防衛庁設置法等の一部を改正する法律案を問題に供します。本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(河野謙三君) 多数でございます。よって本案は、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、討論中に述べられました鶴園君提出の附帯決議案を議題といたします。 鶴園君提出の附帯決議案を、本委員会の決議とすることに賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(河野謙三君) 多数でございます。よって多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。 なお、本院規則第七十二条により、議長に提出すべき報告書の作成については、慣例によりこれを委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(河野謙三君) 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたします。 次に、ただいま決定いたしました附帯決議につきまして、藤枝防衛庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。
○国務大臣(藤枝泉介君) ただいまの附帯決議につきましては、御趣旨を十分尊重して参りたいと存じます。
○委員長(河野謙三君) 暫時休憩いたします。 午後十一時二十八分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕