P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
40回国会参議院1962/04/30

社会労働委員会 第24号

発言数
20
登壇者
3
会派数
2
開催日
1962/04/30

会議録

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) ただいまから本日の社会労働委員会を開会いたします。  この際、委員の異動について報告いたします。  四月二十七日付をもって村山道雄君が辞任され、大谷藤之助君が選任。同じく二十八日付をもって大谷藤之助君、坂本昭君が辞任され、それぞれ村山道雄君、久保等君が選任されました。

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 理事の補欠互選を行ないます。  ただいま報告のとおり、村山道雄君が一時理事を辞任されましたため、理事に一名の欠員を生じております。この際、理事の補欠互選を行ないます。慣例によりまして、委員長の指名に御一任に願いたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 御異議ないと認めます。それでは村山君の補欠として、村山道雄君を理事に指名いたします。

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 栄養士法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより質疑に移ります。質疑のある方は、順次御発言を願います。  ちょっと速記を止めて。   〔速記中止〕

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 速記をつけて。

久保等日本社会党

○久保等君 私は、審議のことについては明後日の機会にやることにして、資料の要求をいたしたいと思いますが、昭和三十四年の通常国会のときに、社会党提案で栄養士法の一部改正法案を出した当時、いろいろ資料等を手元に持っておったんですが、その後、今回この法案が出される間、三年間たっておりますが、現在における資料を厚生省当局のほうからお出しを願いたいと思うんです。  一つは、栄養士諸君のここ数年間における卒業者数、それと、それらの人たちの就職されておる状況だとか、それを養成施設ごとに、たとえば二年制だとか、あるいは三年制もあると思いますが、あるいは四年制、そういったような、文部省あるいは厚生省所管の養成施設等で年々養成をさせられておると思うんですが、そういう方々の動態、動いている状況をひとつ資料でお出し願いたいと思うんです。  それから、栄養改善法に基づいて、厚生省でもって年々国民の栄養調査を実施せられておると思うんですが、この国民栄養調査の結果、全国からいろいろ資料をお集めになっていると思うんですが、これも何かまとめたような形の資料をお持ちになっておると思うんですが、これらの問題もひとつ出していただきたいと思うんですが、これはあまり内容がこまかくなりますと、相当膨大な資料になるのじゃないかと思いますから、むしろそういったパンフレットがあるんでしたら、パンフレットをひとつお出し願いたいと思うんです。  それから、国民栄養が改善されておる——最近の数年間の、これも動態調査みたいなものがその中に含まれておるのかどうか知りませんが、国民の栄養がどういうように改善されてきておるのか、そういった足取りをしろうとにわかりやすいような形で何かまとめられれば資料をひとつお出し願いたいと思います。何かそのほか、もし栄養士法並びに栄養改善法審議にあたって参考になるような、しかも、最近のデータをひとつお出し願いたい思います。あさって審議をするということですから、できればひとつ早急にお作りいただいて、あさっての朝くらいにはお出しいただかぬとちょっとあれなんですが、そのころまでに間に合いますかどうですか。

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 今の資料要求は非常に重要な資料だと思いますので、ただいまもしもわかっていれば概略一応説明を願って、そしてあさって早く完全な資料を提出願いたいと思います。

尾村偉久厚生省公衆衛生局長

○政府委員(尾村偉久君) ただいまのうち、大部分は現在手持ちもございますし、ここに数字もある程度持っております。唯一日時をおかし願いたいのは、今の二年制、三年制、四年制別の文部、厚生と、この別々の分析になりますと、あるいはこれはちょっと不可能かと思いまが、ただ一部での推計で全体を及ぼすというような操作をいたしますればできるかと思います。その他は全部私どものところに今そろっております。お出しすることができます。それから、そのうちの、しかも四つの課題につきましては、ただいまも手元に持っております。

久保等日本社会党

○久保等君 今お手元に持っておる資料は、これけさっそく何だったらいただきたいと思いますが、残ったものはあさって朝ぐらいまでにお作り願えますか。

尾村偉久厚生省公衆衛生局長

○政府委員(尾村偉久君) 極力努力いたしまして、差し出したいと思います。

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 今配るだけの部数がありますか。

尾村偉久厚生省公衆衛生局長

○政府委員(尾村偉久君) 部数はまだ用意してないと思います。

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) それではあとで全部……。  何かほかに今の資料について概略説明しておくことありませんか。

尾村偉久厚生省公衆衛生局長

○政府委員(尾村偉久君) もし短時間で今の御要望のいわゆる概貌だけでも申し上げたほうがよろしければ、ちょっと御説明させていただきたいと思います。

久保等日本社会党

○久保等君 それじゃ資料をいただいて、またきょうでもさっそく拝見したいと思うのですが、そこで簡潔に説明願えるのでしたら、簡潔にひとつ御説明願いたいと思います。

尾村偉久厚生省公衆衛生局長

○政府委員(尾村偉久君) ただいまの卒業生の数でございますが、これはこの三月に卒業いたしました数が九千九百名、本年度卒業いたしまして栄養士になった者が九千九百名。それで累計いたしますと、三十六年度までで五万六千三百名、端数は省略いたします。それから三十七年度末、来年の三月卒業まで入れますと、六万三千六百名になる予定でございます。これが栄養士です。  それから、第二番目の就職の状況でございますが、これは三十六年度まで、すなわち本年の三月までの卒業生について、今回の卒業生は、一部学校等から聞きました見込みを入れておりますが、先ほど申しました五万六千三百名の栄養士のうち、約三分の一である一万七千八百名が就業した。したがいまして、その差の三万八千五百名が就職しておられない、こういうことになるわけでございまして、就業率はほぼ三一%ということになります。それから、そのうちの一番大きな就業先は病院でございまして、いわゆる医療機関である病院でございまして、これが一万七千八百名のうち、六千七百名が病院の栄養士として就業しておる。その次に多いのが学校でございまして、二千七百六十名ということになっております。その他は都道府県とか保健所、これは主として栄養指導員という形になりますが、それから、その他のものは、これはもう雑多でございまして、これらをひっくるめまして四千六百名ということで、これはもう職種の種類は多いわけでございます。これが二番目の御質問のことでございます。  それから、三番目の御質問でありました卒業種類別ということは、ただいまちょっと困難でございますけれども、学校の種類が、三十六年末で栄養士を養成する大学が三十校、それから短大が六十校、それから各種学校として、いわゆる厚生省指定の栄養士養成施設、これが二十七校、こういうことでございまして、合計百十七校、こういうことに相なります。このほかに、若干国家試験を直接高等学校を出てから一定の実務経験で受けられるようになっておりますので、これが毎年約七、八百名受けまして、栄養士の試験による合格者百名前後も毎年加わっております。  それから、四番目の御質問でございました国民栄養調査の結果でございますが、これはもう過去ずっと毎年大々的にやっておりまして、全国から一定のサンプル調査で全国各地をやっておりまして、その結果から申し上げますと、現在逐次動植物等による蛋白質の摂取状況は、全国的に大づかみいたしますと、若干伸びておりますが、格差が相当ありまして、農村地帯の欠陥が、都市等と比べまして、非常にまだ顕著であるということ、しかも、そういうようなところはカロリーは相当程度取っておりますけれども、蛋白質の不足のほかに、ビタミン類等の摂取が不足で、逆に澱粉質の摂取量が都会と比べて比率が非常に多いというようなことが、まだまだ年々顕著に出ております。したがいまして、全国大づかみにいたしましての栄養からきます欠陥を持っておる者、これは一向減りませんで、やはり四人に一人、約二五、六%の栄養欠陥障害を何らかの形で持っておる、こういう状況で、横ばいでございまして、全国的に見ますと、これらをゼロに近づけるということがもう先決でございまして、それには質的に合理的な栄養の摂取ということが非常に大事でございまして、そのためには、個人の家庭への栄養指導、特に最近増加いたしておりまする集団によって給食を受けておるという場合には、この与える側の集団給食の栄養指導ということが、これは国民栄養改善全般から見まして、非常に重要であります。こういうような結果になっております。これにつきましては、後ほど資料をお出しいたしますけれども、幾つかに分析いたしまして、さらに高血圧とか、さようなことまでの発生状況も、最近の栄養実態調査には、まぜてやっておりますので、これらの他の重要な疾患に対する栄養の及ぼす実態ということも、若干栄養調査を機会に、つかめて参っておりますので、さような形から、この栄養改善の重要性を非常に裏づける実態調査の結果になっておるわけでございます。  以上、先ほどの御要望のごくあらましでございますけれども、さような状況でございますので、分析いたしました資料は、きょうないしあす、至急提出いたしたいと思います。

久保等日本社会党

○久保等君 私は以上で終わります。

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) ちょっと速記をとめて。   〔速記中止〕

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 速記をつけて。  別に御発言もなければ、本件に対する本日の質疑はこれをもって終了したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野一夫自由民主党

○委員長(高野一夫君) 御異議ないと認めます。  以上をもって本日の審議は終了いたしました。  次回は明後日二日、時間は、本会議の関係もありますので、後刻連絡いたします。二日に開会いたします。  本日はこれをもって散会いたします。    午前十一時十一分散会      —————・—————

国会会議録検索システムで原文を見る ↗