農林水産委員会 第44号
- 発言数
- 3 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1962/07/05
会議録
○野原委員長 これより会議を開きます。 この際石田宥全君より発言を求められております。これを許します。
○石田(宥)委員 本日の委員会は六月二十三日の本委員会の懇談会で日時の決定をいたしまして、特に米価審議会との関係がございまして、三十七年産米価を中心として審議を尽くすということで開会をせられたはずであります。しかるに本日ただいままで農林大臣が出席をいたしておりません。農林大臣は先般来各地方を回りましていろいろな発言をいたしております。たとえば昭和三十七年産米価は、農業団体の要求を上回るであろうというようなことき発言をしておる。あるいはまたもち米については自由販売をする制度がよろしいのではないかというがごとき、食管制度改悪の意図をも明らかにいたしております。あるいは時期別格差についてもこれを撤廃して、基本米価一本でいくべきではないかというがごとき発言をいたしておるのであります。思うにかくのごとき重大な発言はまことに軽率しごくであり、きわめて無責任なる放言といわざるを得ないのであります。もし河野農林大臣が真にそうした意見を持っておるならば、本委員会において堂々とその所信を明らかにすべきである。特にこの問題については先般開会されました当委員会におきまして栗林委員の発言に対し、米価審議会が非公開に伴って、米価審議会よりはむしろ本委員会において十分な審議を尽くされたいとみずから発言をいたしておるのであります。しかるに本日ここに出席をいたしておりません。米価審議会の非公開の問題に関しては、これは私どもは単に農林水産常任委員会だけの問題ではない。一昨日の日比谷野外音楽堂におけるあの一万有余にわたる農民の声、同時にまた全国の津々浦々の農民までが、米価審議会が非公開になったことに関連いたしまして、本委員会の動きを注目いたしておるのであります。しかるに本日農林大臣が出席しないということは、私どもとしてはまことに許しがたいことである。聞くところによれば米価審議会ではきのう一日農林大臣の出席を求めて質疑をかわしましたので、本日は農林水産常任委員会が予定されておるから農林大臣の出席は求めない、こういっておるのであります。聞くところによれば農林大臣は今所存が明らかでないということでありますが、われわれは全国の農民の名において糾弾しなければならない問題であると思う。ことに、非公開とした米価審議会の内容が、政府に一方的に有利に外部に漏れていること、これも一つの問題であります。だれがどういう発言をして、だれがどういう答弁をしたという固有名詞まで発表しておる新聞がある。これは一体どういうことか。新聞記者の傍聴も許されないところの非公開の原則に立ちながら、個々の人の発言内容まで外部に漏れるようなことで、しかも国会議員の傍聴までも許さないというがごとき審議機関はいまだかつてない。われわれはそういう点で米審の非公開の問題は別途これは追及しなければならないと思うのであるが、先刻申しましたように、日本じゅうの農民が注目をいたしておりまする、同時にまた農林大臣みずからが本委員会において十分な審議を尽くされたいと発言をしながら、本日出席をしないという農林大臣に対し、われわれはその責任を追及しなければならないと思うのである。この点についていろいろ私ども考えるところがありますけれども、委員長からすみやかに農林大臣の行き先を確かめ、すみやかに本委員会に出席を要求されるよう強く要求をするものであります。(拍手)
○野原委員長 石田委員の御発言もございますので、委員長といたしましては、できるだけ早くこの委員会に出席するように取り計らいたいと思います。 それではこの際暫時休憩いたします。 午前十一時二十一分休憩 ————◇————— 〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕