議院運営委員会 第28号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1962/03/31
会議録
○福田委員長 これより会議を開きます。 まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる地方税法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され本院に回付されて参っております。 回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
○山崎事務総長 本案に対する参議院修正の要旨は、次の通りであります。 第一が、原案は、公衆街路灯に使用する電気に対しては、電気ガス税を非課税としているが、これを公衆のために、道路、橋、公園その他これらに熱する場所に設置した照明用の電灯で政令で定めるものとし、そのほか火災報知機灯、交通信号灯、航路標識灯、航空障害灯その他これらに類する電灯で政令で定めるものについても非課税とすることであります。 第二は、原案は、前記の非課税の規定の適用は、昭和三十七年六月一日以後分からとしていますが、同年十月一日以後の分から適用することとすることでございます。 以上の二点でございます。
○福田委員長 本案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○佐々木(良)委員 この委員会に社、共両党の議員が欠席されておることをまず最も遺憾といたします。それから第二番目に、その社、共両党の欠席のままで回付案を議題とする本会議が開かれようという現状に対して、重ねて遺憾の意を表するものであります。御承知のごとく、この問題は、外務委員会におけるガリオア・エロア問題を中心とする事件が原動力になりまして、そうして議会の機能が、昨日、一昨日と本日の半ばまで三日半にわたって、言うならばストップ、麻痺状態に陥っておる状態でありまして、重ねて、特に議会の正常化問題を論議されておるわが院におきましては、最も一深く遺憾とするところでありまするが、この問題につきましては、なお外務委員会における問題は、私ども民社党としましても、あくまでも自民党の強引なるやり方に端を発しておるわけでありまするので、従って、これは外務委員会の問題ではありますが、質疑打ち切り以前の姿に返らせて、そして一日も早く、一刻もすみやかに正常な形に戻られることを希望するものであります。しかしながら、同時に、本日回付されてきているこの地方税法の一部改正案というのは、御承知のように、四月一日から施行の法案であり、その内容は、御承知のように、一年度において四百数十億という減税を内容とするものでありまして、もし本日議決をするか、あるいは明日日曜日に特に会議を開いて議決するのでなければ、これは両院協議会を求めて、両院協議会で成案を得て、衆議院で議決し、さらにその成案を参議院に送付して重ねて議決すると、少なくとも数日を要するような手続が残るわけでありまするので、従って、私は、外務委員会における問題は、あくまでも国民のために最も正しく論議をし、結論をつけなければならぬ問題でありまするが、というて、同時に、これにどの内容を持つ、国民生活に直接の山内係ある、なお減の大きな内容を持つものを、このような状態で数日間ほっぽらかして国民に迷惑をかけるということは、一そう国民に対する義務を尽くさないものだと存じます。従いまして、本日のこの委員会における開会の様子並びにこれから開かれようとする本会議の様子を想像いたしましても、まことに遺憾きわまりないことでございまするけれども、わが党といたしましては、委員会が開かれればこれに参加し、本会議が開かれればこれに参加して、国民のための義務を尽くす、こういう立場になっておりまするので、御了解いただきたい。 なお重ねて、この委員会はこのような状態でありまするが、本会議が開かれるならば、社、共両党に対して、委員長から重ねて出席あるような要請措置をとられんことを望みます。
○福田委員長 ただいま佐々木委員からの御発言につきましては、われわれとしても、この法案は四月一日から実施をするのであり、しかも、これが減税を含んでおりまする関係上、何としてもやはりこれは決定をお願いいたしたいということを、先ほどの議運の理事会で実は申し上げたのでありまして、その議運の理事会におきましては、社会党のお方からは、国会正常化という建前から言えば、外務委員会においてああいう問題が起きた以上は、その問題を解決しないでほかの案件を処理するということは、国会正常化の趣旨に反するのだ、こういう観説明もあったわけであります。われわれとしては、その御趣旨も一つの考え方として納得せぬわけではありません。しかし同時に、外務委員会に起こった——何か問題が一つの委員会に起こったならば、すべての審議をとめてそうしてやっていくのが国会の正常化であるかどうかという点についても問題が残っておると考えておるし、また、一方において、外務委員会の問題については、ただいま外務委員会の理事会でいろいいろと協議をされておる段階で、それを待っておったのでは、この法案が今度は四月一日から施行されないというようなことになりますので、これらの点をいろいろ勘案して、社会党のお方にもぜひ一つ本会議に出席をしていただきたいということを申し上げましたけれども、社会党としては、先ほど申されたような理由によって本会議に出席することはできない、従って、この委員会にも出席ができないという実はお話があったわけであります。そういうようなことでありますが、今、佐々木委員のおっしゃったこともわれわれとしてはよく心にとめて、そしてできるだけこの国会が正常な姿に戻るように、一つ今後も、内面的にも、あるいはまた、必要とあればわれわれが表面に出てでも考えるようにいたして、そして佐々木委員の御心配をなくするようなふうに考えていきたい、かように考えておる次第でありますから、どうぞ御了承をお願いいたします。 本案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○福田委員長 次に、本日の議事日程第一、質屋営業法及び古物営業法の一部を改正する法律案の議事は、先ほども申し上げたようなわけでありまして、この地方税法はどうしても四月一日から実施しなければならないのでありますから、きょうはこれを通していただくのでありますが、この日程の法案は、施行期日が必ずしも四月一日となっておりません。今、外務委員会の理事会で三党がいろいろと話をされている段階においてこの法案を通してしまうということになります、いかにも何かと無理なことをしておる、また、ほんとうに話し合いをする意思があるかどうかというようなことを疑われるおそれがありす。そこで、本日の本会議におきましては、ただいま申し上げた議事は延期するということにいたまして、本日の本会議の議事は、ただいま御決定の回付案のみを議題とするということにいたしたいわけでありますが、御異議ございませか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○佐々木(良)委員 委員長、関連して——一部に、ガリオア・エロア問題の中間報告を求める動議が出るかもしれないという風聞がありますが、私どもはさようなことはないという前提に立っております。従ってもしさようなことがある場合には、議場においてしかるべき措置をとりますから、御了承願っておきたいと思います。
○福田委員長 それについて私から一言御返事をいたしておきますが、私の承知する限りにおいて、また、私が承知しないで本日そういうことが行なわれるとは思いませんけれども、さような事態は絶対に起きないと思います。また、もしそのようなことがあった場合においては、われわれとしても佐々木委員と同意見でありますから、同じような立場において議場においてお話をすることになります。そんなことは絶対にないと思いますから、御心配御無用にお願いいたしたいと思います。 それでは、本会議は、午後四時、五十分予鈴、午後五時から開会することといたします。 —————————————
○福田委員長 次に、次回の委員会は、四月二日月曜日午前十一時理事会を開き、理事会散会後に委員会を開会することといたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後四時四十六分散会