大蔵委員会 第8号
- 発言数
- 7 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1961/10/27
会議録
○委員長(大竹平八郎君) ただいまから委員会を開きます。 まず、農業近代化助成資金の設置に関する法律案を議題といたします。 まず、補足説明を聴取することにいたします。
○政府委員(上林英男君) ただいま議題となりました農業近代化助成資金の設置に関する法律案につきまして、補足説明を申し上げます。 この法律案は、実体法と申すべき農業近代化資金助成法案とともに前国会に提案いたしたものでございますが、諸般の事情により審議未了となったので、本国会に再提出いたしたものでございます。この実体法であります農業近代化資金助成法案は、別途農林委員会で御審議を願いまして、二十五日の本会議で可決成立をいたしておるわけでございます。この農業近代化資金助成法は、農業協同組合等の農業関係の融資機関が農業者等に対して農業経営の改善に要する一定の資金を貸し付けた場合に、当該農業協同組合等に都道府県が利子補給をいたしまするに基づきまする経費について国が助成をし、もって農業経営の近代化に資しようとするものでございます。 この農業近代化助成資金の設置に関する法律案は、今申しました農業近代化資金助成法の規定に基づきまして国が都道府県の行なう利子補給を補助するのに必要な財源を確保するために、一般会計に農業近代化助成資金を設けようとするものでございます。そしてこの資金の経理手続等を定めるものでございます。すなわち、この資金は一般会計に所属いたしまして、農林大臣がこれを管理いたします。また、この資金は、予算の定めるところにより一般会計から繰り入れまする繰入金とその運用利子をもって構成されます。さらに、農業近代化資金助成法による利子補給のために都道府県に補助する場合に限り使用することができることにいたしております。また、その他資金の経理とか資金の増減及び現在額報告書等につきまして、所要の規定を設けているわけでございます。 なお、御存じのように、昭和三十六年度一般会計予算におきましては、一般会計から農業近代化助成資金への繰入金といたしまして三十億円を計上いたしておるわけでございます。 以上が補足説明でございまするが、何とぞ御審議の上、すみやかに御賛成下さいますようお願い申し上げます。
○委員長(大竹平八郎君) ちょっと速記をやめて。 午後一時三十三分速記中止 ————・———— 午後二時四分速記開始
○委員長(大竹平八郎君) 速記をつけて。 次に、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案を議題といたします。 まず、補足説明を聴取することにいたします。
○政府委員(大月高君) 日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案につきまして、その補足説明を申し上げたいと存じます。 御承知のとおり、日本輸出入銀行の資本金の額は日本輸出入銀行法第四条に規定されておるわけでございまして、現行法第四条におきましては、「日本輸出入銀行の資本金は、七百三億円とし、政府が産業投資特別会計からその全額を出資する。」と、こういうことになっております。この七百三億円に八十億円を加えまして七百八十三億円とするということが、今度の改正法律案の内容でございます。 本年度の日本輸出入銀行の当初の資金計画におきましては、貸し出しが九百七十億円の見込みでございます。この原資といたしまして、政府出資百二十億円、政府借り入れ四百五十億円、回収金等自己資金四百億円、合計九百七十億、これを予定いたしておったのでございますが、その後、現在までの実績を基礎といたしまして、政府の輸出振興策の効果等を見込みましたところで、年末の貸し出しを推算いたしてみますと、当初の計画を二百十億円上回る千百八十億円の貸し出しを見込むと、こういうことになったわけでございます。このように当初の見込みを大幅に上回るように至りました理由といたしましては、プラント輸出、特に船舶の輸出が大幅に増加したことがおもな原因でございます。これに加えまして、当初予定されなかった第二次対印円借款が実施される、それからまたパキスタンに対しまして円借款を供与するということが近く予定されることになりましたので、こういうことなど勘案いたしまして二百十億円の増加を決定いたしたわけでございます。 で、具体的に数字で申し上げますと、輸出につきましては、当初の計画八百七十億円に対しまして百七十七億円の増加になります。輸出がその大部分になっておるわけでございます。その結果、輸出につきましては、ただいまの見込みでは一千四十七億円程度になるということでございます。輸入につきましては、当初の計画が五億円であったわけでございますが、六億円を増加いたしまして、十一億円になる。それから投資金融につきましては、当初の九十五億円が二十七億円増加いたしまして百二十二億円になる。で、総計いたしますと、当初の計画九百七十億円に対しまして二百十億円増加し、その結果千百八十億円になる。で、今の内訳についてごらんいただきますれば、輸出の増加がその大宗を占めておるということはおわかりかと存ずるわけでございます。 で、この貸し出しの増加見込み額二百十億円に対する資金手当といたしましては、産業投資特別会計からの出資八十億円を予定いたしております。これが本案に関係するわけでございますが、さらに政府からの借入金百二十億円を予定し、さらに自己資金十億円を予定いたしますと、合計二百十億円になるわけでございます。 で、その結果、本年度の資金といたしましては、出資金二百億円、借入金五百七十億円、回収金と自己資金四百十億円、合計千百八十億円となる、こういう計算でございます。 輸出振興ということが非常に大切な時期になっておることでもございますので、この改正法律案の御審議につきましては、何とぞよろしくお願いいたしたいと思う次第でございます。
○委員長(大竹平八郎君) 速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(大竹平八郎君) 速記をつけて。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時十三分散会 ————・————