議院運営委員会 第10号
- 発言数
- 24 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1961/10/25
会議録
○委員長(宮澤喜一君) これより議院運営委員会を開会いたします。 まず、議事協議員及び庶務関係小委員の補欠選任の件についてお諮りいたします。 去る十月二十日北畠教真君が委員を辞任されましたため、議事協議員及び庶務関係小委員に欠員を生じたのでありますが、北畠君は一昨二十三日委員に復帰されましたので、この際、北畠君を再び議事協議員及び庶務関係小委員に選任することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(宮澤喜一君) 次に、社会保険審査会委員の任命同意に関する件を議題といたします。 本件について御質疑のおありの方は御発言を願います。
○天田勝正君 先般、社会保険審査会委員赤松君の任命について同意をいたしました。その際に、わが党としては、この委員会の委員が赤松君を含めまして全部官僚出身者のみである。これでは結局役所内の協議機関とほとんど同じであって、他の意見というものが入り込むすきはさらにない。こういうことから、政府に善処方を要望しながら賛成をいたしたわけなんです。ところが、今回も同様に何らそれが改善をされない。先の約束はどうなったのでありますか。この点、政府委員から答弁願いたい。
○政府委員(森田重次郎君) お答えいたします。 この石井さんを社会保険審査会の委員にお願い申し上げたのは、なるほど官僚出身ではございますが、社会保険審査会の所掌事務は、御存じのとおり、一般の政府関係機関の事務とは若干その性格を異にしておる点がございまして、社会保険関係の各種の行政処分に関する不服の申し立てについて、これを審理裁決するというのが本来の使命だといっていいのでございまして、したがって、司法に準ずる性格を持っている点を重視いたしたのでございます。したがいまして、法律または医療に明るい適任者を選ぶ必要があるのだと、こう考えましたので、現在の審査会の委員も、とのような見地から、最もふさわしい方というので選んだのでございます。そういう事情でございますので、どうか一つお認めをお願い申し上げたい。特に先輩だというようなことを意識して、優遇するなどというようなことは毛頭考えておらない点でございます。 なお、全部官僚だというような御意見もあったようでございますが、赤松さんは前にお願いしたのでありまして、この方はお医者さんでございまして、官僚出ではなかったように考えているのでございます。以上のような次第でございまして、どうか慎重御審議の上御同意を下さいますようお願い申し上げる次第であります。
○天田勝正君 この委員会において人事案件に希望をつけましたのは、別に石井さんとか赤松さんだとか、その他の人個人のことをとやかく言っていない。私もこの際石井さんの人物がけしからんなどということを申し上げているのではなくて、ただ、このように新しく任命の時期に、従来の弊風といいますか、そういうものを改善していく以外に改善はできない。現在、職に就かれている人を任期途中で変えるということは、これは不都合でありますから、そういうむちゃなことを申し上げているのではない。そこで申し上げますが、何か裁判的な仕事も行なうのだ、こういう話でありますけれども、しからば最高裁の判事にいたしましても、全くあれこそ純粋の法律的な事柄を扱うにもかかわらず、外交官もおりのだと、こう考えましたので、現在のますし、一向差しつかえなくやっております。同じく免許、認可、こういうようなものにつきましては、ここでペンディングになっております運輸審議会の委員等も、やはり別に運輸省出身者でなくても、ちゃんと、むしろ外部の意見を入れた方が公正妥当な結論が出る、こういうようなことでやっておられるのでありますから、今政務次官のおっしゃるように、どうもこれが特殊なものであるといったところで、その省出身の役人でなければ特殊なものが扱えないというような、そういうエリート意識はやめてもらいたい。ほかに例があるのであるから、そういう点はどうなんです。
○政府委員(森田重次郎君) お説ごもっともでありまして、これは広い視野の上に立って選考することも重要な基準になるものだとは考えます。考えますが、先ほど申し上げましたことは、特に準司法的な性格を持つ、つまり司法に準ずるという意味なんでありまして、その意味から、今まで選考いたした方々の中では、この方が適任だと、こう実は考えたのでございまして、この際一つ御同意をお願い申し上げたいと思うのでございます。
○米田勲君 今そういう答弁なんですが、われわれが前々から言っていることを、考慮する、善処するなどと言っておったが、いつの時期になってそういうことが実現するのか全く見通しつきませんが、今のような答弁を平気でするようでは、私どもこれは納得できなくなりますね。
○委員長(宮澤喜一君) 速記をやめて。 〔速記中止〕
○委員長(宮澤喜一君) それでは速記を起こして。
○政府委員(森田重次郎君) これはいろいろ御意見を拝聴いたしておりましたので、私のほうとしてはいろいろの角度から検討いたしてみたのでありますが、この際、時間の関係等もあり、さらに新たにそれをやることにもいろいろの事情もありましたので、まあ何とかこの辺でひとつ御同意をお願い申し上げたいと、そういうようなわけなんでございます、率直に言いまして。そういう実情でございますから、この辺で何とかひとつ……。
○天田勝正君 将来考慮しますか。
○政府委員(森田重次郎君) 考慮いたします。
○鍋島直紹君 今、厚生政務次官のお話もございましたが、天田さんのおっしゃるのもごもっともな点もあると思いますので、今後ひとつ、バラエティに富んだといいますか、各方面の学識経験者あるいはりっぱな方を集めて委員に任命するというような御考慮がおありになるだろうと思うのですが、いかがですか。
○政府委員(森田重次郎君) 今後その点に十分留意をいたしまして、御期待に沿うよう選考いたしたいと思います。
○岡三郎君 今時間の問題がありましたが、これは厚生省できめて、内閣に連絡して、こちらに出してくる、こういう手続はとっているのですね。
○政府委員(森田重次郎君) それらの手続は全部とっております。
○岡三郎君 そのときに服部副長官はどういうふうに言っておりましたか。
○政府委員(森田重次郎君) 服部副長官とも、前にあなた方のほうからいろいろ御希望があるのだ、こういうことで、それらの点をできるだけ考えなければならないということで話し合ったのでありますが、しかし今のところ、この辺でひとつ御了承をお願いしていただきたいと、こういう結論に達したわけであります。きょうは服部さんもお見えになって、ここでそれらの経過等をもお話になる予定でございましたが、万やむを得ない事情で出席ができない事情になっております。そこで私が双方を代表したような格好でお願い申し上げるような次第であります。
○岡三郎君 そうすると、本件は服部副長官の出席を求めてこれを決定する、こういうふうに取り計らってもらいたい。
○委員長(宮澤喜一君) それでは、本件につきましては、次回以降に決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(宮澤喜一君) 御異議ないと認めます。 —————————————
○委員長(宮澤喜一君) 次に、公共企業体等労働委員会委員の任命同意に関する件を議題といたします。 別に御発言もなければ、大川一司君の公共企業体等労働委員会委員任命につき同意を与えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本会議の都合により、暫時休憩いたします。 午前十時三十五分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕