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39回国会参議院1961/10/13

議院運営委員会 第7号

発言数
9
登壇者
4
会派数
2
開催日
1961/10/13

会議録

宮澤喜一自由民主党

○委員長(宮澤喜一君) これより議院運営委員会を開会いたします。  地方財政審議会委員の任命同意に関する件及び検査官の任命同意に関する件を一括して議題といたします。  右両件について御質疑のある方は御発言を願います。

岡三郎日本社会党

○岡三郎君 地方財政審議会委員の任命について検討いたしましたが、再任する方の中で、四選になる方が両名おるというふうに私たちは思っておるわけですが、この点どうですか。

大上司自由民主党自治政務次官

○政府委員(大上司君) お答えいたします。  御審議願っております委員の中に、ただいまの御質疑の点が確かに含んでおります。しかし、原則として内閣の方針は当省といたしましても十分了承しておるのですが、まずこれを御推薦といいますか、御審議をわずらわしますところの基本的な問題として、ただいまの御質問の中に三点含まれておるのでございます。  第一点につきましては、自治省設置法第十五条で、「地方財政審議会は、委員五人をもつて組織する。」次いで第三項に「全国の都道府県知事及び都道府県議会の議長の各連合組織が共同推薦した者」、そうして、これにはさらに、市会あるいは町村会、こういうふうにその推薦団体がございまして、ただいま議題になっております。荻田さんの方は、いわゆる全国の市長会において推薦された、それから児玉さんのほうにおきましては府県会で推薦された、こういうふうな推薦母体がそれぞれございます。  なおさらに私のほうといたしましては、それぞれ審議をしたのですが、たまたま各委員の任期は普通は大体四年でございますが、この件については三年で、他の関係の審議会の委員より一年少ないということも考慮に入れ、なおさらに、この荻田さんの場合も、持に児玉さんの場合も、もちろんそれぞれの審議会の委員にはそれぞれ専門的な知識が要りますが、今日までの経歴から見ましても、一生をこの自治行政にささげられておるという特殊な技能者というふうな立場の方でもあられますので、この点も考慮に入れまして、御推薦といいますか、御同意を願うということにいたしたわけでございます。  そういうふうな三つの点から見て、何とぞ御同意を賜わりますようお願いいたします。

岡三郎日本社会党

○岡三郎君 服部副長官にちょっとお尋ねいたしますが、いま大上政務次官から説明があったわけですが、この委員再任の件についてどの程度連絡がつき、どの程度了承したか。内閣の基本方針に照らして、今説明されたその説明内容についてどういうふうに考えているか。内閣として答えて下さい。

服部安司自由民主党内閣官房副長官

○政府委員(服部安司君) お答えいたします。  内閣といたしましては、先般の委員会で申し上げたとおり、委員の新陳代謝をはかるために三選をこえる長期留任は特別の事由のない限りこれを行なわないという方針で進めて参っておりますが、ただいま大上政務次官から申し上げたとおり、この種の委員五名のうち三名は推薦母体がございます。なるほど御指摘のとおり四選で、私、交渉過程においてはなるたけ避けるように、お願い申し上げまする以前にいろいろと折衝いたしましたが、この種の委員は、地方町村または市、府県、こういう推薦母体から強力に推薦があったために、全くいかんとすることもできずお願い申し上げたわけでございます。よろしく御了承願いたいと思う次第でございます。

岡三郎日本社会党

○岡三郎君 時間もありませんので、もう一点だけ。  まあ内閣のほうとして一つの基本方針がある。それで任命する一つの条件として今言ったような各推薦がある。こういうものをどういうふうに調整してやっていくのか。こういう点についてもやはりお伺いしたいのですが、つまり一方においては都道府県なり市町村会等の推薦がある。一方、内閣の方としては一つの基準を設けて、そしてそれを厳格に政務次官会議なりあるいは人事課長会議なりで検討する。そこでたまたま今言ったように特殊条件の中から問題が起こってきているわけですが、そういう点について、そういうふうならば、市長会なり県知事会等に、こういう事情になっているので、有能な方であるけれどもやはり後進に道を開くとかあるいは新しい人事で進めていきたいということにおいて、推薦の点についてあらかじめ市長会なり県知事会等に内閣の方針というものを言うておくという準備ですか、こういうことが私は必要じゃないかと思うのです。これは四選だけれども、これが五選、六選になっていった場合に、あまりにも異例の措置ということになると困るので、私のほうも今服部君が言ったように、特別の事由がある場合においては、厳格にといっても、そこはやはり事情があるということも了承できると思うのです。ただそれが今言った片方は推薦、片方は基準と、こういうことを置いて、どこまでそういうふうにそれを調整していくのかというふうな点についても、将来の問題としてやはり考究しておいてもらわなければならぬと思う。そういうことを考えるわけなんです。ですから、そういう点でひとつでき得る限り、内閣としてそういう人事問題についての基本方針というものがあれば、それをやはり貫いていくような方向で十分考究してもらいたい。で、その中で漸次その方針の方向へ、まとめていくという方向の努力をやってもらいたい。ただ推薦がある、了承ができるから、これは仕方がないということだけでは、ちょっといかぬと思うのです。  以上で、今の政務次官並びに副長官の説明について、今のような意見を本員として持っておりまするが、しかしこの際はこれを承認することにやぶさかでございませんが、しかし今言った点については、ひとつ十分御考究を願いたい。こういうふうにお願いしたいと思います。

服部安司自由民主党内閣官房副長官

○政府委員(服部安司君) 御忠告の点はまことにごもっともでございまして、今後はそういう面に十分留意いたしまして、その種の推薦母体のある委員の推薦には、推薦母体によくこの意を伝えて、なるたけ意に沿うように必ず努力することをお約束します。よろしくお願いいたします。

宮澤喜一自由民主党

○委員長(宮澤喜一君) 他に御発言もなければ、地方財政審議会委員に今吉敏雄君、荻田保君、児玉政介君、鈴木武雄君及び遠山信一郎君。検査官に塚越虎男君。以上の任命につき同意を与えることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

宮澤喜一自由民主党

○委員長(宮澤喜一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本会議の都合により暫時休憩いたします。    午前十時十九分休憩   〔休憩後開会に至らなかった〕

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