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39回国会衆議院1961/12/08

予算委員会 第9号

発言数
3
登壇者
2
会派数
2
開催日
1961/12/08

会議録

青木正自由民主党

○青木委員長代理 これより会議を開きます。  山村委員長は本日都合により出席ができませんので、その指名により私が委員長の職務を行ないます。  先般予算の執行実施状況につきまして調査するため各地に委員を派遣いたしましたので、この際その派遣委員より報告を求めます。川俣清音君。

川俣清音日本社会党

○川俣委員 それでは派遣委員を代表いたしまして御報告申し上げたいと思います。  先日、八幡、小倉及び大阪に出張いたしまして、出先官庁、地方公共団体より事情を聴取、民間との懇談会、工場視察等を行ない、またこの間種々の陳情等をも受けたのであります。もとよりこれらの調査の全事項をここに御報告いたしますのははなはだ繁雑でございますので、以下急を要する問題として数点だけを申し上げたいと思います。  まず第一に、八幡、小倉及びその周辺の経済事情でございますが、財務局や金融機関等の説明を総合いたしますと、最近においては、預金、貸し出しの伸びも頭打ちとなり、小売物価も微落しつつある等、若干の停滞的要素は見られるが、全般的にはさほどの変調は見られず、年内はもちろん、二、三月もほぼ順調に過ごすのではないか。年末を控えて政府関係の金融機関には中小企業の貸し出し申し込みが殺到しているが、これはむしろ年明けの金詰まりの声におびえて借り急ぎをしている状態であって、案外それほどの切迫感はないのではないかという、どちらかといえば楽観的な観測のようでありました。ところで、これに対して中小企業者の方は、若干ニュアンスが違い、下請関係では大企業の支払い条件も数次にわたって悪化しつつある。元来下請企業は経済的基礎が弱いものであるから、ここ二、三カ月中に相当大きな影響を受けるのではないかという意見でありました。  第二に、中小炭鉱の問題であります。石炭の問題につきましては、もちろん基本的な問題があるわけでありますが、当面急を要する問題として、年末金融の特別ワク十五億円が実際にはほとんど行なわれていない、また行なわれても従来の一般融資の上積みになっていないということであります。これは信用保証の拡充等の手を打って、至急促進してほしいという現地の切実な声がありました。  第三は、大阪の府と市の財政関係の問題であります。府も市も一般財源の伸び率は他に比べて非常に低いにもかかわらず、財源調整によって財源を吸い上げられる傾向にあるが、これは困る。高潮対策事業の国庫補助率現行三割はぜひ引き上げてほしい。また自動車による交通難を緩和するため、阪神高速道路公団の新設を認めてほしいとの要望がありました。  最後に、物品税の問題でありますが、われわれが調査したある電機メーカーの場合は、物品税の納税額は総売上高の一四・九%に及んでいるが、テレビ・ラジオ等に対する物品税は、生活水準の向上という見地からもぜひ軽減してほしいという声が強かったことをつけ加えておきます。  以上簡単に御報告申し上げます。

青木正自由民主党

○青木委員長代理 本日はこれをもって散会いたします。   午後一時四十五分散会

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