議院運営委員会 第37号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1961/05/18
会議録
○小平委員長 これより会議を開きます。 まず、緊急上程予定議案についてでありますが、委員会の審査を終了した議案について、事務総長から御説明を願います。
○山崎事務総長 地方行政委員会から、市町村職員共済組合法の一部を改正する法律案、地方公営企業法の一部を改正する法律案、新市町村建設促進法の一部を改正する法律案が上がって参っております。社会労働委員会から、母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部を改正する法律案が上がって参っております。農林水産委員会から、愛知用水公団法の一部を改正する法律案が上がって参っております。商工委員会から、商工会の組織等に関する法律の一部を改正する法律案、なお、科学技術振興対策特別委員会から、原子力損害の賠償に関する法律案、原子力損害賠償補償契約に関する法律案がそれぞれ上がって参っております。
○小平委員長 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小平委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○小平委員長 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
○山崎事務総長 まず、日程の第一、第二を一括いたしまして、外務委員長の堀内さんから御報告になりまして、日程第一は共産党が棄権でございますが、日程第二は共産党が反対でございます。次に、日程第三でございますが、文教委員長の濱野清吾さんが趣旨弁明をなさいまして、これは共産党が反対でございます。次に、日程の第四、第五と一括いたしまして、委員会から上がって参りました母子福祉資金の貸付等に関する法律の一部改正を緊急上程願いまして、この三件につきまして、社会労働委員長の山本さんが御報告になります。日程第四、第五は共産党が反対でございますが、緊急上程願います分は、共産党は賛成でございます。次に、印刷物の順序によりまして、まず、地方行政委員会の三件につきまして緊急上程願いまして、委員長の濱田さんが御報告になります。市町村職員共済組合法の一部改正は全会一致でございますが、地方公営企業法の一部改正と新市町村建設促進法の一部改正は共産党が反対でございます。次に、農林水産委員会の愛知用水公団法の一部改正は、委員長の坂田英一さんが御報告になります。反対は社会党と共産党でございます。次に、商工委員会の緊急上程願います法案につきましては、理事の小川さんが御報告になりまして、共産党が反対でございます。それから科学技術振興対策特別委員会から上がって参りました二本につきましては、委員長の山口さんが御報告になりまして、この二本とも共産党が反対でございます。 以上でございます。
○小平委員長 それでは、本会議は、一時五十分予鈴、二時から開会することといたします。 —————————————
○小平委員長 次に、特別委員会設置の件について、引き続き御協議を願います。
○下平委員 ILO特別委員会につきましては、昨日自由民主党の佐々木理事から、条約並びに公労法、地公労法を付託するために特別委員会を設置して、他の三法案につきましては、追ってこの委員会で協議して特別委員会に付託を希望する、こういう案が出されました。きのうお約束の通り、私どもはその案をそれぞれの機関にかけて検討いたしましたけれども、これは遺憾ながら振り出しに戻ったという私たちの解釈であります。御承知のように、当初は、自由民主党の方は一括審議、社会党の方は特別委員会を設けずにそれぞれ各委員会に付託する、こういうことで対立してきたわけであります。その間、きのうも申し上げました通り、三月二十五日以来付託委員会もきまらぬというようなことでは非常にまずい悪例を残すし、国際条約であるILO条約の問題でありますから、何とかしなければならぬということで、途中、議長さんから委員長を通じて、お互いに互譲の精神で早く審議を軌道に乗せるように努力せい、こういう議長さんの強い御要望もあったわけです。ところが、きのう出されました案を見てみますと、議長さんの言われた互譲の精神というものが生かされていないような気がするわけであります。と申しますのは、一括審議という線が全然くずれていない、単に付託の時間がずれるというだけでありまして、大きな争いの問題点になっておりました、一括審議か分割かというようなこと、これについては一歩も前進をしていないわけであります。そこで、遺憾ながら、私どもの方としては、この案につきましては、よろしゅうございますと言うわけにいきません。そこで、ぜひこの際、会期も切迫しておることでありますので、議長の言われたところの互譲の精神をすなおに解釈して、お互いに忍ぶべきは忍び、譲れない線でも再考慮してみるという謙虚な態度で、条約の審議が軌道に乗るように自由民主党さんの方でも御考慮をいただきたいと思うのです。なお、日本社会党の方も、当初主張いたしました関係委員会に全部分割せいということ、あるいは、特別委員会を作るならば、公労法の四条三項、地公労法の五条三項に限っては再提出しろ、こういう主張でありましたけれども、この審議の状態、特におくれてきて土俵のない状況、会期が切迫しておるということ、あるいは、ILO条約が非常に大切な国際条約であり、その審議あるいはやり方いかんによっては、日本が国際的にも信用を失うというような大へん重大な法案であります。そこで、私どもとしては、ILO条約は通したいという観点に立っております。政府も同様だと思います。従って、私たちも、議長さんの強い御要望である、互譲の精神でこれを処理せいということについては、議長の真意を体して互譲の精神を十分発揮するつもりがあるわけであります。どうか一つ私たちの回答とともに、自由民主党さんの方でも、この議長の互譲の精神を生かすために再考慮していただきたいことをお願いいたしたいと思います。
○佐々木(良)委員 民社の方の考え方は、すでにわが党の提案という形で出してありまして、考え方は御承知の通りであります。特に私どもは、第二の提案を正式に行ないました際には、法案が提出されてから付託されずにずいぶん長いことほったらかしてあるということについて、大きな遺憾の意を表しました。従いまして、三案を一括して特別委員会に付託すると同時に、残った三案についても、すみやかに付託行為の行なわれること、あるいは政府の撤回行為の行なわれることを、つまり、ペンディングの形で残らないことをほんとうは最も強く希望しておったわけであります。ところが、昨日出されました自民党の提案によりますと、残った三案はそのまままだ残っておるということになりますので、相当の問題がまだ残ることになろうかと思います。従いまして、私どもの方といたしましては、すでに、この問題に対しましては、正式の意見は提案の形で述べておりますし、社会党からも今意見が出ておりますように、大会派においていろいろな意見交換もあることでありますから、それ以上の意見は目下のところ差し控えさしていただきたいと思います。
○佐々木(秀)委員 昨日、私からただいま下平委員の言われたような提案をしたのでございますが、社会党さんのいろいろな御事情もおありのようで、お話の互譲の精神ということはよくわかるのでありますが、われわれの党内におきましては、その趣旨を体しまして、昨日申し上げましたような案を提出したのであって、われわれが今まで主張しておった、ILO八十七号以外の五法案を直ちに一括して特別委員会を作って、採決まで強行しようというような考えは、ある程度今変えまして、できるだけ話し合いでいこうというところで、とりあえずこの三つならば話し合いができるじゃないかということで提案申し上げ、また、残ったものもできるだけ話し合いで進めたい、こういう考えで申し上げたのであります。せっかく今下平さんから、もう一段の御努力をなさって下さるようなお話でございましたから、いろいろめんどうな点もございましょうが、もう一段の御努力をお願いいたしまして、できるだけ早く私たちもこれをまとめたいと思っております。会期も切迫しておりますので、お互いの話し合いをできるだけ早く進めたい、こういうことをお願い申し上げます。
○小平委員長 それでは、本件は本日のところこの程度とし、次回の委員会においてさらに御協議を願うことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小平委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○小平委員長 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十九日金曜日定刻より開会することといたします、従いまして、次回の委員会は、同日午前十一時から理事会を開き、理事会散会後に委員会を開会することといたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時三十二分散会