逓信委員会 第3号
- 発言数
- 16 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1960/12/22
会議録
○委員長(鈴木恭一君) ただいまより開会いたします。 郵便遅配解消に関する請願を議題といたします。 請願の趣旨については、便宜専門員から御説明願います。
○専門員(勝矢和三君) 御説明いたします。 請願第百十九号、郵便物遅配解消に関する件、請願者は北海道議会議長、紹介議員は井川伊平君であります。 請願の趣旨は、最近全国各地に郵便物遅配の現象が起きておる。これは郵便物の増加に対して定員が不足しているためであると思う。北海道では特にその傾向が強いので、政府はすみやかに臨時職員制度を改めて、定員の適正配置を行ない、この遅配を解消してもらいたいというのであります。
○委員長(鈴木恭一君) 次に、本件について政府側の御意見をお述べ願います。
○政府委員(森山欽司君) 郵便事業にありましては季節的に、あるいは臨時に事務が繁忙を来たすことがありますので、臨時職員制度を廃止することはできないのでありますが、恒常的な業務に従事する職員につきまして、定員としての配置ができまするよう今後とも配慮していきたいと考えております。
○森中守義君 この機会に政務次官にちょっと承っておきますが、今国会で衆議院が内閣委員会で決議をしておりますね。その決議の内容と、これに対する省側のお考えどうですか。今お述べになったようなことで一応わかりはしますけれども、要するにあの決議からいけば、抜本的に定員問題の解決をはかれ、こういう趣旨の衆議院の附帯決議が付いていると記憶するのです。どうですか。
○政府委員(森山欽司君) 衆議院の内閣委員会の附帯決議につきましては、委員長報告の中にも言及してあるように、この趣旨を体しまして郵政省としては努力をいたすつもりであります。
○森中守義君 すでに予算の折衝段階に入ったようですが、三十六年度の予算の中で具体的にどういうような意向を省はお持ちですか。
○政府委員(荒巻伊勢雄君) お答え申し上げます。昨日予算委員会におきましても御質問がございまして、大臣からお答え申し上げておりますけれども、来年度の郵政省といたしまして要求いたしておりまする要員は、大体一万四千五百人程度でございまして、そのうち長期雇用の形になっておりまする非常勤職員は大体六千七百名でございます。なお来年度の事業増に伴いましての要員といたしまして、郵便専業関係におきましてはおおむね三千七百人、そのほか保険業務、集金業務、貯金関係の業務等におきましても相当の事業増が予感されておりますので、この五百人ないし七、八百人程度のものの要求をいたしておるわけでございまして、そのほか特定局におきましての電信電話業務の拡充に伴いましての要員二千数百人、かような大きな形におきましての予算を要求中でございまして、これにつきましては相当関係方面からの強い御要請もございまするし、大臣といたしましても、一つ十分に努力をして参るということをお答えされておるのでございますので、私どもといたしましても、その線で十分に配慮をして参りたいと考えているわけでございます。
○森中守義君 今、官房長のお答えによりますと、大体数字の内容としては了承できますが、在来問題になっていた定員法の撤廃ですね、この問題と今の数字との関連はどうですか。あくまでも定員法をはずしていく、こういう前提に立って今の数字が出たのか、それとも、それはそれ、数字は数字ということで別々の意味ですか。
○政府委員(荒巻伊勢雄君) 当初にこの定員を要求いたしておりまするときは、定員法につきましての扱い方は、政府としては、三十六年度以降撤廃するという閣議におきましての了解がございまして、前提としましては定員法は撤廃される、こういう趣旨のもとに郵政事業としての要員は確保しなければならない。最近におきましては、ことに、定員法を撤廃するということが閣議におきましても論議がございましたようでございますけれども、三十六年度以降におきましては、定員法は撤廃され、予算定員というものにおきまして十分に確保しなければならない。こういう考え方のもとに私ども作業を続けて参っておるわけでございます。
○委員長(鈴木恭一君) ほかに御質疑ございませんか。 それでは本件をいかに取り計らいましょうか。——便物遅配解消に関する請願は、両院の会議に付するを要するものとして内閣に送付することを要するものと決定して、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(鈴木恭一君) 御異議ないと認めます。よってさよう決定いたしました。 なお、報告書については、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(鈴木恭一君) 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(鈴木恭一君) 継続調査要求に関する件を議題といたします。 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査につきましては、閉会中もなお継続してこれを調査していきたいと存じますので、本院規則第五十三条により、継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(鈴木恭一君) 御異議ないと認めます。 なお、要求書の作成等は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(鈴木恭一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。これにて散会いたします。 午前十時三十三分散会