議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1960/10/17
会議録
○福永(健)委員長代理 これより会議を開きます。 第三十六回臨時会は、本日をもって召集されました。今臨時会の諸準備につきましては、去る十四日の当委員会においてあらかじめ御協議をお願いいたしたのでありますが、なお、会期その他につきまして本日さらに御協議を願うことといたします。 まず、会期の件についてお諮りいたします。 今国会の会期につきましては、去る十四日の当委員会において、本日から来たる二十六日までの十日間とすべきものと一応決定し、その旨を議長までお伝えいたした次第でありますが、先ほど常任委員長会議が開かれ、議長が各常任委員長の意見を徴されました。その会議におきまして座長を勤めました私から、便宜その会議の結果を御報告申し上げますと、常任委員長会議におきましても、去る十四日の当委員会の決定と同じく、会期は本十七日から二十六日までの十日間とすべきものと決定し、その旨議長に答申いたした次第であります。なお、議長において参議院議長と協議いたしましたところ、異存がないとのことでありました。よって、当委員会といたしましても、会期は本十七日から十月二十六日までの十日間と決定すべきものと議長に答申するに御異議ございまんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永(健)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、さように決定いたしました。 —————————————
○福永(健)委員長代理 次に、開会式に関する件についてでありますが、開会式の日取りにつきましては、去る十四日の当委員会におきまして、来たる十八日午前十一時から行なうことと一応決定し、参議院とも協議いたしましたところ、差しつかえないということでありました。また、事務当局をして、宮中の御都合を伺わせましたところ、当日はお差しつかえがないとのことでありました。よって、開会式は、明十八日午前十一時から行なうことと相なりますから、御了承を願います。 なお、式次第及び式辞案につきましても、参議院においては、去る十四日の当委員会の決定通りで異存がないとのことでございます。 —————————————
○福永(健)委員長代理 次に、小委員会の設置及び小委員、小委員長選任等の件についてでありますが、去る十四日の当委員会における決定の通り、今国会においても、従前通りの四小委員会を設置し、各小委員の員数及び各会派割当は従前通りとすることとし、また、各小委員会の小委員及び小委員長の選任は、先例によりまして、委員長において指名することに御一任願い、また、小委員、小委員長及び理事から辞任の申し出がありました場合には、そのつど委員会に諮ることなく、委員長においてこれを決することとし、また、委員の異動、小委員、小委員長及び理事の辞任等によって欠員が生じました際の小委員、小委員長及び理事の補欠選任につきましては、委員長においてこれを指名することに御一任を願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永(健)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、各小委員及び小委員長は、追って委員長において指名することといたします。各小委員のうち、国会法改正等に関する小委員は、従前通り、委員長及び理事をもって充てることといたします。 —————————————
○福永(健)委員長代理 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、去る十四日の理事会における話し合いの通り、今国会におきましても、従前通り、おのおの委員二十五人よりなる、公職選挙法改正に関する調査特別委員会、科学技術振興対策特別委員会、国土総合開発特別委員会の三特別委員会を設置することとし、本日の本会議においてその設置を議決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永(健)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、委員二十五人の各会派割当数は、自由民主党十六名、日本社会党七名、民主社会党二名と相なりますから、御了承願います。 —————————————
○福永(健)委員長代理 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
○山崎事務総長 第一に、議席の指定がございます。第二に、会期の御決定を願います。これは議長発議でございます。第三に、議院運営委員長の選挙でございますが、これも、先日の当委員会の御決定通り、議長におきまして指名することになります。なお、議院運営委員長の候補者には自由民主党から福永健司君を推薦いたして参っております。次に、ただいまお話の特別委員会の設置をお願いいたします。 以上であります。
○福永(健)委員長代理 本日の本会議については、右の通り御了承を願います。 —————————————
○福永(健)委員長代理 先日事務局に御検討を願うことになっておりました淺沼委員長に対する特別弔詞の案文について、事務総長から朗読を願います。
○山崎事務総長 朗読いたします。 日本社会党中央執行委員長議員淺沼稻次郎君は不幸兇手にかかり急逝されました 君は初代の議院運営委員長として新国会の運営に努め多年政党幹部の重職にあたり終始民主政治の発達に尽力されましたその功績はまことに偉大であります 衆議院は君の長逝を哀悼しつつしんで弔詞をささげます
○福永(健)委員長代理 これでよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永(健)委員長代理 ただいまの弔詞につきましては、理事会で御決定の通りでありますから、委員会といたしまして正式にさよう決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永(健)委員長代理 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 —————————————
○福永(健)委員長代理 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明十八日定刻から開会することといたします。なお、次回の委員会は、明十八日開会式終了後理事会を開き、理事会散会後に委員会を開会することといたします。 —————————————
○池田(禎)委員 第三十六国会の召集にあたりまして、私は内外の相次ぐ不祥事件にかんがみて、私どもが第三十四国会の終わりごろに提出をいたしました国会自粛に関する決議案、これは三十五国会にも提出し、今回の三十六国会にも提出いたす所存であります。同時に、この際衆議院議長並びに副議長に対して、その所信の一端を私はただしたいと思うのであります。 それは、過ぐる三十四国会におきまして、幾多の国会のいわゆる不祥事件が続出をいたしましたときに、当然衆議院議長に対する責任の所在を明らかにすべきことを私どもは要求いたして参りました。ところが議長は、その場合におきまして、議長の責任として痛感するものありとするならば、樺美智子さんの死因が、もし伝えられるがごとく警察官の扼殺であるならば、自分は警察官の出動を要請した責任上、当然責任をとるが、しからざる場合においては感じない、こういうことを述べられて参ったのでありますが、自後議長より何らの所信の表明もなく、ことに野党第一党である社会党の淺沼委員長が、三党首の立会演説会場において白昼公然暗殺されるということは、わが国の憲政史上におけるまことにゆゆしき問題でありまして、まさに右翼テロリストの横行闊歩する時代が現出されているのであります。私は、もっとその問題を突きつめまするならば、これは院の外において起きたことでありますが、院の内においてすら不祥事件が相次いで行なわれておる。あるいは河上社会党顧問の刺傷事件といい、あるいは国会における乱闘事件といい、こういうものをたださずして、国民の前に暴力追放を要求するということは、政治家として、国権の最高機関に列する者として、顧みて他を言うような姿ではなかろうか。国会がみずから自粛をいたしまして、そうして国会みずからが乱闘、暴力を排除して、初めて、国民に対してこれを要求することが可能であると私は信ずるゆえんであります。しかるに衆議院議長は、あなたの言動というものは、とかくそれが顧みて他を言うような遁辞をもって終始しておるということは、まことに遺憾千万のことである。私は今日なおこのことを痛感しておるものであります。もちろん、幾多の不祥事件の中には、あなたの力をもって防止することのできなかったであろうことも十分察せられるけれども、身を議長の重責に置き、最高の責任をとるべき地位にある人が、てん然として、この国会の幾多の不祥事件というものに何らの責任を感じておらない態度というものは、もはや私は、民主政治を冒涜するものである、かようにさえ思うのであります。私はこの点に立って、衆議院議長が今日における世相を顧みて、国権の最高機関である国会の第一院の議長としてのあなたが、今なお政治的責任をとる考えがないのか、自分は何らやましいところはないと思っておるのか、この点に対する議長の所信を、あらためて三十六回国会の召集の冒頭において私は求めたい。また議長のお話によっては私の所見を申し上げてみたい、かように思っておる次第であります。
○清瀬議長 私は、樺美智子さんの死因が警察の暴行によることが証明されれば、私は責任をとる旨を言明いたしております。自来、美智子さんの死亡の原因につき私最大の注意を払っておりまするが、警察の暴行によるという証明はついに今までないのであります。でありまするから、この問題による責任については、かねて申し上げまする通り、議長が辞職しなければならぬとは思っておりません。 淺沼君の遭難については、実に心から私、心を痛めております。しかしながら、それがために国会の議長が責任をとるべき連絡関係は、まだ発見いたしておりません。そのことについても、ただいま責任をとる旨の言明はできません。御了承願います。
○池田(禎)委員 私の唱えておることは、今日暴行事件が横行濶歩しておることは、国会みずからがその責任を負うべきものがないか、こういう観点に立ってものを申し上げておる。あなたは、重ねて言うならば、顧みて他を言っておる。こういうことは、老練なる政治家としてそういう遁辞は許されない。国会みずからが国民の前に自粛するところの、国会みずからの権威を高めるだけのことをなぜしないか、その方法もとらずして、あなたは、その責任は他にある、その責任を自分は感じない、そういう答弁を私は求めておるのじゃない。国会みずからが毎年々々かような乱闘を繰り返して、国民の前に暴力を追放しろといっても、それは無理だ、国会みずからがこの道を明らかにしなければならないのじゃないかということを私はあわせて問うておるのであって、私はそういう個々の問題を言っておるのではない。かつて加藤鐐五郎氏が衆議院議長をおやめになったのも、昨年十月二十七日の国会乱入事件に対する政治的責任をおとりになった。加藤さんが、あのとき議長としての職権を行使し得ず、その責任はまことに重大である、国会の権威を高からしめるために、自分は議長の職を去って、将来再びかかることのなからんことを願うという心境からおやめになったことは事実です。しかるに、あなたは三十四国会において警察官の導入を要請した、何をしても責任はない、法規に違反するにあらずんば何ら責任を感じないというならば、政治家としてまことに見下げはてたものである、私はかように思っておる。私は、大きなわが国の政治的変動に対して、衆議院議長としての責任をお感じにならないのか、こういうことを言っておるのでありますから、そういう意味の御答弁を願いたいのであります。
○清瀬議長 ただいまお答えしたことによって御了解を願います。
○池田(禎)委員 答えないものに対して答えさせるだけの力を私は持っておりません。暴力もとより用いるわけに参りません。従いまして、これ以上申し上げませんけれども、あなたがそれでもって、国権の最高機関たる国会の議長として、衆議を尽くして、公正無私、不偏不党の立場に立って国会の運営をはかるという立場に対して私どもは議員として大きな疑問を抱きながら、かかる議長のもとにあらねばならぬことを私は悲しむということだけを付言いたします。 —————————————
○福永(健)委員長代理 本日の本会議の開会時刻はいかがいたしましょうか。——では、午後零時二十分予鈴、零時三十分より開会することといたします。 それでは、暫時休憩いたします。 午後零時三分休憩 ————◇————— 〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕