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35回国会参議院1960/10/15

外務委員会 閉会後第4号

発言数
9
登壇者
4
会派数
2
開催日
1960/10/15

会議録

木内四郎自由民主党

○委員長(木内四郎君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨日小林孝平君が委員を辞任され、その補欠として秋山長造君が選任されました。ところが、本日秋山長造君が委員を辞任されまして、その補次として永岡光治君か選任されました。   —————————————

木内四郎自由民主党

○委員長(木内四郎君) 次に、国際情勢等に関する調査を議題にいたします。  本日は、先般当委員会が行ないました委員派遣につきまして、派遣委員の方から御報告を承ることにいたします。  まず、第一班、北海道に派遣されました委員の方から御報告をお願いいたしたいと思います。

苫米地英俊自由民主党

○苫米地英俊君 本委員会は、かねてから、北方地域における領土の問題、安全操業問題、元居住者対策問題などにつきまして深い関心を寄せ、委員会の審議において、あるいは現地調査等を通じて、問題の解明に努めて参ったのであります。しかしながら、御承知のように、この問題は、早急に全面解決を見るという見通しもなく、特に先般のソ連側の態度硬化等とも考え合わせまして、この際現地の新しい情勢を把握し、地元関係者が何を望んでいるかについての認識をあらためてくみ取ることが必要であるという観点に立って、北海道の現地視察を委員会で決定したわけであります。  そこで、北海道班は、笹森委員と私の二人で編成し、それに木村調査員が同行し、去る九月五日から一週間にわたって、札幌、根室、標津、羅臼、別海、釧路等の北海道各地をたずね、現地の関係者の方々から、この問題についてつぶさに事情を伺い、要望陳情等を聞いて参ったのであります。  なお、一行は、この問題のほかに、札幌の陸上自衛隊北部方面総監部、旭川の第二管区隊、野幌の酪農学園、羅臼のサケ・マス孵化場、別海の根釧地区パイロットファーム等をもたずねまして、多方面にわたる視察を行なうことができたのであります。  視察の詳しい内容につきましては、報告書を委員会会議録に載せていただきますので、それをごらん願いたいと存じます。  最後に、この視察の結果並びに従来の行きがかりについて、委員会の深い御考慮をお願いしたいと存ずる次第であります。国後、択捉、これは日本の固有の領土であります。そして歯舞、色丹島は北海道の一部であります。これらの土地から引き揚げてきた人々が、ただいままで長年の間非常に苦しんでおるのであります。というのは、国内において、法務省も厚生省も、ま大蔵省その他におきまして、まこと思想の統一ができておらなかった戦後の混乱状態のために、支離滅裂な行政が行なわれておったのであります。そのために問題が非常に複雑化してき、引き揚げてきた人々が非常な犠牲を払っておる。引揚者だけでなしに、この引揚者を受け入れている町村等も、非常な負担並びに収穫の減少等によりまして、自治体の経営に重い負担を与えているような状態であるのであります。これを近年本委員会の皆様の御考慮をいただきまして、だんだんいろいろの施策を講じて参りましたけれども、まだ十分に政府の理解を得ることができず、非常な困難な立場にあるのであります。そこで、今度新たに視察して参りまして、現地の新しい実情を御報告申し上げる次第でございますが、これに基づいて深甚なる御考慮をいただき、この困難な問題をなるべく早く、一日も早く解決するようにいたしたいと存じておる次第でございます。  一言づけ加えまして、皆様の御満配を願い上げる次第でございます。以上。

木内四郎自由民主党

○委員長(木内四郎君) それでは次に、新潟県に派遣された委員の方から報告をお願いいたします。

井上清一自由民主党

○井上清一君 先般小林委員と私が新潟県に派遣されまして、九月十四日から五日間にわたりまして、新潟日赤センターにおける朝鮮人帰還業務の実施状況並びに佐渡高における米軍の施設区域の返還状況等を視察して参りましたが、詳細は、委員長に提出いたしております報告書によって御承知を願いいと存じます。  非常に簡単でございますが、これをもって報告といたします。

木内四郎自由民主党

○委員長(木内四郎君) これにて両班方々の口頭報告は終わりましたが、両班から委員長の手元に報告書が提出されておりますので、この報告書を会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

木内四郎自由民主党

○委員長(木内四郎君) 御異議ないと認めます。それではさよう決定いたしました。  それでは、ただいまの両班の口頭報告に対し、質疑のおありの方は、御発言を願いたいと思います。

大和与一日本社会党

○大和与一君 質疑と言ったって、中を見なければ質疑できませんから、きょうは無理ですから、特に新潟の方中身を見せていただいて、一つ質問いたしたいと思います。それから、報が出て、政府の方で、この次の委員会ぐらいに、それに対していろいろな内容がありますですな、大事なこと、そういったことを積極的にお話されるんでしたかな。そういうふうにお願いをしておきたいんですがね。

木内四郎自由民主党

○委員長(木内四郎君) その報告いかによっては、それに対して政府にも質疑されることもあるでしょうし、また、皆さん方から御質疑願うこともあります。  それでは、きょうはよろしゅうございますか。別に御発言もなければ、派遣委員の方の御報告に対する質疑は、この程度で本日は終わりたいと思います。ほかに御発言ございませんか。ほかに御発言なければ、本日はこれにて散会いたしたいと思います。    午前十時三十二分散会

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