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34回国会参議院1960/02/25

内閣委員会 第6号

発言数
45
登壇者
7
会派数
2
開催日
1960/02/25

会議録

中野文門自由民主党

○委員長(中野文門君) これより内閣委員会を開会いたします。進駐軍による人身被害に対する補償に関する件を議題として、調査を進めます。政府側出席の方々は、赤城防衛庁長官、小幡防衛政務次官、前田大蔵政務次官、丸山調達庁長官、新保主計官の方々であります。御質疑のおありの方は、順次御発言を願います。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 順序がちょっと逆になるんですが、大臣お急ぎということですから、委員長に協力して先に二、三回いたします。で、赤城国務大臣に伺いますが、この旧連合国軍関係人身被害者に関する補償の問題は、岸内閣におけるあなたの行政分担になっております。また官房長官時代から関与されて、その内容というものには相当通じられていると思うのですが、どういう問題点があって、どういう点を解決しなけりゃならんと把握されておりますか。御答弁いただきたいと思います。

赤城宗徳自由民主党防衛庁長官

○国務大臣(赤城宗徳君) 占領軍による生命身体等の損害を受けた者の中に、見舞金といいますか、そういうもりが漏れている者が相当あります。そういうことでありますので、調査費を置いて、その調査をしてきたわけでございます。この漏れた者に対して支給することについての方策、それが一つ。  それから、すでにそういう見舞金を支給された者があるのでございますけれども、数次にわたってやっておりまして、そのつど出した見舞金の額が今から考えると非常に少額である。あるいは不均衡であるというような事態があります。この事態もよく調査して方策を立てていくべきではないかというふうに考えられます。後者の方につきましてはいろいろ問題がありますけれども、実態をよく調査して対処していかにゃならぬ、こう考えております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 調査等についてはあとで事務局に承りますが、大臣に承りたい点は、漏れておるものに支給をする、追給をする、この問題がある、その通りだと思うのです。それから次の時期によって、非常にアンバランスであるということは、大臣が指摘された通りであります。この点については、アンバランスを直すということを左藤防衛庁長官、国務大臣以来、官房長官も大臣も本委員会あるいは予算委員会で答弁して参ったところですが、昭和三十五年度の予算編成にあたって、そのアンバランス是正の予算が組めなかった理由はどこにあるのか。大臣は非常に御理解もありますし、関心を持って努力されたんだろうと思いますが、それが出て参らないのはどういう理由に基づくものか、あるいは今後どういうふうに対処しようと担当大臣としてお考えになっておられるか、承りたいと思います。

赤城宗徳自由民主党防衛庁長官

○国務大臣(赤城宗徳君) 第一の問題、支給漏れにつきましては、今、御承知の通り八千万の予算を事業費として計上してあるわけでございます。それから、アンバランスの問題につきましては、すでにその当時支給してあるのだから、そのときどきには正しい額じゃないかという議論をする向きもありまして、これまで予算に計上するかしないかという問題に対して結論が出はかったわけであります。私どもといたしましては、予算を計上すべきだ。少なくとも調査費として計上すべきだ。それは、未支給者に対しての今までの調査費であったけれども、それ以外のアンバランスの問題についても調査する費用を少なくとも計上すべきだということで、大蔵大臣も大体了承しておったわけでございましたが、結果においては、調査費の計上がなかったようであります。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 その点は私は非常に遺憾なんですがね。昭和三十五年度の予算の編成にあたって、赤城国務大臣いりいろな問題で非常にねばられた、努力されたということは、報道機関を通じてよく承っているのですが、この問題についても関心のある赤城大臣としては、官房長官以来立法府と関係を持ってきただけに、私は努力されたと思うのですけれども、それが実らなかったのは不思議でしょうがないのですが、大蔵関係あとで承りますが、支給されたのは、そのときどきは正しいのではないかという意見があるというのは、そういうのを大臣聞き流していけないと思うのですよ。昭和二十二年一月七日までは、死亡者の見舞金は一人五百円以内ですよ。その当時の貨幣価値にしても、進駐軍から無理に殺されて、中にはお気の毒な御婦人なんか強姦されて殺された人がありますよ。小倉なんか、そういうのを現に知っているのです。五百円ぐらいのほんの涙金みたいな見舞金をやられただけですよ。あとで若干修正はされても、微々たるものですよ。それが厚生省時代、調達庁時代と経過はたどっておりますが、このアンバランスは、終戦処理としてやらねばならぬという御見解には、担当大臣としては立たれているのだろうと思うのですが、その点伺いたいと思います。

赤城宗徳自由民主党防衛庁長官

○国務大臣(赤城宗徳君) そういう事態があるということも承知しておりますので、アンバランスを是正すべきじゃないか。その前提として少なくともはっきりさせるために調査費を置くようにということで折衝中に、大体置くことになっていたのですが、それが置かれないで終わったといいますか、提案になったということは私も遺憾に思っております。

中野文門自由民主党

○委員長(中野文門君) ちょっと速記をとめて下さい。    〔速記中止〕

中野文門自由民主党

○委員長(中野文門君) 起こして。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 それで、この左藤さんは防衛庁長官時代次のような答弁をしていますよ。できれば行政措置でやりたい。それができぬ場合は立法措置をする。赤城さんも官房長官時代、私の質問に対して行政措置でやれると思う、それのやれぬ場合は立法措置も検討すると、こういう答弁をされているわけです。国務大臣になられてからもその答弁をされておるにもかかわらず議院運営委員会に出されたあの提出予定の法律案の中にはこれに関する案件は椎名官房長官から出てきておりません。予算がきまれば、まあ与党、政府としては三十五年四月一日から実施するような法律案出せないかと思うのですが、その法律の施行期日を三十六年の四月一日とするような法律案は出せるわけですから、予算には影響ないわけですから、その立法措置をこの国会で諮ると、内閣の方から提出するようなお考えはあるのかないのか、今までの国会における答弁から、公約からいうならば、予算措置も当然はかられるべきであるし、法律案が国会に上程されなきゃならぬので、その点非常に私は遺憾に思うわけですが、どういうお考えでおられるのか御答弁いただきたいと思います。

赤城宗徳自由民主党防衛庁長官

○国務大臣(赤城宗徳君) 私もこういう問題は、立法措置でやっていくのがいいと思います。立法が政府提案にするかあるいは議員提案というような形にするか、こういうことについての検討がまだ残っておると思います。検討中でありまするから、そういうことがどっちが適当かということになれば、私は立法措置でいけるものだと、こう考えております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 もう一回。与党の政調会でも岡崎さんが内閣部長をしておるのですが、立法を要すると言って、与党の政調会の内閣部会でもそういう態度を去年の秋にきめて臨まれたにもかかわらず、この内閣の方で予算化も立法化もできないというのには、私は少し冷淡じゃないかと思うのですよ。ほかの問題は予算の編成権がどこにあるかとよく議論せられるところですが、大蔵省で、内閣の方で予算の原案を作る。それに対して与党の意向というものは相当入って、当初の予算が最終決定するまでには相当変貌するということは皆さん御承知の通り。ところがこの問題に限って、与党の内閣部会でさえ全会一致でこの必要を認め、そうして、党内で発言しているにかかわらず、これが浮かび上がってこないというところに私は政府、与党のどこかにこういう問題について非常に無関心といいますか、無慈悲な考え方を持たれている向きがあるのじゃないかと思うのですね。それを破って、そうして追給の問題、あるいはアンバランスの問題を解決するには、何としても担当国務大臣としての赤城さんにはだも二はだも脱いでいただかなきゃならぬと思うのですね。あまりにも戦後十五年の長い間ほったらかし過ぎているというのは、それであらためて与党内にもそういう意向があるわけですから、大臣として今後に対処する決意のほどを承っておきた。ぜひともこの国会にその実施期日は三十六年の四月一日になるにしても、法律案を事務当局に用意さしていただきたいと思うのですが、もう一回お伺いしたい。

赤城宗徳自由民主党防衛庁長官

○国務大臣(赤城宗徳君) 考え方は別に違っておりません。同じような考え方でございますが、手続といたしまして、政府として出す、あるいは議員提出の法律案としてやるかということを目下検討中でございますから、その結論を近く得たいとこういうふうに考えております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 中野委員長、なかなか名委員長で、よく、この前も総理がおいでになったときにさっとなにしたが、僕らもできるだけ協力しているし、よく政府委員を呼んでいただくのですが、衆議院も委員会、こちらも委員会ですが、こちらの方を考えれば、委員長もできるだけ大臣の委員会への出席を今後も御配慮願いたいということを要請しておきます。  事務当局に伺いますが、去年国会における答弁では実態調査は昭和三十四年秋ごろまでには終了するということで、その責任官庁の調達庁もこういうふうにきめて予算化されて行なわれたわけです。しかも、それは秋ごろに結論が出たのではだめだ、昭和三十五年度の予算案の編成の作業にかかる八月ごろまでに予算編成の作業をするのに支障のない程度に調査を終わらなければならん、そうするつもりでやっている、こういう答弁で本日まできたのですが、今アンバランス是正についての調査費を必要とする、組もうと思ったが組めなかったというふうな国務大臣の答弁、非常に心外に思うのですがね。そこで、お答え願いたい点は、実態調査は終わったのか終わらないのか。で、実態調査の結果はどういうものが出たのか、もし終わっていないとすれば、どういう向きの調査が終わっていないか、その調査を完了するためには、どのくらいな時日を要するのか、はっきりとお答え願いたいと思う。いつまでも調査々々と言ってあまりひどすぎると思うのですね、お答え願いたい。

丸山佶調達庁長官

○政府委員(丸山佶君) 昨年の四月以降実態調査を実施いたしまして、お話のありましたように、次年度の施策に間に合うようにということで、一応夏の時期までの調査、なお引き続きその調査を続行するという方針で調査に着手いたしました。夏のころに資料としてまとまりましたものでは、員数といたしまして七千五百七十八人、このうち従来見舞金も支給されなかったという方々が千三十九人ございました。この調査に基づきまして夫受給者には支給措置をすることは当然である。また、アンバランスの問題に限りましても、占領時代の特に初期のころ、お話のありました進駐の当初から一年、二年というころの方々に対する措置が非常に低きに失するという結論がありまして、その対策、予算を立てたわけでございます。なお調査の方といたしましては、その後も続行いたしましてただいま判明いたしておるところでは、総計が八千六百五十四名、うち見舞金も支給されなかった者、いわゆる未受給者と申される者が二千五十名となっております。実態調査の関係におきましてはほぼこれをもちまして目的を達しておると考えております。ただ、先ほど大臣からお話がありましたアンバランス是正の問題に関しましては、もちろん調査事項もございますが、なおその調査事項を整理して、これに検討を加えてどういうような是正が必要か。この問題が残っておるんでございまして遺憾ながらこの三十五年度予算編成期までにはその結論に至りませんので、政府といたしましては見舞金の支給されなかった方々に対する分のみ、従来の基準による見舞金を支給するという方針が決定されまして、八千万円の予算が計上されておる次第でございます。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 その予算書を見ると、国際連合軍等関係補償費、これは項ですが、その項の中に事故見舞金として八千万円計上されていますね。それが今指摘されておると思うのですが、それがこの二千五十人分ですか。

丸山佶調達庁長官

○政府委員(丸山佶君) 二千五十人はただいままでに判明しておる分でございますが、なおこの後においてもその申し出があるものを予想いたしまして二千五百人というものを予想した予算でございます。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 この点をもうちょっと聞きますが、この二千五百人を予想しての未受給者に対する追給八千万円の支給基準というものは、行政協定十八条、すなわち平和条約発効後における行政協定の十八条に基づくあの基準で支給されるわけですか。

丸山佶調達庁長官

○政府委員(丸山佶君) この未受給者に支給されます基準は、従来占領時代並びにその占領の終わる二十七年八年是正措置をとりましたその基準で支給する。そのように予算を策定しております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 従って、ここに何人か死んだ人がおると、その人は支給されてないから、今から支給する。その場合にその事故が起こった、死んだ時期が違えば、支給される金額は違ってくるわけですね。お管守え願います。

丸山佶調達庁長官

○政府委員(丸山佶君) その時期々々によりまして、二十七年二十八年に措  置をとった。そのものの基準によりますので、お話の通りになります。従いましてその措置が済みますというと、全部つまり未受給者、既受給者といわれる方々の間は、全部が一応従来の既受給者と同じ形になるわけでございます。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 大蔵政務次官伺います。そういう支給の仕方に矛盾はお感じになりませんか。感じるとすれば、どういう点に矛盾をお感じになりますか。お答え願います。

前田佳都男自由民主党大蔵政務次官

○政府委員(前田佳都男君) お答え申し上げます。ただいま矢嶋委員の御質問の点でございますが、まあ見舞金の立て方といたしましてですね、その事故発生のその当時の状況に基づいて算出をするというのが、これはまあ常識じゃないかというふうに考えております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 金というものは貨幣価値というものが問題だと思うのですね。貨幣価値というものが、物価との関係が政治をやる場合にはそれは私は大前提にあると思うのです。支給されてないというのは、これは被災者にしたら納得できないと思うのですよ。これは戦後処理なんだが、まあ戦争に負けたからというので、占領軍がおるからわれわれは敗戦国民として扱われた。だから場合によると、犬ネコみたいにむごい取り扱いを彼ら進駐軍によって受けた。かたわになった人もあれば、生命を奪われた人もある。ところが当時の役人というものは、僕らも国会で論議をして行政指導を仰いだのですが、不親切ですよ。それは駐留軍の何か調達業務とか何とかいえば、自治体の長も、全く目の色を変えてかけ回り、こういうところで言うのはおだやかでないけれども、どうですか、駐留軍が日本におったころですよ、おってから、ここで芸者を世話しろというと、町村長あたりが、目の色を変えて進駐軍に気に入るような女性を探して歩いたというようなことは、どこにでもあるでしょう。ところが同胞が不法に進駐軍から傷つけられたり、生命を奪われたりした点については、一向世話しない。若干のこういうささやかな涙ばかりの見舞金が出るようにしてもですよ、そういう人に、ここにあるからあなた方見舞をもらいに来いといって世話をするような公務員というものは、残念ながらおりません。そこにこういう未支給の人がたくさんある、こういう人々が、たまらなくなって、団体を作って要望し出したら、ようやく国の行政事務というものは動き出した。しかも調達庁長官、あなた思い出すことがあるはずです。私の記録では、未支給は大体百二十件ぐらいだというのを答弁している。その答弁は昭和三十三年の十二月です。未支給者は大体百二十件ぐらいだと思うということが答弁なんです。それはあの本格的調査に入る約一年半前の話です。ところが国会で追求を受けて調査してみたところが、今まで大体二千五十件つかめているというのでしょう。大体二千五百件になりそうだというので、八千万円を予算化したというわけでしょう。それだけの狂いがある。だからこれは負傷した人、あるいはその遺族の責任じゃないですよ。そうしてわかったから、今から追給しようというので、現在の貨幣価値で、昭和二十三年あなたは千円だ、昭和二十五年あなたは五万円だ、同じ死んだ人に、そういうふうに現在の貨幣で支払うということは、いずれアンバランスは是正しますという前提がなければ、これは納得できませんよ。そんなら今の貨幣価値ですね、昭和二十三年に死んだ人が千円だった、その千円を現在の貨幣価値に換算すると何万円になる、そこで払うのならこれは筋が通っておるんです。二十三年に受給権があったんだから、もらう権利があったんです。そのときの規則が千円ならば、その千円を現在の貨幣価値にやり直してそして追給するのならわかるけれども、二十三年に事件があって、そのとき受給権があった。そのときの規則に活字が千円とあったからといって、今追給するのに、はい千円差し上げますというんじゃ、これはあなた不合理なものですよ。それに矛盾を感じないといったら、これは私はおかしいと思うのだ。しかし、その前提は、一応こうしておきますが、確かにアンバランスがある、そのアンバランスを是正することが前提になっているのだというならば、その支給される人も幾らか希望も持てるし、虫のおさまるところもあると思うのですが、それがなかったから、人をばかにしているというよりか、反発心すら私は起こすのが人情じゃないかと思うのですが、一体調達庁長官は、直接に大臣を補佐して仕事をなすっているのですが、あなたたちは、貨幣価値とかそういう点からどうお考えになっているか。さらに、大蔵政務次官にもう一ぺん御答弁いただきたいと思います。

丸山佶調達庁長官

○政府委員(丸山佶君) この占領時代の人身に被害を受けた方々の問題につきまして、特に初期のころの該当者は非常に少なかった、当初のものは死亡についても五百円しか支給になっておらない。これに関しまして二十七年、二十八年に、その当時全体の是正措置をとるとともに、なお支給漏れ等をなくするという措置が、当時政府においてとられたわけでございます。従いまして二十七年、二十八年の追給是正措置をもって、一応この問題の処理が済んだという関係にある、これが非常に難点のところでございます。この五百円の関係者におきましても、三十八年において六万三千円まで追給の措置を講じております。しかしながら、今回私ども調査をし、いろいろ具体的に当たり、それらの事情も調べまして、何としてもやはり初期のころと占領が終わるころとの間のバランス、これとまた占領が終結して、いわゆる行政協定というものができてからの処置と、こういうものの比較検討におきまして、やはりもう一回考え直して、何らかの措置を講ずべきであると私は考えているのでございます。先ほども申し上げましたように、二十七年、二十八年において一応そこの是正措置ということで、追給措置がとられている事情、またその支給の時期において、確かに物価の変動において、初期のころの物価水準は低かった。もしもその当時において、たとえば六万円なり七万円なりというものが支給されておったならば、相当それは価値のあったものだと考えます。やはりその支給時期が二十八年というようなことになっている。そこに問題があると、しかしながら、一般的に補償問題に対する基準措置等においては、そのときの事故発生の時期というものが基本になっている。これに格別な例外をこの件についてとるべきかどうかという大きな基準がございました。遺憾ながら、ただいまのところ、来年度においては、未支給者限りの措置ということになったわけでございますが、私といたしましては、なおそれらの諸問題の問題点は検討を加えて何らかの措置を運ぶようにいたしたいと考えております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 大蔵政務次官と防衛庁政務次官に御答弁いただきたいと思うのですがね。問題点の一部はわかったと思うのですよ。やはり私は政治力を要すると思うのですね。で、お二人の方々の政務次官在任中に、一つ全力をふるって、僕は解決に努力していただきたいと思うのですよ。よく政治家は選挙に票になる方面に焦点が向きがち、予算は向けがち、予算の内容を検討してもわかりますがね、どの政党でもそういう傾向がある。そういうことでは私はならぬと思うのですよ。これは軍人恩給も不十分な点はありますけれどもね、外地加算の問題とかいろいろありますけれども、ある程度の軍人恩給は大きな政治力を持つがゆえにかどうか、かなり是正されて参った。最近は農地被買収者問題調査会設置法案が出ておりますが、これは農地は補償しないという建前のようですが、やはりそういう問題が起こっている。しかし、私はその問題以上にこの問題は、僕は国家としてはゆるがせにできないことだと思うのですよ。自己の責任じゃなくて、戦争には国民として協力をしたが、不幸にして指導者のなにがまずかったのもありましょうが、とにかく敗戦のうき目にあった。そうして敗戦国の民として非常にひどい目にあった。そういう立場ですから、私は、農地改革に伴う犠牲者、それから軍人として召されて犠牲になられた方、そんな人々と比べて、国あるいは政治という立場から考えた場合に、いささかも軽視されていいような内容のものじゃないと思うのです。予算だって大したことじゃないんですからね。だから、こういう点を、終戦処理を完了しないで、これは理論の分かれるところでしょうが、自衛のためとはいいながら、千五、六百億円の予算をどんどん組んでいく、ふやしていくということは、僕はちょっと冷静に考えたら、やはり納得できないと思うのです。ましてや当事者だったら、何の愛国だ、何の国を守る部隊だというような言葉が出た場合に、立法権を持ち、予算の審議権を持っている国会におろ議員として、そういう反問を受けた場合に、堂々と自信を持ってこれに答え得る立法府の議員は一人もいないんじゃないかと思うのです。今までずいぶんこれは、あなた方にも御心配いただいたことだし、立法府においても議論をし、要望したところです。それが遅々として進まないというところに問題があると思うのです。三十五年度の予算編成の動向というものは、僕は目して見ておったのですが、結局地域給の八千万円というところに落ちついた。しかも、その八千万円の未支給者に対する支給というのは、今御答弁の通りです。だからこのアンバランスも冷めて、かつて大臣も立法措置を公言されている。与党の政調会でもそういう動きがあるわけだから、大蔵政務次官、防衛庁の政務次官として、大臣を補佐してあなた方の任期中にぜひとも私は一つ解決していただきたい。そういう決意をもって臨んでもらいたい。これは要望を含めて御意見を承りたいと思います。

小幡治和自由民主党防衛政務次官

○政府委員(小幡治和君) 今の矢嶋議員の御議論まことに、ごもっともでございまして実は防衛庁といたしましても、先ほど長官が御説明申し上げました通り、この際この問題は全部一つ解決していきたいというふうな意味でいろいろ計画も立て、また大蔵省と折衝もいたしたような次第でありますけれども、しかしその中で、未支給者の問題だけは一応これで解決の目鼻はつきましたが、あとの不均衡是正の問題については、もう少し研究してみようというようなことで予算化に至らなかった。しかし、これは捨てたのじゃありませんで、あくまでも研究して、一つこれは何とかいくようにしようということで、今長官の御答弁がございましたように、これの立法措置の問題でも、政府提案にするか、あるいは議員提案にするかというところまでとにかく今突っ込んで研究し、話し合いを進めつつあるような次第であります。そういうわけでありますので、防衛庁の側といたしましては、矢嶋議員の精神に同感を表しつつ今折衝し、またそのつもりで一つやっていきたいというふうに思っております。

前田佳都男自由民主党大蔵政務次官

○政府委員(前田佳都男君) お答え申し上げます。ただいま矢嶋委員御指摘の、この損害賠償の額は金によって表わされる、しかもその金は、貨幣価値を中心として物事を考えなくちゃいかぬという、まことにごもっともな御意見でございまするが、ところが、このごもっともな考え方が、必ずしも現在そういう考え方では進んでおりませんで、残念ながらそういう体制にはなっていないわけでございます。先ほど例をあげられましたけれども、農地補償の場合にいたしましても、あるいは一つの例をとると、簡易保険の保険金も、契約当時の保険金では、貨幣価値の変動によって、それだけの価値がなくなってきておる。それを追給することができないという、必ずしも精密には同じとは申しませんが、一般にそういう考え方をもちまして貫かれておりまする関係上、貨幣価値の変動によりまするところの差損というものを含めて補償するというようなことはなかなかむずかしいということを残念ながらお答え申し上げたいと思うのでございます。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 今後の決意は……。

前田佳都男自由民主党大蔵政務次官

○政府委員(前田佳都男君) なお、これまた矢嶋先生の御意思とは相反するかとも思いまするが、アンバランスの問題でございますが、アンバランスにつきましては、過去二回にわたりまして追給をいたしております。第一回二十七年の五月、第二回二十八年の七月というように二回にわたり追給いたしておりまして、すでにもうその点は調整済みであるというふうに大蔵省では考えておるわけでございます。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 人も立場が変わると、丁思想まで変わるものですね。  (笑声)私は、大蔵政務次官は、われわれ同僚の中でも、最もヒューマニズムに徹底した人だと思っているんですがね、今のあなたの発言は、これは主計官の感覚ですよ、大蔵主計官というのは、常にそういう感覚で仕事をするものです。これは、生命保険とか簡易保険のなにが、貨幣価値が変わっても追給をしないとか、そういう問題と違うですよ。それからたとえば、公務員が退職をした、そこで退職金の受給権が発効した、だからそのときに、退職金を支給したから、もうそれで結了した、終わったのだ、恩給権の問題にしても、そういう解釈が成り立つ、そういう行政解釈といったような一般の解釈と、この進駐軍による犠牲者の支給を受けた金額、その時期、それらは非常な相違があるんですよ、特異性が。そこをまず僕はつかんでもらわにやならぬと思うんだがね。そういう点で、おそらく大蔵省の主計官の主張をそのまま申されたのじゃないかというふうに僕は今承ったわけですけれども、たとえば二十八年とか二十九年の三月末をもって終了したのだ、ピリオドを打ったのだ、これがすべての行政をやる場合の基本的な考え方だが、こういう公式論ではこれは押し通せぬものだ。押し通すところに大きな問題点がある。その一手で、大蔵省では与党の内閣部会なんか押えているのだ。それから、われわれに対してもそれで臨んでいる。それが予算案の数字として現われるのが、一番大きな根本の問題だと思う。おそらく大蔵省の主計局関係の人には、兄弟とか親が、そういうふうに進駐軍からかたわにされたり殺された人はおられないのじゃないですか。これは主計局長とか当事者が、そういう目にあっておって、少し研究したら、こういう形式的な、ここで支給したからそれで終了したんだというような、他の一般の場合に通るような行政解釈の運用ではいかない大きな特異性があるということを必ず僕は気づくと思うのです。そういう体験が身近にないだけに、予算編成のときに苦労して、できるだけ圧縮しよう圧縮しようとする場合、こういうふうに切ってくるんだと思うのです。そこに赤城さんとか小幡さん、あるいは丸山さんの意向が通らない、そういう盲点があるというのが、私は今はっきりわかったわけなんですが、どうですか政務次官、そういう点を一つ検討するお考えはないですか。お考えはないかじゃない、すべきだと思うのです。それでこれは重ねて私は政務次官に要望します。あなたわからぬ人じゃないと思うんですがね、僕は。(笑声)

前田佳都男自由民主党大蔵政務次官

○政府委員(前田佳都男君) 大へん血も涙もないような、冷酷無情な印象を受けるような御答弁を申し上げまして、ほんとうに恐縮いたしますが、ただ私が申し上げておることは、貨幣価値の変動によりまする差損というものを、一般的にはこれは認めないというふうな原則をずっと貫いておるということを申し上げたのでございますが、もちろんそれは、はたして簡易生命保険であるとか、あるいは恩給の債権の問題であるとか、あるいは農地証券の問題であるとか、今回のこの問題とはもちろんその実体は違うとは思いまするけれども、とにもかくにもそういう考えの立て方を貨幣価値の変動による差損につきましては貫いておるということをお答え申し上げて、非常に私はむずかしい問題であるということを申し上げるわけでございます。と同時に、アンバランスの問題でございまするが、先ほど調達局長からもお答えをいたしましたように、その最終的な結論がまだこの予算編成期までに実は出ていなかったように聞いております。ただ、私は現在までに過去二回の追給によりましてアンバランスが是正されたもので、しかも第二回の是正で、この問題は最終的なものであるというふうに大蔵省の事務当局では考えておったというように思っておりますので、そういうふうにお答えをいたしたようなわけでございます。なお、この予算編成当時の詳細な問題につきましては、新保主計官も来ておりますから、新保主計官からお答えを申し上げてもけっこうだと思います。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 とにかく政務次官なり大臣の考え方がかたまらぬことにはどうにもならない。それでもう一回お伺いをさしていただきますが、たとえば昭和二十七年に生命を奪われたとすると、大体二十五万から三十万ぐらいもらっておると思います。先般武蔵野音楽大学で宮村という学生が殺されたという事件がある。あの人は大体百五十万支給されたわけです。そこでそれを受け取っていない場合にこれを未支給者だと言って追給すれば二十七、八年に死んだ人は、二、三十万でとどまってしまう。ところが、去年あたり死んでおれば死んだ時期において同じ追給でも、今の貨幣価値で一方は五倍も六倍も支給される、こういう追給される場合に、金額を見せられた場合に、当事者としては納得いかないのですよ。それを私は言っております。それではあなたそのとき請求しなかったのがいけないのだとは、この事案に関係する限り言えないのですからね。ほかの問題ならきまっているけれども、こういう進駐軍による犠牲者は、国並びに地方の行政当局の思いやりとか、思想なんかが不十分な点がありましたよ。また、混乱中でもあったから、そういう点で未受給者が漏れているわけです。だから未受給者がどれだけあるかもつかめなかった。今大体二千五百ぐらいあるだろうというのが出てきた。だから、それを請求して受け取ってないのは当事者だけがいけないのだ、だから今金がおそく払われて安い、貨幣価値が上がって安い金しかもらえないのだ、やむを得ないのだ、それであきらめろというのじゃ無慈悲だ。とにかく特殊なケースですから、戦争に負けなければ起こらなかったことだ、人によれば日本の有史以来初めてのことでしょう。だから一般的な形式的な取り扱いだけではいかないということを私は言っているわけです。大蔵政務次官の意見も私も大体同じだと思うのですよ。これから検討されるということなんでしょう。もう一ぺんお答え願います。

前田佳都男自由民主党大蔵政務次官

○政府委員(前田佳都男君) ただいま矢嶋委員の御指摘の例に関連しまして、一応われわれの方で被害調査も発生年次別によってこれを追給したものも含めまして、大体一覧表というものも考えておりまするが、これによりますると、大体見舞金というものが平均賃金水準というものを基準といたしまして算出されておりまして、その思想をずっと価幣価値に換算していきますると、大体バランスがとれたものであるというふうに解釈をしておるわけでございます。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 そうすると調達庁当局とあなたのところの見解は、アンバランスの問題については意見が食い違っているということですか。

前田佳都男自由民主党大蔵政務次官

○政府委員(前田佳都男君) その点はなかなか予算要求と、また予算編成という関係でいろいろと要求と編成の間には取り引きがあることだろうと私は思いますけれども、おそらく私、察しますに、調達庁の方でもまだ三十五年度の予算編成までにそうコンクリートなはっきりした資料が出ておりませんで、それでそういう条件のもとに今回の予算が編成されたのじゃないかと私は思っております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 もう二、三問で終わります。そこで調達庁長官に承りますが、補償基準等についてはもうあなたのところでは検討されているのか、昭和三十年の予算折衝については十分な資料が整わなかったようです。従って調査費を要求したということですが、現段階で補償基準というものについてはどの程度の構想を大体まとめられているのか、お答え願います。

丸山佶調達庁長官

○政府委員(丸山佶君) 今回の予算編成時期においても、私どもとしては一応の補償基準及びその支給の方法等の案を立てておったわけでございます。それの基本たるものは行政協定が発効しました以降の原則的なルール、すなわち今一例を死亡の場合にとりますというと、収入日額の千日分、千倍というのが現行のやり方でございます。それを中心にして是正をする。ところが、是正に関しましては先ほどるる大蔵政務次官からもお話がありましたように、いろいろ価幣価値の変動に伴うところの補償金に大きな補償体系というものとの調整の問題がございます。あとから追給する場合には、そのときを標準にする。従って、それならば発生当時の収入等に対しましても、そのことからすでに是正をしてかからぬではいかぬだろう、そういう考えのものも立てたわけでございますが、そこにいろいろお聞きのような議論がございまして、今日までこのことにつきましての措置が具体的にはとれない状況であります。今これからなお私検討いたしたい。といいますのは、その二十七年八年にやった措置自体に再検討を加える、またその基準たるべき収入日額の修正等の問題になおもう一そう検討を加えていく、これらのことを中心にこの問題の今後の検討をいたしていきたい、このように思っております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 それではあなたの上司である赤城国務大臣が閣内で政治折衝するに必要な案が一応でき上がるのはいつごろですか、いつごろでき上がりますか。あなたのところで見解をまとめて、そうして国務大臣に、これで一つ閣内で御努力いただきたい、折衝していただきたいというものが出てこなければ、赤城さんも手持ちぶさたでできないわけですから、それでいつごろそういうものが得られますか、その見通しを承りたい。

丸山佶調達庁長官

○政府委員(丸山佶君) 赤城大臣の意向もなお問題点の検討を進めてこれに対する善処をいたしたい、こういう御方針でありますので、それに必要な資料はできるだけ早く整えたいと存じております。今国会開催中においても間に合うような工合に早くいたしたいと考えております。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 新保主計官に承りたいと思うのです。あなたが担当の主計官ですから、この問題の処理については、やはりあなたの意見というものが主計局を左右すると思う。ひいては大蔵大臣の態度をも左右すると思うのですね、だから担当のあなたがどういう理解のし方をし、どの程度の被災者に対しての同情ある心境になられるか、もちろんこの筋を乱すようなことはやれないと思うけれども、あなたの関心度と熱意というものが、結局十五年放ったらかされたこの問題の最終的な解決に大きな影響をすると思うのですよ。やがて日米新安保体制に入るというそういう画期的な時期を、日本は今の政府によって迎えようとしているわけですね、そういうときに、国全体から見ればささいかもしれません。該当者も少ないかもしれません。しかし、そういう問題は、こういう時期になってなおかつすみっこにおる少数の力の弱い国民の声なるがゆえに、政治、面に具体的に表面に出てこない、解決できないということは私は黙過できないことだと思う。そういう意味では、この問題の適正妥当なる解決策、または解決できるかできないかということは、ピントをしぼっていくと、担当のあなたの双肩に私はかかっているとさえ思う。あなたは、この問題に関しては大いに私は関心を持ってやっていただいていることとは承知しているわけですが、なお先ほど大臣並びに政務次官からもお話があったわけですから、今まで以上にこれらの解決について、理解とその愛情の念を持って御努力をいただきたい念願と期待を含めて、あなたの所見のほどを聞かしていただきたいと思うのです。

新保実生大蔵省主計局主計官

○説明員(新保実生君) この占領期間中の事故見舞金の措置についてでございますが、大蔵省といたしましては、かねてから被害者の方々の陳情も何回かお聞きいたしておりますし、また、予算編成の過程におきまして、与党の政調会にもいろいろ呼ばれまして、お話を承っておるわけでございますが、基本的な考え方といたしましては、占領期間中の見舞金と、講和発効後の見舞金の補償金の間に存するアンバランス、その点につきましていろいろ検討を加えたわけでございますが、アンバランスの問題ができましたのは、そういう声が起こって参りましたのは、講和発効後の補償金の基準、つまり今で申しますと旧基準でございますが、その旧基準が制定されまして、それとの対比において占領期間中の見舞金がいかにも少ないではないかという声が起こってきた、こういうふうに私ども承知いたしております。それに対しまして、二十七年の五月でございますか、これは講和発効後の基準ができ上がった後に、そのアンバランスを是正するという意味を含めまして、第一回の追給措置を講じた、それから、さらに二十八年に第二回のアンバランス是正という意味をもちまして、追給の手直しをやったわけでございまして、そういう経過から申しまして、この間に存するアンバランスというものは、一応是正されておるというふうに考えておる次第でございます。もちろん部分的に考えますと、バランスを失するという点もないではございませんけれども、大きく考えまして、この問題についてはそういう意味で、講和発効後における二回の手直しによって、アンバランスの是正は済んでおるのではないか、こういうふうに考えておるわけです。で、まあ今の戦争被害、あるいは占領期間中における被害者の非常に悲惨な実例につきましては、私も、陳情書などいろいろ拝見して、承知しておるつもりでございますけれども、実は私、前にも厚生省の予算を担当いたしまして、非常に社会の下層の気の毒な実情なり、あるいはそういうところから起きる戦争中の被害者の救済問題につきましても、いろいろお話を承ったことがございますが、まあ、こういう戦争中の被害、あるいは占領期間中の被害というものにつきましては、いろいろ未解決と申しますか、不十分な点があることは否定いたしませんけれども、大きな目で考えた場合に、やはりそれは一応解決がついておるのではないか、こういう考えでおる次第でございます。

矢嶋三義日本社会党

○矢嶋三義君 大蔵政務次官に、先ほど答弁された資料、あれわかりやすいようにして数字を出していただきたいと思います。まあ、今の主計官の言葉を借りれば、一応解決したと思っているという言葉ですね。それを裏づけるような数字を、わかりやすく表にして出していただきたい。それをいただいて、またあらためて大臣の所見もただしたいと思います。その資料要求と、それから調達庁長官におかれては、あなたのところは主管庁ですから、調査費が十分組まれなかったから、不自由な点もあったかもしれませんけれども、今までもやってこられたわけですから、未了の調査を早急に進めて、そうして具体的なめどを一日も早く立てるようにしていただきたい。それから、それが立ちましたら、本国会は、大体会期が延長されて、六月上旬ぐらいまでは開かれているだろうと思いますから、それまでにそれを報告してもらいたい。八月初旬から来年度の予算の編成作業にかかりますから、本通常国会が閉会するまでには提示していただいて、本委員会の調査対象となり得るようにお願いいたしたいと思います。それだけの資料要求とお願いをして、本日の私の質問を終わります。

中野文門自由民主党

○委員長(中野文門君) 速記をとめて。    〔速記中止〕

中野文門自由民主党

○委員長(中野文門君) 速記を始めて。  本日の委員会は、これをもって散会いたします。    午後二時三十九分散会

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