運輸委員会 第25号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1960/07/15
会議録
○委員長(平島敏夫君) ただいまより委員会を開会いたします。 委員の変更について御報告いたします。 本日鳥畠徳次郎君が辞任され、大谷贇雄君が選任されました。また、谷口慶吉君が辞任され、大沢雄一君が選任されました。 —————————————
○委員長(平島敏夫君) 道路運送法の一部を改正する法律案を議題といたします。 これより質疑に入ります。御質疑のおありの方は順次御発言願います。——別に御質疑もなければ、直ちに討論に入ります。 御意見のおありの方は賛否を明らかにしてお述べを願います。
○江藤智君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました道路運送法の一部を改正する法律案に対しまして賛成の意を表するものであります。 その理由は、ただいまの自動車の行政の中でいろいろ問題点があることは御承知の通りでございますが、そのうちで特にわれわれとして関心を持っておりまするものは、逐年増加の一途をたどっています自動車事故の問題でございます。また、いま一つは、自動車のいわゆる秩序と申しますか、ハイヤー、タクシーの秩序を乱しておりまするところの白タクの問題でございまして、これは一種の社会問題化すらいたしておるのでございまして、これを正常な状態に持ってくるということは、現下の緊急の問題であると存ずるのでございます。このたびの道路運送法の一部を改正する法律案は、この自動車事故をできるだけ少なくするために、運行管理者の制度を設けまして、これによって自動車の運営というものをできるだけ正常ならしめようということを目的といたしており、また、白タクの問題につきまして、これを発見いたしました場合に、直ちに、その自動車をまた他に転用して、再び違法なる営業をするというような事柄を禁止するということを目標にいたしておるわけでございます。私はただいまの情勢から見まして、この法律案を一日もすみやかに成立すべきものであると考えるわけでございます。 ただ一点私は当局に質問いたしたいのは、この法案によりまして、確かに白タクの取り締まりに一つの基礎を与えるわけでございますが、実際問題としてその実をあげますためには、十分なる警察当局の取り締まりの方面において協力を得なければ、とうていその実はあがらないと思うのでございますが、そういう点につきまして当局においても十分なる御関心があることと思うのでございますが、いかなる連絡協調の道を講じておられるか、その点を御質問いたしまして、その上で御採決を願いたい、かように考える次第でございます。
○委員長(平島敏夫君) ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(平島敏夫君) 速記を起こして。
○江藤智君 それでは討論でございますから、あとでその点につきまして明らかにしていただくことにいたしまして、私の討論はこれをもって終わります。
○委員長(平島敏夫君) 他に御発言もなければ、これをもって討論は終局し、採決を行ないます。 本案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(平島敏夫君) 全会一致と認めます。よって本案は全会一致をもって可決すべきものと決定いたしました。 なお、議長に提出する報告書の作成につきましては、委員長に御一任願います。
○委員長(平島敏夫君) 次に、運輸大臣の代理として、国友自動車局長からごあいさつ並びに江藤君の御意見に対する御答弁をお願いいたします。
○政府委員(国友弘康君) 道路運送法の一部を改正する法律案を御可決いただきまして、大へんありがとうございました。この法律の実施にあたりましては、われわれとしても万全を期して実効をあげたい所存でございます。 ただいま江藤委員からお話のございました公安委員会あるいは警察庁との連絡等につきましては、この白タクがそもそも起こりまして以後、警察庁の方と緊密な連絡をとりまして、昨年八月以降二回にわたりまして全国に通達をおろしてもらって、各都道府県の警察本部において積極的に取り締まるように指導してもらい、さらにしょうけをきわめております都道府県に関しましては、個々に指導してもらうように連絡をいたしておりまして、この点は公安委員会あるいは警察庁の方とも十分連絡をとっておるのでございますが、道路運送法の一部を改正する法律案が通過になりまして公布になりました暁には、さらに警察庁からも新しい通達を出してもらいまして、各都道府県の警察本部を積極的に指導してもらうように、三週間ほど前にも私参りまして、警察庁と打ち合わせをいたしましたのですが、これからも十分に公安委員会及び警察庁の方と連絡をとって実効をあげたいと存じておりますので、この点よろしくお願いいたしたいと思います。
○委員長(平島敏夫君) 以上をもって本日は散会いたします。 午後九時五十分散会