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34回国会衆議院1960/02/16

本会議 第8号

発言数
18
登壇者
4
会派数
2
開催日
1960/02/16

会議録

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) これより会議を開きます。      ————◇—————  議員請暇の件

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) お諮りいたします。  議員三木武夫君から、フランス航空会社の招待による同国訪問並びにイギリス等の政治事情視察のため、二月十九日から三月四日まで十五日間請暇の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 御異議なしと認めます。よって、許可するに決しました。      ————◇—————  海外移住審議会委員任命につき国   会法第三十九条但書の規定によ   り議決を求めるの件

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) なお、お諮りいたします。  内閣から、海外移住審議会委員に本院議員石坂繁君、同山口六郎次君、同吉川兼光君及び参議院議員石黒忠篤君を任命するため、国会法第三十九条但書の規定により本院の議決を得たいとの申し出があります。右申し出の通り決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。      ————◇—————  売春対策審議会委員任命につき国   会法第三十九条但書の規定によ   り議決を求めるの件

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 次に、売春対策審議会委員に本院議員田中角榮君、同福家俊一君、参議院議員市川房枝君、同高野一夫君及び同山本杉君を任命するため、国会法第三十九条但書の規定により本院の議決を得たいとの申し出があります。右申し出の通り決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。      ————◇—————  昭和三十四年度一般会計予算補正   (第3号)  昭和三十四年度特別会計予算補正   (特第2号)

天野公義自由民主党

○天野公義君 予算補正上程に関する緊急動議を提出いたします。  すなわち、この際、昭和三十四年度一般会計予算補正(第3号)、昭和三十四年度特別会計予算補正(特第2号)、右両件を一括議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 天野君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり]

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 御異議なしと認めます。  昭和三十四年度一般会計予算補正(第3号)、昭和三十四年度特別会計予算補正(特第2号)、右両件を一括して議題といたします。

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 委員長の報告を求めます。予算委員長小川半次君。     —————————————     〔報告書は会議録追録に掲載〕     —————————————     〔小川半次君登壇〕

小川半次自由民主党

○小川半次君 ただいま議題となりました昭和三十四年度一般会計予算補正(第3号)及び同特別会計予算補正(特第2号)につきまして、予算委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本予算補正二案は、去る一月二十九日予算委員会に付託され、二月四日政府より提案理由の説明を聴取、昨日及び本日の二日にわたり審議いたし、本日午後討論、採決されたものであります。  今回提出されました予算補正二案は、当面必要とされる最小限度の予算補正措置を講じたものであります。  一般会計予算補正につきましては、その歳出追加額の内訳は、三十四年発生災害復旧事業費五十一億五千五百万円、伊勢湾高潮対策事業費七億円、公立文教施設災害復旧費一億一千五百万円、災害救助費六億八千五百万円、地方交付税交付金十九億三千八百万円、失業対策費三十四億六千九百万円、食糧管理特別会計へ繰り入れ十八億円及び漁船再保険特別会計へ繰り入れ六千七百万円、合計百三十九億二千九百万円であります。  以上に必要な財源といたしましては、法人税五十億円、酒税十八億円、物品税十五億円、雑収入四十七億二千六百万円、経済基盤強化資金九億二百万円、合計百三十九億二千九百万円でありまして、現在までの状況に照らして、その収入見込みが予算額を越え、また越えることが確実な財源のみをもって充てることとし、収支バランスをはかり、健全財政を貫いております。  しかして、さきに成立いたしました予算補正第1号及び第2号を合わせますと、昭和三十四年度一般会計予算総額は、歳入歳出とも一兆五千百二十億九千四百万円となるのであります。  また、特別会計予算補正におきましさは、一般会計予算補正に関連して、交付税及び譲与税配付金特別会計の補正のほか、三十四年産米の購入数量の増加等により、食糧管理特別会計について所要の補正を行なうものであります。  以上が今回の予算補正の内容の概略であります。  次に、委員会における質疑につきまして申し上げます。  質疑は、日米安全保障条約、日ソ漁業交渉、貿易の自由化、公共料金の値上げ、食管等農業問題など、内政、外交各般の問題にわたり、政府側との間に慎重審議が行なわれたのでありますが、その詳細は会議録に譲ることといたし、ここに、その若干を御紹介いたします。  その第一点は、「政府は、従来、第三次補正は行なわずと言明しながら、今回食糧管理特別会計の赤字補てん等の補正予算を提出したが、これは、結局、昭和三十五年度予算のしわ寄せをしたものと認められるが、どうか」、第二点、「今回の補正は災害対策費が中心であるが、年度も押し迫っているので、はたして年度内に消化できるか」、第三点、「三十三年度税収は、年度末補正に自然増収を計上したため予算通りの税収を得られなかったが、自然増収をおもな財源としている今回の補正においても減収の懸念はないか、三十四年度税収の見通しはどうか」、第四点、「三十四年七月の人事院勧告に対しては、今回の補正で実施すべきではないか」というのであります。  これらの質疑に対して、政府側より、第一点に対しましては、「三十四年度に支出を要するものは当然当該年度で措置すべきであり、三十五年度予算のしわ寄せということは当たっておらない」、第二点に対しては、「災害対策として、さきの国会で一応第二次補正で措置したところであるが、その後、資料が整い、また、復旧事業の進捗状況等に照らして、その必要額を計上したもので、年度内には消化する見通しである」、第三点としては、「三十三年度税収は赤字となったが、三十四年度においては、経済の基調は堅調であり、税収の伸びもかなり見込まれるので、今回、第三次補正の財源として提出した」、第四点としては、「人事院勧告を尊重し、従前の例により、三十五年度予算においてすべて措置してある」との答弁がありました。  かくて、質疑終了後、討論を行ない、採決の結果、本予算補正二案はいずれも政府原案の通り可決いたした次第であります。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     —————————————

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 討論の通告がありますので、これを許します。鈴木一君。     〔鈴木一君登壇〕

鈴木一民主社会党

○鈴木一君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和三十四年度予算補正二案について反対の意向を表明いたします。(拍手)  わが党の反対理由はきわめて簡単でございまして、一つの問題に要約できるのでございます。それは、昭和三十四年度予算を通じて、政府はついに昨年七月の人事院の公務員給与改正勧告を無視し続けたという一点なのであります。  なるほど、政府は、明年度予算案におきましては、人事院勧告に従って、四月一日から公務員給与の各俸給表の中級職員、研究職員並びに医師について平均約四%の引き上げを行なっていわゆる中だるみを是正しております。また、明年度分より夏季手当を 〇・一カ月分増額しております。しかしながら、何ゆえに今年度中から勧告に基づく給与改正を行なわないのか。何ゆえに、政府は、人事院が早急に実施すべき旨を勧告したにもかかわらず、本年度中はこの勧告を無視したのか。政府がもし財源がないという理由をつけようとしても、それは理由になりません。  何ゆえならば、政府は、経済好転によって租税自然増を大幅に見込んで、昨年十一月及び今回の二回にわたる歳出補正財源としております。わが党の見るところ、本年度の法人税及び関税収入は、政府の見込み以上に、さらに税の伸びを期待し得ることは明らかでございます。公務員一般職給与の中だるみ是正と、夏季手当〇・一カ月分の増額は、昨年十月にさかのぼって実施するとして、一般会計予算としては、一般職並びに義務教育費国庫負担分を合計して約五十億円が必要でございます。この程度の金額は楽々と本年度の租税増の範囲内でまかない得るのであります。  人事院は、戦後の政治民主化の過程において国民が獲得した重要な民主的機関であります。これの勧告に基づいて公務員の給与を改正することは、民主政治にとって重要な義務なのであります。(拍手)私どもは、公務員給与に関してはあくまでも人事院勧告を尊重し、これを一日も早く実現するという立場を堅持することが行政府に課された任務であり、これを鞭撻するのが国会の義務であると痛感しているのであります。(拍手)私どもは、この人事院勧告を無視した政府補正予算案に対しては何としても賛成することができないのでございます。  なお、私どもは、災害復旧関係費や失業保険費などの赤字補てんについての補正の経緯についてはなお釈然としないものがあるのでございますが、歳出補正の緊急性にかんがみ、政府原案を支持いたします。しかしながら、人事院勧告を無視した点において、私どもは、絶対に政府の予算編成を支持することができないのでございます。  以上により反対討論を終わります。(拍手)

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) これにて討論は終局いたしました。     —————————————

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 両件を一括して採決いたします。  両件の委員長の報告はいずれも可決であります。両件を委員長報告の通り決するに賛成の諸君の御起立を願います。     〔賛成者起立〕

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 起立多数。よって、両件とも委員長報告の通り可決いたしました。(拍手)      ————◇—————

清瀬一郎自由民主党議長

○議長(清瀬一郎君) 本日は、これにて散会いたします。     午後三時二十二分散会      ————◇—————  出席国務大臣         内閣総理大臣  岸  信介君         法 務 大 臣 井野 碩哉君         外 務 大 臣 藤山愛一郎君         大 蔵 大 臣 佐藤 榮作君         文 部 大 臣 松田竹千代君         厚 生 大 臣 渡邊 良夫君         農 林 大 臣 福田 赳夫君         通商産業大臣  池田 勇人君         運 輸 大 臣 楢橋  渡君         郵 政 大 臣 植竹 春彦君         労 働 大 臣 松野 頼三君         建 設 大 臣 村上  勇君         国 務 大 臣 赤城 宗徳君         国 務 大 臣 石原幹市郎君         国 務 大 臣 菅野和太郎君         国 務 大 臣 中曽根康弘君         国 務 大 臣 益谷 秀次君  出席政府委員         内閣官房長官  椎名悦三郎君         総理府総務長官 福田 篤泰君

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