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33回国会参議院1959/12/24

文教委員会 第12号

発言数
21
登壇者
9
会派数
4
開催日
1959/12/24

会議録

吉江勝保自由民主党

○理事(吉江勝保君) それでは、これより文教委員会を開会いたします。  本日の委員長及び理事打合会の経過について報告いたします。本日の案件といたしましては、予定されておりましたものいろいろあったのでございますが、諸般の情勢上、請願の審査を行なうだけにとどめることにいたしました。右の通り、取り運ぶことに御異議ございませんですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

吉江勝保自由民主党

○理事(吉江勝保君) 御異議ないと認めます。  審査に入る前に、現在当委員会に理事の欠員が一名ございますので、その補欠互選を行ないたいと存じます。互選については、慣例によりまして、委員長の指名によりたいと存じますが、御異議ございませんですか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

吉江勝保自由民主党

○理事(吉江勝保君) 御異議ないと認めます。それでは、理事に松永忠二君を指名いたします。    〔理事吉江勝保君退席、理事松永忠二君着席〕

松永忠二日本社会党

○理事(松永忠二君) これより請願の審査に入るのでありますが、その前に請願の取り下げについて御報告いたします。  請願第六二号は去る十一月六日付託になっておりますが、昨日請願人より同請願の取り下げがございました。  請願第一四号、女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部改正に関する請願外三百五十件を便宜一括して議題に供します。  速記をとめて下さい。    午前十一時三十九分速記中止    —————・—————    午後零時七分速記開始

松永忠二日本社会党

○理事(松永忠二君) 速記をつけて。  次に、建国記念日制定に関する請願について、御意見のある方は順次御発言願います。

吉江勝保自由民主党

○吉江勝保君 あまり立たないけれども、建国記念日だからちょっと……。  本委員会にこの請願がかかりましたことは、もう数回に及んでおるのであります。この直前の本委員会におきましても、また、三十一本委員会におきましても、論議をいたしたのでありますが、特に、前回の場合におきましても、この請願につきまして私採択を強く主張いたしたのでありますが、当時、名前をさしまして恐縮でありまするが、社会党の理事でおられました松永委員が反対の意を表されたのであります。私は、なぜ建国記念日を制定いたしまする国民のこの要望に対しまして、この請願に反対をされまするか、その際にお尋ねをいたしましたところが、松永委員は、その請願の本文は建国念日の制定に関する請願となっておったのでありまするが、その説明の内容の中に、二月十一日という言葉が一カ所あったのであります。従来社会党側の委員の方々は、紀元節あるいは二月十一日という言葉に対しまして非常に神経質になられまして、この請願を採択すれば、あるいは紀元節の復活になるのじゃないか、こういうような論旨で反対をせられておりましたことを承知いたしておりますので、この二月十一日という言葉がありましたがゆえに、実は私もその際強く主張はいたしておりましたが、最後には保留に同意をいたしたのであります。で、今回の請願はそういういきさつがありましたので、請願の内容には、紀元節でありますとか、あるいは二月十一日でありますとか、そういうような内容は全部消されておるのでありまして、ただ国民の祝祭日といたしまして建国記念日を制定してもらいたい、これだけの内容の請願になっておるのでありまして、今回の請願を採択いたしましても、文教委員会といたしまして、紀元節、あるいは二月十一日というようなことには、少しも拘束を受けるものではないと思うのでありまして、どこの国にも建国の記念日はございまするので、わが国の祝祭日の中に延岡記念日が制定されますることは、これは国民全員の私は要望であろうと思うのでありまして、そういう意味におきまして、今回の請願は満場一致で採択をしていただけるものと私は固く信じておりまするので、ぜひともこの長年にわたりまする国民の要望、しかも津々浦々から要望されておりますこの近国記念日の制定に関しましては、何とぞ本委員会におきして満場の各位の御賛同を得まして採択になりまするようにお願いをし、私は賛成の意見を述べさせていただく次第であります。

野本品吉自由民主党

○野本品吉君 関連して、私も若干所見を申し述べたいと思うのです。建国記念日に関しましては、ただいま吉江委員から経過その他について、またわれわれの自民党としての気持の一端が披瀝されたわけでありますが、私は、日本の国民として生活しておりまして、非常にさびしく感じておりますことの一つは、祝祭日、国の祝祭日に対する情熱と申しますか、これが非常に希薄であり、欠けておる、よその国の祝祭日における国民の気持というものは非常にこれを祝う熾烈な国民感情が盛り上がって参りまして、その行事におきましても、全国民的な盛んな行事が行なわれておることを見まして、非常に私はうらやましく思っておるわけです。従ってわれわれとしては、従来、国の祝祭日に関する法律がありまして、一応制定はされておりますつけれども、さらに祝祭日の問題につきましては、一段と全国民的な喜びと感激の一口を送ることのできるような祝祭日であらせたいということを強く感じておるわけであります。その祝祭日の中に、この建国記念日というものが落ちておるのでありますが、これは、実に独立国日本の国民といたしまして、非常にさびしさを感じておるわけでありまして、従って建国記念日をも含めまして、全国民こぞって祝福し、謳歌することのできるような祝祭日に対する研究と申しますか、それを進めることが必要であるということを痛感いたしておるわけです。かような意味におきまして、私はこの建国記念日を制定することの請願に対しまして、いずれの日を選ぶかは、これは別の問題といたしまして、非常に大事なことであると考えておったんでありますが、いろいろと話し合いの結果といたしまして、かような扱いになったわけでありますが、ぜひ将来、くどいようでありますが、国をあげての祝祭日たらしめるように努力したい、同時にその祝祭日の中には、建国記念日というものをまず設けるようにしなければならぬ、そういう気持を持っておりますので、一応この問題が提起されたこの機会におきまして、日ごろ考えておることの一端をここに披瀝いたしまして、今後の研究に待ちたい、かように思っております。以上であります。

荒木正三郎日本社会党

○荒木正三郎君 ただいま議題になっておりまする建国日を制定する請願の件でありますが、建国日の問題については、私ども社会党におきましても、従来慎重に検討をしてきた問題であります。特に、さきの国会で、議員立法という形で、二月十一日を建国記念日とするというような法律案が提案されたことがございます。その際に、社会党は、これに強く反対をいたしました。その理由は、詳しくは述べる必要はないと思うのでありまするが、二月十一日を日本の建国日とする歴史的な理由が存在しないということが一番大きな理由であったわけであります。そういう立場で、二月十一日を建国記念日にするということについては、皆さんも御承知の通り、社会党は強く反対をしてきたところであります。  今度の請願については、二月十一日という日を指定して、そうして建国記念日にすべきである、こういう意味の請願ではないのでありますが、しかし、私ども建国記念日についていろいろな検討をいたしましたが、特にそれではいつが建国記念日として適当であるかということについては、一般世論の動向を見ても、あるいは学者等の見解を聞いても、ある人は憲法発布の日がいい、ある人は一月一日でもいいじゃないか、こういう見解の表明もあり、また、ある人は二月十一日、従来通りでいいじゃないか、いろいろ分かれているのが現状であるというふうに思います。この請願を採択するということになれば、私どもとしても責任ある態度で、およその目安というものがなければならぬというふうに考えておるわけです。しかし、今日国論というものは、建国記念日がいつがいいかということについては、必ずしも大勢は一致していない現状にあるというふうに考えておるわけです。特にこの際申し上げたい点は、建国記念日というような、国家にとって非常に大事なお祝い日、これを制定するについては、やはり国民の大多数がこれに賛意を表し、その意義を感じ、そうして心からお祝いをする、そういうものでなければならぬというふうに考えておるわけであります。そういう日が発見できれば、私ども必ずしもそれに反対するというふうな考え方は持っておらない。しかし、現状においてはそういう国論の大勢がまだきまっていない、こういう段階においては、この請願を保留しておく方が適当であるというふうに考えておるわけです。

吉江勝保自由民主党

○吉江勝保君 ぜひ採択をしていただきたいと念願いたしまする者としましては、ただいま荒木委員の述べられました留保の理由というものにつきまして、少しく納得をいたしかねるのであります。これは、建国記念日を制定するというだけの内容でありますので、この請願を採択をいたしまするとともに、建国記念日の日でありまするとか、あるいはまた名称でありまするとか、そういうことについては、ただいまも意見がありましたように、十分に国民の間にも世論も高まっておりまするし、また国会におきましても国会をあげまして研究調査もいたすことになりまするので、そういうように建国記念日を置けて、最もよい国民の祝祭日をきめるという、こういうよい請願に対しましては、まず第一にその建国記念日を設けるということの請願に対しましては、まずこれを採択をいたしまして、そして次に今荒木委員が述べられましたような内容につきまして順次検討を加えていく、こういうような計らい方にいたしまして、ぜひとも本委員会で御採択になるように希望をいたすものであります。

荒木正三郎日本社会党

○荒木正三郎君 重ねて意見を申し上げることはどうかと思うのですが、私が先ほど申し上げました中に、この建国記念日というような重大な祝日を決定するということについては、国民の大多数がそういうことに意見の一致を見た上でなければ、軽々にきめてはならない、こういう意見を申し上げました。これを国会において言いかえますならば、現在社会党が議席の大体三分の一を衆参両院において確保しております。この院内においてもこれだけの勢力を無視して多数で決定する、こういうふうなことであってはならないというふうに考えておるわけであります。もちろん一億の国民が全部が賛成しなければきめられない、そういう議論を言っているのではありません。現に三分の一の現有勢力を持っておるこういう情勢の中においてその社会党が反対しておるという場合においても、多数でもって押し切るというふうなきめ方がされる懸念が相当あると私ども感じておるわけであります。で、そういうことになれば祝日の重大な意義というものを相当失ってしまう、こういうふうな考え方を持っております。このことは私は単なる危惧として言っているのではなしに、前にこの法案が出されたときには社会党の反対を押し切って強引にこれを成立させようという、そういう経過もありましたから、そういう危惧を持つのが私はあたりまえであるというふうに感じておるわけであります。従って国論がもう少しはっきりした段階においてこの問題を検討するということでおそくないというふうに考えておりますので、やはりこの請願の問題については保留、こういう態度を変えるわけにはいかない、こういうことを申し上げます。

近藤鶴代自由民主党

○近藤鶴代君 ただいま吉江委員が二回目の御発言になりましたことを私も少し申し添えたいと思っておったのですが、ただいまの御発言でもう必要はないかと思いますが、私もこの際一言つけ加えたいと思います。建国記念日というような重大な問題はなかなか容易にいつの日にするかということは取りきめは行なわれないものでございます。ただ、しかしながら、たまたま文教委員会が取り扱います請願の中にこの趣旨が入っておったことはおそらく日本国民の大多数の方々が何を標準にしておられるかは別といたしまして、国の誕生日が持ちたい、建国日が持ちたいというこのすなおな気持の請願がいろいろな憶測を持って採択されないということは決していいことではないと思うのです。もしもかりに厳密に請願を採択するとか、あるいは留保するとかいうことになりましたならば、必ずしもこの建国記念日に関する請願でなくても、もっともっと慎重にしなければならないものがあると思うのです。特にこの建国記念日に限っていろいろなことを考えて採択をしないで、純粋な気持で国の誕生日を持ちたいという大多数の国民の期待にこたえられないということは、私は非常に残念なことでございます。そういう意味におきまして請願者の趣旨を尊重して国の誕生日をきめる方を一応取りきめる。ただ、しかしながら、その後においていかなる日を国の誕生日とするかは、やはりいろいろ問題があるところでございますので、その慎重な重大な問題というものに対しては、必ずしも文教委員が責任を持たなければならない性質のものではないと思いますので、私はすなおな気持においてこの請願を採択されるような形にありたいということを心から念願するわけでございます。

千葉千代世日本社会党

○千葉千代世君 私はやはり現在の段階ではまだ少し時期が早いのではないか、こういう意味で保留にしたいと思います。国民の一人としてだれしも国を愛しないものはないし、その国の発展の元をさぐって皆でお祝いするということは当然なことでございますが、しかし、現在のような情勢の中においては、今お互いに民主化の程度もまだ低いこういう中でいきなりこれが取り上げられた場合には、すぐ即紀元節復活という、こういうことになりかねないという風潮がたくさんある。たとえば具体的に申し上げれば、国の祝祭日の中でも憲法発布のお祝いの日には、憲法の発布された二、三年の間は国をあげて政府みずからも国民も一緒になってこれをお祝いした。私ども労働組合におりました者にとってもその代表たちが皆行って一結に祝ってほしいというので、こういう中へ総理大臣から招請もありまして宮城前のあすこに台をしいて、そして国民がこぞってお祝いした。これが長く続いて年とともに盛んになっていくということはだれしも望んでおったわけです。しかしながら、年がたち、日がたつに従いまして、こういうお祝いというものが自分たちの都合の悪いような方向にいく場合には、えてしてやはり消極的になっていくという傾向が間々あるのであります。私は別によその国の例を申すわけでもございませんが、イギリスに行きましたり、デンマークに行ったときにも祝日に当たったのを見ましたが、ほんとうに国民が一人々々喜んで、そしておまわりさんも皆公園に集まった人たちを一人でも多く入れましょうというので、にこにこしていますし、それから国の象徴である女王でありましても皆気持よく手を振ってやってくるわけです。こういう中でおじいさんもおばあさんも、それから外国の人も喜んでいる。ところが、日本の警官で見ますと、お祝い日に出てきた人でも何かやはり威圧するような態度であったり、特に国民を守る立場の人が皆が正正常々と集まつて、デモをするときでも不法に弾圧するという中で、例外はございますけれども、総体的に私どもが十四年の間に経験した中では、やはり何か集まると、すぐトラックや警官隊があごひもを締めてどこかに待機している。こういうふうな祝祭日というものがほんとうに何の警戒心もなく、一人々々の気持から祝えるという情勢を作っていかなければならないのじゃないかということを考えると、特に私が時期尚早だというのは、やはり建国記念日というのはまことにだれしも望んでいるところでございますが、これをやはり一つの、何と申しますか、レールとして、復古的な色彩が非常に強いということであります。やはり世界の情勢の中で日本が国際的に発展していかなければならないときに、国民一人々々が心から祝えるという立場を作っていく。こういうふうな観点から見ますと、まだ祝祭日をいつにするかということすらもわかっていないし、建国の元に対してもいろいろな議論がある。こういう時期でございますので、今しばらく国民皆一緒になって運動が上がってくるまでこれはあずけておきたい。こう考えております。そういうわけで留保しておきます。

北畠教真自由民主党

○北畠教真君 この問題についていろいろと御議論があるようでございますが、考えてみますると、国民的な祝祭日を持つことは一億これ同じだろうと思っております。ただいま外国の話も出ましたけれども、国民の願いの姿を採択する、いつにするかというようなことは別問題といたしまして、国民の願いをわれわれが取り上げていくということは、われわれ国会議員の一つの務めではないかと思っております。もちろん時期の問題につきましてはいろいろと御議論があるようでございますが、この点は別にいたしまして、少なくとも国民が一億一心になった姿においてお祝いしたいという気持をわれわれが取り上げることは理の当然ではなかろうかと思っております。そういう意味合いにおきまして時期尚早論もあるようでございまするけれども、国民一人々々の気持を取り上げて、これが国会に幾分でも反映して、そうしてそういう時期が一日も早く到来することを念願することはわれわれもまたひとしく願うところであると思っております。そういう意味合いにおきまして、このたびの請願がただ国民の念願を披瀝した、熱意を披瀝したものという点において皆さん方の御採択を願うならば、これこそ国民の気持にかなうものでないかと確信いたしております。どうぞそういう意味合いにおいて満場一致で採択に対する御賛同を得るならば非常にしあわせに思う次第でございます。

岩間正男日本共産党

○岩間正男君 私は多くを申し上げませんけれども、大体そういう条件が今日本にないのだと思います。なるほど建国祭でほんとうに一億が心を合わせて祝いたいような日をわれわれは作らなければならない。しかし、そういう日をほんとうに制定したいと考えても今条件がない。たとえば外国の軍事基地が三百有余まだ日本にあります。外国の軍隊が八方、日本に駐留しています。独立国といっておりますけれども、そういう独立の条件というのはまだほんとうに私はないと思う。こういう条件の中で建国祭をきめるといっても、先ほど荒木君が言いましたように、私はなかなか困難だと思う。もう一つは、やはり建国祭という名前のもとに実はいろいろ行なわれておることはどうかというと、やはり紀元節復活、これとつながったやり方で、実際はそのために盛んにこれは運動が行なわれておる事実をわれわれは知っておるわけです。これは、相当軍国主義の復活につながるこういう危険性が多分にある。そういう中で、請願書の趣意は十分に私は見ておりませんけれども、単に建国記念日を作るというだけの、そういう単純なものかもしれませんが、しかし、それが日本の情勢の中で、日本の現実の中で作用するものを考えるとき、私はどうしてもこれは早過ぎる。やはり私たちがほんとうに真に心から祝えるような建国言を作るような条件を作る。そういう中でこの問題は考えられる、こう考えますので、私は現段階ではこれは早過ぎるということを申し上げます。

東隆社会クラブ

○東隆君 私は国の祝祭日は現在でも相当多いのじゃないか。二月はございませんから二月に一日ほしいという考え方も出てくるのでありますが、私は一月に相当ゆっくりしておりますから、二月は二十八日ですし、お祭りを一つ置かなくても私はいいと思うのです。そんなような考えで、祝祭日の配分というと語弊がありますけれども、そういう面からいいましても、私はもうお祭りは少し多過ぎるし、日本人はそのほかにたくさんお祭りを持ち過ぎるのじゃないか、こういう点が一つです。  それから建国祭に関連をいたしますと、私はもうすでにあるのじゃないかと思います。それは五月三日とそれから十一月の三日です。これは十一月の三日に憲法発布の日でありますが、これは明治節であったわけですね。それを文化の日に直している。それから五月三百は憲法が効力を発生した日でありますから、私はこれは十分に民主国家として出発をした場合における日としてこれはもう大きく取り上げていかなきゃならぬ日じゃないか。いろいろお話がありましたけれども、これをやはり大きく取り上げてやることによって、私は十分に、国の建国という言葉については疑問がありますけれども、そういう方面のことを十分かに表現できると思う。今出ております建国祭の問題は、先ほど岩間君が言われたように、非常にたくさんの問題を持っている事柄です。このことを率直に認めるよりも、もうすでにあるものを十分に生かすようなことをお考えになった方がいいと思う。これはかえって日本の国の将来等を考えますとき、非常に逆な方向に力を注ぐようなことになる、こういうようなことが懸念されます。こういうようなことをわざわざここでもって採択をして、そして石を投ずる必要はない、こういうふうに考えるわけです。だから、私はこういうような意味からも、この建国祭のこの案を採択をされない方がいい、こういう意見区です。

野本品吉自由民主党

○野本品吉君 いろいろ皆さんの御意見を承っておりまして、それぞれのお立場からの御意見のようですが、私はその意見の中で、二月十一日ということを一つ予想されての御意見があったようでありますが、この点につきましてはこの請願には具体的の意思の表示はない。かりに今まで二月十一日が適当でないということの御意見の中には科学性がないとか言われますが、私はいろいろのお祭りあるいはお祝いといううものは科学的にばかり割り切れないものがすべての祝いにあると思う。要するに、それは国民としての感情の問題、民族感情と申しますか、そう感情的な要素というものも、そういう祝祭日をきめるには無視してならないことだと思う。一片のいわゆる科学的という名にとらわれてやるのでなしに、国民感情というものが十分尊重されて考えられなければならぬというふうに考えております。  もう一つ、この請願につきましてるる同僚議員からも御発言がございましたけれども、きわめてすなおな気持で建国記念日がほしいという国民の気持なのです。これを採択したところで差しつかえないし、また、すなおなそういう気持を取り次ぐことが、われわれ国民の全部でなくても、多数を代表するものとして当然の務めでなければならぬと考えまして、私はこれに対する反対意見がありますことを、非常に遺憾に存ずるわけです。でき得れば満場一致の採択を希望するということが、私の本心区でありますことをあらためて表明しておきます。

松永忠二日本社会党

○理事(松永忠二君) それでは本件については、ただいま御論議が重ねられたのでありますが、取り扱いについていまだ御意見がまとまらないようでございますので、本件に関する論議はこの程度にとどめることにいたしたいと存じますが御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松永忠二日本社会党

○理事(松永忠二君) 御異議ないものと認めます。   —————————————

松永忠二日本社会党

○理事(松永忠二君) ただいま種々御討議願いました結果に基づき、女子教育職員の産前産後の休暇中における学校教育の正常な実施の確保に関する法律の一部改正に関する請願二十一件、産業教育を行う国立及び公立高等学校基礎教科担当教員の産業教育手当に関する請願百十九件、産業教育を行う私立高等学校教職員の産業教育手当に関する請願九十五件、義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部改正等に関する請願六十二件、学校給食実施義務教育諸学校に栄養士配置等の請願六件、高等学校の授業における生徒の編成及びその教職員の配置基準等の法制化に関する請願十一件、名古屋市名城大学再建に関する請願四件学校給食費国庫補助増額等に関する請願三件、その他請願第三三号、第一〇四号、第一二七号、第一七二号、第三〇一号、第三八一号、第五六二号、第五七八号、第六二四号、第六九〇号、第九二〇号、第九三六号、第一〇三三号、第一一八〇号、第一一八一号、第一二三三号、第一三二五号、第一四八九号、第一五三六号、第一五三七号、以上三百四十一件の請願はいずれも議員の会議に付し、内閣に送付するを要するものと決定して御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松永忠二日本社会党

○理事(松永忠二君) 御異議ないものと認めます。  ちょっと速記をとめて。    〔速記中止〕

松永忠二日本社会党

○理事(松永忠二君) 速記を始めて。  なお、次回の委員会でございますが、第三十四回通常国会が二十九日に召集れますので、調査承認要求を決定するため、二十九日午前十時三十分に開くことといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十二分散会

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