議院運営委員会 第8号
- 発言数
- 18 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1959/11/25
会議録
○委員長(高橋進太郎君) これより議院運営委員会を開会いたします。 故元衆議院議長小山松壽君に対する弔詞贈呈に関する件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(河野義克君) 元衆議院議長小山松寿君は今朝逝去されました。まことに哀悼の至りにたえません。本院といたしましては、衆議院に対する儀礼といたしまして、元衆議院議長には本院議長から弔詞を贈呈することになっておりますので、先例によりまして弔詞の贈呈方を取り計らいたいと思いますので、おはかりをお願いしておるわけであります。弔詞案を朗読いたします。 弔 詞(案) さきに衆議院議長として憲政の発揚 につとめられました正三位勲一等小 山松壽君の長逝に対し参議院を代表 してつつしんで哀悼の意を表しうや うやしく弔詞をささげます 昭和三十四年十一月二十五日 参議院議長 松野 鶴平
○委員長(高橋進太郎君) 以上の通りでありますが、本件をただいま報告の通り決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」呼ぶ者あり〕
○委員長(高橋進太郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(高橋進太郎君) 次に、緊急質問の取り扱いに関する件を議題といたします。 事務総長の報告を求めます。
○事務総長(河野義克君) 相澤重明君から、危険物管理に関する緊急質問が提出されております。所要時間は十五分で、要求大臣は総理大臣、通商産業大臣、労働大臣、防衛庁長官であります。
○委員長(高橋進太郎君) 以上でありますが、ただいま報告の緊急質問を行なうことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高橋進太郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(高橋進太郎君) 次に、虚礼廃止の申し合わせに関する件を議題といたします。 理事会において協議いたしましたところ、今回も例年通り年末年始等の虚礼廃止に関する申し合わせを行なうごとに意見が一致いたしました。申し合わせ案を朗読いたします。 〔事務総長朗読〕 申合せ(案) 本院議員は、毎年、年末年始等の虚礼廃止に関する申合わせを行ってきたが、本年もまた、年末年始を迎えるにあたり、各会派共同一致して左記の申合わせを行い、厳にこれを励行することを期するものである。 記 一、印刷によるといなとを問わず虚礼にわたる年賀状、年賀電報、挨拶状、ポスター、カレンダー、手拭その他これに類似するあらゆる書状及び物品の贈与並びに新聞紙上の年賀広告、放送による年賀等はこれを廃止すること。 二、議員なるがための寄附及び冠婚葬祭に対する虚礼は一切行わないこと。
○委員長(高橋進太郎君) 以上の通りでありますが、ただいま朗読いたしました通り申し合わせを行なうことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(高橋進太郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(高橋進太郎君) 本日御審議願う案件は以上の通りでございますが、この際特に御発言があればお述べいただきたいと思います。
○阿部竹松君 委員会終了後、議事協議会を開いて本会議を開会する予定になっておりますが、時間がないので、一言、二言議長あるいは運営委員長にお尋ねしておきたいのですが、けさほど来、本日は大体予算委員会が審議を終了する予定になっているので、従って本会議をきょう開会するということは、議運の理事会でお互いに了承しておりました、その中でたまたま外務大臣が欠席しなければならぬというような連絡を受けました。わが社会党としては、膨大な補正予算でもあるし、当前国務大臣であるから、連帯責任があるという立場から、やはり全閣僚が出席して最終決定を見るべきものだと、こう考えて理事会を通じて再三、再四全閣僚が出席するよう要請してきたのでございます。最終的には衆議院の外務委員会があって、その方に出ていどうしても出席できないというような連絡があったので、どうしても出席できないというのを強引に出席させるということは、これは不可能だとしても、少なくとも五十日間のうち、きょうは一番とにかく重要な予算委員会あるいは災害予算の本会議等があるので、万障繰り合わせて全閣僚が出るべきだという僕たちは理解に立っている。そこで外務大臣が衆議院の委員会に出なければならぬということについて、参議院を軽視しているのではないかという気持があるわけです。従って、わが党としては、そういうことがあってはいかぬ。当然藤山さんであろうがどなたであろうが、閣僚は全部出るべきだという考えを持っておるので、この際こういうことがいいことか悪いことか、あるいは将来に例ともなるので、議長あるいは運営委員長から見解を承っておきたい。
○委員長(高橋進太郎君) 阿部理事からけさほど理事会もしくは理事の懇談会を通じて、本日の本会議に、しかも災害予算を審議する日であり、かつまた本臨時国会においても唯一の議題となる重要案件が上程されるのであるから、全閣僚が出席すべきである、こういう御要求に対して、本院の先例等から見ましても、まことにごもっともな御意見と考えまして、委員長におきましても極力政府あるいは衆議院と折衝いたしまして、それが実現に当たったのでございますが、御案内のように今衆議院の外務委員会においてベトナムの賠償案件が議題になっておりますので、どうしても本日は出席できない、しかも四時以後に控えた本会議にはどうしても時間の繰り合わせもできない、こういうような回答に接したのであります。従って阿部理事からもせっかくのお申し出であり、かつまた参議院が本予算を審議する建前から申しましても、全閣僚の出席はまことに望ましいことであり、至当であると考えたのでございますが、そんなような事情で、どうしてもベトナム賠償案件のために、参議院に藤山外相を出席させることはできない、こういうような事情になりましたことは、はなはだ遺憾にたえないことであり、またせっかくの阿部理事のお申し出でありましたが、それに沿い得なかったことは、遺憾にたえない次第でございます。事情そういうような次第でございます。
○議長(松野鶴平君) 議長といたしましては、予算の審議の際でありますから、全閣僚が出席されることが望ましい、また適当なりと心得ております。そういう意味におきまして、議長としても全閣僚の出席を当然なりとして政府に求めましたところが、藤山外相は衆議院における外務委員会でどうしてもはずし得ない事情だ、こういうことでありました。出席することは当然なりと議長は心得て、衆議院にそのことを求めた次第でございます。
○阿部竹松君 議長に申し上げますが、いかに議院運営委員会でも、私はあまり他院の審議状態とかあるいは進行状態については言及したくない。しかし災害予算だけは一刻も早く上げなければならぬということで、社会党も、それぞれ理由はあって、賛成しがたいところもあるけれども、一応はとにかく災害地のことを考え、あまり大きなものを望んでおそくなってはいかぬという立場から賛成ということに変わって、一刻も早く上げるということに賛成している。特にわれわれ議運の理事会の内部を申し上げては恐縮だが、自民党理事お二人の方とも二十四口に上げてくれということであった。わが党は二十四日に上げることにやぶさかでないけれども、二十四日は晩おそくまでかかるから、夜中に開いてやるより二十五日にやったらいかがということで二十五日になった。ところが議長は自民党の党籍だが、予算委員会の委員長はきのう朝から委員会を招集しておいて、そうして委員長が独断で、もうお昼ごろやります、二時になったらやります、三時になったらやります、こういうことでとにかく自分独断で委員会を延ばして、そうして今日に至っておるわけです。今日になって、さてやりましょうと言ったところが、外務大臣が出ない。こういうことは、私は委員長が党籍を持っているから色めがねをかけて見るわけではないけれども、少なくとも議長がもし党籍がなくて、公平な立場でいれば、僕はもう少しこれは、自民党の予算委員長に早く上げるようにしたらどうかということぐらいは、議長の立場で言うべきではなかったか。これは私、議長の立場を色めがねをかけて申し上げるのではないけれども、僕は予算委員会の委員長なんか大いに言い分がある。今後の問題として国会の運営というものはこういう運営でいいか、一方的に衆議院に偏しておるわけですが、実際参議院の方の本会議と予算委員会と、衆議院の委員会と、どちらにウエートを置くかということを申し上げたい。少なくとも最前申しました五十日のうち、たった二時間閣僚をそろえてくれと言ったところが、だめだ、それはベトナム賠償問題も大切でしょう。しかし、ベトナム賠償問題は一時間や二時間おくれても、何がそこに支障があるかということを言いたいのです。きのうも夜通しやって、けさまでやっておるのだから、従ってこういうことは将来問題です。今回は自民党さんが全然外務大臣を連れて来られませんとおっしゃっておるのですから、今回は言いませんが、将来こういうことで、一委員会に大臣を出して、重要案件が本会議に上程されるときに閣僚が欠席するというのは、社会党の立場としてはとうてい納得するわけにはいかないけれども、最前申しました通り、まあ予算だけは上げようという大前提に立っておりますから、もうこれ以上は申し上げません。とにかく今後委員長特に議長の特段の配慮をお願いしておきます。
○光村甚助君 私は社会党の党員です。けさからの理事会のお話を聞きますと、お前の方の対策委員長とおれの方の対策委員長両者間できめられたことなんだから仕方ないじゃないか、こういうお話なんです。もちろん私は社会党の党員であると同時に参議院議員なんです。私は参議院が本会議を開いているのに、衆議院で外務委員会をやっているから参議院には出なくていいじゃないかということが、将来これが前例になるということになると、参議院の軽視になります。そうして衆議院できめてきたのだから、参議院はもういいじゃないかということが言われてくることになると、参議院の必要はないじゃないかということが将来言われてきます。私たちは、そういうことはお互いに参議院議員であるから、お互いがやはり参議院というものを尊重しなければ、参議院議員自体が参議院を軽視するという方向に持っていくということは、私は社会党でありますけれども、参議院議員の一員としてこれは納得できない議論だと思うのです。だから、たとえば参議院の外務委員会があるから向こうの本会議に出せないと言ったら、私は衆議院は黙っていないだろうと思うのです。それをこちらの方では唯々諾々としてこういう前例を残すということに私は納得できない。だから私は強くこういうことを要求して今後はそういうことは前例にならないのだということをお互いに肝に銘じて、自分自身で参議院の権威を高めることを、議長にも委員長にも、皆さんにも要望しておきたいと思います。
○委員長(高橋進太郎君) 本会議の関係もございますので、暫時休憩といたしまして、本会議散会後格別の問題がなければ、そのまま散会いたしたいと思います。 午後六時十四分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕