文教委員会 第1号
- 発言数
- 25 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1959/07/02
会議録
○委員長(相馬助治君) ただいまより文教委員会を開会いたします。 まず、委員の変更について御報告いたします。 昨日、中野文門君、山本利壽君、矢嶋三義君が辞任され、後藤義隆君、小幡治和君、岩間正男君が選任されました。 また、本日、伊能繁次郎君、大野木秀次郎君、林屋亀次郎君、後藤義隆君が辞任され、吉江勝保君、植竹春彦君、迫水久常君及び井野碩哉君が選任されました。 —————————————
○委員長(相馬助治君) 続いて理事の三選を行いたいと存じます。現在、当会員会には理事が三名欠けておりますが、本日は都合により二名だけ互選いたしたいと存じます。 なお、互選は、慣例によりますれば委員長の指名になっておりまするが、さよう取り計らって御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(相馬助治君) 御異議ないものと認めます。それでは、委員長は、理事に近藤鶴代君及び吉江勝保君を指名いたします。 —————————————
○委員長(相馬助治君) ただいま当委員会に松田文部大臣並びに宮澤政務次官が就任ごあいさつのために出席されております。この際、御発言を願うことといたします。
○国務大臣(松田竹千代君) それでは、一言ごあいさつ申し上げます。 私は、まことに浅学非才の身をもちまして、今回はからずも文部大臣の重責を汚すことになりましたが、文教の問題は国家百年の大計であることに深く考えを及ぼし、思いをいたしまして、誠心誠意、事に当り、いろいろ文教の府に課せられた諸問題の解決に努力して参りたいと存ずるのでございます。何とぞ格段の御協力、御指導を賜わりますよう、ひとえにお願い申し上げる次第でございます。 文教施策の重点と申しましては、これは何と申しましても義務教育、この義務教育の充実、その刷新ということにあると思います。また、さらに科学技術教育の充実強化、青少年の育成、スポーツの振興、教育行政秩序の確立などの問題がこれまでも取り上げられて参りましたが、私は、やはり基本的には、これらの問題に鋭意努力されて参りました歴代の大臣の足跡を十分に検討し、主としてこれらの基本的な問題に対しては、その従来の方針を踏襲して、これらの問題の一そうの充実発展を期して参りたい、かように考えている次第でございます。 さらにまた、私といたしましては、これらと並んで、精神文化の高揚、芸術の振興、国際間の文化交流の促進、特殊教育及び私学の振興等の面におきましても、特に意を注いで参りたいと存ずるのでございます。すなわち、今日、科学技術の振興が強く唱えられておりまして、とかく自然科学に重点が置かれがちでありまするが、自然科学の振興はもちろん現下の喫緊の重要事でありますることは、時代の趨勢にかんがみて当然ことと思いますが、それとともに、人間の精神面の向上を目ざす学術文化の振興ということも、決してなおざりにしてはならないものと考えます。この両者の均衡のとれた発展が最も望ましいと考えるのでございます。また、わが国固有のすぐれた芸術や文化に対する認識を深めて、その新しい創造、発展を期するとともに、国際社会の一員として、彼我国民間の相互理解を深め、世界の平和と文化創造に貢献するためにも、東南アジア、中南米等の諸国を初めとして、広く世界の各国と文化の交流を促進するということも、また今日きわめて重要な問題と考えておる次第でございます。 さらに、私学につきましても、教育上果す役割はきわめて大きいのでありまして、今日の私学の現状にかんがみて、基本的な方策を確立して、一そうの振興をはかって参りたいと考えておる次第でございます。 これらの諸問題のいずれにつきましても、国民全体の深い理解と協力、そうしてその結集がなくては可能ではありません。私は、わが国教育の振興のために熱意と熱情をもって事に当りたいと存ずる次第でございまするので、特に皆様方の御支持を賜わりたいと、かように存ずる次第でございます。どうぞ何分よろしくお願い申し上げます。
○政府委員(宮澤喜一君) このたび文部政務次官に任命せられました。至らない者でございますので、どうぞよろしくお導きをお願い申します。 —————————————
○委員長(相馬助治君) この際、調査承認要求の件についてお諮りいたしたいと存じます。 教育、文化及び学術に関する調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じまするが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(相馬助治君) 御異議ないと認めます。 なお、要求書の作成及び手続等は、委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(相馬助治君) 御異議ないと認めます。さよう調査承認要求書の件について取り扱いたいと思います。 —————————————
○委員長(相馬助治君) 次に、継続調査についてお諮りいたします。 ただいま調査承認要求書を議長に提出することが決定いたしたのでありまするが、会期も明日まででありまするので、この際、本院規則第五十三条により継続調査要求書を議長に提出することにいたしたいと存じまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(相馬助治君) 御異議ないと認めます。 要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(相馬助治君) 御異議ないと認めます。 —————————————
○委員長(相馬助治君) 次に、この際、請願の第一号及び第二十三号を便宜一括して議題といたします。 まず、工楽調査室長から説明を聴取いたします。
○専門員(工楽英司君) 御下命によりまして御説明申し上げます。 お手元に整理表がお届けしてございまするが、第一号は、皇太子殿下御成婚記念国旗掲揚塔建設に関する請願でございます。題名の通り、皇太子殿下の御成婚を永久に記念いたしまして、国民奉祝の意を表するために、皇居または東京の適当な地に御成婚記念国旗掲揚塔を建設するよう臨時国会において配慮をせられたいという趣旨でございます。 第二十三号は、建国記念日制定に関する請願でございまして、紀元節が昭和二十三年七月二十日公布の法律第百七十八号によりまして廃止されて今日に至っておりますが、これが廃止されるに至りました経緯と、その後の社会情勢の変化並びに国民世論の動向等を慎重に考慮いたしますと、建国記念日はすみやかに制定すべきものと信じられるから、今国会においてこれが実現をはかられたいという請願でございます。
○委員長(相馬助治君) 以上二件の請願案件がございまするが、どのように取り計らいましょうか、御意見のおありの方は御発言を願います。
○松永忠二君 従前、請願については、いきなりこの委員会でこれをかけるようなことはやらないわけです。で、事前に懇談会なり理事会で話し合いをして、そうして異議のないものについて請願を取り上げるという形をとっておりましたので、従前のような方法に一つしていただきたいと思うのです。いきなり、委員会にかけて決定するということではなしに……。
○委員長(相馬助治君) ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(相馬助治君) 速記を始めて。 以上二件の請願は、いずれも慎重に後日研究することとして、保留することに決定したいと存じます。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(相馬助治君) 御異議ないと認めます。 —————————————
○委員長(相馬助治君) 次に、この際、委員派遣についてお諮りいたしたいと思います。今期国会閉会中、大学、特に短期大学の状況、文化財の保存保護の現状、その他教育、文化、学術に関する諸問題について、委員を各地に派遣し、現地調査を行うことにしたいと思いまするが、御異議ございませんか。
○松永忠二君 この指定された項目はけっこうだと思うのですが、特にその調査で要望したいのは、国立青年の家がすでに設備されて運営もされているような状況だし、なお、オリンピック招致等に関係して、いわゆるスポーツ振興というような面から、スポーツ関係の施設とか、あるいは社教法等も修正して通ったので、公民館とか、そういう社会教育の方面の施設、そういうものについて、まだ文教委員会としては調査したことはないので、もう少し、いつも同じような大学というふうなことでなしに、そういう面の一つ調査をするように、ぜひ一つ要望したいのですが。
○委員長(相馬助治君) 御意見のところは、委員長理事打合会において十分に研究して、そういう目標を設定したいと思います。 その他御意見ありませんか。——別に御異議ないといたしますれば、さように決定しておきたいと思います。 なお、人選、派遣期間等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(相馬助治君) 御異議ないと認めます。 —————————————
○委員長(相馬助治君) ちょっと速記をやめて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(相馬助治君) 速記を始めて。 本日はこれをもって散会いたします。 午前十一時十三分散会