本会議 第8号
- 発言数
- 8 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1959/01/26
会議録
○議長(加藤鐐五郎君) これより会議を開きます。 ————◇—————
○議長(加藤鐐五郎君) 御報告申し上げます。 去る十四日、皇太子明仁親王殿下が御婚約あそばされましたので、議長は、皇居において、天皇陛下に拝謁し、次の賀詞を申し上げました。皇太子明仁親王殿下には、本日、めでたく御婚約遊ばされましたことは、国民のひとしく慶賀にたえないところであります。 ここに衆議院は、国民を代表して、恭しく慶祝の誠を表します。 これに対し、陛下から次のお言葉を賜わりました。 衆議院の叮重なる祝詞を受け誠に喜びに堪えません 次いで、東宮仮御所において、皇太子殿下にお目にかかり、次の賀詞を申し上げました。 皇太子殿下には、本日、めでたく御婚約遊ばされましたことは、国民のひとしく歓喜にたえないところであります。 ここに衆議院は、国民を代表して、謹んで慶祝の誠を表します。これに対し、殿下から次のお言葉を賜わりました。 衆議院の叮重なる祝意に深く感謝します ————◇————— 日程第一 永年在職議員の表彰の件
○議長(加藤鐐五郎君) 日程第一につきお諮りいたします。本院議員として在職二十五年に達せられました林讓治君及び大野伴睦君に対し、先例により、院議をもってその功労を表彰することといたし、表彰文は議長に一任せられたいと存じます。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(加藤鐐五郎君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 ここに議長の手元において起草いたしました文案があります。これを朗読いたします。 議員林讓治君衆議院議員ニ当選スルコト十一回在職二十五年ニ及ヒ常ニ憲政ノ為ニ尽シ民意ノ伸張ニ努ム衆議院ハ君カ永年ノ功労ヲ多トシ特ニ院議ヲ以テ之ヲ表彰ス 〔拍手〕 議員大野伴睦君衆議院議員ニ当選スルコト十一回在職二十五年ニ及ヒ常ニ憲政ノ為ニ尽シ民意ノ伸張ニ努ム衆議院ハ君カ永年ノ功労ヲ多トシ特ニ院議ヲ以テ之ヲ表彰ス 〔拍手〕 この贈呈方は、それぞれ議長において取り計らいます。 この際、林讓治君及び大野伴睦君から発言を求められております。順次これを許します。 林讓治君。 〔林讓治君登壇〕
○林讓治君 ただいま、不肖私が満二十五年間本院議員に在職したゆえをもちまして、院議をもって御丁重なる表彰の御決議をいただきました。まことに感激の至りでありまして、つつしんで御礼申し上げる次第であります。 顧みまするに、昭和五年、私が初めて本院に議席を汚しまして以来、何らなすところがなかったのでありますが、今日の光栄ある日を迎えることができましたのは、ひとえに諸先輩並びに同僚諸賢の御懇篤なる御指導と御鞭撻とのたまものでありまして、私の常々深く心に銘し、感謝いたしておるところであります。 思うに、最近における内外の政治情勢はますます複雑多岐でありまして、わが国の国力の充実をはかり、国際的地位の向上を期するため、強力にして適切なる政治が要望されること、今よりはなはだしきはないと申しても決して過言ではありません。 私は、議会政治の健全なる発達こそは国民の切なる願いであることに思いをいたし、今後も諸君とともに全力を傾けて職責を遂行いたしたい所存であります。何とぞ諸君の相変らぬ御支援を賜わりますよう、衷心より御願いを申し上げる次第であります。(拍手) 本日の表彰に対しまして、重ねて厚く御礼を申し上げ、簡単ではありまするが、ごあいさつといたします。(拍手)
○議長(加藤鐐五郎君) 大野伴睦君。 〔大野伴睦君登壇〕
○大野伴睦君 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいまは、院議をもちまして、私が満二十五年間本院に在職いたしましたことに対し、御丁重なる表彰の御決議をいただきました。まことに身に余る光栄と存じ、感謝感激のほかございません。ここに厚く御礼を申し上げます。(拍手) 顧みますれば、私が本院の末席を汚しましたのが昭和五年、自来今日まで二十五年在職いたしております間に、日本は、太平洋戦争、そして敗戦という、歴史的な激動期を迎えたわけでございます。数少い同志とともに戦争防止の努力をいたしたものの、力及ばずして祖国を敗戦の悲運に陥らしめた責任を、今日この光栄ある壇上であらためて反省いたしますとともに、議会政治の権威を確立し、二度とあのような事態を招いてはならないと覚悟を新たにする次第でございます。(拍手) 幸い、わが国の政治経済各方面における再建ぶりは、まことに目ざましいものがあり、諸外国もこれに瞠目している実情にあることは、日本国民の底力によることとは申せ、同時に、先輩並びに同僚諸君の御指導よろしきを得た結果であると深く信じます。 二大政党対立という最も望ましい姿を示現したわが国会が、民意を反映し、十二分にその機能を発揮するよう、不肖伴睦、余命をささげて御奉公の誠を尽す決意でございます。 ここに衷心より感謝の意を表し、ごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手) ————◇—————
○議長(加藤鐐五郎君) 本日は、これにて散会いたします。 午後一時十八分散会