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31回国会衆議院1959/04/27

文教委員会 第21号

発言数
16
登壇者
3
会派数
2
開催日
1959/04/27

会議録

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 これより会議を開きます。  まず、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、国会法第四十七条第二項の規定により、議院より付託されました案件について閉会中もなお審査することができることになっております。当委員会といたしましては、先ほどの理事会の協議に従い、日本学校安全会法案、国立及び公立の義務教育諸学校の児童及び生徒の災害補償に関する法律案、市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案並びに市町村立学校職員給与負担法等の一部を改正する法律案、教育、学術、文化及び宗教に関する件、以上の案件につきまして、議長に対し閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。     —————————————

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 次に、ただいま決定いたしました閉会中審査案件が院議により付託されましたならば、法律の施行状況、及び文教行政等に関し、実情を調査することとし、議長に対し委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。  なお、派遣委員の人選、その他手続等は、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 御異議なしと認め、さよう取り計らいます。     —————————————

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 この際発言を言を求められておりますので、これを許します。西村力弥君。

西村力弥日本社会党

○西村(力)委員 本委員会の実質的な審議も本日で終りますが、社会教育法の改正につきまして、与党諸君のみによって採決をせられましたことに対しましては、私たちはまことに遺憾に思っております。これは私たちとしましては承認のできないことである、こういう点を一言だけ申し上げておきます。  第二番目には、私は委員会の審査中に文部省に対して資料を要求しましたが、文部省はそのわれわれの要求に対して資料を提出しないために審議に非常に不便を感じたことがございます。こういうことは絶対にやめてもらわなければならぬと思う。第一は、すし詰め学級解消の五カ年の年次計画、生徒が五カ年間にどういう移動を示すかということ、それから教員の増はどういう形になってくるか、それから学級の増はどういう年次計画になるか、それから一学級当りの人員数の逓減の状況、そういうものを詳細に示した資料というものがほしい、こう申しておきましたが、それに対する資料の提出がございません。第二には、修学旅行の費用の補助に関連しまして、現在小、中、高、そういう学校に対して旅費はどういう工合になっているか。総額は幾らで、そして規定に基く正当な旅費を支給する場合はどういう工合になっておるか、その他の場合にはどういう形の打ち切り、支給になっておるか。それに対しては内藤局長が十分に調査がある、こう申しておりましたので、直ちに資料の出ることを期待しておりましたが、それが出て参りません。これは国会の審議に不便を来たすばかりでなく、国会の資料要求に対する文部省の態度いかんということも問題になることであると私は思います。その点は、あらためて今国会の終了までに提出をする、こういう工合に努力していただかなければならぬと思うわけであります。  以上の点は委員長におかれましても十分に措置あったものとは思いまするが、諸事お忙がしくいらっしゃる委員長であるから、お忘れになったことと思います。これは一部委員長に責任もあると思う。この点は、今後十分にわれわれの審議に便を供与する意味において、当局においても、委員長においても取り計らわれんことを切に望む発言をしておきます。

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 ただいま西村さんの御発言の、要求のございました資料でまだ提出のない向きがあるようでございますから、それらの資料はなるべく急速にそろい次第に御配布を願いたいと思います。

加藤精三自由民主党

○加藤(精)委員 関連して。  同僚西村委員からるる審議促進の熱意のある御発言がありましたが、審議促進をじゃましたのは、私は遺憾ながら社会党の委員諸君だということをかたく信じているものでございます。遠い昔ではない。警職法当時においても、その審議を妨害するために四日間にわたって委員室を占拠したのは社会党の議員諸君でありますし、これは速記録に載っけておきたいから特に申すのでありますが、社会教育法の改正案の社会党の対案を提出せられるに当りまして、提案理由説明と称してるる三時間にわたって提案理由を説明せられたのでありまするが、その提案者の提案内容はほとんど符節を合するごとく、日本社会教育学会の福島におきましての特別委員会の決議と生き写しにほとんど同様なのでございます。社会党は党議で決定して、参議院におきまして、緑風会、自民党、社会党が共同修正を満場一致でやられたはずであります。しかるに、いかなる圧力団体に屈したことであるかわかりませんが、社会教育学会の福島における特別委員会の提案とほとんど生き写しの案をもってこれを修正案として提案せられることは、私は国会の威信のためにこれをはなはだ悲しむものでございます。なお、社会党案の提案者の御説明の中には、実は社会党の提案の内容と違った提案理由説明をやっておられるのでございます。と申しますのは、公民館の施設及び運営に関する基準を設けることは、いずれもこれを好ましくないということを提案理由で説明しておられますが、社会党提案の中には公民館の施設についての基準を設けることが提案になっております。これは明らかに提案者が原案を読んでいなかったと思のです。その点は速記録に照らして明瞭に証明できます。十分にそしゃくせずして提案するということも、これまた国会の威信に反するものだと思のであります。提案者は、提案の途中におきまして生理的の作用と称して便所に行かれたのでありますが、決してそれにとどまらず、廊下において喫煙を相当時間やっておられるのであります。かかる事情でございますが、なおさら驚くべきことは、その提案理由の説明のほとんど全部の時間を日本社会教育学界の会長であるところの宮原誠一氏の著述するところの社会教育という単行本の中の十数ページにわたって、その内容を朗読して、それを提案理由の説明としておられるのであります。かかることは宮原誠一氏が代議士であるならば、国会の同氏の提案でありますからいいのでございまするが、国会以外の者の主張を国会議員がその手段となって朗読して提案理由とするがごときことは、まことにわが国会においておそらく前例がないものだと思います。新聞はこれに対して審議妨害の新たなる手段だということを申しておられます。私はかかる悪風潮がびまんすることは、非常に遺憾だと思いまするがゆえに、かかることのないように、委員長より十分社会党側委員に対しまして、御注意あられんことを切望するものでございます。

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 この際委員長より一言御札の言葉を申し上げたいと存じます。委員の皆様の連日の御協力並びに御支援に対しましては、この機会に厚く御札を申し上げる次第であります。なお各位には社会教育法案の審議に際しまして、終始熱心な御審議を賜わりまして、委員長といたしましてはこの機会に深く謝意を表する次第であります。なおその間にいろいろのトラブルがありまして、皆様方にも御不満な点があるいはあったかと思うのでありますが、その点は平素の御交誼に免じて、何とぞ御了承をいただきたいと存じます。  なおただいまの委員の御発言中、もし不穏当な言葉がありましたら後日速記録を調べまして、その個所については抹消いたしたいと存じますから、その点を御了承願いたいと存じます。  なお会期はまだございますけれども、一応の審議は本日で終了いたしますので、ただいま一言御札の言葉を申し上げた次第であります。  ちょっと速記をとめて下さい。     〔速記中止〕

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 速記を始めて下さい。     —————————————

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 次に請願の審査に入ります。  本日請願日程第一、高等学校の授業における生徒の編成及び教職員配置の基準法制化に関する請願外三十件より日程第二九三、公立学校の学校医の公務災害補償に関する法律の一部改正に関する請願に至る各請願を一括し審査いたします。  これら各請願の趣旨はすでに配付されております文書表により御承知のことと思いますので、委員会における紹介議員の説明並びに政府の所見聴取を省略し、先ほどの理事会における協議に従い直ちにその採否を採決いたしたいと存じますが御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。  それではお諮りいたします。先ほどの理事会における協議に従い、本日の請願日程中第一ないし第一二、第一四ないし第四二、第四九ないし第七五、第七九、第八一ないし第一二九、第一三一ないし第一七〇、第一七二ないし第二四四、第二四六ないし第二五九、第二六一ないし第二七〇、第二七三ないし第二七六、第二七八ないし第二九一、第二九三の各請願はいずれも採択の上内閣に送付すべきものと決し、日程中第一三、第四三ないし第四八、第七六、第八〇、第一三〇、第一七一、第二四五、第二六〇、第二七一、第二七二、第二七七及び第二九二の各請願については採択の決定を保留すべきものとし、日程中第七七及び第七八の両請願は議決不要と決したいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。  ただいま議決いたしました各請願の報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 御異議なしと認め、さよう決しました。     —————————————

臼井莊一自由民主党

○臼井委員長 なお本会期中に当委員会に参考送付されました陳情書は、全部で五十九件でございます。念のため御報告申し上げます。  これにて散会いたします。     午後零時三分散会

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