議院運営委員会 第32号
- 発言数
- 26 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1959/04/07
会議録
○荒舩委員長代理 これより会議を開きます。 まず、回付案の取扱いについてでありますが、最低賃金法案が、参議院において修正され、本院に回付されております。回付案の内容について、事務次長から説明を願います。
○山崎事務次長 回付案のおもなる内容は、第一点は、労働大臣または都道府県労働基準局長が、最低賃金に関する決定または業者間協定に関する勧告をしようとする場合には、事前に最低賃金審議会に諮問し、その意見を尊重しなければならないことになっているが、回付案においては、審議会の意見が提出された場合、その意見によりがたいと認めるときは、理由を付して同審議会に再審議を求めなければならないこととする規定を新たに追加いたしております。 第二点は、業者間協定に基く最低賃金の決定に関する申請が不適当と認められる場合には、労働大臣または都道府県労働基準局長は、最低賃金審議会の意見に基き、当事者に対し、その申請にかかる最低賃金額を改正して再申請すべき旨の勧告ができることとする規定を新たに追加いたしております。 第三点は、最低賃金審議会は、審議に際し必要と認める場合には、関係労働者、関係使用者、その他の関係者の意見を聞くこととする規定を新たに追加いたしております。 第四点は、地域的最低賃金の決定に関する申請があったとき、原案においては使用者側のみに異議の申し出を認めているのを、回付案においては、これを改めて、労働者側にも異議の申し出ができることとしております。
○荒舩委員長代理 本件について御協議を願います。
○下平委員 最低賃金法案は今度の国会で大へん重要な法案でありますので、この回付案については、質疑、討論をぜひ社会党からいたしたいと思いますので、御了解を得たいと思います。
○山村委員 参議院回付案に対する質疑というものは、まだ実は国会の前例はないのであります。しかし、一応国会法にもございますし、それに先ほど理事会でもお話申し上げましたように、社会党さんでは最初きょうの七日でもって自然休会に入られる御予定であられたのでございますが、九日に本会議を開いていただくよう自民党の方で申し出をいたしておりますので、これをお取り計らいいただくような意味において、特別に一つ、きょうはなるべく時間を短時間にして許していただきたいと思います。
○荒舩委員長代理 それでは、まず最初に、本回付案は、本日の本会議において議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒舩委員長代理 御異議ないものと認めて決定いたします。 ただいま下平君から御発言がありましたように、本回付案に対しまして、日本社会党の多賀谷真稔君から質疑の申し出がありますので、これを許可し、その発言時間は十分程度といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒舩委員長代理 それでは、さよう決定いたします。 なお、本回付案に対し、日本社会党の五島虎雄君から反対討論の通告がありますので、この発言は十分程度といたしまして、発言を許すことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒舩委員長代理 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。 なお、衆議院規則第二百五十三条第二項の規定によりますと、回付案に対する質疑及び討論は、参議院の修正の範囲に限ることとなっておりますので、お含みおき願いたいと思います。 なお、多賀谷真稔君から出席を要求されておりますものは、参議院議員草葉隆圓君及び倉石労働大臣であります。 なお、本回付案についての採決は、起立採決によりたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒舩委員長代理 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
○山村委員 多分草葉君は連絡がとれておると思いますが、草葉君外何名の提出になっているでしょう。草葉君でなくても、もし説明ができる者ならばよろしゅうございますね。——今連絡がとれて、草葉君が出るそうでございます。 —————————————
○荒舩委員長代理 次に、九州地方開発審議会委員の選挙についてでありますが、同審議会委員に、自由民主党から楢橋渡君、上林山榮君及び大久保武雄君、日本社会党から伊藤卯四郎君及び石橋政嗣君をそれぞれ推薦して参っております。その取扱いについて御協議を願います。
○山村委員 直ちに議長指名によって選挙を行われるよう、動議を提出いたします。
○荒舩委員長代理 それでは、本件は、本日の本会議において選挙を行うことといたすことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒舩委員長代理 御異議ないものと認めます。よって、さよう決定いたしました。 なお、この選挙は、先例によりまして、その手続を省略し、議長において指名することと相なっております。 —————————————
○荒舩委員長代理 次に、緊急上程予定議案についてでありますが、内閣委員会の農地被買収者問題調査会設置法案、大蔵委員会の賠償等特殊債務処理特別会計法の一部を改正する法律案、国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部改正する法律案、接収貴金属等の処理に関する法律案が、本日委員会の審査を終了する予定になっております。 つきましては、右各案は本日の本会議に緊急上程することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒舩委員長代理 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたします。 —————————————
○荒舩委員長代理 次に、本日の議事日程第一ないし第三の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法等の一部を改正する法律案に対して、日本社会党の柏正男君から、反対討論の通告があります。 また、緊急上程するに決しました農地被買収者問題調査会設置法案に対しましては日本社会党の石山權作君から、反対討論の通告があります。その討論時間は、前例により、おのおの十五分程度とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○荒舩委員長代理 御異議がないようでございますから、さよう決定いたしました。 なお、右各案の採決方法はいかがいたしますか、御協議を願います。
○山村委員 起立でもってやってもらいたいと思います。
○荒舩委員長代理 それでは、右各案は、いずれも起立によって採決を行うことといたします。 —————————————
○荒舩委員長代理 次に、本日の本会議の議事についてでありますが、事務次長から説明を願います。
○山崎事務次長 まず第一に、九州地方開発審議会委員の選挙を行います。次に回付案を上程いたしまして、回付案について質疑、討論がございまして、起立採決をいたします。その次に、日程に入りまして、日程の第一ないし第五は、内閣委員会の理事の高橋禎一さんから御報告がございまして、これに対しまして社会党の柏正男さんから反対討論がございまして、それから起立で採決をいたします。次に、日程第六に入りまして、小島徹三さんの趣旨弁明がございます。これは全会一致でございます。その次に、内閣委員会の農地被買収者問題調査会設置法案の緊急上程がございまして、これは、反対討論に石山權作さんが立たれまして、社会党は反対でございます。従いまして、起立採決でお願いいたします。次に、大蔵委員会の三法案が上りますので、緊急上程を願いまして、これは社会党が反対でございますから、起立採決でお願いいたします。
○荒舩委員長代理 ちょっと速記をとめて。 〔「速記中止〕〕 —————————————
○荒舩委員長代理 速記を始めて下さい。 それでは、本日の本会議は、予鈴一時五十分、本鈴二時ということを目途といたしまして、開会するような運びにいたしたいと思います。なお、それよりもおくれるようでありましたら、社会党さん及び自由民主党さんと御相談の上、開会する手はずをきめたいと思います。 —————————————
○荒舩委員長代理 次に、次回の本会議の件でありますが、次回の本会議は、来たる九日、木曜日、午後一時から開会することといたします。従いまして、次回の委員会は、同日午前十一時から理事会を開き、理事会散会後に委員会を開会することといたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後零時五十分散会