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31回国会衆議院1959/01/23

議院運営委員会 第5号

発言数
41
登壇者
7
会派数
3
開催日
1959/01/23

会議録

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 これより会議を開きます。  皇太子殿下御婚約につき賀詞奉呈の件報告についてでありますが、皇太子殿下には去る十四日めでたく御婚約遊ばされました。つきましては、去る十二日の理事会におきまして、先例により、天皇陛下及び皇太子殿下に賀詞を奉呈することにいたしました。その賀詞はお手元に配付してございます通りであります。加藤議長は去る十四日の納采の儀当日、皇居において天皇陛下に拝謁し、右の賀詞を奉呈し、天皇陛下から「衆議院の町重なる祝詞を受け誠に喜びに堪えません」とのお言葉を賜わりました。ついで加藤議長は東宮仮御所において皇太子殿下にお目にかかり、右の賀詞を奉呈し、皇太子殿下から「衆議院の叮重なる祝意に深く感謝します」とのお言葉を賜わったとのことであります。  以上御報告をいたします。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、文教委員長辞任の件報告についてでありまするが、事務総長から報告を願います。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 坂田道太君が国務大臣に任命されるにつきまして、去る十三日同君から委員長辞任願が提出されましたが、年末年始の自然休会中でありましたので、同日の理事会におきまして了承を得まして、先例により閉会中の取扱いに準じまして、議長において同日その辞任を許可された次第でございます。御了承をお願いいたします。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 ただいまの事務総長の報告を了承することにいたします。  文教委員長辞任に伴う後任選挙の件につきましては、追って御協議を願います。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、開会式に関する件についてでありまするが、開会式の日取りにつきましては、去る十二日の理事会において、一応来たる二十六日午前十一時から行うことといたしまして、事務当局をして宮中の御都合を伺わせましたところ、当日はお差しつかえがないとのことでございます。また、式次第につきましては一応従前の例により、事務当局において作成いたしました案をお手元に配付いたしてあります。また、式辞につきましても、事務当局において作成いたしました案文をお手元に配付いたしてありまするが、この際、事務総長から朗読を願います。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 読んでみます。  天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第三十一回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院及び参議院を代表して、式辞を申し述べます。  皇太子明仁親王殿下には、さきにめでたく御婚約遊ばされ、近く御結婚の式を挙げられることになりましたことは、まことに慶賀にたえないところであります。  今や、科学の急速な進歩による新らしい世界の情勢にかんがみ、われわれは、外、諸外国とますます親交を深め、国際平和の確立と人類福祉の増進に一段の努力をいたすとともに、内、いよいよ議会政治の健全な発達を期し、国政のあらゆる部門において時代に即応する諸方策を講じて、経済の発展と民生の安定とを図らなければなりません。  ここに、開会式を行うにあたり、われわれに負荷された重大な使命にかんがみ、日本国憲法の精神を体し、おのおの、その最善を尽して任務を遂行し、もって国民の委託に応えようとするものであります。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 それでは本件についてお話し合いを願います。——よろしゅうございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議がないようでございますから、開会式は、来たる二十六日午前十一時から行い、式次第及び式辞は、お手元に配付の案文の通りそれぞれ一応きめまして、参議院側と交渉の上、決定いたしたいと思います。これにつきましては委員長に御一任を願っておきたいと思いますが、御異議はございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、国務大臣の演説に関する件についてでありまするが、先ほどの理事会における話し合いの通り、来たる二十七日午後一時より内閣総理大臣から施政方針に関して、外務大臣から外交に関して、大蔵大臣から財政に関して、経済企画庁長官から経済に関して、それぞれ演説を行うこととするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありまするが、先ほどの理事会における話し合いの通り、質疑は国務大臣の演説の当日から行うこととし、質疑者の数は、各党においてその持ち時間の範囲内できめること、発言時間は、自由民主党は一人三十五分程度、日本社会党は全部で百四十分、発言順位につきましては、次回の委員会において御協議を願うことといたします。なお、質疑は、来たる二十七日、本院における国務大臣の演説終了後一たん休憩し、参議院における国務大臣の演説が終りましてから、本会議を再開して行うこととするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、社会党からの質疑通告者は、鈴木茂三郎君、三宅正一君、山花秀雄君、堂森芳夫君の四君であります。自由民主党の方は、ただいまのところ、大体二名程度ということで、氏名の点は留保されております。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、永年在職議員表彰の件についてでありまするが、林讓治君及び大野伴睦君が本年一月で在職二十五年になられましたので、慣例によりまして、院議をもって表彰することに相なりますが、先ほどの理事会における話し合いの通り、本表彰決議は、来たる二十六日の開会式後の本会議において行うこととするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本表彰決議は、議長発議をもって行い、その表彰文は、前例に従いまして作成いたし、お手元に配付いたしてあります。表彰決議のあと、御本人から謝辞が述べられることになっております。また、先例によりまして、院内に肖像画を掲げて記念し、また、別に御本人には小型の肖像画を贈呈することに相なっておりますので、御了承を願っておきます。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、昭和三十三年度本院補正予算要求及び昭和三十四年度本院予算要求の件についてでありますが、これについて庶務小委員長から発言を求められております。これを許します。

山村新治郎自由民主党

○山村(新)委員 庶務小委員長が差しつかえがございますので、代理として御報告申し上げます。  先ほど庶務小委員会を開きまして、協議決定いたしました若干の事項について御報告申し上げ、御了承を得たいと存じます。  その一は、昭和三十四年度の衆議院関係予算でありまして、これは昨年末の議運で、委員長及び庶務小委員長に一任されたのでありますが、その結果について庶務小委員会に報告して、御了承を得たものであります。  昭和三十四年度の歳出予定経費要求額は、二十三億五千九百五十二万円でありまして、これを前年度予算額三十一億五千四百三十三万二千円に比較いたしますと、二億五百十八万八千円の増加となっております。  要求額の主要な事項について、概略の御説明を申し上げますと、まずその第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、二十一億三千九百十八万六千円を計上いたしてあります。この経費は議員、議員秘書及び職員の人件費、旅費、議案類印刷費、光熱及び水料、通信費、その他の事務費、議員会館、議員宿舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度予算に比し、六千四百二十万円の増加となっております。  昨年に比し、新たに増加しておりますものの内容を主要なものについて申し上げますと、第一は議員、議員秘書及び職員の期末手当でありまして、一般公務員に対する期末手当が増加されるに伴い、これと同様に〇・二五カ月分を増加計上してあります。  第二は、議員秘書の滞在雑費でありますが、これは、昨年日額二百円の定額を日額三百円に改訂しておりますので、その差額を増加計上してあります。  第三は、自動車の購入及び更新でありますが、永年在職議員の分として新規購入三台、ほかに更新用十六台分となっております。  第四は、外国旅費でありますが、これは前年度予算より三百二十万四千円を増加し、二千九百四十万円が計上されてあります。これは、さきに庶務小委員会で、従来の三班のほかに、さらに一人百万程度の一班を派遣できるようにとの決定に基いて要求したものであります。  第五は、列国議会同盟会議東京開催準備に関する経費でありますが、同盟本部職員一名の来訪に要する旅費及びその他の事務費として約二百六十万円、うち、衆議院に百九十一万四千円が計上されてあります。  第六は、議会制度七十年史編纂に要する経費でありますが、資料の調査等の経費として、衆参両院及び国会図書館に合せて約三百万円、うち、衆議院に百四十四万円を計上いたしてあります。  第七に、外国議員団招待の経費としまして、昨年同額の四百万円が計上されておりますが、この外国議員団の接待に使用する経費は、昨年は報償費として計上しておりましたが、いわゆる本来の報償費の性質とは若干異なります関係から、特別交際費として交際費に一括計上いたしました。  次に、営繕工事に必要な経費として二億一千三百三十三万四千円を計上いたしてあります。  第一は、議長公邸の新営に要する経費でありますが、これはジェフアソン・ハイツの撤収時期の関係もあって、二年度にわたりますために、三十四年度分として九千六百三十七万円を計上しております。  第二は、議員宿舎の新営に要する経費として五千十六万五千円を計上しておりますが、これは、別途に大蔵省より適当な用地の提供を受けて、新たに建築するものであります。新しい宿舎の様式、室数等につきましては、後日庶務小委員会においてあらためて協議することといたします。  その他、委員室等の空気調和装置(冷房)に要する経費三千四百六十八万円、本館の昇降機の改修に要する経費一千五百万円、各所新営及び改修に要する経費千七百十一万九千円がそれぞれ計上してありまして、前年度予算に比し、一億四千九十八万八千円の増加となっております。  その第三は、国会予備金に必要な経費でありまして、前年度と同額の七百万円を計上いたしてあります。  以上の総計が二十三億五千九百五十二万円となっておりまして、その科目別金額は、お手元に差し上げております資料の通りであります。  次に、さきの特別会及び臨時会にかかる昭和三十三年度補正予算についてであります。  今度の追加額は、九千七百十二万九千円でありまして、これを、すでに成立しております昭和三十三年度予算額二十一億五千四百三十三万二千円に加えますと、二十二億五千百四十六万一千円となります。  追加要求額は、第二十九回国会(特別会)及び第三十回国会(臨時会)開会等に伴い必要な議員の滞在雑費、議会雑費、職員に支給する超過勤務手当、その他光熱水料、通信費、議案類印刷費等の事務費でありまして、その科目別金額は、お手元に差し上げてあります印刷物の通りであります。  いずれも庶務小委員会において全会一致をもって御決定のあったものでありますから、よろしくお願いいたします。  以上御報告いたします。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 ただいまの庶務小委員長の報告について何か御発言はありませんか。

小林進日本社会党

○小林(進)委員 議員宿舎の新築というのは、今の三つのほかに新しく作られるのですか。赤坂宿舎の改築というのはどうなったのですか。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 改築のかわりに新築するわけです。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 あそこは狭いから、根本的にやり直さなければならぬけれども、そのうちの一棟をこわして新しく建てて、そこに相当数を収容して、あとは二年計画、三年計画で……。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 それでは、昭和三十三年度本院補正予定経費要求書、昭和三十四年度本院予定経費要求書につきましては、いずれも庶務小委員長の報告の通り決定するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、昭和三十四年度裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所予算要求の件についてでありますが、事務総長から説明をいたさせます。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 便宜私から裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の予算要求額について、一応御説明を申し上げます。  裁判官訴追委員会関係予算の要求額は、七百四十四万九千円でございまして、裁判官訴追委員会の運営に必要な経費として、委員の旅費、委員長の職務雑費、及び事務局職員の人件費、事務費等に必要な経費が積算されておりまして、大体前年度同様でございます。  次に、裁判官弾劾裁判所にかかる経費でありますが、その要求額は八百二十七万三千円でありまして、前年度予算六百八十五万六千円に比較いたしますと、百四十一万七千円の増加となっております。この要求額は、裁判官弾劾裁判所の運営に必要な裁判員の旅費、裁判長の職務雑費、並びに事務局職員の人件費、事務費に必要な経費が積算されております。何とぞよろしく御協議をいただきたいと存じます。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 ただいまの説明について何か御発言はありませんか。——御発言がないようでありますから、昭和三十四年度の裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の予定経費要求書につきましては、お手元に配付の印刷物の通り決定し、また、裁判官弾劾法第四条の二の規定によりますと、本予定経費要求書は、本委員会の審査に際しては、勧告を付し、または付さないで、議長に送付することになっておりますが、今回は、勧告を付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、昭和三十四年度の国立国会図書館の予算要求の件についてでありまするが、これについて図書館運営小委員長から発言を求められております。これを許します。松澤君。

松澤雄藏自由民主党

○松澤委員 昭和三十四年度の国立国会図書館予定経費要求書について、図書館運営小委員会における審議の経過及び結果について御報告申し上げます。  まず、昭和三十四年度国立国会図書館の予定経費要求について御説明申し上げます。  昭和三十四年度国立国会図書館の予定経費要求総額は、八億四千六百七十万円でありまして、これを前年度予算額七億七千九十五万四千円に比較いたしますと、七千五百七十四万六千円の増加となっております。  次に要求額の内容を事項に区分して御説明申し上げますと、まず、国立国会図書館の管理運営に必要な経費四億二千六百八十六万三千円を計上いたしてあります。この経費は、国立国会図書館の管理運営のため必要な人件費、事務費、図書及び科学技術関係資料費、国際図書交換通信運搬費等でありまして、これを前年度予算に比べますと、二千五百九十万九千円の増加となっております。  増加のおもなものは、人件費関係八百七十三万五千円、常勤職員給与百二十一万円、図書購入費五十五万円、科学技術資料の整備関係費九百九十九万二千円、その他五百四十二万二千円となっております。  次は、国立国会図書館庁舎新営に必要な経費、四億一千九百八十三万七千円が計上いたしてあります。これを前年度予算額に比べますと、四千九百八十三万七千円の増加となっております。  この経費は、現在工事中の国立国会図書館庁舎の新営を昭和三十四、三十五の両年度で完成するための昭和三十四年度に必要な経費でありまして、工費四億一千五百六十八万円、事務費四百十五万七千円となっております。  昭和三十四年度におけるおもな工事は、一、建築の主体工事完了のため、車庫、橋梁を含めて約六千万円、二、建築の仕上げ工事として、屋根及び窓建具建込み等のほか、床の軽量コンクリート打ち、間仕切り壁の一部仕上げ等で約一億二千万円、三、書架工事として、一階三層分約一億円、四、設備工事として、建設省と実施計画について目下打ち合せ中でありますが、約一億三千五百六十八万円を予定しておりますが、これが実施計画につきましては、建設省とも十分連絡の上、実行上遺憾なきを期する考えでございます。  以上が予定経費要求書の内容でありますが、図書館運営小委員会といたしましては、先ほど小委員会を開きまして、図書館側から説明を聴取し、詳細に質疑を行い、慎重審議いたしました結果、昭和三十四年度の国立国会図書館予定経費要求書につきましては、お手元に配付の印刷物の通りこれを決定すべきものとし、また、国立国会図書館法第二十八条の規定によりますと、本予定経費要求書は、本委員会における審査に際しては、勧告を付しまたは付さないでこれを議長に送付することになっておりますが、今回は勧告を付さないで議長に送付すべきものと決した次第であります。  以上御報告申し上げます。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 ただいまの図書館運営小委員長の報告について何か御発言はありませんか。——ないようでありますから、それでは昭和三十四年度の国立国会図書館予定経費要求書につきましては、図書館運営小委員長の報告の通り決定し、国立国会図書館法第二十八条の規定により、勧告を付さないで議長に送付するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、事務局の人事承認の件についてでありますが、事務総長から説明を願います。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 最近、各国議員団の招聘が年々増加して参っておりますのを初めといたしまして、渉外事務が著しく増大して参っておりますのと、明年列国議会同盟会議の東京開催も予定されておりまして、これらの準備もあります関係上、渉外室長の専任者が必要になりましたので、このたび外務事務官の松尾隆男君を本院参事に任用し、渉外室長に任命いたしたいと存じます。  同君は、昭和八年東京帝大を卒業後、外交官補、大使館書記官、外務事務官等となり、外務省の監理局の課長、出入国管理庁の課長及び外務省の渡航課長等を経て、シンガポール在勤の領事を昨年の末まで四年間勤めており、現在外務大臣官房に勤務しております。履歴書はお手元に配付してございますので、御協議の上、よろしければ御承認を願いたいと存じます。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 ただいまの事務総長の説明の通り、これを承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 池田君から発言を求められております。これを許します。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 この際、加藤議長に一言私はお尋ねをいたしたいと存じます。  去る一月十五日の読売新聞の伝うるところによりますと、加藤議長は国会運営の新しい構想をお考えになっており、そうして民間人からなる一つの研究グループを作って、国会の運営をよりよくしたい、こういうような御構想のように伝えられているのであります。この報道によりますと、すでにその人選についても、東大の宮沢俊義さん、お茶の水女子大の臘山政道さん、慶応の潮田江次さん、あるいはまた池田潔さん、あるいは佐藤功さん、矢部貞治さん、さらにまた言論界から御手洗さん、細川さん、山浦さん、阿部さん、岩淵さん、長谷部忠さん、こういうような人々の名前も上げられております。議長はどういうお考え方を持ってこういうものを描いておるのであるか、あるいはまたどういうふうにこれを運用なさろうとしておるものであるか。これは言うまでもなく、国会の運営については、当委員会が議長の諮問を受けて答えるのが、従来の国会法の示すところでありまして、私どもは決して、民間の人のグループを作るからといって、これがけしからぬとかどうとか、さようなことを申そうとは思っておりませんが、大体どういうふうな御構想のもとにこういうものを考えられておるのかということを、一つこの際明らかにしていただきたい、かように思っております。

加藤鐐五郎無所属議長

○加藤議長 ただいまの池田君からの御質問にお答えいたします。新聞は私もちょっと見ましたが、私としては、国会運営につきましては、当委員会が唯一の諮問機関でございます。その委員会以外に、私が直属のなにを作ろうというような考えは持っておりません。新聞に出たことは、人の名前、それからどういうふうにするということも、私から申したことではないのであります。私は、唯一の諮問機関、御相談するのは、当運営委員会以外にないのであります。私は、今の新聞の記事はよくわかりません。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 私は、実はこれは個人的には自由民主党のある委員の方から、こういう考え方も自分たちとしては考えておるということがあったのですから、私は根も葉もないこととは思いません。ただ国会の運営というものを、みずからの責任にあらざる人々にゆだねるということについて、果して妥当であるかどうか、こういう点について私は疑問をいだくのです。正直に言って、国会の運営は国会議員がやるのだといううぬぼれは持たなくてもけっこうだと思います。悪いことがあり、あるいは第三者の人が見てよくないという意見があれば、これは喜んでとらなければなりません。そのためには、ただいまの議長、副議長さんは、ともに党籍を離脱して、国会の運営の正常化をはかり、また権威を高めるという非常な御決意を持ってなられた人であるから、その点について私はとやかくのことを申そうとは思いません。ただ、そういう御構想があるならば、あるいはそういうお考えがあるならば、当委員会において当然御相談をしていただいて、そうしてよりよくするために、私どももともどもに御協力いたすということにつきましては、少しもやぶさかでありません。ただ、こういうふうにぱっと出られますと、われわれの党といたしまして、いろいろと、果してそういうことを了承したかどうか、どういう機関で研究されたか、こういうようなものが出てきまして、私ども出先としても、何も知らなかったというようなことでは、これは面目がないことでございます。ことにこの委員会の中には、国会法改正に関するところの小委員会というものが常設的に作られております。それがために、各国の議会制度調査のために毎年委員を派遣して、刻々変化するところの国際的な議会政治に対する動向というものを調査しておるのですから、これはあわせてそういうところにも御相談をしていただいて、そうしてよりよき成果が得られまするならば、喜んで私ども社会党といえども参加をいたしますから、どうかその点は十分御留意をしていただきたい、かように思います。

加藤鐐五郎無所属議長

○加藤議長 ただいま申し上げたところで尽きておりますが、私にそういう話がありましたものですから、そういう議が国会法小委員会にあるやに承わっておる、これは国会正常化のために喜ぶべきことである、こういうことを申しただけでありまして、繰り返しますが、私の諮問するところは当委員会以外にはないのであります。あるいは私の表現がまずかったか、あるいは言い足らなかったかもしれませんが、そういううわさを聞いておりましたから申したのでありまして、人やこまかいことは、私は知っておるわけはない。今後といえども、運営委員会を通じ、あるいは国会法改正の小委員会、それぞれの方々に御相談をするので、決してこの運営委員会以外に別な諮問機関を作る考えは、今までもございませんし、今後もありません。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 それでは、次回の本会議は、二十六日午後一時から開会することに相なっております。従いまして、二十六日開会式終了後理事会を開き、理事会散会後に委員会を開会することにいたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後二時六分散会      ————◇—————

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