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30回国会参議院1958/10/06

議院運営委員会 第5号

発言数
18
登壇者
3
会派数
2
開催日
1958/10/06

会議録

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 議院運営委員会を開きます。  本会議における議案の趣旨説明聴取に関する件を議題といたします。去る三十日内閣から送付されました私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その内容の重要性にかんがみ、理事会において協議の結果、明後八日の本会議において、国会法第五十六条の二の規定に基き趣旨説明を聴取することとし、なお、次の要領によって質疑を行うことに意見が一致いたしました。時間は自民党、社会党各二十分、緑風会十五分“無所属クラブ十分、人数は各会派とも一名、順序は大会派順、日取りは説明当日、以上でありますが、理事会申し合せの通り決することに御異議ありませんか。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。

阿部竹松日本社会党

○阿部竹松君 おきめになったことは異議はないのですが、その順序は大会派順ということになると、自民党さんは第一陣ということですか。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) これは通例の慣例によるわけです。本会議では施政方針以外はそういろ順序になっております。

阿部竹松日本社会党

○阿部竹松君 今までそういうことでお互いに了解してきましたが、前々国会の劈頭、野党に一つ第一陣をいただきたいという話で、だいぶここで論争をやったのですが、しかし今までの慣例等からして、委員長が、前々回は第一陣が与党であるということでおきめになったということはけっこうなのですが、そのときに、今後の研究課題として、衆議院等においては野党が第一陣ということになっているのだから、一つ考慮しようと、こういう協議の結果だめだということになれば何ですが、そういうことが全然無視されたのです。たとえば今回の劈頭いろいろ折衝があったが、今回限りということで与党が第一陣になったという話は、理事お二人から聞いているのですが、そういうことは全然考慮する余地はなかったのですか。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) お答えします。本会議の質問順序につきましては、施政方針演説の場合と一般の案件の場合と、二つあるわけです。施政方針演説の場合につきましては、慣例法といいますか、慣例主義によりますと、大会派を第一陣にするという慣例が出ておるわけです。ところが参議院の特殊性として実績を調べてみますと、そのときそのときによって、ちゃんぽんになっているわけです。そこで、いろいろ問題があるのですが、そこで前回の施政方針のときには、社会党、野党の主張をいれまして、そのときは第一陣をやっていただく、その他の問題につきましては、これは今まで問題がそう起っていないので、これは大体通例今まで行われている慣例によると、こういうふうにしているわけでありまして、問題は若干今の施政方針の問題については残っておるわけですが、しかしこれも先だってのようなおさまりに一応なっている事情もあるので、決していろいろな事情を考慮していないとか、野党の御意見を無視しているわけじゃないという点を、一つ御了承願いたいと思います。

阿部竹松日本社会党

○阿部竹松君 施政方針演説とその他と区別して、前々回は論議しておりませんよ。確かに施政方針演説に対するところの質問をだれがするかということで論議が始まったのです。しかし、あのときは、総理であるけれども、自分の方の党の総裁じゃないかということから始まりまして、大臣に対する質問等においても、自分のところの大臣が提案趣旨説明をするのだから、おそらく与党の人には相談なさっていらっしゃるだろう、与党の人たちは知っている。自分たちのところの政策審議会でどういうことをきめて、その行政府の大臣がどういうことを提案するか知っておると思う。知らないという党員がおれば、これは、つんぼさじきに置かれておるか、勉強の足らぬ議員さんなんだから、やはりその質問は反対党である野党が第一陣ということでいろいろ論議したのですが、今後もそういう方針でいかれるのですか。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 今の阿部君の御意見も非常にごもっともな点があると思うのです。だからその点は御意見として十分参酌するが、将来の不動の方針をどうきめるかということについては、少し早過ぎるのじゃないか。衆議院と参議院は違うという事情もありますし、理屈を言いますと、衆議院は予算は常時第一党がやるというような問題もできてくるわけでして、今までの国会の実例を徴してみましても半々になっておるわけです。いろいろな場合にそのときのいろいろの都合があったりしてやっておりますので、阿部君の御意見については十分今後も考えて、そうしてよく理事会等で相談をし、また機会があれば、議運等でも将来御論議を願うというふうにして、できればいい慣行を将来作れれば作ってゆきたい、こういうことで御了承を願いたいと思います。

阿部竹松日本社会党

○阿部竹松君 私はここではっきりおきめ願うということはちょっと御無理だと思うんです。ただ何回もくどいようで恐縮なんですが、やはり与党さんの議員は、自分の方の内閣の大臣が提案するんですから、少くとも法案の内容は知っておると思うんです。ただ細部の点にわたってお伺いするんでしょうから、やはり反対党に、議会ルールからいっても第一陣に聞かせてやろうという雅量をもってやっていただきたいというお願いをしておるわけです。ですから、委員長のお話でけっこうですから、今後そういう意味も含めて理事会等で御論議を願えればけっこうだと思います。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 非常に強い御希望のあることはかねがね伺っておりますし、また今のお話も一つの根拠として十分な理由のあることだとは思っておりますから、十分考えながらやってゆきたいと思います。   —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) それでは次に委員派遣承認要求の取扱いに関する件を議題にいたします。委員部長から報告を願います。

渡辺猛参事(委員部長)

○参事(渡辺猛君) 農林水産委員長から委員派遣承認要求書が提出されております。目的は、台風による農林水産関係の被害状況を調査し、その対策の確立に資する。派遣委員は、第一班堀本宜実、大河原一次。第二班青山正一、千田正。派遣地は、第一班埼玉県、福島県。第二班宮城県、岩手県。期間、第一班は昭和三十三年十月八日から十月十日まで三日間。第二班は昭和三十三年十月九日から十月十三日まで五日間。費用概算四万一千六百円。これは配分予算の範囲内であります。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 以上の通りでございますが、本件は、目下国会開会中でありますので、理事会においてもその取扱いについて慎重に協議をいたしました結果、事案の緊急性にかんがみ、今回は特に承認を与えることに異議がない旨意見が一致した次第であります。右申し合せの通り決することに御異議ございませんか。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。   —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 調査承認要求の取扱いに関する件を議題といたします。委員部長から報告を求めます。

渡辺猛参事(委員部長)

○参事(渡辺猛君) お手元の資料のごとく、法務、大蔵の両委員会から調査承認要求書が提出されております。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 以上の通りでございますが、法務、大蔵につきまして、ただいま報告のありました各要求に対し、承認を与えることに御異議ございませんか。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  本日の議運の案件は以上でございます。ほかに御発言ございませんか。——それでは本日は散会いたします。    午前十一時八分散会

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