内閣委員会 閉会後第2号
- 発言数
- 6 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1958/08/11
会議録
○委員長(永岡光治君) これより内閣委員会を開会いたします。 委員の異動がございましたので、事務局から報告させます。
○参事(川上路夫君) 御報告いたします。 去る七月十日付をもちまして、三木治朗君が辞任され、後任として藤田進君が委員に選任されました。 越えて七月三十一日、矢嶋三義君が辞任され、山口重彦君が委員に選任されましたが、本日、山口重彦君が辞任され、平林剛君が委員に選任されました。 また、本日、手島栄君が辞任され、後任として松平勇雄君が委員に選任されました。 以上でございます。 —————————————
○委員長(永岡光治君) それでは、これより議事に入ります。 国家公務員制度及び恩給に関する調査のうち、国家公務員の給与に関する件を議題といたします。 去る七月十六日、人事院から提出されました一般職の職員の給与についての報告及びその改訂についての勧告、並びに七月三十日に提出されました寒冷地手当の支給地域及びその区分の改訂に関する勧告、以上二件について説明を求めます。
○説明員(淺井清君) 人事院は、七月十六日に、国家公務員法第二十八条及び一般職給与法の第二条の規定に基きまして、国会及び内閣に対しまして、一般職の職員の給与について報告を申し上げ、あわせて、その改訂について勧告をいたしたのでございまするが、その内容の概略は次の通りでございます。 第一に、本年三月における公務員の給与水準、すなわちベースと称せられておりまするものは、一万九千三百九十円となっておりまして、過去一カ年における昇給等により約四%程度の上昇を見せておるのでございます。一方、本院の調査によりますれば、民間の給与水準も同期間においてほぼ四%程度の上昇を示しておりまするので、官民の間におきまするベースの上昇率はほぼ同程度であったと見ることができると思います。しかしながら、官民の間には、職員構成や移動率に差異がございまして官民給与の較差をより的確に把握いたしまするために、人事院は、毎年職種別に民間給与の実態調査を行う必要がございまするので、それを行いましたが、その結果によりますれば、公務員の給与は民間のそれをおおむね四%程度下回っておることが認められましたので、一律ベース・アップはこの際行わないことにいたしました。 第二点といたしまして、しかしながら、民間の初任給は最近かなりの上昇を見せておりまして、上述の実態調査によりますれば、五十人以上の全事業所の事務・技術の平均を見ましても、学歴別の差異はあるものの、総じて公務員の初任給は民間のそれを相当下回っておりまして、学歴別に申しますれば大学卒、職種別にいいますれば医師及び研究員の初任給においてその差が著しいことが認められましたので、公務員の初任給について、大学卒にありましては千円、短大卒及び高校卒にありましては四百円を、それぞれ増額することといたしまして、特に医師及び研究員につきましては、大学卒の初任給の増加額を一千二百円といたしたのでございます。なお、初任給の引き上げに伴いまして、在職者の給与の調整を図る必要がございまするので、各俸給表につきまして、それぞれ関連する号俸の額に調整措置を講ずることといたしました。その結果、ほぼ一万七千三百円以下の号俸を受けるものに若干の給与改善をいたす必要を認めることとなりましたので、そのような勧告をいたしました。これらのものの合計は、各俸給表適用者総数の約六〇%に達する見込みでございます。 次に、これら初任給の引き上げ及びこれに伴う在職者の給与の調整措置との権衡を考慮いたしまして、各俸給表の十二カ月昇給期間に続く十五カ月以上の昇給期間部分のうち、二号俸につきましては、昇給期間を一律三カ月ずつ短縮いたすことにいたしました。 次に、行政(一)、教育(一)、医療、研究の各俸給表の最高俸につきましては、本年四月特別職の給与の額が改訂されましたので、これと均衡を考慮いたしまして所要の調整措置を講ずることといたしました。 第三に、上述の民間給与の実態調査によりますれば、昭和三十二年度における民間の特別給は二・八七カ月分が払われておりまして、これに対し公務員の特別給の合計額は二・五五カ月分となっておりまするので、これとの権衡を考慮いたしまして、〇・二五カ月分を増額することを適当と考えました。 以上の勧告を実施するための必要経費は、大蔵省で計算されておると思いますから、私の方からはここに述べないことにいたしたいと思います。 なお、七月末に寒冷地手当の地域区分の是正を若干行なったのでございます。地域区分の是正は約五年間これを行わなかったのでございますが、その後の調査におきまして、若干の改正を要する部分があることを認めましたので、七月末にこの勧告をいたした次第でございます。 以上、簡単でございますが、報告及び勧告の内容を御説明申し上げ、なお、御質疑に応じまして、詳細申し上げることといたしたいと存じます。
○委員長(永岡光治君) ただいま出席されている当局の方には、淺井人事院総裁、瀧本人事院給与局長、佐藤総理府総務副長官でございます。 それでは、御質疑のおありの方は、順次、御発言を願います。 速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(永岡光治君) 速記を起して下さい。 本件の質疑は次回に譲ります。 他に御発言もなければ、本件につきましては一応この程度にとどめまして、本日はこれにて散会いたします。 午前十時五十四分散会