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29回国会参議院1958/06/24

議院運営委員会 第6号

発言数
67
登壇者
11
会派数
3
開催日
1958/06/24

会議録

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 議院運営委員会を開きます。  本委員会の委員に異動がありましたので報告いたします。

渡辺猛参事(委員部長)

○参事(渡辺猛君) 自由民主党佐野廣君、田中啓一君が辞任されまして、その補欠として林田正治君、森田豊壽君が指名されました。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、理事補欠互選の件についてお諮りいたします。  佐野理事の委員辞任に伴い理事に一名欠員を生じましたので、その補欠を互選いたしたいと思います。先例により会派推薦者の氏名を報告いたします。

渡辺猛参事(委員部長)

○参事(渡辺猛君) 自由民主党から田中茂穂君が理事の補欠として推薦されております。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、理事協議員の補欠選任に関する件、庶務関係小委員の補欠選定に関する件を一括議題にいたします。  先例により会派推薦者の氏名を報告いたします。

渡辺猛参事(委員部長)

○参事(渡辺猛君) 自由民主党から理事協議員の補欠といたしまして田中茂穂君、庶務関係小委員の補欠として後藤義隆君が推薦されております。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、予鈴に関する件を議題にいたします。  理事会において協議いたしましたところ、本会議開会時の議員の便宜等を考慮いたしまして、開会のベルの前に予鈴を鳴らすこととし、予鈴と本鈴との間隔は原則として五分間とすることに意見が一致いたしました。なお、この五分間の間隔は、会議に必要な大臣の故障その他の都合によりまして、おくれることもあり得ることをお含みを願いたいと思います。  本件につきまして理事会申合せの通り決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、人事案件を議題に供しますが、電波監理審議会委員の任命同意に関する件、日本電信電話公社経営委員会委員の任命承認に関する件、以上二件を便宜一括議題といたします。  念のために申し上げますが、内閣から鈴木内閣官房副長官、それから郵政省から廣瀬郵政政務次官、濱田電波監理局長、松田電気通信監理官等が出席いたしております。

島村軍次緑風会

○島村軍次君 内閣が総選挙の結果かわりまして、今回初めて人事案件が本委員会に提案されましたのでありますが、原則的に、本委員会では数回にわたって、いろいろ人事の問題について意見の開陳がありましたのでありますが、この際、特に私は内閣に希望を申し上げ、かつ御意見を承わりたいと思いまするのは、今回提案になりました二つの案件の中で見ますると、兼職、すなわち現にやっておられる兼務の仕事が相当多いように御提案になっておるのであります。提案者の提案された人を見ますると兼職が多いようでありまするが、本委員会では、おおむね四つぐらいの兼職まではやむを得ないが、審議会委員等の性格にかんがみて、それ以上の兼職をするということは今後慎しんでもらいたい、従って推薦される場合には、他の兼職はできるだけやめるか、あるいはまた数を少くするという措置を講じてもらうことを希望いたしておったのでありますが、新内閣におきましても、この方針を踏襲されると思いますが、一応その点について御意見を聞かしていただきたい。

鈴木俊一内閣官房副長官

○政府委員(鈴木俊一君) ただいまの各種審議会の委員等の兼職の点につきましては、前内閣以来の政府の方針をできるだけとっていきたいという考え方には少しも変りはございません。

島村軍次緑風会

○島村軍次君 それからもう一つ、提案をされました書類を拝見いたしますると、大体、委員の性格、常勤、非常勤等の点が末尾にはっきりいたしておりますが、今回の提案の二つとも大体非常勤であって、委員会の開催回数等も月に二ないし三回の程度のようであります。ところが今後、常勤と非常勤との区別について、特に常勤委員等の場合には、格別兼職をおやりになるということは、その審議会の性格上適当でないと思われるのでありますが、常勤、非常勤に関する区別をどういうふうに考えておられるか。

鈴木俊一内閣官房副長官

○政府委員(鈴木俊一君) 常勤の委員につきましては、お話しのごとく、これは他の職務を兼ねるということは適当でございませんから、原則として他の職務は兼ねないようにするというのが従来の方針でございますし、そういうふうに今後も取り計らっていきたいと、かように考えております。非常勤の方につきましては、これも先ほど来お話しのございましたような程度の、委員としての職務に支障のない程度の兼職状況にいたさなければいけない。かように考えておる次第でございます。

島村軍次緑風会

○島村軍次君 それから今回推薦されておりまする新関八洲太郎氏については、この人それ自身をかれこれ申し上げるわけではありませんが、備考でもって見ますると、三十二年六月二日から同三十三年三月十七日まで神経炎のため加療中のものであったということが書き加えられておる。そこで、出席の回数を見ますると、御病気中であったのはやむを得ないとして、御病気が全快されたものと見られますが、全快後におきましても、月に二回の開催に対して一回程度の出席であったようでありますが、人を指して、はなはだ失礼でありますが、御病気は全快され、かつこの審議会委員としての職責を果すに、任期満了による再任の御推薦でありますが、その点はいかがですか。

廣瀬正雄自由民主党郵政政務次官

○政府委員(廣瀬正雄君) ただいま御指摘のように、長らく神経炎で御不快でございましたけれども、もうすでにすっかり御全快されまして、今後は委員としての職務は十分果し得るものと考えております。

島村軍次緑風会

○島村軍次君 重ねて希望を申し上げておきますが、人事案件は、かなり重要な職を担当される場合が多いと思います。なるべく兼職はできるだけやめてもらって、そうして専念されるような措置を今後においても講ぜられるように、特に前内閣以来の希望のあった点を重ねて希望を申し上げまして、質問を終ります。

光村甚助日本社会党

○光村甚助君 趣旨は大体同じなんですが、この電電公社の方ですが、新関さんはそうですね。それで、この前の委員会でも私は述べましたように、ほんとうの経験者が私は審議会委員になるのはけっこうだと思うのです。この間からの例を引いて、私とか前田さんの例を出したのですが、今度、井上さんとか中山さんとか、出席率もよくないのです。どうしてこういう委員を政府が任命されるのか、私はわからないのですが、政党内閣で、この人たちは代議士ではないのですが、選挙で落ちたらぱっぱっと委員にきめてみたり、何かその人の失業救済のような考えが今までの委員にはたくさんあるわけです。そういうことのないようにということは、いつの委員会でも言っているのです。きょうの新聞を見ますと、衆議院では盛んにきのうもめたようです。国会の同意を得ないうちに先に任命したのはけしからぬではないか、これは自民党の方でも盛んに異議が出ておる。そういう点からも、電電公社の経営に例を引いてみますと、大橋さん、こういう人がなるのなら異議はないと思う、そこに育っておる。大学を出て銀行に長く勤めておる、会社の重役だというので任命されたというのでは、経営委員としてのほんとうの仕事はできないと思う。いつも私が言わなくても、先輩の委員から事あるごとにこの問題は出ておるわけです。そういう点で、私は新関さんなんか、今の病気がなおったから出てくるであろうということでは同意しかねる、もっと研究しなければならないと思う。  それから電波の方も、今度は金子さんと田上さんですか、なられるのですが、金子さんなんかがどうして電波監理審議会委員に適任だとおっしゃるのですか、その理由を一つ聞きたいのですが。

廣瀬正雄自由民主党郵政政務次官

○政府委員(廣瀬正雄君) 御指摘の点はまことにごもっともな感じもいたしますが、ただ、われわれといたしましては、高い視野から、あらゆる観点から事業の経営に御参画を願いたいということで、さような規定にもなっておりますから、さような豊富な経験なり、視野を持っていらっしゃる方から御選定をいたしたような次第なんでございます。

光村甚助日本社会党

○光村甚助君 どうも政務次官の言われることは私は納得できないのです。銀行の重役とか、あるいは会社の社長でなければ、高い視野とか、常識というものはないのですか、ここでも例を引きますが、私はここで、これは秋山さんなんかが電波監理審議会委員になられるのはけっこうだと思うのです。この例を引きますが、学校を出て銀行に入っても、銀行のいろいろな役目だけでもたくさんやっておられるのです。銀行と電波とどういう関係があるのですか、政務次官。

廣瀬正雄自由民主党郵政政務次官

○政府委員(廣瀬正雄君) これはひとり電波の知識を持っているとか、そういう専門家とかいうようなことでなくて、各分野の代表というような観点からでございますので、特にその方面に造詣があるとか、従来、経験とか、知識を持っていらっしゃるとか、さようなことで選考の標準を置いたわけではないのでございます。全般的な、概括的な考え方、そういうようなことにつきまして、すぐれたお考えを持っていらっしゃる方というようなことで選考いたしたのでございます。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 私はここで名前をあげて言うのは、本人は必ずしも好んでなっておられる場合ばかりでもないと思いますので、本人に対してお気の毒のような気もしますけれども、一、二お尋ねしたい。  この新関さんの兼職の件ですが、これは今、島村さんがおっしゃいましたことは、前内閣において確認していることなんです。大体四つ以上はやらない、もしそういう場合はやめてもらうということを条件に就任をお願いしている、こういうことになっておるわけなんです。そこで、この前も新たに日銀の政策委員を任命される際にも、これを指摘したら、これはすでに本人にも連絡済みで、これとこれはやめてもらうことになっているという報告でした。そこで、今回この新関さんを任命されるに当りまして、特にこれは再任でありますが、こういうことになっているのはどういうわけなんですか、これは官房副長官にお尋ねしたいのです。

鈴木俊一内閣官房副長官

○政府委員(鈴木俊一君) 先ほどの兼職に関連してのお話しでございますが、現在、輸出水産業振興審議会委員その他四つの他の委員を兼ねておられるようでございます。この点は、先ほど来申し上げまして原則から申しますると、若干、数だけから申しますと、御議論があろうかと思いますが、海運造船合理化審議会委員をおやりになっておられますが、これは年に二回くらいでございまして、非常に回数が少いようでございまするし、また、輸出水産業振興審議会の委員も、同様、年に二回程度でございまして、実質的に考えますると、この程度御兼職になりましても、ただいま御承認をお願いしておりまする委員の職務遂行に支障がないのではないかということで、提案をいたしたような次第でございます。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 あなたほんとうにそう思って提案されたのですか。そうじゃないでしょう。そういうことわからないで、あなた説明されておるのじゃないのですか。そういう政府の今までの言明があって、そういう基準でもってやっておるということを今まで御存じなかったのでしょう。御存じあってそういうことを御答弁になっているのですか。

鈴木俊一内閣官房副長官

○政府委員(鈴木俊一君) 要するにそれぞれの職務が……。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 ちょっと発言中ですが、私は鈴木副長官に、知っていたか知っていなかったかということを聞いているのです。そういう申し合せがあって、政府から任命があったということを御存じないかどうかということです。何もあなたが知っていなくても別にあなたの落度じゃないのです。おそらくそれは御存じなかったんだろうと思います。

鈴木俊一内閣官房副長官

○政府委員(鈴木俊一君) これは前内閣時代の任命になりましたものでございまして、その点特に承知をして私どもの方で、内閣の方で手続を取ったということではございません。その点はその通りでございます。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 それも私お尋ねしようと思ったのです。先ほど島村さんからお尋ねがあったときも、これは前内閣の方針を踏襲して任命されましたと言われましたけれども、これは五月一日に任命しているのです。同意はこの内閣になってやっているのですが、任命している。任命のときに、すでにそういう考慮を払うべきものであって、前内閣の方針を踏襲して云々とあなたが言われたことすらが、すでにおかしかったのです。それから今も、今度はだんだんお話したら、これは前内閣の時分に任命されたものであって、今度はただ承認を求めているだけでございます、私はそんなことを聞いているのじゃないのです。そういう話し合い、先ほど島村さんがお話になったことを、あなた御存じですか、どうですかということをお尋ねしているのです。御存じないことを知っていられるように答弁されるから、だんだんおかしくなるのですよ。あなたは御存じないのでしょう。だからですね、これはそういう重大なことを御存じなく提案され、説明されても、これはだめなんですよ。これは官房長官にちゃんと来てもらって、そしてやらなければならない。特にこれは、まあ前の長官というお話もありましたが、また必要があればそういうこともやることも必要かとも思いますが、説明する資格のない人が、何も知らない人が出てきて話しても仕方がないじゃないですか。だから本日は、まだありますけれども、私は知らない人にお話を聞いたって本人がお困りだけですからね、この程度にしてやめまして、あらためてやりましょう。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 申し上げますが、官房長官は衆議院の予算委員会の方へ、どうしても出なければならぬということで、理事会では一応、副長官が出席して、内閣、政府の方針について説明を申し上げるということに御了承を得たはずであります。  それから今の任命のあれは、新しく副長官なり、官房長官なり任命される前のことだから、今の新しい役人に聞いてもわからぬという点は、これはもう事実上、日がたっておることですし、前内閣の意向を責任をもって引き継いでやっておることですから、この点は一つ現在の内閣なり、郵政関係の責任者に、責任をはっきり聞いていただくということで進めていただきたいものだと思います。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 私は官房長官が予算委員会に出席しているから官房副長官でいいということは理事会で承認しました。しかし、それは当然こういう重要な人事案件については、過去のいきさつ等十分御承知だと思って、そういうことを申し上げたのです。ところが聞いてみれば、どうも御存じない。あまり聞いておれば、だんだん御本人にも御都合の悪いことになりますから、本日はこの程度にやめまして、よく研究してきたらどうです。回数等についても、一回か二回しか開かないのだから、これは重要でない、差しつかえないとか言われますけれども、委員会は一回か二回であるけれども、絶えずそういう問題について関心を持っておらなければならない。これは重要な委員会を回数の問題だけではやれない。そういうこの前のお話し合いは、回数はどうだとか、こうだとかいうことは問題になっておらぬのです。従って、もう少しよく研究して、やるならば大丈夫だというところで承認を求めなければ、この新関さんだっておそらくお困りだろうと思うのです、こういうところでいろいろ言われるのは。私は任命される、あるいは承認を求められる御本人としても、政府がもう少し責任を持って説明ができるようにしてやってもらわなければ困ると思うのです。かりに私なら非常にこれは困る、こういうことを言われることは。

島村軍次緑風会

○島村軍次君 だんだん御意見もあるようですので、これは各派に持ち帰って、もう一ぺん検討するということで、きょうはこの程度で保留して、次へ御進行になったらどうですか。

斎藤昇自由民主党

○斎藤昇君 次回に回すことに異存はございませんが、鈴木副長官が前回の任命のときのいきさつは御存じなかった、当時おられなかったから知らなかったということでございますが、しかし、今までの方針を引き続いてやった内閣の方針については、全然知りませんという御答弁ではなかったのではないかと私は思うのですが、それですから、この委員の任命に際しての前内閣の方針、それは引き続いての方針、それに合致するかどうかという点は、これは研究して出て来ておられたものと私は見ておりますので、今、小林委員のおっしゃるような意味でなしに次に持ち越すということならば異存はございませんが、そこをもうちょっと……。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 私は官房副長官が前内閣の方針を踏襲している、こういうことをおっしゃったのは当然だろうと思います。また、そうだろうと私は思っておった。ところが、実際、前内閣の方針を踏襲しているうち最も大きい問題はこの兼職の問題だったのです。だから当然これは事務当局としても、これくらいのことは準備して、はっきりここに出てこられる以上は答弁があるものと思っておったのです。ところが聞いてみれば、いろいろおっしゃるけれども本人は御存じないのです。御存じない人に、いつまで質問しても回りくどい答弁になるだけで時間がたつだけですからね。それでこの程度でやめる。これは前内閣の方針を踏襲されるのは当然です。また、これは前内閣の時代に任命されているのですから、だから、ともかく斎藤さんはどういうおつもりで御発言なさったか知りませんが、きょうはこの程度でやめた方がいいでしょう。

斎藤昇自由民主党

○斎藤昇君 やめることに異存ないのですけれども、鈴木官房副長官が前内閣の方針も知っておられ、兼職の関係等も知っておられるように私は思うのですが、先ほどの答弁を聞いてみますと、それを全然研究もせず、御存じなしに出て来ておられるという理由で持ち越されるということは、ちょっとどうであろうかと思いますから、もう少し何か……。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 斎藤さんは官房副長官の立場を擁護されてそうおっしゃるのでしょう。しかし、官房副長官が何でもかんでも知っているはずはないのですよ。また、そんな必要はないのです。知らないことがあっても、それは何も本人の過失でも何でもないのです。それを知らないのを知っているような答弁をすることに、かえって問題があるのです。これはあっさり、これは知っていられたかもしれないけれども、われわれのただいままでの質問では、どうも御存じないように思われるのです。知っているならば質問をしてもいいけれども、それはかえって困るだろうから、ともかく御本人も発言を求められているけれども、本日はこの程度にしたらいいでしょうということです。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 小林さんに申し上げますが、これは蛇足かもしれませんが、従来、当委員会で兼職が問題になったのは、政府が任命して国会の承認をとるというやつを四つ以上やることは穏やかでない。この点については、前々内閣以来非常にやかましく議論になっておったようでありますが、果して今度のこの兼職というものが、それに当るかどうかということについても検討を要するのですが、従って、そういった点について十分な質疑をしたいから、もう一回その質疑の何を与えよと、こういう御意見については委員長も取り上げるつもりです。ただ、新しい内閣になって、これは前内閣でやったのだから、新しい内閣の責任者では答弁できないだろうということじゃ、ちょっと困ると思いますが、その点はそうではないのですか。

光村甚助日本社会党

○光村甚助君 それは擁護されますけれども、官房副長官が任命されたのはまだ十日にもならないでしょう、それを来て、電波監理委員会や電公社の委員会のことを知っているのはおかしいです。ただ職責上来て説明しておられるので、知らないのが当然です。  電波局長が来ておりますので聞きますが、役所はあまり詳しい人が委員になって、再々出てきて言われる人よりか出てこない人を歓迎する、こういうことを私は聞いておるのですが、どうですか、電波監理局長、それは。

濱田成徳郵政省電波監理局長

○政府委員(濱田成徳君) 電波監理審議会の委員の選定は、電波法にありますように、公共の福祉に関して公共の判断を下すことができ、広い知識と経験を有する者の中から選ぶとございますように、そういうところに根拠を置きまして選択するのでありまして、決して専門知識が特にある人がいいとか、いけないとか、あるいはそういう人を選ぶということはございません。むしろ専門の深い知識を持っておる人たちよりも、広い社会認識を持った各界の代表としてふさわしいような方、しかも全体が数が五人でございますので、その五人の人たちがそれぞれ各界をうまく分担されるように選ばれるということが望ましいのでございまして、ただいまのように専門知識の者を排除するというようなことは絶対ございません。

光村甚助日本社会党

○光村甚助君 質問の答弁が違う、専門知識もそうですが、委員会に再々出てこない人たちの方が仕事がしやすいのだから、そういう意味で出席率の悪い、しろうとを選んでおる傾向が多いのじゃないか、あなたたちは委員会に出てきて、どんどんいろいろな方面から物事を突っ込まれると困るから、しろうとで質問もしないで、なるべく出てこないで、委員会が簡単に済むような人を選んでおるのじゃないかということを聞いておるのです。

濱田成徳郵政省電波監理局長

○政府委員(濱田成徳君) 電波行政につきましては、御承知のように非常にめんどうな問題が多々ありまして、各委員は必ず毎回御出席願うような方でないと、われわれできないのでありまして、今までの過去の実績を見ましても、欠席される方はまれであります。もちろん当局といたしましては、必ず出席可能な方を念を押してお選びしておるような次第であります。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 私は早くおやめになった方がいいと思ったのだけれども、おやりになったから、ついでにお尋ねいたします。今、電波監理局長は、各委員は各界を公平に代表しておるとおっしゃいましたが、ほんとうにそういうことで選任されたのですか、さっき官房副長官は、どこを代表しておるというような意味でこの委員は選任されておらないのだと、こうおっしゃった、すると、あれですか、松方さん、秋山さん、田上さん、丹羽さん、これで日本の各界の部門を代表することができるとお考えになっているのですか、どことどこを代表しておるのですか。

濱田成徳郵政省電波監理局長

○政府委員(濱田成徳君) 電波監理審議会の委員は総数五人でございますので、各界と申しましても、その全部を包含することは困難だろうと思うのでありまして、たとえば松方委員の場合には、言論界、ジャーナリズムという方面を代表していただく。丹羽委員の場合には科学技術界ないし産業の一部、電子とか、電波方面の産業についても造詣が深い方だと思いますので、そういう方面も代表していただく。それから今度御諮問申し上げる田上さんの場合は、かりに申しますと、この方は教育界におられます。教育方面、同時に憲法その他の法律の方面の専門家でありまして、電波法とか、放送法とか非常に法律問題を含んでおりますので、そういう方面の専門的な見地からも論じていただく、そういう意味でそういう方面の代表という意味を含んでおります。その他産業界、財界。秋山委員の場合には実業界あるいは事業界というふうな、そういう方面の分野の代表というような意味も含んでおるのであります。けれども、それでもって全部を網羅し得るとは考えておりません。で、皆様になるべく各方面の社会の各層を代表し、お調べになって、そういうおつもりで御発言下さいますように御研究を願い、また、当方からもお願い申し上げておるような次第でございます。

小林孝平日本社会党

○小林孝平君 今のお話は、先ほどの官房副長官の御答弁と違うんです。官房副長官は、どこを代表しているとか、そういうことでなく、高い立場から発言をされる人を選んでおる、こうおっしゃっているんです。だからあなたの説明と全然違うんです。だからあなたのようなことで選ばれたなら、一つまたそういう立場で、この次の委員会には資料でも出してもらいまして、いろいろお尋ねいたしたいと存じます。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) そこで小林君の御発言で、次回でもう一回御質問したいというお話もあるようですが、今のもう一回重ねて申し上げますが、内閣が変って新しい責任者ができておるのでありますから、その点については、前の委員会の任命や手続の問題だから、新しい責任者じゃわからぬだろうという点については、これはないように一つお願いしたいと思います。  では、今回は時間の関係もありまして、次回まで保留いたします。

鈴木俊一内閣官房副長官

○政府委員(鈴木俊一君) 今のあとの小林委員の御質問の中に、官房副長官は、選任につきまして各界を代表する云々と言ったというお話でございますが、これは政務次官の方のお話で、その点は私は申し上げなかったんであります。  それから今、委員長が仰せになりましたように、私も本日、官房長官が予算委員会の関係で出られませんものですから、官房長官の指示を受けまして御説明を申し上げておるわけでございまして、先ほどいろいろお話を申し上げましたことは、いずれも前内閣時代、当委員会の間にいろいろ御議論のありました点をできるだけ承わりまして、その上で申し上げたことでございまして、その点は、ただいま委員長からお話のございましたように、私の考え方は、同意を求めるにつきまして必要な限度につきまして御説明申し上げた、こういう考え方でおりますので、なお次の機会におきまして、官房長官あるいは官房長官御都合が悪ければ私から、さらに、申し上げさしていただきたいと思います。

廣瀬正雄自由民主党郵政政務次官

○政府委員(廣瀬正雄君) 先刻の私の発言につきまして、言葉が足らなかったようでございますが、私の申し上げました気持は、その事業の専門家でなくて、各分野の代表というような気持で申し上げたんでありまして、各分野から委員になっていただきまして、委員としましても積極的に働いていただきたいという気持で申し上げたわけでございますので、その点補足さしていただきます。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) それでは、本件は、本日はこの程度にいたしておきます。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、本会議における議案の趣旨説明聴取に関する件を議題にいたします。  理事会におきまして協議いたしました結果、市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案及び繭糸価格安定に関する臨時措置法案について、明二十五日、本会議において趣旨説明を聴取し、二案について、それぞれ次の要領によって質疑を行うことに意見が一致いたしました。すなわち自民党、社会党、緑風会各一名、時間はいずれも十五分、順序は大会派順、以上の通りでございますが、理事会申し合せの通り決することに御異議ございませんか。   〔「御異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、請願受理締め切り期日に関する件を議題にいたします。  事務次長から説明を申し上げます。

宮坂完孝参事(事務次長)

○参事(宮坂完孝君) 今国会におきましても、従来の例にならいまして、会期終了の八日前、すなわち明後二十六日木曜日をもちまして、請願書の受理を一応締め切りたいと思いますが、御了承願います。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) ただいま説明の通り決することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、調査承認要求の取扱いに関する件を議題に供します。

渡辺猛参事(委員部長)

○参事(渡辺猛君) お手元の資料の通り、外務、予算の両委員会から調査承認の要求書が提出されております。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 本件に対し承認を与えることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、虚礼廃止の申し合せに関する件を議題にいたします。  理事会において協議いたしました結果、今回も例年通り虚礼にわたる暑中見舞等の廃止について、本委員会として申し合せを行うことに意見が一致いたしました。申し合せ案を朗読いたします。

河野義克事務総長

○事務総長(河野義克君) それでは申し合せを朗読いたします。     申合せ   本院議員は、近く中元を迎えるにあたり、各会派共同一致して左記の申合せを行い、厳にその励行を期するものである。      記  一、虚礼にわたる暑中見舞(新聞、雑誌上の暑中見舞の広告等を含む)はこれを廃止すること。  二、議員なるがための寄附及び冠婚葬祭に対する虚礼は一切これを行わないこと。

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 以上の通りでございますが、ただいま朗読の通り申し合せを行うことに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。     —————————————

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 次に、議員の外国派遣に関する件を御報告いたします。  本件につきましては、理事会において協議いたしました結果、次の通りとすることに決定をいたしました。  一、列国議会同盟会議の年次大会に議員五名を派遣し、その構成を自民党二名、社会党二名、緑風会一名とする。  二、欧米各国における議院運営の実情等調査のため議員五名を派遣し、その構成を自民党一名、社会党二名とする。  三、東南アジア各国の政治経済事情等調査のため議員五名を派遣し、その構成を自民党三名、社会党、緑風会各一名とする。  四、豪州との議員相互招待による訪豪議員団については本院議員は三名とし、その構成を自民党、社会党、無所属クラブ各一名とする。  以上の通りでございますが、なお、ブラジルとの議員相互招待による議員派遣につきましては、本年の列国議会同盟会議が同国のリオデジャネイロにおいて開催されます関係上、理事会におきましては、一応、列国議会同盟会議のための派遣議員がこれを兼ねることに意見が一致いたしておりますが、衆議院との関係上、別個に派遣することになることも考えられますし、また、豪州関係につきましても、派遣議員数に若干の変動を生ずることも考えられますので、これらの場合の処置につきましては、これを理事会に御一任願うこととし、ただいま報告いたしました通り決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) 御異議ないものと認め、さよう決定をいたします。  なお、ただいまの件は、もう一回補足いたしますと、衆議院の構成が、議院運営委員会等の構成がおくれておりまして、昨今議題にされておりますようでございますので、その関係で多少の変動を見るかもしれないということであります。  本日の議題は以上の通りでございます。  このほかに御発言もなければ、本日は散会いたしたいと思いますが。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

安井謙自由民主党

○委員長(安井謙君) それでは散会いたします。    午後零時五分散会

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