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29回国会衆議院1958/07/08

逓信委員会 第7号

発言数
11
登壇者
3
会派数
1
開催日
1958/07/08

会議録

淺香忠雄自由民主党

○淺香委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事早稻田柳右エ門君から理事を辞任したいとの申し出がありますので、これを許可し、その補欠選任は先例により委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

淺香忠雄自由民主党

○淺香委員長 御異議なしと認め、橋本登美三郎君を理事に指名いたします。     —————————————

淺香忠雄自由民主党

○淺香委員長 請願の審査に入ります。日程第一、簡易保険及び郵便年金加入者保養ホーム設置に関する請願、第四二一号及びこれと同趣旨の日程第二、第四二六号を一括して議題といたします。紹介議員より趣旨の説明を聴取いたします。中井一夫君。

中井一夫自由民主党

○中井一夫君 請願の要旨を本員より申し上げます。  郵政省におかれましては、簡易保険並びに郵便年金加入者に対する老後の生活安定と福利の増進をはかる厚生施設として、すでに熱海に熱海荘、別府に海南荘をそれぞれ設置せられ、また目下北海道朝里においても御建設中の由、邦家のためまことに御同慶にたえない次第でございます。政府におかれては、大阪郵政局管内にも同ホームを設置される御計画のごとく仄聞いたし、神戸市はかねてより交通、気候、風土に恵まれ、日本最古の温泉として知られております兵庫区内の泉郷有馬を御選定願いたき旨陳情申し上げて参っておる次第でございまして、去る昭和三十二年五月、第二十六通常国会において請願の御採択をも得ておる次第であります。これが候補地は、周囲の環境、温泉泉質、交通事情等より見てもまことに好適の地と認められるのでありまして、地元におきましては市民あげてこれが設置を熱望し、また神戸市会におきましても全会一致これが誘致をお願いすることを決議いたしており、また兵庫県はもちろん、大阪、京都両市の賛同及び推薦も得ておる次第でございます。神戸市としましても、この実現により、いささかなりとも社会福祉の増進に寄与いたしたい所存でありますので、願わくは以上の事情を御賢察の上で市民の熱望にこたえられるよう、ぜひとも加入者ホームを有馬町に設置せられるようお願いいたす次第なのであります。  なおこの際、誘致の理由につきましてこれを詳説いたしまするならば、第一には良質の温泉に恵まれていることであります。有馬温泉は高温九十八度、含鉄塩類泉が豊富に湧出するほか、ラジウム泉、炭酸泉等の泉質の異なったものが湧出しており、古くからその卓効がうたわれ、浴用効果が偉大でございます。第二には、環境が保養地として最適であるということであります。有馬は国立公園六甲山系中にありまして、山紫水明、名所旧跡に富み、ものさびた周囲の風景はいかにも落ちついた気分で、老人の趣味に適し、老人の保養地としては天下第一の地であると存じます。第三には、交通の便に恵まれ、多数の簡易保険、郵便年金加入者を擁する京都、大阪、神戸地区よりきわめて近い距離にあることであります。すなわち、京阪神よりの交通も完備し、道路もとみに整備せられ、電車、バスでおおむね数十分で行ける近距離にあるほか、山陰地方からの交通の便もきわめて発達いたしております。第四には、用地確保が容易であるということであります。地元として好適の候補地四カ所を推薦しておりまするし、いずれも比較的安価でいつでも用地確保ができておるという実情であります。以上、泉質、環境、交通、用地確保、ことに関係大都市の賛成等、諸条件に恵まれたのがこの有馬でございますから、何とぞこの請願を御採択かつ御実行下さらんことをお願いする次第であります。

淺香忠雄自由民主党

○淺香委員長 本件に対する政府の所見を求めます。廣瀬政務次官。

廣瀬正雄自由民主党郵政政務次官

○廣瀬政府委員 それでは政府の所見を申し上げます。簡易保険及び郵便年金加入者ホームにつきましては、熱海市及び別府市に設置いたしましたほか、本年度は北海道朝里温泉に建設中でありまして、来年度以降におきましても、増設いたしたいと考慮中であります。設置する場合は、これが場所等につきまして、十分調査いたしまして、老人に適するところを定めたいと思っております。その際本請願につきましては、参考といたします。

中井一夫自由民主党

○中井一夫君 御答弁を承わりまして参考といたす程度にすぎないことを遺憾に存じます。ぜひともこれは御採択を得たいのであります。実はこの有馬の設置につきましては、前内閣におきまして当時の所管大臣からまさに御内約さえあったのが事実なんであります。この際あえてその内部の事情を申し上げることは遠慮いたしますけれども、事情はきわめて緊密なものがあったのでございますから、このたびこそはぜひとも有馬に設置せられるよう当局の格別の御配慮を希望いたしておきます。

廣瀬正雄自由民主党郵政政務次官

○廣瀬政府委員 御事情につきましてはよく承わっておりますし、まあ本請願につきましての採択をするかしないかは委員会の決定でございますので、ただ政府の意見を御参考に申し上げたのであります。

淺香忠雄自由民主党

○淺香委員長 御質疑はございませんか。——それでは、ただいまの請願二件を一括して採決いたします。本請願はその趣旨妥当と認められますので、採択の上内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

淺香忠雄自由民主党

○淺香委員長 御異議なしと認め、さよう決します。  なお、本請願に関する報告書の作成等については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

淺香忠雄自由民主党

○淺香委員長 御異議なしと認め、さよう決します。  次会は明後十日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会することといたします。  この際暫時休憩いたします。     午前十時四十四分休憩      ————◇—————     〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕

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