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29回国会衆議院1958/07/08

議院運営委員会 第16号

発言数
45
登壇者
6
会派数
2
開催日
1958/07/08

会議録

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 これより会議を開きます。  自由民主党及び日本社会党共同提案にかかる川島正次郎君外七名提出の、災害等による農業窮状打開に関する決議案は、先刻の議事協議会での話し合いの通り、本日の本会議に上程することに御異議ありませんか。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本決議案の趣旨説明は、自由民主党の松浦周太郎君が行うことに相なっております。また、日本社会党の芳賀貢君から、賛成討論の通告があります。討論時間につきましては、先例も考慮いたされまして、良識ある範囲内でお願いをいたすことといたします。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、緊急質問の取扱いについてでありますが、日本社会党の松平忠久君から、中小企業の危機突破に関する緊急質問、同じく日本社会党の吉川兼光君から、公害防止対策に関する緊急質問が提出されております。これらの緊急質問の取扱いについて御協議を願います。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 中小企業の危機突破に関する緊急質問及び公害防止対策に関する緊急質問等は、本日は時間の関係等もございますし、いろいろな関係で、先ほどお話し合いを願いました通りに、ぜひ本日はこれをやめていただくようにお願いを申し上げます。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 私は、先ほどそういうお話はしておりませんね。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 こっちでだよ。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 一方的な話はけっこうですが、要するに、二つとも相当重要な案件だと思うのです。特に御承知のように、中小企業に至っては、参議院の大蔵委員会等で岸首相あるいは佐藤大蔵大臣を呼んで、そして例の経済基盤強化についての議論の過程において、岸さんも佐藤さんも、場合によればこの取りくずし、あるいは臨時国会に補正予算を出さなければならぬというようなことも言っておられるわけです。そういうような事態を政府が予期しなければならぬということは、今日、実際中小企業は非常に困難が重なっておるわけでありますから、従って私どもは、やはりこの際、ぜひ一つ緊急質問をお許しを願って、そして政府の対策等についてお聞きしたいと思うのです。ぜひ一つ御了承を願いたいと思います。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 ただいまの山本君の御発言、まことにごもっともでございまして、現下中小企業の経済危機というようなことは、万人認めているところでございますが、経済基盤強化の法律等も出ております。これらの危機を突破するために、そうした法律も出ておるようなわけでございます。なおまた、昨日でありますか、この問題を中心にいたしまして、総理大臣あるいは大蔵大臣等の答弁もございました。そういうような点から考えまして、この点につきましては、政府も本腰を入れておるようなわけでございます。従って、きょうのこの緊急質問等につきましては、参議院の方で十分討議をされておりますので、本日は時間の関係もございますし、どうか一つこれは次回に回していただくようにお願いをいたします。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 時間がありませんから、くどいことは申しません。申しませんが、あなたのおっしゃることは、論理が全く矛盾しているのです。経済基盤強化という法律で四百三十六億の金がリザーヴされた、このことそれ自体が、すでに日本の経済に甚大な影響を与えて、そのために中小企業は非常に困難なんです。従って、参議院でいろいろ追及した結果、大蔵大臣は、それを取りくずす、あるいは補正予算を組む、こういうところまでいっておるのだし、たまたま衆議院の大蔵委員会で議論したときには、事態がそういう事態ではなかったのです。参議院にいってからそういうふうに悪化したわけでありますから、そういう意味において、衆議院でも参議院と同じように、委員会を開く時間がないので本会議で緊急質問をして政府の所信を明らかにし、国民に安心を与える意味においてもやってもらいたいと思います。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 山本君のおっしゃることは、まことに矛盾をしたお話でありまして、あの四百三十数億の金の問題等については、経済基盤をあくまでも強化し、中小企業をあくまでも振興させ、この経済危機突破を目ざしての法案でございます。これが参議院でも通過をしておりますし、また参議院において十分検討もされておりますので、従って第一院であるわれわれが、蒸し返してなおこれをしなければならないというようなことは、まことに矛盾しておると思います。また時間の関係もございますので、本日はこれは取りやめていただくようにお願いしたいと思います。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 時間の関係といいますけれども、会期は十二時まであるのであります。私は、山本君から述べられましたから申しませんけれども、会期がなくなるときに特別委員会を作っておいて、このような重要な緊急質問には時間がないというのは、どう考えても論理が合わない。ただ、私どもいかに要求するといえども、総理大臣の首に繩をつけてやるということはできません。残念ながら、皆さん方が多数決でおやりになるならば仕方がございません。われわれはこの主張を撤回するわけには参りませんから、あなた方のお許しをいただけぬというならば採決をもって、われわれは少数党の悲哀をもって敗れるのほかはありません。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 緊急質問両件につきましては、意見が分れておりますから、これは採決によってきめたいと存じます。  それでは、右の両緊急質問を本日の本会議において行うことに賛成の諸君の挙手を願います。     〔賛成者挙手〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 挙手少数。 よって、両緊急質問は本日の本会議において行わないことに決しました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、運輸審議会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、本件は、同委員青盛忠雄君が任期満了につき同君を再任し、深水六郎君が委員辞任につきその後任として青柳一郎君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めて参ったものであります。本件は、本日の本会議において議題とするに御異議はありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、庶務小委員長から報告のため、発言を求められております。これを許します。 荒舩清十郎君。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 先日庶務小委員会を開きまして、協議決定いたした件につきまして御報告申し上げます。  国会職員給与規程第十三条の規定により、開会中勤労著しい者には、議長は、議運に諮り特別の手当を支給することができるようになっておりますが、毎年参議院と同様に支給しており、本年は特別国会もありました関係上、支給してやりたいと存じますので、御了承を願いたいと思う次第でございます。  次に、閉会中審査雑費についてでございますが、解散前の庶務小委員会でも、国税庁との折衝に基きましてお取り計らいになるように御決定がありましたが、一、議院の公務により一カ月を通し外国に派遣された委員の当月分、二、議院の公務により二十日間以上国内に派遣された委員の当月分、三、議院の公報にその議事を開いた旨登載される委員会、小委員会、理事会または打合会にその月の間一度も出席しない委員の当月分については課税されることになっておりますから、御了承を願います。この点は、間もなく閉会になりますので、議員各位には事務局の方から周知の方法をとってもらい、また各委員長からも、委員に周知してもらうことといたします。  なお、庶務小委員会において決定すべきことではありませんが、小委員から特に発言がありまして、かつて解職された職員で再び採用されるようなうわさがあるが、再採用になるということは妥当でないと思われるとの意見がありましたので、右報告いたします。  次に、議員宿舎がすこぶる不足しておりまして、議員に多大の不便をかけておる状況にかんがみまして、自由民主党及び日本社会党一致で住宅公団の住宅をこれに充当することの検討を進め、関係方面とも折衝をしておりますが、庶務小委員会といたしましてもこれを促進して、すみやかに実現をはかることに意見の一致を見ましたので御報告いたしますとともに、議運におきましても、特段の御配慮をお願いしたいと思う次第でございます。  以上で小委員会の報告を終ります。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 ただいまの荒船君の御報告に対し、何か御発言はありません か。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 別にないようでありまするから、ただいまの庶務小委員長の報告を了承するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。  次に、国立国会図書館法第十一条によりますると、議院運営委員会は図書館の業務報告を審査し、その審査の結果を議院に報告することになっておりまするが、去る二日の委員会におきまして図書館の昭和三十二年度業務報告を審査いたしましたので、当日の委員会の決定によりまして、本日の議事日程にあります通り、本日議院運営委員長の国立国会図書館法第十一条第二項による審査の結果報告を行うことと相なっております。 なお、本報告は理事の松澤雄藏君が行うこととなっております。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、各委員会の閉会中審査申出の件についてでありまするが、お手元の印刷物にありまする通り、各委員会から閉会中審査の申し出をいたして参っております。本件につきましては、本日の本会議において閉会中審査の議決をするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。     —————————————     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、緊急上程の議案についてでありまするが、大蔵委員会の国有財産法第十三条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件、これが委員会の審査を本日終了いたしております。また、地方行政委員会、法務委員会、文教委員会、逓信委員会の請願十六件が、本日委員会において採択すべきものと決しております。つきましては、右の議案及び各請願を本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、閉会中の委員派遣についてでありまするが、その基準は、従前の通り、閉会中の本委員派遣については、特に必要ある場合に限り、かつ原則として一人一回、派遣日数は一人五日以内、その延べ日数は、これに委員四分の一を乗じた日数をこえないこととし、派遣先が自己の選挙区にならないようにすることといたしまして、各委員会から委員派遣の承認申請が提出されて参りました場合には、右の基準の範囲内において、議長において議院運営委員長と協議の上決定することに御一任願いたいと思いまするが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、事務局の人事の件についてでありますが、事務総長から説明を願います。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 御説明申し上げます。大蔵委員会の専門員の椎木文也君が、去る六月二十七日の当委員会の御承認を得まして、専門員を退職されましたが、その後任として、同委員会の調査員抜井光三君を任用いたしたい旨大蔵委員長よりお申し出がありましたので、先刻選考委員会に諮りましたところ、その了承を得た次第であります。同君の履歴はお手元に配付してありまするから、よろしければ御承認を願いたいと思います。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 それでは、本件は、事務総長の御説明の通り、これを承認するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  ちょっと速記をとめて。     〔速記中止〕

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 速記を始めて。  暫時休憩します。     午後五時三十六分休憩      ————◇—————     午後五時四十五分開議

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、前議員前田房之助君の表彰の件についてでありますが、事務総長より説明を願います。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 ちょっと御説明申し上げます。従来、永年在職議員の年数を計算するに当りまして、その議員の任期が切れました時期と当選されました時期とが同じ月に属する場合には、その月の在職期間を一カ月として計算しておりましたので、前議員前田房之助君の在職期間は、先般の解散に伴い満二十四ヵ年十一ヵ月となり、わずか一日の不足のため、前国会中に永年在職議員としての資格に達せられなかったのであります。しかし、この計算方法は普通の場合に比して著しく不利でありますので、事務的に研究をいたしましたところ、たまたま前田先生は、第二十回総選挙、第二十一回総選挙と引き続いて御当選になっておられますが、第二十回総選挙による衆議院議員の任期は、昭和二十六年の四月二十九日に終るものが、当時一カ年延長となって、昭和二十七年四月二十九日に任期満了となり、翌四月三十日に第二十一回総選挙が行われ、次の任期が始まっておるのであります。そこで、議員の永年在職年数二十五年というものは、総選挙によるおのおのの任期の集計ではありますが、そのおのおのの任期を各独立のものと考えますならば、各独立した任期の始まりの日の属する月と、終りの日の属する月をいずれも一ヵ月として計算し、たといその双方が同一の月に属しましても、重複計算、すなわち二ヵ月としての計算が許されるものといたしますならば、前田先生の場合、本年四月をもって二十五年に達せられることに相なり、表彰状を差し上げることができますので、この点に関して御審議を願いたいと存じます。  なお、さしあたり昭和三十四年中に在職二十五年の表彰を受けられます先生方は、林讓治先生と大野伴睦先生が一月と、それから水谷長三郎先生が四月と——これは新計算方法の該当者でございますが、松村謙三先生と川島正次郎両先生も九月に、新計算法によりますと表彰されることに相なります。  何とぞ、この際、新計算方法によりまして、前田先生を表彰いたされますように御協議いただきたいと思います。

山村新治郎自由民主党

○山村(新)委員 これは別に新計算方法ではなしに、当りまえの計算方法でしょう。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 今までが間違っていても、重複して計算しておりましたから、それを普通の同一月に属さない場合には、一日でも一カ月と計算しているわけです。ところが、この場合は、同じ月のうちに任期の終了と就任の場合とが重なったために、一カ月として計算したためにこういうことになったわけでございまして、普通の場合には……。

山村新治郎自由民主党

○山村(新)委員 そういう計算方法が誤まっておったわけだ、そういうふうに了承する。特例を設けて、前田さんに差し上げたということになると失礼になる。最初前田さんが該当しないと思っておった計算方法が誤まっておったのであって、これがほんとうの計算方法であるということで……。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 ただいまの事務総長の説明の通り、前議員の前田房之助君を在職二十五年に達したものとして、本日の本会議において表彰するに御異議ありませんか。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 次に、本日の本会議の議事につきまして、事務総長から説明を願います。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 御説明申し上げます。ただいま御協議いただきました前田房之助先生の二十五年の勤続表彰の件を第一にお諮りいたしまして、その次に内閣提出の人事承認の件をお諮りいたしまして、第三番目に決議案を上程していただきまして、それから日程に入りまして、日程第一は、これは全会一致でございます。御報告は逓信委員長の淺香さんがなさる予定であります。その次に緊急上程をお願いいたしまして、国有財産法第十三条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件を議題にいたしまして、これも大蔵委員会から全会一致で上って参っております。これは大蔵委員長の早川さんが御報告に相なる予定であります。それから日程第二、第三、第四を一括しまして、決算委員会の理事の山本さんが御報告に相なりますが、これは全部全会一致でございます。その次に日程第五でございます。これは議運理事の松澤さんが御報告に相なるわけであります。次に緊急上程をお願いいたしまして、請願二百三十件を上程いたします。その次に閉会中審査をお願いいたします。その次に、最後に議長がごあいさつをなさることになっております。なお申し添えますが、決議案が議了をいたされました後に、農林大臣から発言を求められておりますから、その点もつけ加えておきます。以上であります。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 ただいま、前議員の前田房之助氏の二十五年勤続の表彰につきまして報告をいたしましたところが、社会党さんでも満場一致御承認をいただいたということで、わが党は、この議運を通じまして社会党さんに敬意を表したい、こういうことを幹事長から言われて参りましたので、右お伝えをいたします。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 幹事長の敬意はまことにけっこうでございますが、いつも社会党の主張はいれないで、取るものだけは取って敬意を表されたのでははなはだ困りますから、どうか中味でも敬意を表していただくようにお願いいたします。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 それでは、本日の本会議についてお諮りいたします。

山村新治郎自由民主党

○山村(新)委員 六時予鈴。

江崎真澄自由民主党

○江崎委員長 それでは、予鈴を六時、本鈴が六時十分、こういうことで開会することにいたしたいと思います。  この際、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。今特別会の初頭に、名委員長の誉れの高かった山村新治郎君のあとを受けまして、委員長に就任をいたしました。以来約一カ月の短期間ではございましたが、その間、国会として相当困難な議事の運営等がございましたが、議院運営委員長としての重責に思いをいたし、議長、副議長の御鞭撻と、委員皆様方の御理解ある御協力をいただくことによりまして、当委員会の円満なる運営、ひいては国会の正しい運営のために、誠意を尽して微力をいたして参ったつもりでございます。その間、何かと行き届かない点も多々あり、御迷惑をおかけしたこともあったことと思いますが、その点はひとえに御了承をお願いいたしますとともに、その間お示し賜わりました皆様方の御支援、御協力に対しまして、この際、衷心より感謝の意を表する次第でございます。  簡単でございますが、会期終了日に当りまして、一言お礼のごあいさつを申し上げる次第であります。  本日はこれにて散会いたします。     午後五時五十二分散会

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