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28回国会参議院1958/04/16

逓信委員会 第20号

発言数
13
登壇者
4
会派数
2
開催日
1958/04/16

会議録

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) ただいまより委員会を開会いたします。  委員の変更について御報告いたします。本日石坂豊一君、林田正治君、黒川武雄君、堀木鎌三君が辞任され、宮澤喜一君、塩見俊二君、小幡治和君、平島敏夫君が選任されました。   —————————————

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) それでは電波法の一部を改正する法律案を議題といたします。  昨日に引き続き質疑を行います。  御発言もなければ、質疑を終局し、討論に入ります。御意見のある方は、賛否を明らかにしてお述べを願います。  なお、修正意見のある方は、討論中にお述べを願います。

松平勇雄自由民主党

○松平勇雄君 電波法の一部を改正する法律案に対しまして、私は自由民主党を代表いたしまして、左の修正案を付し、修正部分を除いた原案に対して賛成をいたすものでございます。  修正案を朗読いたします。     電波法の一部を改正する法律     案に対する修正案   電波法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第八十二条の改正規定中『「逓信大臣は、」の下に「免許を要しない無線局の無線設備について又は」を加える。』を『「放送の受信を目的とする受信設備」を「免許を要しない無線局の無線設備について又は放送の受信を目的とする受信設備」に改める。』に改める。   附則に次の一項を加える。  3 郵政省の省名が逓信省に改められるまでの間は、改正後の電波法第九条第九項、第十六条第二項並びに第二十条第二項及び第六項中「逓信大臣」とあるのは「郵政大臣」と、改正後の同法第十五条、第十六条第一項、第二十五条及び第六十条ただし書中「逓信省令」とあるのは「郵政省令」と読み替えるものとする。

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) ちょっと速記をとめて。    〔速記中止〕

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) 速記を始めて。

鈴木強日本社会党

○鈴木強君 私は、ただいま議題となりました電波法の一部を改正する法律案並びに電波法の一部を改正する法律案に対する修正案に対して、以下申し上げる希望条件を付して賛成したいと存じます。  私たちが長年主張をして参りました無線通信士の免許更新の点につきましては、従来五カ年に一度更新の手続があったのでありますが、今回の法改正によりまして、この点が削除され、無線通信士にとりましては、非常にけっこうなことになりまして、この点私は非常に敬意を表する次第であります。  ただ、第一点として強くこの際、今後の法運営についてお願いしたいのは、改正法百四条の二であります。この点につきましては、昨日の質疑応答において大臣からいろいろと御意見を承わりました。そして、少くとも条件を付しあるいは期限を付する場合におきましても、電波審議会等の議を経てやるそうでありますから、おそらく行政上行き過ぎはないと思いますが、しかしながら、第七条、第八条等の関連からいたしまして、相当に疑義を持っている法案でありますので、どうぞ一つ、法の執行に当りましては、十分御注意をいただきたい、そう思います。  それから二つ目に申し上げたいのは、手数料の百三条の点でありますが、この点につきましては、今回の改正によって、最高額を各種別ごとにきめ、その細部については政令にゆだねられておりますが、残念ながら、この法律案審議の中で、政令が私たちどういう内容であるかを知ることができません、また知る必要もないかもしれませんが、しかし、少くとも従来まで法律によってそれぞれの出力に応じて金額が明定されておったものが、最高額を残して、細部は政令にゆだねるということになったわけでありますから、非常にこれは重大なものだと思います。しかも、最高三倍、平均して一・七倍の手数料の引き上げになりますので、これらの点につきましては、非常に適用範囲は少いのでありますが、関係者にとりましては相当に私は問題があろうと存じます。もしこれが国鉄やあるいは郵便料金の値上げ等、大衆に直接響く問題でありますならば、もっと私はこの問題は大きく国会の中で問題になると思うのでありますが、そういう点非常に問題が残っている法案であります。  さらにまた、今回の改正によりまして、従来国の申請等につきましても、手数料を取っておったのでありますが、国の部分につきましては、免除することになっておりますが、その中に、日本国有鉄道と電信電話公社に属するものについては免除しない、こういうのでありますが、この点も質疑の中で大臣の御意見も承わりましたが、しかし、これはあくまでも私は公共企業体なるがゆえに、国有であっても国と同じ扱いをしないということは、非常に不合理だと思います。願わくば、この点は今回の改正において、われわれは修正をしたいところでありますが、従来一応徴収されておったという建前もありますので、今後一つ時期を見て、この点は大臣のおっしゃるように、すみやかに改正されるように、この際希望を申し上げておきたいと存じます。  いろいろと問題のありました電波法が、ここに採決の段階に参ったわけでありますが、私たちいい面はいい面として率直に賛成をし、悪い面は悪い面としていろいろと政府に対しても、大臣に対しても質問を重ねて参りましたが、しかし、これによって、非常に現在いろいと発展しつつある電波行政に対して、万全の私は改正案だとは思いません。従って、さっき私が指摘しましたような点を含めて、近い将来さらに電波行政を万全ならしめるように電波法の改正等もお考えになったがよかろうじゃないか、こう思いますので、この点を申し上げまして、本案に賛成をする次第であります。

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) 他に御発言もなければ、討論を終局し、採決に入ります。  まず、討論中にありました松平君提出の修正案を問題に供します。松平君提出の修正案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) 全会一致でございます。よって、松平君提出の修正案は可決されました。  次に、ただいま可決されました修正部分を除いた原案全部を問題に供します。修正部分を除いた原案に賛成の方の挙手を願います。    〔賛成者挙手〕

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) 全会一致でございます。よって本案は、全会一致をもって修正すべきものと議決せられました。  なお、本会議における委員長の口頭報告の内容、議長に提出する報告書の作成につきましては、委員長に御一任を願います。  順次御署名を願います。   多数意見者署名     鈴木  強  横川 正市     光村 甚助  塩見 俊二     宮澤 喜一  野田 俊作     前田佳都男  平島 敏夫     小幡 治和  長谷部ひろ     新谷寅三郎  松平 勇雄     手島  栄  三木 治朗

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) この際、郵政大臣から発言を求められております。

田中角榮自由民主党郵政大臣

○国務大臣(田中角榮君) この際、一言申し上げます。  本案審議に際しまして寄せられた各位の御支援に対して、深甚の謝意を表するわけでございます。  なお、本委員会において可決すべきものと議決されました電波法の一部を改正する法律案の公布施行に際しましては、委員会における御発言の御趣旨等を十分尊重し、遺憾なきを期する所存でございます。

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) 速記をとめて。    〔速記中止〕

宮田重文自由民主党

○委員長(宮田重文君) 速記を始めて。  本日は、これをもって散会いたします。    午前十一時三十一分散会

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