逓信委員会 第24号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1958/04/09
会議録
○森本委員長代理 これより会議を開きます。 この際、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。理事井手以誠君が理事を辞任いたしたいとの申し出がありますので、これを許可し、その補欠として松前重義君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○森本委員長代理 御異議なきものと認め、さよう決定いたしました。 —————————————
○森本委員長代理 次に公衆電気通信法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。 竹内君より本案に対する修正案が提出されております。まず修正案の趣旨説明を求めます。竹内俊吉君。 —————————————
○竹内委員 ただいま議題となりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について、修正の動議を提出いたします。まず修正案を申し上げます。 修正案提出の理由は、目下内閣委員会におい、審議中の郵政省設置法の一部を改正する法律案の審議がおくれておるため、郵政省を逓信省と省名を改めるの件が決定に至っておりませんので、ここに修正案を提出するゆえんであります。何とぞ委員各位の御賛成をお願い申し上げます。
○森本委員長代理 これにて修正案の趣旨説明は終りました。 修正案に対する質疑がないようでありますので、これより本案並びに竹内君提出の修正案を一括して討論に付します。 別に討論の通告もおりませんので、これより本案並びに修正案の採決に入ります。まず竹内君提出の修正案について採決いたします。これに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○森本委員長代理 起立総員。よって、竹内君提出の修正案は可決いたしました。 次にただいまの修正案の修正部分を除く原案について採決をいたします。これに賛成の諸君の起立を求めます。
○森本委員長代理 起立総員。よって公衆電気通信法の一部を改正する法律案は竹内君提案のごとく修正議決いたしました。 なお本案に対する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○森本委員長代理 御異議なきものと認め、さよう決定いたしました。 この際政府当局より発言の申し出がありますのでこれを許します。田中郵政大臣。
○田中国務大臣 この際一言申し上げます。ただいまはまことにありがとうございました。ただいま可決すべきものと御議決をいただきました公衆電気通信法の一部を改正する法律案の施行につきましては、議院における御発言等その趣旨を十分体し、遺徳なきを期すつもりでございます。
○松前委員長代理 次に郵政事業に関する件について調査を進めます。発言の申し出がありますのでこれを許します。森本靖君。
○森本委員 それではきのうの大臣に対する質問と郵務局に対する質問の続きを行いたいと思います。きのうの私の質問では、郵務局長だけでありまして、今かなか回答がはっきりしなかったわけでありますが、現在郵政官の中に本務者というのと常勤労務職員と非常勤職員とこの三つがあると思いますが、この本務者、常勤労務職員の定数というものと、それから非常勤職員が大体どれくらいおるかという数字的なものを明らかにしてもらいたい、こういうことです。
○西村政府委員 本務者の数を申し上げますが、二十六万三千六百二十九名が三十三年度予算におきまして成立した数でございます。そのほか常勤労務者という科目が新しく三十三度予算におきまして成立いたしたのでありますが、この常勤労務者いわゆる常労の数は三百六十三名、そのほかに非常勤というものがいろいろあるのでございますが、その正確な数字は、今ちょうど人事部長が見えましたので、人事部長の方から御説明していただくことにいたしたいと思います。
○佐方説明員 常労職員が三百六十三名でありまして、そのほかにいわゆる常勤的な非常勤職員というものが大体千八十名ほどあります。それと第三のグループとしましては、全く臨時的な非常勤労務者が約五万名ほどありますけれども、およそそうなっております。
○森本委員 これは現在内閣委員会にかかっておる定員法の郵政省関係のみの予備審議というつもりで質問をしておりますので、そのつもりで回答願えれば、あす、それからその次の内閣委員会における定員法の審議がスムーズにいくと思いますので、その点一つ要領よくお答え願いたいと思います。 それで今言われました常勤的非常勤一千八十名というのは、これは普通月給制の常勤労務職員という形になっておるわけですか。
○佐方説明員 この人たちは二カ月おきに採用しておりまして、月給制ではございません。
○森本委員 そうすると、現在は月給制の常勤労務職員というのは三百六十三名だけですか。
○佐方説明員 今日現在におきましてはちょっと先ほど説明いたしかねましたけれども、月給制の常勤労務職員というものは千八十四名おるわけです。その中から三百六十三名だけが今度あらためて予算上の常労職員に指定されたという形になっております。それからその中のごく一部に六カ月未満の人もおりますけれども、それは一応月給制ということになっております。
○森本委員 そうすると、この千八十四名というのは現在月給制になっているわけですね。
○佐方説明員 そうなっております。
○森本委員 それから先ほど説明のありました五万何ぼという臨時の中で、一年以上の勤務をしておるものはどのくらいありますか。
○佐方説明員 これは一年以上になりますと、大体千五百人くらいあるだろうと思います。
○森本委員 そこで常勤労務職員の定数というのは一応三百六十三名ということでありますが、実際に千八十四名というものがその月給制の方でやられておるということになりますと、これが若干ふえる、あるいは減るということについては、一応郵政大臣の権限の範囲内においてやれるわけですね。
○佐方説明員 権限自身としましては郵政大臣限りでできるわけでございますけれども、御承知のように今度予算上はっきり目を作りまして、三百六十三人となっておりますので、予算的な制約は残っておるわけであります。
○森本委員 そういうふうに三百六十三名というのは確かに予算的な制約は受けておるけれども、現在までの郵政省の長年の実行段階というものを見た場合には、それにとらわれておったのでは実際に郵政業務が舞が舞っていかぬということは考えられるのであって、実行の段階においてそれを郵政大臣限りである程度ふやしたり何かするということは、現実の問題として今まで十年間くらいは、そう大した数でなくしても、やれぬということではないわけですね。
○佐方説明員 実は六カ月以上の勤続者の中で百二十四名定員化いたしましたので、現在おる人は一応全部予算上常労職員に上げてきたわけであります。そういう形でありますので、とりあえず特にふやさなければならぬという気もないわけであります。
○森本委員 しかしそのうちのあとまだ一年以上の千五百人というのがあるわけでしょう。だからその千五百人の中には欠員のあと補充というものもあろうと思うのです。それから長期療養のあと補充というものもあって、それは画一的にはいかぬと思います。だからたとえばこれが療養のあと補充で、あと半年か三カ月すれば帰ってくるというふうなことになれば、これは別として、しかし実際には欠員のあと補充というような形において一年以上やつておる者も私はかなりおると思うのです。そういうものを何とか今回の定員法については救う道はないかということで考えてみましたけれども、これは単に郵政省だけの問題ではなくして、定員法の修正ということになりますると、これは両党の折衝にもなりましょうし、それからまた大蔵省との問題も出てくるわけでありまして、この問題は当委員会における問題ではございません。しかしそういうふうな現在の定員法がかりに通過をしたあとにおいて、そういうところの一年以上の、しかも長期にわたるという非常勤については何か救う道かないかということで、私もいろいろ研究をしてみたのでありますが、たまたま予算上の制約がありまするけれども、通例、各省の慣例としては、その省の大臣限りの専決において若干の増員というようなこともできないことではないということも考えるわけであります。そこでこの千五百名程度のものを何とか救う道はないものか、そういう方向に大臣なりあるいは事務当局が全部考えて、そういう方向に検討してもらうという余地はないものかということを聞いておるわけであります。
○佐方説明員 御承知のように一般的な非常勤職員はたくさんおる中で、千五百人くらいの人が一年以上勤めておる。しかし大半の人は一年未満でありますので、郵政省に関します限りは毎年郵便と電信電話の増員がありますために、大半の人は一年以内で定員になっていくという形でありますが、残った人につきましては、それは具体的な局と人とを具体的に相当こまかく見ませんと、たとえば欠員局があるからそっちへ動いて本務者になってくれないかということを話しても、どうしても自分としては困るというようなこともありますし、またその局自身の事務量から見ましても、その人のおる間だけはそういう形にしておりましても、将来恒久的にそこの定員増加があるかどうかという問題もありますものですから、相当こまかく見ませんと、この人方が全部本務者になるべきだという結論はちょっと出ないのじゃないかという気もいたしておるわけであります。
○森本委員 だから私は先ほどから言っておるように、何も公式的に全部をどうこうせよということで言っておるわけじゃないのであって、その局々において欠員とか、あるいはまた長期療養とかいう問題もあるわけです。たまたま郵政省としては一万何ぼの定員復活の要求を今回予算閣議においては行なったけれども、最終的には今回の三千何ぼの定員法の修正しかできなかった。これはわが党としても現在は両党の間において超党派的にいろいろの問題を考えて折衝しておると思いますけれども、かりにそういう時間的なものが足らなくて、今回の定員法はそのまま通るなり、あるいはまたかりにこれが審議未了になるなり、これは内閣委員会の方で検討せられておると思いますが、そういう政府が現在提案をせられておるこころの定員法が通ったといたしましても、その内部において郵政大臣限りの権限において、今言いましたところの一年以上の非常勤については、これは常勤労務職員の定数に変えることはできないか。その場合も私はそれを全部画一的に変えろということを言っておるわけじゃないのであって、その当該局々の実情、それから欠員の状況、将来の業務の増加量、あるいはまたその職種によるところの内容、そういうあらゆる観点から考えて、これはやはり常労にしてあった方が将来定員化していくのに都合がいいというような人については、先ほど言われましたところの三百六十三名という予算のワクにとらわれることなく、これを検討していった方がいいのじゃないか、これは郵政省のためにもいいのじゃないかということを考えて、そういう道ができるかどうかということをお聞きしておるわけであります。 私は最終的に大臣に一つお聞きしておきたいと思いますが、これは決して悪いことではございませんので、おそらく政府、事務当局においても私は賛成だろうというふうに考えるわけであって、ただ画一的にこれをやれということになりますと問題がありますが、画一的でなくして実情に沿った形におけるこの常勤労務職員に対する変え方ということについては、一つ十分やってもらいたい、こう思うわけですが、どうですか。
○田中国務大臣 先ほど申し上げた通り、常労に指定されておる者は当然翌年度には定員化されていくのが実情でございます。ただ画一的にやるということになると、中で定員に入らないような職種に働いておって永年勤続の者もあるでしょうから、技術的に見て当然常労に上る者は非常勤の職員から常労に上り、常労から定員化されていくということでありますから、郵政省として法律的な制約がないのでありますから、三百六十三名というものを指定されても、それは予算書に明確に指定をせられたものであって、これ以外に指定をしてはならないということはないのでありますから、職種別に十分内容を調査して、当然将来定員化さるべきだという種類の者は常労に組み入れて一向差しつかえない。また私どももそういう問題に対しては今組合交渉もやっておりますから、できるだけ定員化の最も短い道を歩くような意味からも、常労に上るという道を開くべきだと考えます。
○森本委員 いいです。
○松前委員長代理 ほかに御質疑はありませんか。——ないようでありますから今日はこの程度にて散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。 午後二時二十二分散会 ————◇—————