大蔵委員会 第32号
- 発言数
- 12 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1958/04/11
会議録
○足鹿委員長 これより会議を開きます。 証人出頭要求の件についてお諮りいたします。本委員会においては、目下金融に関する件について調査を進めておりますが、先刻の理事会において協議の結果、昨日の横錢委員の発言に関する事実関係について、事態を明白にするため、森脇将光君を衆議院規則第五十三条により、証人として本委員会に出席を求めることに決定いたしたいのでありますが、さよう決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○足鹿委員長 御異議なしと認めます。さよう決しました。 なお、証人の出頭日時につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○足鹿委員長 御異議なしと認めます。さよう決しました。 —————————————
○足鹿委員長 理事補欠選任の件についてお諮りいたします。理事でありました大平正芳君が、今十一日委員を辞任されましたので、理事が一名欠員となっております。その補欠選任は、先例により委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○足鹿委員長 御異議なしと認めます。よって委員長は、理事に佐々木秀世君を指名いたします。
○井上委員 議事進行に関する発言を求めます。ただいま、先般来本委員会で問題になっております千葉銀行の、金融行政上きわめて重大な問題に関連をいたしまして、同行頭取の古荘氏が、頭取としての地位から非常に逸脱いたしました金融上その他重要な不当融資の問題が横たわっており、これを究明するに当りまして、いろいろな関係から証人を喚問しあるいはまた参考人を招致して事態の究明をはかろうといたしましたけれども、なかなか事態が円満に進みませず、非常に紛糾に紛糾を重ねてきております過程において、特に昨日、わが党の横錢委員から、この千葉銀行の不当貸付の問題をめぐって、古荘頭取と現内閣の閣僚、あるいは与党幹部とのいろいろなうわさが取りざたされております。特に問題になりますのは、現内閣総理大臣たる岸信介君が、千葉銀行頭取の古荘君と数回にわたって会っておる、そしてまた、たびたび会見をされておる、あるいはまた、かつて岸総理が政界復帰第一声、日本再建連盟を作りましたときに、この千葉銀行から五千万円からの融資を受けておる。 〔「議事進行じゃないじゃないか」と呼び、その他発言する者あり〕
○足鹿委員長 静粛に願います。
○井上委員 しかも、それが、現になお一千万円から支払いが残っておるというようなことも取りざたされておりますし、また岸氏みずから、この頭取に色紙を三枚書いて渡しておるというような、いろいろな問題が論議をされています。 これらの問題は、政界を明るくする上からも、また千葉銀行のいろいろな問題を世上に明確化する上にも、きわめて重大な問題でありますので、後ほどいずれ証人を喚問いたしました後に、当然問題化してきますから、本委員会に岸総理大臣の出席を求め、これら諸般の事情に対する質問を取り計らうよう、委員長において善処されんことを要望いたしておきます。 〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
○足鹿委員長 本日はこの程度において……。 〔「片方の意見だけを言わせるとは何だ」「公平にやれ」と呼び、その他発言する者、離席する者多し〕
○足鹿委員長 静粛に願います。
○佐々木(秀)委員 ただいま社会党の井上委員から、総理大臣への質問の問題に関して発言がございましたが、こういう問題はなるべく冷静に、しかもその真相を究明することがわが委員会の使命だと存じます。午前中におきまして、森脇証人を喚問するということは、委員会において大体了承したわけでございます。ただいまそれが正式に決定されたわけでありますが、それ以外の人たちの名前が出ていることは、事実であります。しかし、いやしくも国会におきまして同僚議員の名前をあげろということは、その信憑性の重大性を痛感しなければなりません。そこで、名前をあげられた人たちが、自発的にあるいは発言を求められることもございましょう。しかしながら、その信憑性がどの程度まで真実であるかということは、今後の問題にかかっているわけでございます。それでありますから、現在のところは、この委員会の運営上、個人的な自発的な発言を求められた方々に対して、発言の機会を与えることは当然だと思いますが、委員会それ自体として、だれそれをここに呼んで、どうするかというようなことは、今の問題ではございません。将来あるいはいろいろな発展性があれば、その必要性もあろうかと存じます。また総理大臣の問題は、総理大臣でございますから、委員会の審査の状況によって、その必要によっては、あるいは質問の機会をわれわれが要求する場合もございましょう。しかし、これから真相を究明するという当初におきまして総理大臣をここに呼んで、その質問の機会を与えるべきだというようなことを決定なさることは、まだ早いかと存じますので、ただいまの御発言に対しては、議事進行の御発言でございますから、この点は、ただ一つの発言として、委員会におきましてはこの程度にして、次の問題に移っていただきたいということを、議事進行上私から申し上げたいのでございます。
○足鹿委員長 この際暫時休憩いたします。 午後二時十四分休憩 ————◇————— 〔休憩後は会議を開くに至らなかった〕