議院運営委員会 第18号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1957/03/06
会議録
○委員長(石原幹市郎君) ただいまより議院運営委員会を開会いたします。 本委員会の委員に異動がありましたので、御報告いたします。
○参事(宮坂完孝君) 島村軍次君が辞任いたされまして、森田義衞君が選任いたされました。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、議院運営小委員及び庶務関係小委員補欠選任の件を議題に供します。
○参事(宮坂完孝君) 社会党から議院運営小委員に光村甚助君、それから緑風会から庶務関係小委員に森田義衞君が推薦されております。
○委員長(石原幹市郎君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、公聴会開会承認要求の取扱いに関する件を議題に供します。
○参事(宮坂完孝君) 予算委員長苫米地義三君から、昭和三十二年度一般会計予算、昭和三十二年度特別会計予算、昭和三十二年度政府関係機関予算につきまして、来たる三月十五日、十六日両日に公聴会を開会いたしたいという承認要求書が提出されております。 また、大蔵委員長廣瀬久忠君から、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法案三件につきまして、来たる三月十九日、公聴会を開催いたしたいという承認要求書が提出されてあります。 両件とも国会法第五十一条第二項によりまして、総予算並びに重要な歳入法案でありまして、必ず開かなければならない公聴会であります。
○委員長(石原幹市郎君) 本要求に対し承認を与えることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、売春対策審議会委員任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。
○藤田進君 本日の政府委員はどなたがおいでになっておりますか。
○委員長(石原幹市郎君) 田中官房副長官が見えております。
○藤田進君 それじゃ官房副長官にお伺いしますが、いわゆる売春法が通過して、この四月一日から実施しなければならぬという問題もあるわけですが、聞くところによると、保護更生施設等は九カ所のみで、いまだにその受入れ態勢が全然できていないというような点が非常に問題だと思われるわけですが、従来のこの審議会の活動状況について、そういう具体的な問題等をどう処理してきてあるのか、この状況をこの際お聞かせいただきたい。
○政府委員(田中榮一君) 売春対策の従業婦の保護更生対策というものは売春対策の最も重要な一つでありまして、政府といたしましても、本件につきまして、昭和三十二年度予算におきましても相当な費用を要求いたしておる次第でありまして、現在の九カ所は、三十一年度の取りあえずの施設としてこれを開設いたしまして、昭和三十二年度におきましては、全国的にこれを開設いたしまして、従業婦の保護更生をいたしたいと思っております。ただ、予算の関係でどうしても九カ所しかできないというふうな状況から、やむを得ず九カ所にとどめたのでありまして、三十二年度におきましては、全面的に一つ拡充いたしまして、保護更生の施設に万遺憾なきを期したいと、かように考えております。
○藤田進君 審議会の活動状況ですが、どういうふうに開かれ、あるいは出席状況とか、そういった点が少しあって、売春対策審議会そのものも不活発ではないのだろうか、四月一日から実施しなければならぬというのに、それが三十二年度予算というようになれば、かりに年度内に予算が成立したとしても、四月一日にとうてい間に合う相談ではない。しかも予算を、予定予算の約三分の一程度に削除されてきたということも言われておる。非常に熱心にこれが法の実施に当られているように聞えるが、予算の面なり、その後の実情から見て、必ずしもそう判断できないような節がある。この点はどうお考えになるか。
○政府委員(田中榮一君) 売春対策審議会の活動状況でございますが、私もこの売春対策審議会には随時出席をいたしまして、いろいろ御相談にあずかっておるのでありまするが、現在、三十一年の三月の十四日から、十二月の十七日までにすでに十回ぐらい開かれておりまして、しかもその開かれる際におきましては、相当長時間にわたりまして審議会委員の方々は御熱心に御検討をいただきまして、私の見るところといたしましては、審議会としましては十二分に活動をいたしたものと考えております。 なお、予算の点につきましては、政府といたしましても十分に予算を計上して、完全なる施策をいたしたいと考えておったのでありまするが、種々の財政上の都合その他から、要求しておる額にとどまりましたのは、まことに残念でありますが、しかし本問題は相当今後も尾を引く問題と考えておりますので極力予算要求に努力いたしたいと、かように考えておる次第であります。
○藤田進君 十回開いて相当なる活動をせられているというのですが、その対策審議会の方針としては、三十二年度予算案にも当然盛られているはずでありますが、そういう民主的な、いずれにしても熱心に活動せられた審議会の答申については、政府自体がこれを受け入れがたかったというふうに判断していいのですか。
○政府委員(田中榮一君) 審議会の答申につきましては、政府としましても、その内容につきましては十分尊重いたしまして、それぞれ答申された分につきましては、できる限り実現に努力いたしておる次第であります。ただ、予算面につきましても、審議会としましても極力予算を計上されるようにという特別な御決議もいただいておるのでありまするが、決議の線に沿うて関係者も努力いたしておるのでありまするが、今申し上げたような面でもって相当制限されましたことは、まことに残念でありまするが、なお今後もこういう方面の施設拡充には努力いたしたいと考えておる次第であります。
○委員長(石原幹市郎君) 他に御発言もなければ、衆議院議員世耕弘一君、参議院議員佐野廣君が本審議会委員に就任することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、海外移住審議会委員任命につき本院の議決を求めるの件を議題にいたします。 田中官房副長官から御説明を願います。
○政府委員(田中榮一君) 海外移住審議会委員楠美省吾君は、二月二十三日に辞任いたしましたので、今回その後任として衆議院議員二階堂進君を海外移住審議会委員に任命いたしたく、国会法第三十九条但書の規定に基き、両議院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。 海外移住審議会は総理府の付属機関として昭和三十年七月設置され、内閣総理大臣または関係各大臣の諮問に応じて、海外移住政策に関する重要事項を審議することになっております。 お手元の履歴書で御承知のように、二階堂君は、昭和十三年二月、米国加州南加大学政治経済科を、同十六年五月、同大学大学院国際関係科を卒業後、外務省に入りましたが、同十九年一月、海軍司政官に任命され、次いで、同二十一年四月以来、三回にわたり衆議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、三洋水産株式会社及び鹿児島出版株式会社の各取締役の職にもあり、また、同二十六年八月、水産貿易視察のためアメリカ合衆国へ派遣されましたが、特に海外移住問題に関しては研究を積まれているものであります。 以上申し述べましたように、同君は、海外移住について豊富な学識を有し、また国際的な視野が広く、同審議会委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決されるようお願いいたします。
○藤田進君 いずれ具体的な資料等を検討いたしまして審議することといたしまして……。なお、この楠見君の辞任せられた理由はどういう理由でおやめになったのか、お聞かせ願いたい。
○田中榮一君 海外移住審議会委員であられました楠見省吾君は、先般、行政管理庁の政務次官に就任せられました関係でございます。
○委員長(石原幹市郎君) 先例によりまして、一たん各派にお持ち帰り願った上、次回以降に審議決定することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、地方制度調査会委員の推薦に関する件を議題に供します。
○参事(河野義克君) 内閣総理大臣から本院議長あてに、地方制度調査会委員伊能芳雄君が辞任せられたので、後任者の推薦を願いたいとの文書を接受しておりましたところ、伊能君の所属の会派から、青柳秀夫君を推薦して参りましたので、青柳君を議長として地方制度調査会委員に推薦する旨、内閣総理大臣に回答いたしたいと考えておりますので、御了承いただきたいと思います。
○委員長(石原幹市郎君) ただいま説明の通り決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。 これにて暫時休憩いたしますが、本会議終了後、特段のことがなければ、そのまま散会いたしたいと思います。 暫時休憩いたします。 午前十一時五十一分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕