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26回国会参議院1957/02/06

議院運営委員会 第7号

発言数
38
登壇者
8
会派数
2
開催日
1957/02/06

会議録

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) ただいまより議院運営委員会を開会いたします。  まず、常任委員長の選任に関する件を議題に供します。

芥川治事務総長

○事務総長(芥川治君) 自由民主党から、ただいま欠員中の外務委員長に笹森順造君を推薦されておりますことを御報告申し上げます。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、委員派遣承認要求の取扱いに関する件を議題に供します。

宮坂完孝参議院事務局参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) 予算委員長から要求の委員派遣の承認の件は、目的は、予算の執行状況に関連して、一般経済事情、公共事業、災害対策事業、防衛施設並びに地方財政等の実情を調査するものでありまして、派遣委員は、第一班苫米地義三君、吉田法晴君、加賀山之雄君。第二班林田正治君、海野三朗君、田村文吉君。第三班小山邦太郎君、野本品吉君、曾祢益君。第四班関根久藏君、岡田宗司君、中田吉雄君。第五班吉田萬次君、梶原茂嘉君、千田正君。  第一班は、大阪、鳥取、島根。第二班は福島、宮城、岩手。第三班は新潟、富山、福井。第四班は香川、徳島、愛媛。第五班は大分、宮崎、鹿児島でありまして、期間は十日から二十日までの間の八日間、費用概算は三十一万二千円でありますが、既配付の予算の範囲内であります。  戸叶運輸委員長から要求の委員派遣の承認要求は、目的、日本国有鉄道の輸送状況並びに港湾及び飛行場整備状況等を調査し、今後の本委員会の審議に資するためでありまして、第一班は堀木鎌三君、松浦清一君、市川房枝君。第二班後藤義隆君、中村正雄君、森田義衞君。第三班は江藤智君、平島敏夫君、相澤重明君。第四班は戸叶武君、成田一郎君、柴谷要君。派遣地、第一班愛知、岐阜、三重。第二班は大阪、兵庫。第三班は新潟、富山。第四班は京都、石川、福井。  期間、第一班は二月十日から十三日までの四日間。第二班は二月十一日から十四日までの四日間。第三班は二月十二日から十五日までの四日間。第四班は二月十一日から十五日までの五日間。費用概算は十二万七千四百円でありまして、これも既配付の予算の範囲内であります。  以上であります。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 本要求に対し承認を与えることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。

阿部竹松日本社会党

○阿部竹松君 異議はないのですが、ただ、私ども小幡先生と一緒に商工委員会として兵庫、大阪に行ったのですが、私どもの委員会のほかに地方行政も来ておりました。そこで午前中はわれわれの委員会で、午後は地方行政の委員会で、あらゆる面でダブっておりましたので、非常に御熱心ですというおほめの言葉をいただいたのですが、やはり出先でも相当お忙がしいようですから……今回の場合は重なっておらぬですね。

宮坂完孝参議院事務局参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) ただいまの件につきましては、理事会で小酒井理事から話しがありまして、十分今後細かい日程を組むときにその調節をいたして、御懸念のないようにいたしたいと思います。

阿部竹松日本社会党

○阿部竹松君 そういうことでありますならばけっこうであります。今後ともダブらぬようにしていただきたいと思います。

光村甚助日本社会党

○光村甚助君 議長もおられるのでお聞きしますが、国会開会中に議員がそんなにたくさん出て、議事運営に差しつかえないものですか。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) これは委員長からちょっとお答えしておきます。  先ほど理事会におきましても、今、光村君の言われましたような議論が出たのでありますが、ところが本年度は、何と言いますか、異例な事態がずっと続きまして、国会が始まるまで調査というようなことがほとんどできなかった。それから始まると、臨時議会が終ると間もなく、年末年始にかかって、これまた調査行動ができなかったというようなことで、今御指摘の通り、あまりいい形ではないと思うのでありまするが、本年度は非常な特異な事態であったという前提のもとに、まあ各委員会から出されてくるものを、むげにこれを拒否することもどうかということで、それぞれ委員会で今後よく考えていただいて善処してもらうということで、今回はまあ特に出てきたものはやむを得ぬのじゃないだろうかというので取り計らいました。

光村甚助日本社会党

○光村甚助君 わかりました。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、公正取引委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件を議題に供します。

藤田進日本社会党

○藤田進君 中村委員の従来、これはまあ常勤ですが、どういう勤務であったか、適当と思われるその一つの要素として、この実情を、一つ調査の結果を報告していただきたい。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) 中村清君は前任者のあとの任期を受けまして、昨年三月でございましたか、公正取引委員に任命されたのでございまして、一年間だけ委員として勤務されたのであります。そこで中村清君の総日数は三百十六日で、そのうち休日が五十六日で出張日数が三日で、出席日数が二百五十七日であります。これは任期半ばにおいて任命された関係上、多少他の委員よりも、他の委員の総日数が三百六十六日でございますが、中村委員は途中から任命されましたので総日数が三百十六日で、それから休日が五十六日で、出席が今申しましたように二百五十七日、委員会開催回数が百四十二回、そのうち委員会に出席いたしました回数が百二十二日でございまして、相当まあ勤勉に勤務していただいたと考えております。

藤田進日本社会党

○藤田進君 これはどうですか、最近独禁法の一部が解除せられた形で、合理化カルテルあるいは不況カルテルというようなことでもって逐次解けてきているということで、おのずから公正取引委員会の業務範囲が狭まってきた状況のようにも思われる。しかし質的にはかなり悪質な取引があって、かなり提訴もふえてきて、その提訴自体が必ずしも迅速に処理されていないうらみもなしとしないわけですが、事務局の人員、陣容については、増減等の異動が最近あったか、それらの点についてわかれば聞きたいと思います。

小沼亨公正取引委員会事務局官房庶務課長

○説明員(小沼亨君) 事務局の定員につきましては最近変更ございません。二百三十七名でございます。

藤田進日本社会党

○藤田進君 これは提訴されたものが、聞くところによるとかなり渋滞しているものがあるという。それは現地調査等が非常に手間取ったり、あるいは人員不足というのか、予算不足というのか、そういう面で委員会の審議は百四十二回過去なされておるが、事実問題としての実務はあまり進んでいないように思われるわけですが、これは今資料がなければわからぬことでございますが、実際業務の実績なり実態というものがわかれば、今の点はどういう提訴があって、現在未処理のものがどういうふうにある、それは委員会の開会日数とどういう関係にあるのか、そういった点がわかれば、この際明らかにしていただきたい。

小沼亨公正取引委員会事務局官房庶務課長

○説明員(小沼亨君) その点につきましては資料を用意いたしまして、委員長なり事務局長からあらためて御説明いたしたいと思います。ただいま資料が手元にございません。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) できればきょう説明してもらいたいですがね。……では、藤田君にお諮りいたしますが、資料は後刻資料としてもらうということでいかがでしょうか。

藤田進日本社会党

○藤田進君 まあこの程度のことは用意を当然せられていると思って質問いたしましたが、用意がないということであれば、休憩して待つということもいかがかと思いますから、委員長の言われたように、後刻すみやかな時期に業務実態について資料を提供されたい、委員長もその意味で促進されたいと思います。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 他に御発言もなければ、中村清君の任命につき同意を与えることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、特派大使任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。  田中官房副長官から御説明願います。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) 今般衆議院議員小島徹三君をガナ国独立式典に参列する特派大使に任命いたしたいので、外務公務員法第八条第三項の規定により両議院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。  西アフリカのごールド・コーストは、来たる三月六日、ガナ国として独立することになりましたが、同国の独立は、対アフリカ貿易増進の観点からもきわめて重要な意義を持ち、今後、同国との友好関係の樹立は、西アフリカ諸地方におけるわが国外交の促進に寄与するものと存ぜられますので、ここに右式典に参列する特派大使を任命しようとするものであります。  お手元の履歴書で御承知のように、同君は、昭和二十一年四月から五回にわたり衆議院議員に当選し現在に至っている者でありまして、この間、郵政政務次官ともなり、すぐれた識見を有しておりますので、同特派大使としてきわめて適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決されるようお願いたす次第でございます。

藤田進日本社会党

○藤田進君 まあ不適任とは申し上げませんが、今お読みになったことは、どなたの場合でも同じようなことを言ってこられるので、特に小島君に作られた原稿でもないように思うのですが、やはり行政の措置としては、内閣を構成し、これにはそれぞれ政務次官を初めとして相当な人々がいるわけなんだが、近来しばしばそういうもののワク外の、かような党内の方々の中からこうして選んでこられるという点が、どうも与党内部の事情等をある程度知る者としては、奇異な感じを持つわけでありますが、この小島君が、特派大使に承認を与えられた場合には、どういうスケジュールでお回りになるのか、それからこれが待遇については、従来もただしたところでありますが、今回は特命全権大使、あるいはその他待遇上の問題、それに今の政府部内から出さないで、特に一般の議員の中から選んだ、これがしかもしばしば衆議院議員であって、参議院議員にはどうも及んでいないようでもありますし、そこらの点もっと納得のいく、一般的な美辞麗句でなしに、小島徹三君そのものに対する、ぜひガナ国独立式典に行かなければならぬ理由を明らかにしていただきたい。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) このゴールド・コーストが、今度英国からある程度独立いたしまして、ガナ国として独立したわけでありまして、最近におきまして、わが国も御承知のように国際連合にもすでに加入をいたしました関係上、なるべく国際的なこうした公式の式典の際には、日本側からもできるだけ参列をいたしまして、国際親善の実を深めたいと、かような意味もございまして、また小島徹三君につきましては、この方は外交官試験等も受けられて、そういう方面の知識も相当お持ちになっておるようでございますし、語学等も相当達者のようでございますし、まあそういう意味から適材であろうということで選ばれたものと私は考えておりますので、一つ御承認願いたいと思います。

藤田進日本社会党

○藤田進君 スケジュールは……。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) スケジュールは、本年の二月二十日東京を出発いたしまして、チューリッヒに二十二日に着きまして、同日さらに出発いたしまして、パリに同日中に着きます。それから二月二十四日にパリを出発して、同日中にロンドンに到着いたします。それからロンドンからアクラ、ラゴス、ローマ、東京、東京には三月の二十一日に帰着される予定でございます。約一カ月間の予定でございます。  待遇は、外務公務員法第二条の規定によりまして、特派大使として出席をする、こういうことになっております。

藤田進日本社会党

○藤田進君 その大使の期間というものは、一体いつまでになるのですか。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) 大使の資格は、出発から帰着されるまでの間、大使の資格ということになっております。

藤田進日本社会党

○藤田進君 今の外交官の試験を受けたというのは、履歴書のどこに出ておりますか、そういう重大な要素がこの履歴から落ちておりますが、こういう重大な要素できめたのに、院に持ってくる履歴書にないように思われるが、どうですか。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) 今の外交官試験をパスしたというのは、大学を卒業する前に、在学中にパスされたらしいのでありまして、まあ履歴書は、大体、大学卒業からいつも書きますので、その前のは落ちております。

藤田進日本社会党

○藤田進君 まあそれでは、外交官試験にパスしておるということが小島君に対しては唯一無二の理由のように思われるが、それを履歴から落すというのは、どうもそれがほんとうの理由であったかどうかということに疑いを持つわけですが、しかしこれはまあ慎重審議をさしていただきますから……。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) それでは、前例に従いまして会派にお持ち帰り願った上、次回以降に審議をすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。  それでは一応これにて休憩をいたしまして、御異議がなければ、本会議の散会とともに本委員会も休憩のまま散会といたします。  休憩いたします。    午前十時四十八分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕

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