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26回国会衆議院1957/05/11

内閣委員会 第38号

発言数
9
登壇者
2
会派数
1
開催日
1957/05/11

会議録

相川勝六自由民主党

○相川委員長 これより会議を開きます。  法務省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、これより質疑に入ります。  質疑はございませんか。——それでは委員長から質問いたします。  この法案は三月二十二日に委員会に付託されております。かくのごとく法案の提案がきわめておそいのでありますが、どういうわけで政府は遅延して提案なさいましたか、この趣旨を伺います。

渡部善信法務事務官(矯正局長)

○渡部(善)政府委員 実は法務省設置法の一部を改正する法律案は前にも出入国管理関係の一部改正が出たのでございますが、そのときにほんとうはこれも一緒に出すべきはずであったのでございますけれども、これが遅れたのでございます。実はこの一部改正の法律案は刑務所の設置と名称の改正でございますが、中野に刑務所を設置することにつきまして地元との関係が折衝がつかなかったものでございますから、折衝のつくまで待ったのでございます。御承知のように、刑務所の設置につきましては、とかく地元の反対がございまして、そういうことにつきましては、十分地元と了解をつけてから問題のないようにいたしまして出したいというところから、かように時期が遅れたのでございます。まことに申しわけなかったと存ずる次第でございますが、さような次第でようやく地元との了承がつきましたので、三月二十二日に提案をいたした次第でございます。

相川勝六自由民主党

○相川委員長 それでは伺いますが、現在地元との関係は円満に、将来何らの紛糾を起さぬようにできておりますか。

渡部善信法務事務官(矯正局長)

○渡部(善)政府委員 この点につきましては地元の方でも御了解を願いまして、中野の刑務所を設置するにつきまして根本的な問題は、実はあそこが元できたときから比べますと非常に開けて参りましたので、早く引っ越してほしいという気持はまだ地元の方にはあるようでございます。しかしながら現在の刑務所の収容状況からいたしまして、これを直ちに廃止するわけには参りませんので、これは首都圏整備法案なり、全体的なもう少し大きい視野からこの解決をつけていただくことに、地元の方とは了解していただきまして、とりあえずのところこの中野の刑務所が返って参りましたにつきまして、開設することにつきましては地元の方では了解を得たわけでございます。理想案といたしまして、将来この中野刑務所をどこかに移転しなければならないということは、今後の問題として御検討を願うことにいたしておるわけでございます。

相川勝六自由民主党

○相川委員長 次にお伺いしますが、豊多摩刑務所は連合軍の軍刑務所として使用してきたのでありますが、これが使用が解除されて日本政府に返還されております。そうすれば軍の刑務所はどうなります。ここが解除されてほかになお米軍の刑務所があるのでございますか。

渡部善信法務事務官(矯正局長)

○渡部(善)政府委員 米軍の方の刑務所は朝霞の方に新しくできまして、そちらの方に移転をいたしたそうでございます。これは私まだそちらの方は見ておりませんですが、さように承わっております。

相川勝六自由民主党

○相川委員長 ほかに質疑ございませんか。——他に質疑の通告もありませんので、これにて質疑は終了いたしました。  これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。本法律案に賛成の諸君の御起立を求めます。   〔総員起立〕

相川勝六自由民主党

○相川委員長 起立総員。よって本法律案は全会一致をもって原案の通り可決いたしました。  なお本法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

相川勝六自由民主党

○相川委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  次会は明後十三日月曜午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。   午後二時二十五分散会

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