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26回国会衆議院1957/02/04

内閣委員会 第1号

発言数
13
登壇者
3
会派数
2
開催日
1957/02/04

会議録

相川勝六自由民主党

○相川委員長 これより会議を開きます。  この際二言ごあいさつを申しあげます。私、このたび皆様の御推挙により、内閣委員長の重責に当ることになりました。浅学非才、もとよりその任にあらずと思っておりまするが、当委員会に課せられた任務はまことに重大なものがあると存じまするので、委員長の重責をになうことになりました以上は、粉骨砕身、誠心誠意をもってその職務の完遂を期する所存でございます。また委員会の運営につきましては、まことにふなれでございまするので、委員各位の格別なる御協力と御鞭撻により、本委員会の円満なる運営を行なって参りたいと思っております。  はなはだ簡単でございまするが、以上をもって委員長就任のごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)     —————————————

相川勝六自由民主党

○相川委員長 まず理事の辞任についてお諮りいたします。理事でありまする江崎眞澄君より理事を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

相川勝六自由民主党

○相川委員長 御異議ないと認めます。よってさよう決しました。  引き続き理事補欠選任を行いたいと存じますが、この方法は先例によりまして委員長より御指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

相川勝六自由民主党

○相川委員長 御異議なしと認めます。それでは委員長におきまして福井順一君を理事に指名いたします。     —————————————

相川勝六自由民主党

○相川委員長 次に国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  御承知の通り衆議院規則第九十四条の規定により、常任委員会は会期中議長の承認を得た事項に限って、国政に関する調査をすることができることになっておりまするので、当委員会といたしましては、本会期中に調査する事項を、一、行政機構並びにその運営に関する事項、二、恩給及び法制一般に関する事項、三、国の防衛に関する事項、四、公務員の制度及び給与に関する事項とし、議長の承認を得たいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

相川勝六自由民主党

○相川委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。  なおその手続につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

相川勝六自由民主党

○相川委員長 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。     —————————————

相川勝六自由民主党

○相川委員長 この際御報告申し上げます。去る二日、内閣より衆議院議長あてに、第二十四回国会以来本委員会において継続審議中の、一、内閣法等の一部を改正する法律案、一、国家公務員法の一部を改正する法律案、一、国家行政組織法の一部を改正する法律案、一、内政省設置法案、一、内政省設置法の施行に伴う関係法令の整理に関する法律案、一、経済企画庁設置法の一部を改正する法律案、一、事務次官補を設置するための外務省設置法等の一部を改正する法律案、一、大蔵省設置法の一部を改正する法律案の八法律案は、その審議を進められるようお取り計らい願いたいとの申し入れがありました。以上御報告申し上げます。     —————————————

相川勝六自由民主党

○相川委員長 この際茜ケ久保委員より発言を求められておりますのでこれを許します。茜ケ久保君。

茜ケ久保重光日本社会党

○茜ケ久保委員 すでに新聞で御承知かと存じますが、去る一月三十日、群馬県相馬ケ原演習場におきまして、米人兵による日本人の射殺事件が起ったのであります。この間の詳しいことは、後ほど当委員会における審議過程において申し上げますけれども、事件の概略を申し上げますと、相馬ケ原演習場は旧陸軍時代から使っておりました演習場でございますが、それを終戦後米軍がさらに民有地二百万坪を接収いたしまして、今日砲弾並びに小銃弾の実弾射撃演習場として使っております。最近の鉄鋼ブームと申しましょうか、金ヘン景気によりまして付近の住民が相当多数砲弾の破片並びに薬莢等の収集に従事しておるようであります。その点の可否についても、もちろん問題でありますけれども、そういった中で今年に入りましては、一月中に一人銃弾で死に、その前には不発弾を拾って帰った者が爆発によって死に、この事案は、そうした過程において一婦人が米兵によって明らかに狙撃による殺人をされておるということであります。私が現地を調査しました結果で最も遺憾に存じますことは、あたかもこの際の行為が日本人を人間として扱っていないという疑いが非常に強いのであります。と申しますのは、薬莢を一米兵が投げ捨てて、付近におる住民にこれを拾えというゼスチュアを示しておいて、そこによって来た二人の日本人を、拾ったとたんに彼らが得意の絶叫をして追いやっておいて、そのあとをおっかけて銃を擬してこれを撃っておる。最初の一名は幸い当りませんでしたが、あとの婦人一名に命中して死んでおる、こういう事態であります。事件の内容等については警察で捜査中でありますし、触れませんけれども、このようにしてあたかも犬かネコにえさを与えて、これを呼び寄せて、しかもこれをいわゆる空気銃なりその他で撃って殺すといったような、まるで日本人を人間として扱っていない。何か犬かブタのような扱いをしておるというところにも問題がありますし、もちろん射殺したということに対しては、重大な問題を含んでいると私は思う。こういうことは独立した日本、講和発効後の日本において、公然と、行われている。しかもその米兵は全然日本の法律のらち外におるということ自体まことに奇々怪々でありますし、これは行政協定、条約その他の問題にも関連しますが、こういう事案がありますので、私はぜひ一つ早急にこの問題を当委員会としてお取り上げ願い、一つ適切な処置をしていただくことを要望したいのであります。この取扱いについては、理事会におまかせをいたしたいと思いますので、一応事件の起りました点をここに提起し、その内容の一番私が感じました重要な点をここに指摘しまして、委員会における善処方を要望したい、かような点で特に発言をお願いした次第であります。よろしくお取り計らいのほどをお願いいたします。

相川勝六自由民主党

○相川委員長 ただいまの茜ケ久保委員の御発言につきましては、後刻理事会を開きましてその取扱いを御協議申し上げたいと存じております。

中村高一日本社会党

○中村(高)委員 今茜ケ久保委員から発言のありました米兵の日本婦人の射殺事件でありますが、追って理事会で審議の方法等を御相談なさるものだと思いますけれども、急を要する事件でありまして、まことに問題も重大でありますから、一つ明日にでも委員会を開かれまして、担当の調達庁並びに警察庁あるいは防衛庁等、それぞれの関係者を呼んでいただきまして、むろんお調べにはなられることだと思いますけれども、やはり現地の状況を早く委員会から行って調査をするということは、どうしても必要だと思うのでありまして、日本の警察官が調べることはわかりますけれども、これはある程度までは調べられますけれども、現役の軍人を日本の警察管が調べるということについては、よほど力がなければなかなか思うように調べられないと思うのであります。現役の軍人でありますから、現地の司令官などが協力してもらえなければ、事実なかなか捜査は困難だと思います。やはりこういう人権に関する重要な問題に対しては、国会が現地に調査に行くということによって、米軍にもこういうことについてはあらゆる便宜を与えるような形を取らせないと、なかなか調査が的確にいかないと存じますから、一つそういうことについても委員長並びに理事の皆さんで至急御協議を願って、現地で調査をするというような方法もお取り計らいを願いたいと存じます。

相川勝六自由民主党

○相川委員長 ただいまの中村委員の御発言につきましても、理事会においてあわせて御協議をすることといたしたいと思います。  それでは次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。    午前十一時三十六分散会

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