商工委員会 第17号
- 発言数
- 14 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1957/03/22
会議録
○福田委員長 これより会議を開きます。 この際お諮りいたします。日ソ貿易等に関する問題について調査のため参考人の出頭を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。 なお、日時及び参考人の選定等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○福田委員長 信用保証協会法の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。本案については、すでに前回の委員会において質疑を終了いたしております。これより本案について討論に入るわけでありますが、討論もないようでありますので、直ちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田委員長 御異議なしと認めます。 信用保証協会法の一部を改正する法律案について採決いたします。本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○福田委員長 起立総員。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。 この際、松平忠久君より本案に対し附帯決議を付したいとの提案がなされております。松平忠久君に発言を許します。松平忠久君。
○松平委員 ただいま可決しました信用保証協会法の一部を改正する法律案に対して次のような附帯決議案を提案したいと思います。 まず案文を朗読いたします。 信用保証協会法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 一、政府の信用保証協会に対する貸付金の実行金利については、この貸付金の趣旨に鑑み、極力これを低利(概ね長期は年二分五厘、短期は年二分程度)ならしめるよう措置すること。 二、信用保証協会による中小企業の信用保証業務と、中小企業信用企業信用保険特別会計による保険業務の運営の合理的一元化並びにこれが業務組織の強化を図る必要ありと認められるので、政府は検討の上、なるべく速かにその成案を得て、これを国会に提出すること。 以上であります。 この附帯決議案を私が提案するに至った理由は、本法案が本委員会にかかってからの質疑応答によって明らかであります通りに、信用保証協会の基金は地方公共団体の出捐がほとんど九〇%以上でありますが、御承知のような地方公共団体の赤字状態であるので、どうしても政府においてこれを補充しなければならぬ、従ってその趣旨からいきますならば、政府は地方公共団体と同じような工合に出資をしなければならぬというふうに私たちは考えておるのであります。しかし今回の政府のこの保証協会法一部改正案に盛られておる内容は、出捐ということを取りやめてこれを長期に貸し付ける、こういう趣旨のものであるのであります。しかしもともとこれは出捐が建前であるべきものを長期で貸し付けるわけであるから、貸付条件等においてはなるべくこれを緩和しなければならぬ、こういうふうに考えるのが当然であります。政府の案によりますと年三分五厘以内という数字をあげて、これを政令によって定めるという規定になっておりますが、私どもは、短期のものは二分程度、長期のものといえども二分五厘程度にすべきである、従っておおむねその程度を目標として政府において措置をせられるようにしなければならぬと思う。これが第一の理由であります。 それから第二の理由といたしましては、信用保証協会が現在五十幾つありますが、信用の程度もいろいろと違っておりますし、資金の額もまた保証料率というようなものも違っておるのであります。そういう違ったところへこの十億円というものを貸し付けることについては、いろいろな事務的な煩瑣も手伝うわけでありますし、また十億程度ではとうていこの信用保証協会の業務を円滑ならしめて、中小企業の金融難を解決するわけには参りません。そこで将来どうしても相当の出資をいたしまして、この信用保証業務を完全にさせる必要がある、その場合においては、先ほど申したような工合に、信用保証協会個々にいろいろと特別会計から金を貸せるというやり方ではとても実情に即さぬので、何としてもここで一つの機構の整備を行なって、そうして事業団なり公団なり公社なりを中央に作りまして、そこに政府が出資もしくは貸付をして、そしてこの一元的な機関が地方の信用保証協会のいわゆる親機関として活動しなければならぬというふうに私たちは考えておるのでありまして、これの研究を至急に進めてもらって、そして次の国会には成案を得て本国会に諮ってもらいたい、こういうのが趣旨の内容であります。 くだくだしい説明は略しますが、以上の理由によりましてこの附帯決議案を提案いたしましたので、何とぞ御賛成のほどをお願い申し上げます。
○福田委員長 討論に入ります。討論の通告がありますのでこれを許します。阿左美廣治君。
○阿左美委員 私は自由民主党を代表いたしまして、信用保証協会法の一部を改正する法律案に対する附帯決議に対し、賛成の意を表するものであります。 申すまでもなく中小企業の信用力補充機関としての信用保証協会の地位はきわめて重要でありまして、今回政府資金をもって信用保証協会の機能強化をはかることになったことは、まことに意義深いことと考えるものであります。つきましてはこの措置の趣旨を全うするために、ただいま提案されましたごとく貸付金利の引き下げがどうしても望ましいのであります。また信用保証協会と中小企業信用保険はともに中小企業金融のために円滑をはかるための制度でありまして、一体となるべきものと考えられ、政府といたしましてもその一体化の構想があるやに聞くのでありまして、すみやかに実現をされんことを希望する次第でございます。 以上の理由をもちまして賛成をするゆえんでございます。
○福田委員長 採決いたします。 ただいまの松平忠久君御提案の通り本案に附帯決議を付するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○福田委員長 起立総員。よって本案には松平忠久君御提案の通り附帯決議を付することに決しました。 この際通商産業政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。長谷川政務次官。
○長谷川政府委員 ただいま御採決になりました決議案の御趣旨、また本案の審議中において現われました各位の御意思、これらを十分に検討し、本決議案の精神の御期待に沿うように十分努力することを申し上げましてごあいさつといたします。
○福田委員長 お諮りいたします。ただいま議決いたしました本案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福田委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。 本日はこの程度にとどめます。 次会は来たる二十六日午前十時より開会することとし、これにて散会いたします。 午前十一時十七分散会