建設委員会 第1号
- 発言数
- 27 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1957/02/07
会議録
○薩摩委員長 それではこれより会議を開きます。 議事に入るに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。私今回はからずも建設委員長に指名を受けましたが、職責の重大なるにかんがみまして、微力ではありまするが、誠心誠意努力して遺憾のなきを期したいと存じます。何とぞ委員各位におかれましても御援助御協力のほどを切にお願いいたします。簡単ではありまするが、ごあいさつにかえます。(拍手) この際南條建設大臣、小沢政務次官より発言を求められております。これをお許しいたします。南條建設大臣。
○南條国務大臣 このたび私が建設十臣としてこの国会に臨むことになりました。この委員会においては、特に皆様の格段の御協力をお願いいたしたいと思いますから、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○薩摩委員長 小沢政務次官。
○小沢政府委員 私先月の三十日に建設政務次官の任命を受けました。不敏ではございますが、皆様の御指導によりまして日本の建設行政のために尽したいと思っておりますので、よろしく御指導のほどを仰ぐ次第であります。(拍手) —————————————
○薩摩委員長 次に理事の補欠選挙を行います。今回私が委員長に指名されましたので、理事が一名欠員になっております。理事の選挙は先例によりましてその手続を省略し、委員長において指名するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○薩摩委員長 それでは二階堂進委員を理事に指名いたします。(拍手) —————————————
○薩摩委員長 次に国政調査承認要求に関する件につきましてお諮りいたします。先ほどの理事会におきまして御相談を願ったのでありますが、今国会におきましても先国会と同様、国土計画、地方計画、都市計画、住宅、建築、道路、河川、その他建設行政に関する事項につきまして、衆議院規則第九十四条により国政調査の承認を得ておきたいと存じますが、これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○薩摩委員長 それではさよう決します。 なお、議長に提出すべき国政調査承認要求書の作成及び提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○薩摩委員長 それではさよう取り計らいます。 —————————————
○薩摩委員長 次に小委員会設置の件につきましてお諮りいたします。国政調査事項が承認になりましたならば、調査の一方法といたしまして、河川、道路、及び住宅に関する調査のため、小委員十五名よりなる河川、道路、及び住宅に関する小委員会を設置いたしたいと思いまするが、これに対し御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○薩摩委員長 それではさよう決します。 なお小委員及び小委員長の氏名は、おって公報をもってお知らせすることといたします。 —————————————
○薩摩委員長 この際お諮りいたしまするが、今後委員の異動に伴い、小委員または小委員長に欠員を生ずる場合がたびたび起ると考えられまするが、欠員の生じました場合は委員長においておおむね従前通り指名いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○薩摩委員長 さよう決します。
○薩摩委員長 それから去る二月五日の常任委員長会議におきまして、次のような申し合せがなされましたので、皆さんに御報告し、御了承を得ておきたいと存じます。昭和三十二年二月五日常任委員長室におきまして、自由民主党、並びに社会党両党から出ております衆議院の全常任委員長が会合いたしましてできた申し合せでございます。 申し合せ 国会の審議は委員会が中心であるので、その正常化については、まず、委員会の審議の能率を高めるために、各委員長は、左記事項は特に励行すること。 一、ニュース・カメラの撮影は、原則として開会の前後にこれを許可すること。 二、傍聴人の整理を図って、その議事が妨害されることのないようにすること。 三、理事会は、これを非公開とすること。 この三つの申し合せができました。第一のニュース・カメラの撮影は原則ということになっておりまするが、それ以外に必要のある場合は委員長においてこれを許可いたしたいと思います。第二番目の「傍聴人の整理を図って」となっておりまするのは、いつも非常に大ぜいの傍聴人を許可する場合がありまするので、今後はなるべくあまり大ぜい許可しないで、議事の進行に差しつかえのない程度の許可ということにした方がいい、こういうような話し合いであったのであります。 —————————————
○薩摩委員長 次に中島巖君より南條建設大臣に対しまして緊急質疑の通告がございますのでこれを許します。中島巖君。
○中島(巖)委員 ごく簡単に、最近新聞などで発表されておる例の国土開発縦貫自動車道建設法案に関する件について建設大臣にお尋ねいたしたいと思います。 この法案に対しましては、すでに四国会、今回で五つの国会にわたって審議が継続されておる。そうして衆議院の四百三十名の提案になり、また建設大臣の南條さんもこれに提案者となっておられるわけで、本日までこの審議がはかばかしくいかないのを私遺憾としておるわけであります。しかしこの法案に対しまする所見につきましては、次の委員会に述べることといたしまして、当面新聞に発表されていることがほんとうであるかどうかという点について、大臣のこれに対するお答えを願いたい、かように思うわけであります。一月十八日の毎日新聞にこういうことが出ております。「鳩山内閣以来政治問題となっていたが、南條建設、宮澤運輸両大臣の間に話合いが続けられ、ついに十六日石橋首相の断によって中央道案に軍配が上った。」結局この記事で見ますと、南條、宮澤両大臣で話し合いが続けられて石橋総理が中央道案をとることを決定さした、こういうように解釈できるのでありますが、この真相をお伺いしたいと思うわけであります。
○南條国務大臣 ただいまの御質問に簡単にお答えを申し上げます。新聞の記事云々ということはいかがかと思いますが、私が石橋内閣に建設大臣として就任いたしまして以来、縦貫道の問題は本院においても継続審議として多年の懸案でありますので、せっかく私が建設大臣になりました以上は、何とかしてこの問題をこの国会中に処理したいと考えまして、それには運輸省との関係の法案等におきましていろいろ建設省との間に食い違いがあるようにも聞いておりましたので、これはどうしても運輸省との関係を調整することが大事だ、こう考えまして、一月早々に宮澤運輸大臣と折衝しましてそうして今日までその折衝を続けまして、ようやく昨日その両省の間に覚書を交換いたしまして軌道に乗せるような方向に行ったのでありますが、そのことだろうと考えております。
○中島(巖)委員 そこで昨日建設、運輸両大臣で「高速自動車国道の取扱について」ということがひそかに話し合いができたということを聞いておるのですが、この文面を見ますと、「高速自動車国道の取扱は、左記によるものとする。」として、一から九まであり、備考に「高速自動車国道は、国土開発縦貫自動車を含むものとする。」こうなっておりまして、このから九までの間を読むと長くなりますので省略いたしますけれども、これが話し合いの真相であるとすれば、これには別に中央道を決定したというようなことは一言も含まれておらないのでありますが、中央道を決定したのかしないのか、その点をはっきりお伺いしたいと思います。
○南條国務大臣 ただいまのお尋ねにお答えしますが、この国会に中央道を調査するかどうかということすらも、今まで調査費も載っておらなかったような状態であります。そこでせっかく継続審議になっておる以上は、これに対して調査費くらいのものは載せてそして従貫道をやるかやらぬか、可能かどうかということの基礎調査をすることが先決だと考えたので三十二年度の予算にこの中央道の調査費を計上いたしてあるのであります。さらに中央道を、運輸省との間に話し合いがついて調査し、また将来これを実施するものと仮定する場合においては、名古屋−神戸間の高速自動車道というものをその一環として将来加えたいという考えのもとに、三十二年度の予算には約三十億以上の予算が盛られてあるわけでありまして、かような面から見ますると、今までよりもよほど強く中央縦貫道路の方向へ進んでおる、こういうふうな見方ができると考えるわけであります。さような意味で、私はこの国会においては、運輸省及び建設省のこの覚書がこの方針をきめるのに重大なものであろう、こう考えております。
○中島(巖)委員 そういたしますと、建設大臣の御答弁の中で、建設大臣も中央道法案と申しますか、中央道の決定に対して非常に御熱意があるようにお見受けいたしますけれども、現在のところは中央道とは決定しないのだ、その前提と申しますか、調査費を今回はつけたんだ、調査の結果において決定するのだ、こういうふうに了承してよろしいですか。
○南條国務大臣 さような見解でございます。
○中島(巖)委員 それから道路局長がお見えのようですから道路局長にお伺いいたしますが、この国土建設推進連盟本部というところの速報で本年の一月十八日に田中会長と富樫道路局長会見という見出しでもって、「一月十六日午後三時、田中会長は建設省に於て富樫道路局長に会見し、前掲記事の如く建設省は遂に中央道案の建設に決定し、三十二年度より本格的な施工調査を行う予算を組み入れた旨と、これに伴う要談が行われた。」こういうふうに、「中央道案の建設に決定し、」こうなっておりますけれども、こういうようなことを御発表になったのであるか、この間のいきさつについて御答弁をお願いしたいと思います。
○富樫政府委員 一月の十六日に田中さんの訪問を受けました。そのとき話に出ましたのは、中央道の問題でございますが、中央道につきましては、いよいよ三十二年度に調査する予算がついたことを申し上げましたので、中央道を建設することに決定したということを申し上げたつもりはございません。
○中島(巖)委員 そうすると、ただいまの道路局長の御答弁は、中央道の調査をすることにきまったが、建設に対しては決定したということを言った覚えがない、こういうふうに了承してよろしいですか。
○富樫政府委員 さようでございます。
○中島(巖)委員 この法案の取扱いその他につきましては次の委員会において申し上げることにいたしまして、これ以上お尋ねいたしましてもどうかと思いますので、本日は最初の委員会でもあり、儀礼的程度で済ましておけという各委員の方々よりの要望もありますので、これをもって私の質問を打ち切ります。
○薩摩委員長 実は本日建設省当局から昭和三十二年度の重要施策並びに予算等について御説明を聴取する予定でありましたけれども、予算委員会で建設大臣がそちらへ行かなければなりませんので、この次の委員会におきまして昭和三十二年度重要施策と予算等について御説明を聴取いたしたいと思いますから、御了承をお願いいたします。 次会は公報をもってお知らせいたします。 本日はこの程度にとどめ、散会いたします。 午前十一時三十八分散会