P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
26回国会衆議院1957/10/28

議院運営委員会 第50号

発言数
72
登壇者
8
会派数
2
開催日
1957/10/28

会議録

保利茂自由民主党

○保利委員長 ただいまから会議を開きます。  第二十七回臨時国会は十一月一日に召集されておりますから、臨時国会召集に伴う諸般の準備について御協議を願いたいと存じます。お手元に協議事項並びに資料を配付いたしてありますので、御協議を願います。  まず、議員控室の件についてお諮りいたします。控室は、去る二十三日の理事会におきましても、従前通りということに話し合いがついておりますので、従前通りとすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 そのように決定いたします。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、議席の件についてお諮りいたします。議席は、各党の事情で、変更する必要が生じますれば、そのときに御相談することといたし、召集日には一応従前通りとすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 そのように決定いたします。

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、会期の件であります。御承知の通り、臨時国会の会期は、両議院一致の議決でこれを定め、両議院の議沢が一致しない場合等におきましては、衆議院の議決したところによることになっておりますが、従来とも、その決定に当りましては、参議院側と事前に協議をいたす慣例になっており、また議長から各常任委員長の意見を徴することになっております。つきましては、それらのためにも、当委員会としても、一応御相談を願っておく必要があろうかと思います。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 官房長官がお見えになっておるようですから、この際、官房長官にお尋ねをいたしたいのですが、政府は一体どういう法案をお出しになろうとしておるのか。新聞等におきまして間々拝見することはありますが、こういう公式の委員会に、まだ政府の心づもりを承わったことがありませんから、この際一つ、政府で提出する用意のある法案の内容をお尋ねいたしたいと思います。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 政府といたしましては、第二十七国会に提出を予定しておりますものは、およそ次の通りでございます。まず法律案で申しますると五件、それから条約案一件、それから承認を求める件が一件、大体の御説明をいたしますと、法律案の五件は、第一は、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、第二は、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案、第三は、租税特別措置法等の一部を改正する法律案、第四は、設備等輸出為替損失補償法の一部を改正する法律案、第五は、郵便貯金法の一部を改正する法律案、とりあえず件名だけで申し上げますと、以上の五件であります。それから条約案は、去る七月に、わが国とオーストラリア連邦との間に、通商に関する協定ができておりますので、これの御審議をお願いいたしたいということであります。それからいま一件、承認を求める件で法律関係のものが、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基き、放射線医学総合研究所の設置に関し承認を求めるの件、これは設置の場所が、当初予定いたしました所と違いますので、地方自治法の規定によって国会の承認を求めようとするわけであります。それから政府といたしましては、本臨時国会に、かねて継続審議になっておりまして、参議院で審議をされておりますが、中小企業団体法並びにこれに関連する施行法、この件をぜひこの臨時国会において成立させていただきたいということを希望いたしておるわけでございます。それから最後に、人事の案件等について、国会の閉会中のために事後同意を求めるべき案件がございますのと、それからそのほか、両院の議員で委員をお願いしておるもの等についての御承認、あるいは推薦を求めるという案件を用意いたしております。なお、ただいままでに申し上げましたほかに、中小企業関係で、中小企業金融公庫並びに国民金融公庫の借入れ限度を拡張いたしたいと考えておるのでありまして、これは予算補正の形になるわけでございます。関係の予算の総則の改正というようなことの内容になると思っておりますが、この件につきましては、正式に閣議の決定をまだいたしておりませんけれども、一両日中に最終的に決定をいたしまして、付議いたしたいと考えております。大体概略は以上の通りであります。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 一般会計の補正予算を提出する用意はございますでしょうか、その点いかがですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 一般会計の予算の補正は考えておりません。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 昨日の放送討論会で、これはまあ公式のものじゃないのですが、官房長官は、社会党の臨時国会要求の中には、災害等による臨時国会の要求があったけれども、それは予備費でもって十分まかなっておるんだ、立法上の措置は必要としないのだから、そういう要求については、別に私の方としては、それに基く国会はいらないのだ、こういうようなお話があったようですが、私どもの聞いておる範囲におきましては、自由民主党におきましても、立法上の措置をしなければ、これを救済することの不可能な案件が幾つかあるやに聞いております。これは与党側の閣僚におきましても、常任委員長におきましても、当然その措置をしなければ救済の方式がないから、次の国会に提出する用意があるということを御言明になっておるように承わっておるのですが、そういうものは、まだ閣議の承認を経ていないかと思います。必要に応じたならば、そういう立法上の措置をするということは、お考えはあるでしょうか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 この臨時国会において提案を必要とするものは考えておりません。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 それでは、期日の点についてのただいま御相談ですが、伝えられるところによりますと、政府はきわめて短期間の臨時国会を唱えておるやに聞いております。最初は、三日あればよろしい、あるいはまあ五日間、その後、一週間程度で打ち切るのだというような、これはまあ間接的な報道でありますから、いかように落ちついたか存じませんが、これに対して社会党は、これまた伝えられるごとく、長期の要求をいたしております。そこで、今回の臨時国会の開会というものは、社会党が幾たびか要求をしたこの臨時国会開会の要求に基いて、政府は召集をなさったものでありましょうか、それとも、政府みずから主導的な立場において、この開会を行なったものでありましょうか、その点はいかがでございますか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 社会党からの、成規の手続による臨時国会の召集の御要請がございましたので、これにこたえるため、当面の案件の処理等もあわせまして、召集をいたしたわけでございます。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 そういたしますと、私どもは、今年の七月の二日に、憲法第五十三条によって所定の手続をいたしまして、臨時国会の召集を要求いたしておるのであります。これは国際収支の悪化、中小企業の金融難、物価上昇などの経済危機に処する対策並びに国務大臣の東南アジア及び米国訪問に伴うところの安保条約の改正、核兵器問題、あるいは基地問題、日中貿易等外交上のそういう諸案件の審議のために、社会党としては成規の手続をもって政府に申し入れをいたし、要求をいたしたのであります。続いて七月十一日にさらに要求いたし、さらに八月二十八日、あるいはまた九月九日には、米価引上げに伴うところの当然の措置として、臨時国会の要求を申し入れたのであります。最後には九月十四日、社会党としては五たびにわたる成規の手続をもって正規の申し入れをしておるわけであります。  私は、この際申し上げたいことは、ただいまは与党としては短期間を伝えられ、社会党としては長期というが、私は、率直に言いますと、臨時国会というものは——国会の召集というものは、要求があったら手軽に開くということが、当然のことじゃないかと思います。今の憲法上の精神もそこにあると思う。憲法五十二条による規定は、所要の手続をして開かなかった場合には、総理大臣を懲役何年に付するとか、いかなることをするという罰則の規定というものはありませんけれども、基本立法としての憲法において、その条章というものは、法規をもって律することなく、当然その精神を生かすべきものなりと、こういう解釈を私どもは立てておるのでありまして、成規の要求があったなら、当然すみやかに、手軽に応ずることが、今日の議会政治のもとにおいては、当然とるべき措置でなかろうかと思う。こういうふうに幾たびも幾たびも社会党が、ただ漫然と開けということでなしに、この中には、幾つかの事例をあげて、また国際情勢の変化、国際収支の悪化、あるいは米価の問題、いずれも内外の問題、あるいは国民生活に関連する重大な問題をとらえて要求しておるのでありますから、そのつど開いておるならば、社会党は、必ずしもこの期間を長期でなければならぬということは申さない。ところが、こういうふうに申し入れをいたしましてから、三カ月も四カ月もたつというので、その間に百数十日を要するということになれば、勢い、一つ一つの問題が積み重ねられていって、どうしても長期の国会を、われわれとしては求めなければならぬという、こういうことになろうかと思う。  そこで官房長官は、ただいま社会党の要求によって臨時国会を開くに至ったというならば、私はこの際、期日等の問題を取り上げて申すのではありませんけれども、社会党といたしましては、まず政府に要求いたすこととしては、一般会計予算の補正をぜひとも提出していただきたい、それが一つ。それから、ただいま政府提出の五案件、条約に対する一案件、追加承認の一案件、あるいは人事上の措置というものがありましょうが、また中小企業団体組織法に関連するところの諸法案というものは、これは、私どもは、日本の経済界に及ぼす非常な画期的な法案であって、これはいろいろ困難が与野党ともあるといえども、何とかしてこれを一つ成立せしめたいという熱意に燃えておることは、大方の人の知るところであります。こういう日本の財政経済上の画期的な法律案を通過せしめるということは、容易ならざることでありますから、われわれといたしましては、政府に対し、あるいは与党の協力を得て、長期間にわたる臨時国会の開会を強力に要求するというのが、わが党の建前でありまするので、この点を十分一つ御了承いただきたい、こういう希望をまず申し上げておきます。

横路節雄日本社会党

○横路委員 官房長官にお尋ねしますが、法律案の第一の、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、これは私ども当然一般会計について予算の補正をしなければならぬと思うのですが、今のお話で、一般会計の補正予算は出さないというのですけれども、これについては、次の通常国会のときにお出しになるのかどうか。この点はどういうふうにされるのか。とりわけこの問題は、地方公務員については、当初から地方財政計画で入っていないわけですから、今回政府が出す予定の一般職の職員の給与に関する法律の一部改正が国会を通れば、地方公務員にも、それによって当然それが適用されてくる。その場合、地方財政計画の中には、当初入ってない。そういう問題もあわせてどうするのか、通常国会で一般会計の補正予算を出すというのか、その点はどうなっておりますか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 まず一般会計の補正の問題は、先ほど申し上げました通り、この臨時国会ではその必要を認めないということは、裏から言えば、現行の予算の運営で目的を達成し得る、こういうように考えておるわけであります。それから次に、ただいまの具体的な公務員の年末手当の問題であります。これはかねがね政府としても考えておりますように、人事院の勧告によりまして、これを実施しようとするものでございますが、まず一般国家公務員の関係におきましては、御承知の定員定額制というようなことで予算を組んでおりますので、現在の予算を、現状を詳細に検討いたしますと、これだけの財源は、現在の予算で充当ができるという結論を持ったわけでございます。それから、地方公務員につきましては、国家公務員に準じて年末手当の増額をいたします場合には、それぞれ地方財政の状況を詳細に検討する必要があるわけでございますが、自治庁等を通じまして、十分検討いたしました結果、やはりこの程度のものは、財源的に措置ができる。しかし、ところによっては、そうも言い切れない場合もありますが、その際におきましては、短期のつなぎ融資について特に政府が援助をする、ということを決定をいたしておるようなわけでございます。

横路節雄日本社会党

○横路委員 今のお話で、国家公務員の方は定員定額の予算だから、現在の予算でやれるという政府の考えのようですが、地方公務員に関しては、必ずしもそうではない。地方自治体によっては、予算上、地方財政計画によってやれないところもあるから、その場合には、短期のつなぎ融資でやるというお話ですが、短期のつなぎ融資というのは、金を貸してやるということなんですから、いずれ返済しなければならぬ。短期のつなぎ融資を一時お前の方に貸してやるぞということですから、それならば、当然別途、通常国会等において、やはり特別措置をしなければならぬ。その場合はどうなさるのですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 詳細の内容につきましては、私から御説明できない点もあると思いますが、原則的には、地方公務員の場合も、大体既定の財政計画の中で、資金的にもこの程度のものはできる。万一の場合には、そういう方法をあわせ講じよう、こういう考え方でございます。大体においてできるというふうに考えております。

横路節雄日本社会党

○横路委員 私が聞いておるのは、官房長官から、今、財政上の措置のできない地方自治体については、短期のつなぎ融資でやると言われたから、その場合は、短期のつなぎ融資は、あくまでも融資で、金を貸してやることなんだから、従って、年度末までには特別の措置、たとえば特別交付税でやるとか、あるいは何か措置をするとか、そういうことについて、当然考慮されておると思うがどうか、こういうふうに聞いておるわけです。その点はどうですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 お尋ねの趣旨はよくわかりました。そういう点も含めまして、現行制度のもとにおいて、大体やっていけるというふうに見ておるわけであります。

横路節雄日本社会党

○横路委員 先ほど中小企業金融公庫、国民金融公庫の借り入れ限度について、予算補正について、総則の改正をやればいいというお話で、それはお出しになるお話でございますが、十月一日から、食糧管理特別会計については、それぞれ消費者米価も値上げしたわけであります。消費者米価は値上げしたが、私たち新聞等で拝見をしておるところによると、必ずしもこれで全部赤字が埋まっておるわけではない。しかし、これは昭和三十二年度の食糧管理特別会計の赤字の問題ですから、通常国会、今度の臨時国会でも問題になるでしょうが、しかし問題は、昭和三十一年度の食糧管理特別会計の決算は終っておるわけであります。これはさきの通常国会でも、だいぶ論議したと思いますが、大体百三十一億円ともいわれておる。この問題については、私は当然——今回政府の方で、今月の一日から消費者米価を値上げした関係上から、三十二年度の食管の赤字は、これは決算を待たなければわからぬが、三十一年度の決算はもうちゃんと出ておる。これは今度の臨時国会で、昭和三十一年度の食糧管理特別会計についての赤字をどうするかという問題については、これは一般会計から繰り入れするのかどうかという点について、私は当然今度の国会にお出しになるのが至当だと思う。その点はどうなっておりますか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 臨時国会に本件について提案をすることは考えておりません。

横路節雄日本社会党

○横路委員 先ほど池田委員からも、九州の災害のお話がございましたが、去年北海道においても例があるのです。災害のために予約米の前渡金、これは実際には米の供出ができない。そこでどうしても返せということで、実は去年の臨時国会において特別立法をしたわけです。この特別立法の建前は、明らかに北海道の冷害というものをちゃんと特例として出してある。そういう意味からいけば、今度の九州の、同じように災害を受けた農民に対する予約米前渡金の支払いの延期の問題は、ただ単にこれは前の北海道でやった例があるから、それに準じてというのではなく、いわゆる九州は九州の特別の事情があろうと思う。北海道の場合には皆無であるとか、あるいは三分作であるとかいうことですが、実際に九州の場合には、土砂で埋没しておるわけです。これはやはり特別立法をすべきだと思う。今度政府が提出を予定されておる案件の中に、当然これはお出しになるべきだと思うが、どうしてお出しにならないですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 率直に申しまして、今度の臨時国会にそういった法律案を提出して御審議を願うということについては、今考えておりません。

横路節雄日本社会党

○横路委員 官房長官にお尋ねしますが、そうすると、それは通常国会になれば出すというのですか。それとも全然出す必要がないというのですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 北海道に準じた措置をとるのが適当であるかどうかということをも含めまして、なお慎重に検討いたしたいと考えております。

横路節雄日本社会党

○横路委員 それは官房長官、今のは十二月三十一日までに現物で出さなければ、これは一月一日ですから、現に利子をつけて金をとる、そういう法の建前を持っております。だから、そういう法の建前からいけば、特別立法をしない限りとられる。それは実際に九州の災害で予約米前渡金をとっておる。そういう場合はできないわけですが、どうなさるのですか。これは通常国会において考えるというのですか。それとも、そういう点については全然考えていないというのですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 ただいまお話いたしました通り、北海道に準ずる措置をとるというだけでいいかどうかということをもあわせまして、慎重に検討いたしたいと思っております。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 これは閣議でおきめにならなければ、政府としての決定でないでしょうが、運輸省におきましては、九州災害につきましては、特別立法でなければならないというので、昭和二十八年の風水害に関する特別時限立法をやりましたが、そういうものを今度出したいということを関係大臣や与党の常任委員長からも承わっておるのですけれども、そういう点は、まだ政府としてまとめたものになっていないのですか。それとも、いや、それは聞いておるけれども、そこまでやるべきか、やらざるべからざるかは検討中ですか、その辺はいかがですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 まず第一に、閣議としては今お尋ねのようなことについてはいたしておりません。それから特別の緊急立法の形、これは実は災害の対策につきましては、もう少し根本的な、恒久的な考え方を打ち立てる必要もあると考えておりますので、それらをもあわせまして、目下関係省庁間において慎重に研究を進めておるというわけでございます。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 これはまあ省庁ではないのですが、九州災害につきましては、各府県はもちろん、今や自由民主党にも社会党にも、九州総合開発特別委員会なるものができて、そうして当然これは臨時立法をして緊急処置をしなければならぬということは、それぞれ両党間できまっておるのです。ところが、政府はすでに予備金をもって十分なものとしておると言うが、実は関係方面の人々、地元民としては非常な不安におののいておりまして、あたかももうすでに九州災害というものについては、政府の打つべき手は済んだものだ、かような印象を与えておるのですけれども、この際研究中であるというようなことでなくて、やはり当然なすべきものは、恒久立法は恒久立法として、臨時的措置の必要あるかないかということは、私はぜひとも一つ政府として態度をきめて御表明願いたい。それでないと、もう政府としてはこれで済んだというふうに、対外的には表明しておるので、非常な不安を持って臨んでおると思うのですが、それは私は次の委員会にでも、政府としてそういうものについての基本的な態度——恒久立法の場合は恒久立法、時限立法の場合は時限立法としてでも、この国会に出す、あるいは間に合わなければ、通常国会に出す、こういうことの政府の態度というものを表明していただけるでしょうか、どうでしょうか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 大体今まで申し上げたところに尽きるわけでございまして、実は現行制度及びその運営の範囲内におきましては、御承知のように、予備費の八十億の中で、約三十億円は、すでに九州災害に対して支出もしくは支出の手続は済んでおるわけでございまして、これによって、さしあたりの措置は相当の程度の手が打てておる、こういうふうに考えておるわけでございます。従って、臨時国会にさらにこれらの関係で法律案を出すということは考えておりません。

保利茂自由民主党

○保利委員長 それでは、会期の件に関しましては、先ほど理事会におきましても、両党間御相談を願いましたけれども、まだ一致しない点が多うございますので、本日はこの程度にとどめまして、次回の委員会で御相談をするようにいたしたいと存じますが、いかがでございましょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 それでは、会期の件につきましては、そういうふうに決定いたします。  なお、官房長官はもうよろしゅうございますか。   〔「続いて残っていただきたい」と   呼ぶ者あり〕     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、予算委員長選挙の件についてお諮りいたします。予算委員長でありました山崎巖君は、去る七月三十日、憲法調査会委員に就任のため、予算委員長を辞任されました。よって、召集当日の本会議において、予算委員長の選挙を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 そのように決定いたします。後任について、それぞれ御考慮を願っておきます。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、臨時国会の開会式に関する件についてお諮りをいたします。開会式の日取りにつきましては、去る二十三日の理事会の話し合いによりまして、宮中の都合を伺わせましたところ、召集日当日はお差しつかえないとのことであり、先ほどの理事会におきましては、召集日に行うことに話し合いがついております。また式次第及び式辞等につきましては、去る二十三日の理事会の話し合いによりまして、お手元に配付いたしてあります案文をもって、参議院側と打ち合せすることになっておりましたが、参議院は明二十九日、議運の理事会を開くことになっておりますので、参議院側とはいまだ打ち合せをする機会を持っておりません。つきましては、当委員会といたしましては、開会式は十一月一日おおむね午後二時にこれを行うことと一応決定をいたし、また式次第、式辞はお手元に配付の案文通り、それぞれ一応決定し、参議院との交渉につきましては、委員長及び理事に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ございませんか。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 おおむね十一月一日ということにつきまして、一応の了承をいたしておきます。ただ、これにつきまして、私の方としては、会期の問題、あるいは国務大臣の演説に対する問題、こういうものと相関連をするものがありますので、私は最終的な決定というものにつきましては、一応留保いたして、おおむねこの趣旨につきまして、了承いたします。

保利茂自由民主党

○保利委員長 よろしゅうございますね。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕     —————————————    第二十七回国会開会式式辞    (案)   天皇陛下の御臨席を仰ぎ、第二十 七回国会の開会式を挙げるにあたり 、衆議院及び参議院を代表して、式 辞を申し述べます。   わが国は、国際連合加盟以来、一 年ならずして、安全保障理事会の非 常任理事国としての重責をになうに 至りましたが、この際、われわれは 、当面する内外の諸問題を解決して 、外、国際連合憲章にのっとり世界 平和の確立に寄与するとともに、内 、 経済の発展と民生の安定に力を いたし、ますます国家の繁栄を図ら なければなりません。   ここに、開会式を行うにあたり、 われわれに負荷された重大な使命に かんがみ、日本国憲法の精神を体し 、おのおの、その最善を尽して任務 を遂行し、もって国民の委託に応え ようとするものであります。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、国務大臣の演説に関する件でございますが、先ほど理事会におきましても、いろいろ御意見が出たところでございます。御意見はございませんか。

横路節雄日本社会党

○横路委員 官房長官にお尋ねしますが、社会党からは、今度の臨時国会は実質的な岸内閣として初めての国会であるから、ぜひ総理大臣の施政方針の演説、それから大蔵大臣の財政に関する演説、外務大臣の外交方針に関する演説をされるように、われわれはたびたび要求をしてきたのです。先ほど官房長官のお話で、社会党の要求にもこたえて今度の臨時国会ということでございますから、われわれとしては、当然総理大臣、大蔵大臣、並びに外務大臣の施政方針の演説が行われるものと了承しているわけですが、それで差しつかえございませんか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 実は、政府といたしましては、今回の臨時国会につきましては、先ほどもお話申し上げましたように、提出しておりまする案件もきわめてわずかでもございますし、当面の案件についての御審議を願いたい、こういうふうに考えておりますから、大蔵大臣の財政演説、あるいは外務大臣の外交演説というようなものは通常会に一つやらせていただきたい、こういうふうに考えておりますので、総理大臣としては、所信表明の演説をお願いいたしたい、こういうふうに考えております。

横路節雄日本社会党

○横路委員 さきに二月の二十三日に石橋内閣が総辞職をしましてから、岸内閣ができました際に、私どもは、新しい内閣だから、ぜひ一つ昭和三十二年度の予算案についても、あらためて提出してもらいたい、そういう要求をこの議運においても幾たびかしたわけです。そのとき総理の御答弁は、自分は石橋総理の政策そのものを実行するのだからということで、新しい内閣ができましたときには所信表明、従って、財政に関する演説もなかったわけです。しかし、その後私ども官房長官に対しまして、社会党としてたびたび申し入れの際に、当然政策がきまったならば、今度の臨時国会で、総理としても施政方針を明らかにすべきである。こういう点については、大体政府側とわれわれとの間にはある程度の意見の一致は見ておったと思うのです。  とりわけ七月の十日に内閣改造を行いましたときに、問題の中心でありました池田大蔵大臣を首切って、そうしてそのあとに新しく一萬田大蔵大臣を起用したということは、少くとも昭和三十二年度の当初の予算について、いろいろ問題が出て、従って、一萬田大蔵大臣によって新しい財政方針が立てられた。とりわけ九月十日には、昭和三十三年度の予算の基本構想というものについても発表になっておるわけであります。今まで一度も岸総理は国会を通して御自分の考え、施政方針を明らかにしていないわけです。この点は総理の施政方針並びに大蔵大臣の財政演説、及び外務大臣の外交演説についても——新しくなられたわけです。  そういうわけで、普通通常国会があって、それから臨時国会があって、それから通常国会だ。さきの通常国会で施政方針の演説をされたから、従って、臨時国会はしなくてもいいのだ、次の通常国会において、その年度の予算とあわせてやるということは、これはさきの通常国会において行なっておるときの話であって、さきの通常国会においては、何ら施政方針については明らかにしていないわけですから、今回の臨時国会におきましては、劈頭やはり総理の施政方針、それから大蔵大臣、外務大臣についても、それぞれ財政並びに外交についての施政方針演説を行うことが、国会運営の正常化という建前からいって、私たちは正しいと思うのです。これはやはり国会運営としては責任を持つ総理並びに外務大臣、大蔵大臣が当然自分の施政方針を明らかにする、そういう意味で、重ねてこの点について官房長官にお尋ねもするし、あわせて一つこの際お考えをいただきたいと思います。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 実は政府といたしましては、岸内閣としての根本的な施政につきましては、三十三年度の予算案を中心にいたしまして、これは真剣に誠意を持って作り上げなければならない問題であると思います。これが私は次の通常国会の、当然のことでありますが、最も大きな任務であると考えております。その際に、当然財政演説を行うということにいたしたいと思っておるのであります。それからなお、総理大臣の臨時国会における所信の表明におきましては、外遊の報告も、その成果の報告もいたすわけでございますが、これに関連して、当面の総理大臣としての外交についての基本的な考え方というものも御披露いたしたいと思っておりますから、自然外交演説というようなことは、通常国会の際に、他の政策とあわせて御披露をするというようにいたしたいと考えておるわけです。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 先ほど横路君の言葉の中にもありましたように、国会運営の正常化というような建前からいたしますと——まあ国会は、もとよりわが党と社会党さん、それから他の若干の各位によって構成されておりますし、ただいま横路君の方の御希望等も開陳されたので、国会運営を正常化するような観点からも、この問題については、わが党としての見解もちょっと申し上げ、さらに政府において考慮を願いたいと思うのであります。  先ほど横路君から、実質的には岸内閣が今度の機会に、その岸内閣の本質に基いたいろいろの施政方針その他の表明を行うべきであるというような意味の発言もあったのでありますが、官房長官の話にもありますように、政府がこうしたことについて責任をもって発言するには、やはりある程度まとめたものにして、ことに予算の裏づけ等を行なって、国会に表明するのでなかったならば、およそ意味のないことである。大蔵大臣がかわったから云々というようなお話もございましたが、国会の建前をもっていたしますならば、現在の段階は、確かに大蔵大臣はかわったけれども、今日まず考えなければならぬことは、国会において審議され、決定された予算、これを忠実に執行することが、かわった大蔵大臣の任務であらねばならぬ、その次に来たるものが、横路君の言われるように、来年度の予算と関連して——もとよりそればかりではありませんが、本筋は、それによって国会にみずからの所信を明らかにして、いろいろ御批判も仰ぐ、こういうことになろうと思うのであります。従って、先ほどのお話のように、何もかも出そろってということについては、若干の日時も必要とするのであるし、今この際に、全部が出そろっていろいろ言えといったところで、これは一種の予告編みたいなことになるのであります。いたずらにこの予告編を並べるということは、私は好ましくない、責任政治のあり方からして、やはりしっかりしたものを最も適当時期に表明する、こういうことであってもらいたいと思うのです。もとより、それは何もかもそうであるとは申しません。大臣がかわって、執行の面においても、それは若干のことはございまするけれども、横路君御指摘のような意味において、大きく転換した意味においての発言等をするのは、まさに次に違った方針において、いろいろのものを打ち出す、このときにおいて行うべきである、私どもの党はさように考えております。政府においても、これについて御考慮を願いたいと思うのであります。

横路節雄日本社会党

○横路委員 今のお話でございますが、官房長官から根本的な施政については、三十三年度の予算とあわせてお話をなさるということでありますけれども、岸内閣が誕生してから九カ月たっておるわけであります。岸内閣が誕生して九カ月たったのに、一体どういう方針で新内閣がやるのかということは、まだ国会を通して明らかにしていない。それはやがて来年の一月下旬の通常国会の休会明けにやるから、それまで待てというても、それは筋が通らない。それはきのう、おととい誕生したのなら、私たちもそういうことは言いませんけれども、もう誕生してから九カ月もたっておるのに、いまだ内閣の施政方針が明らかになっていないというのは、今までの内閣に例を見ないわけです。  それから今お話の、たとえば大蔵大臣はかわったが、しかし、その大蔵大臣がかわっただけの理由で、大蔵大臣の財政方針の演説をする必要はない、大蔵大臣は前にきまった予算を忠実に執行すればいいのだというのは、私どもも昭和三十二年度の予算が忠実にそのまま執行されておれば、文句はない。実際に財政投融資についても、さきの国会でずいぶん論議をした。たとえば六百七十五億も昨年度に比べてそれが増額したことは、おかしいじゃないか、やがてこれは金利の引き上げその他を伴うではないか、この問題を論議したときに、三十二年度予算はこのままでいいのか、こういうようにいって、予算を通しておきながら、私たちの指摘したように、財政投融資については六百五十億の繰り延べをした、これは三十二年度国会で通した予算をそのまま忠実に執行はしていないわけです。だから、それを審議していないのにかかわらず、それは忠実に執行しているんだから、何ら新しい大蔵大臣は財政方針について言う必要がないというのは、全くおかしい。与党としては、内閣を守ってやるという、そういう立場があるかもしれませんが、やはりこれは国会において審議をした過程からいって、当然大蔵大臣は忠実ではないのですから、国会で審議したものを忠実にそのまま執行はしていないのですから、そういう意味でも、当然総理大臣の施政の方針のほかに、大蔵大臣として財政方針に関する演説をすることが至当なんです。これは九カ月たっておる。九カ月たっておるのに、いまだに国会で、来年の一月下旬か二月初めにするから、それまで待ってくれといっても、それは政策についてあまりにも無責任である。現に今、毎日政治を行なっておるのである、方針を私たちはぜひ明らかにしてくれという、その方針については来年の一月終りか二月の初めまで語られない、そういう内閣は私は前代未聞だと思う。この点は官房長官に一つ伺いたい。

佐々木秀世自由民主党

○佐々木(秀)委員 私からちょっと申し上げます。横路君のお話、ごもっともな点もあります。ありますが、先ほどから新しい政策も発表なさったということですけれども、これは御承知の通り、政党内閣として政党が新しい政策を発表したわけです。あなたと議論するわけではございませんが、内閣はどこまでも政党政治として、党できめたものを忠実に内閣の責任において、行政的な責任をとってもらうということが、政党政治のあり方だと思います。だから、政党が新しい政策を発表した、それに基いて、やはり政策の実行というのは、裏づけになるのは予算です。予算の裏づけのない政策というのは、単なる発表をしたにすぎないのであって、それを責任を持って政府が実行するということにおいては、やはり予算の裏づけをして、そこで一つの確信を持って、これだけのことをこの政策に基いてやりますよということで、一国の大蔵大臣がその準備とすべての態勢を整えて、そうして通常国会で財政演説をやるというのですから、今、臨時国会でやることにおいては、その時期的に、もうしばらく待ってもらいたいということなので、すなわち時間の問題だと思うのです。だから、われわれとしては、やはり臨時国会というのは、あなた方と考えは違うかもしれませんが、ある程度短期で終るという見通しをつけております。あなた方の方は長期ということを主張なさっておるのです。そこに見解の相違はありましょうが、与党としては、必ずその新しい政策に基く責任のある財政演説をやってもらおう、それはすべての条件が整った通常国会でやってもらうということですから、決して大蔵大臣の財政演説をやらさせないというのじゃないのであります。その点は一つ御了解を願って、そうして臨時国会はこの当面の、今官房長官が説明された範囲のことで終りたい、こういうのですから、一つ御了解を願いたいと思います。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 今、横路君から話された総理大臣の施政方針の演説と、並びに財政、外交の演説というものを、ただに来年の予算の裏づけができてからやろうという与党の主張、あるいは政府のお考えですが、私は何も来年の予算の裏づけがなくても、現下の財政経済情勢に対する大蔵大臣の所信を披瀝すべきが当然じゃないかと思う。本年に入ってから、石橋内閣から岸内閣に連続したものにおいて、財政経済政策について一つも間違いがなかったとは言えない。私はそれで新しい大蔵大臣の見解としてけっこうだと思う。裏づけがなくても、国会に対しては政府の意のあるところを述べるのが当然である。野党から要求されることなく、政府から言われることが、民主政治における当然の措置であって、外交方針は予算の裏づけがなくてもけっこうです。どういう外交方針をとろうとするか。そこで、短かければ、やらない、次には通常国会が控えているからということは、必ずしも私はそのことによって、政府の所信を表明することを避ける理由にはならないと思う。  一体近ごろの大臣方は、外国に行くことはきわめて勇敢だけれども、国会を要求されても一向開かぬで、いかにもおっくうに思って、大へん厄介者扱いをしている。こういうことでは、それこそ岸内閣がいかに民主政治を実現するのだといっても、それが国民の眼に映じないのですから、やはり国会を通じて政府の意のあるところを堂々所信を述べられて、そうして国民に納得と協力を求められることが当然である。そこで社会党もまた、所見の異なるものについては、国会を通じて政府の見解をただし、また賛同するものについてはするのですし、それをあなた方がやらないという理由よりも、進んでおやりになることの力が、国民や社会に対して安心を与え、かつまた、りっぱな、内閣のやり方というものが国民の中に信頼を博するゆえんでありますから、私は議会政治を守るという意味から、進んでおやりになることの方が望ましいと思います。官房長官は当然そのことを総理大臣にもお打ち合せになり、閣議においても了承を求められて、御努力をなさるべきだと思いますが、いかがですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 私のいろいろ申し上げましたことは、政府の方針として、それからまた総理大臣の所信の表明において、当面の気持というものは率直に国民に国会を通して訴えたい、こう考えておるわけでありまして、この臨時国会に対する政府の考え方としては、私はそれが一番適当なやり方であると信じておるわけでございます。いろいろと御意見は伺ったわけでございますが、一つそういう御意見をも十分伺いおくことにいたしたいと思います。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 政府はこう信ずる、社会党はかように信ずる、これは相違です。それで、あなたの方で、一方的にそういう意見があったということを承わりおきますということは、これは私に言わしめれば、少し道理にはずれていると思う。そこで今、二大政党で国会を運営しておるのです。あなた方、政府は多数を持っておるのですから、政府の方針で、数をもってこれを押し切っていこうとすれば、おやりになれるわけです。しかしながら、それは野党の社会党からかくのごとき要求がある、それをもう一ぺん総理に話し、閣議にも諮って、社会党の意見が妥当とするのなら改めることは、岸内閣としては恥をかくわけではないのですから、こだわらずに、大きな見地に立って、あなたがおっしゃるということはいけませんか、いかがですか。

愛知揆一自由民主党内閣官房長官

○愛知説明員 御意見のところは十分に承わりました。

保利茂自由民主党

○保利委員長 それでは、これは、それぞれ両党側から御意見も出ておりますが、実質的な見解の相違と申しますよりも、むしろ表現の相違のように思いますけれども、いずれにいたしましても、次回の委員会において、もう一度御相談することにいたしたいと思います。  官房長官はもうよろしゅうございます。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、召集日の次第について、御相談のできる範囲内において、御相談を取り進めておきたいと存じます。  衆議院規則によりまして、議員は午前十時に参集いたすことになっております。まず議長から、新たに議席を得られました福島県第一区選出議員小松信太郎君を紹介いたします。次に議席の指定がありまして、会期を決定いたし、先ほどおきめいただきました予算委員長の選挙を行うことにいたします。なお永年在職議員砂田重政君の表彰決議を行い、そこで一たん休憩をいたしました後に、開会式を行い、開会式が終りましてからの御相談は——そこまでの順序を本日きめさせていただきます。再開後につきましては、次回の委員会で決定をいたしたいと思います。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、議院運営小委員の員数及び選任の件についてお諮りいたします。従来の例によりまして、その数は委員長及び理事の数と同数とする、小委員には委員長及び理事が当ることといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 決定いたします。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 小委員会設置の件についてお諮りいたします。本国会におきましても、前国会通り、図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会、庶務小委員会、国会法改正等小委員会の四小委員会を設置することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 決定いたします。なお、小委員会の小委員の員数及び各会派割当数は、去る二十三日の理事会決定の通り、図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会及び庶務小委員会の三小委員会は、それぞれ自民党五人、社会党二人の七人とし、また国会法改正等小委員会は、委員長及び理事が当るということに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、議場内交渉係の件についてお諮りいたします。召集日の当日までに、交渉係の主任を定め、各交渉係の氏名とともに、議事課まで届け出いただきますが、その人数は、従前の通り、百五十人以上の会派は五人、百人以上の会派は四人、二十一人以上の会派は三人とするに御異議ありませんか。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 事務総長、どういうわけでこういうふうにしたんですか。五人、四人、院内交渉係はこれはどういう基準でやったのですか。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 そのときは、そういうふうにきめたので、やはりいろいろな御都合の方もあるといかぬものですから、交代できるように一応そういうふうにきめて、相当数の人が選ばれる……。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 私は相当まとまった人数については、ただいまの委員長のお諮りの通りの言葉でよろしいと思うのですが、二十人以下正副各一人というこの場合は……。(「切ったのだ」と呼ぶ者あり)それならけっこうです。

佐々木秀世自由民主党

○佐々木(秀)委員 これは次の委員会までにもう一回検討することにして下さい。

保利茂自由民主党

○保利委員長 それでは、本件に関しましては、次回の委員会であらためて御相談いたしたいと存じます。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、議事進行係の件でありますが、従来通り与党におまかせ願うことといたし、山中貞則君にお願いいたすことに御了承を願いたいと思います。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、永年在職議員表彰の件についてお諮りいたします。議員砂田重政君は、来たる十一月で在職二十五年三カ月になられますので、慣例により院議をもって表彰することと相なりますが、本表彰は議長発議をもって行い、その表彩文は、前例に従い、お手元に配付の通りであります。表彰決議の後に、御本人から謝辞が述べられることになっております。なお、先例によりまして、院内に肖像画を掲げて記念し、また別に御本人には、小型の肖像画を贈呈することに相なっております。右御了承を願います。     —————————————  議員砂田重政君衆議院議員ニ当選スルコト十回在職二十五年ニ及ヒ常ニ憲政ノ為ニ尽シ民意ノ伸張ニ努ム衆議院ハ君カ永年ノ功労ヲ多トシ特ニ院議ヲ以テ之ヲ表彰ス     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、追悼演説の件でありますが、去る六月六日、奈良県選出の仲川房次郎君が、また九月十日、愛媛県第二区選出の越智茂君が、また九月二十日、福島県第三区選出の鈴木直人君が逝去せられました。ここにつつしんで哀悼の意を表します。つきましては、追悼演説を行う日取り、演説者等につきましては、次回の委員会において御協議を願いたいと存じます。     —————————————

保利茂自由民主党

○保利委員長 なお関連いたしまして、弔慰金支出の件でありますが、仲川房次郎君及び越智茂君に対する弔慰金の支出につきましては、去る九月十九日の当委員会において承認済みであります。鈴木直人君に対する分につきましては、去る九月二十六日の理事会の了承を得て、すでに支出いたしておりますが、お手元に配付の国会予備金使用承認要求書の通り、鈴木直人君に対し、本院予備経費より歳費一カ年分の弔慰金を支出することを、事後承認することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 さよう決定いたしました。  なお香典につきましては、理事会の了承を得ました上で、すでに歳費から差し引かせていただき、贈呈いたしておりますので、御了承をお願いいたします。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 追悼演説の件につきましては、先例に従って、年長者、当選回数等に応じて出してけっこうですか、それとも何か与党の方において御希望がありますか。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 今回の場合は、社会党さんの方においてしかるべくお願いしてけっこうであります。

保利茂自由民主党

○保利委員長 次に、各種委員の選挙についてでありますが、お手元に配付の案件の通り、各種委員の選挙を行うことになっております。まだその後任候補者がきまっておりませんので、本日のところはこれを留保いたし、次会までにその後任候補者をおきめ願いたいと存じます。よろしゅうございますね。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保利茂自由民主党

○保利委員長 次回は、三十一日午前十時半本委員会開会ということにお願いいたします。  それでは、本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十八分散会      ————◇—————

国会会議録検索システムで原文を見る ↗