議院運営委員会 第49号
- 発言数
- 13 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 1
- 開催日
- 1957/09/19
会議録
○保利委員長 委員会を開会いたします。 国立国会図書館法第二十六条の規定に基き金銭の寄贈を受けるについて承認を求めるの件についてお諮りいたします。なお本件につきましては、去る十二日、本委員会理事会において図書館運営小委員長より報告を聴取いたし、これを了承いたしたのでありますが、この際、福永図書館小委員より発言を求められております。これを許します。福永委員。
○福永(健)委員 本件につきましては、去る九月十二日の図書館運営小委員会において協議いたしたのであります。それにつきまして、この際、御報告をいたします。 国立国会図書館の主催をもちまして、十一月上旬、東京においてインド・太平洋地域の出版物国際交換及び書誌に関するセミナーを開催することとなっておりますが、この所要経費は約三百万円見当でありまして、そのうち、予算に計上されている額は四十万円であります。この経費の不足分は外部からの援助に待たなければならないのでありますが、幸いに、かねてこの行事を支援しておりますユネスコから百八十万円と、アジア文化財団から七十九万八千円の寄贈を申し出て参りました。そこで、図書館といたしましては、この寄贈金を受けたいというのでありますが、金銭の寄贈を受ける場合におきましては、国立国会図書館法の規定によりまして、当委員会の承認を必要といたしますので、その承認を求めて参ったわけであります。小委員会といたしましては、協議の結果、これを承認すべきものと決定いたしました次第であります。 右、御報告申し上げます。
○保利委員長 ただいまの御報告を承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 承認することに決定いたしました。 —————————————
○保利委員長 次に、予備金支出の件についてでありますが、議員仲川房次郎君は去る六月六日、議員越智茂君は去る九月十日、逝去せられたにつきまして、御両君に対して歳費一カ年分の弔慰金を贈ることになっております。つきましては、お手元に配付の国会予備金使用承認要求書の通り、本院予備経費よりの右弔慰金支出に対し、議員仲川房次郎君の分はすでに支出いたしておりますので、これに事後承認を与え、議員越智茂君の分はこれから支出いたしますので、これに承認を与えること、これをお諮りいたしますが、それぞれ御異議ありませんですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 御異議なしと認め、その通り決定いたしました。 —————————————
○保利委員長 次に、国立国会図書館羽衣の間の使用の件についてであります。本件は、今回国立国会図書館の主催で、インド・太平洋地域の出版物国際交換及び書誌に関するセミナーを実施するにつきまして、これに関連する「世界の書誌」展示会を開催することになりましたので、その会場として、来たる十月二十九日から十一月八日までの十一日間、羽衣の間を使用し、またセミナーに参加するため来日してアジア諸地域の図書館関係者が、これを機会にアジア図書館協会の連盟を結成することとなり、日本図書館協会主催にかかるその創立総会の会場として、来たる十一月九日から十一月十一日までの三日間、羽衣の間を使用いたしたいというので、図書館長より承認を求められて参ったのであります。本件を承認するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり]
○保利委員長 承認することに決定いたしました。 —————————————
○保利委員長 なお、事務総長より御報告事項がありますから、御報告願います。
○鈴木事務総長 去る十六日、第四十六回列国議会同盟会議に、日本議員団から核兵器実験禁止決議案提出に関し、小林団長から外務省を通じまして、議長あてにその了承を求めて参りました。その決議案の内容は次のようなものであります。 日本議員団提出、核兵器の製造及び実験禁止決議案 引き続く核兵器実験に対して、世界の人々の抱く深甚なる憂慮の念にかんがみ、原子力利用は、平和的かつ人類の生活程度を向上せしめる目的のみに限られるべきことは、世界の人々の切望するところであることを考慮し、各国議会及び列国議会同盟は、人類の運命に関する重大なる責任を負うものであることを考慮し、第四十六回列国議会同盟会議は、各国議会がその政府に対し、原子力の使用を平和目的に限り、核兵器の製造、使用及び実験の完全禁止を実現するため、一般的軍備縮小協定において、すみやかに有効かつ適切なる方法を講じるよう、関係国に呼びかけることを勧告するよう要請する。 右のようなものであります。なお引き続きまして十七日に、また小林団長より議長あてに電報が参りました。その内容は次のようなものであります。 十六日、日本側決議案を本会議の議題とするかいなかについて、評議員会に緊急付議されたが、否決せられ、本会議にも引き続き付議せられたが、三分の二の多数を得られず、議題となるに至らなかった。 このような電報が参りましたので、御報告申し上げておきます。
○福永(健)委員 本件につきましては、議員団の諸君が出発する前に、当委員会に相談等をいたしていったのではございません。従って、私どもは何らこれについて承知をいたしておらなかったわけでありますが、ただいまの御報告を承わって、議題にもならなかったというような結果になったことについては、非常に遺憾に存じております。また、すでに起ったことでもありまするので、私はとやかく申すのではありませんが、今後のこともありますので、この種の会議に、代表がこうした決議案文を提出するというような場合におきましては、十分慎重を期してせっかく提出せられる場合に、本会議の議題にもならなくて終るというようなことがないようにしてもらわなければならぬ。今回のとった措置の当否その他については何も申し上げませんけれども、今後のことについては、相当考慮を払わなければならぬ。さような見解を、この御報告がありました機会に、私どもとしては表明いたしておきたいと思います。
○保利委員長 それでは、ただいま福永委員の御発言の趣意につきましては、将来議長においても慎重にお考えになることと思います。また議運といたしましても、取扱いに当りまして適当な措置をとることにいたします。 —————————————
○保利委員長 本日はこれにて散会いたしますが、来週二十六日午後二時から理事会を持ちたいと思いますから、どうぞ御参集願います。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時四十九分散会