議院運営委員会 第45号
- 発言数
- 48 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1957/05/18
会議録
○保利委員長 それでは会議を開きます。 参議院から回付案が回ってくる予想がされますので、その予想せられる回付案につきまして、事務総長より御説明申し上げます。
○鈴木事務総長 今、回ってくると予想されますものは五本ございますが、それについて御説明申し上げます。 まず一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正点は、第一に、行政職俸給表の(二)、すなわち技能労務職の俸給表のうち、四等級十九号俸ないし二十三号俸、及び五等級二十一号俸ないし二十八号俸の昇給期間が十八カ月間であるのを、士五カ月に短縮したことであります。第二に、教育職俸給表の備考のうち、二等級及び三等級の一定の号俸については、原案では、大学院を置く大学の教授または助教授に適用すると規定しているのを、大学院を置く大学の教授または助教授で人事院規則で定めるものに適用することに改め、その他、本案が四月中に成立しなかったため、五月分の給与も改正法による内払いとみなす等の経過規定の修正をしたものであります。 次に、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正点は、大使の俸給の施行期日を六月一日に改めたことのほか、一般職と同様の経過規定の修正を行なったものであります。 次に、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案につきましても、一般職と同様、経過規定に関する修正でございます。 次に、国家行政組織法の一部を改正する法律案に対する修正点は、第一に、原案においては、審議会または協議会で臨時のものは、政令の定めるところによって設置することができることになっておる規定を削除した点と、第二に、経済企画庁に設けられておる四部を四局に改める等の修正でございます。 次に、公共企業体職員等共済組合法の一部を改正する法律案に対する修正点について申し上げますと、本案はさきに成立いたしました健康保険法の一部改正法と同時施行の予定で提案されたものでありますが、本法案の成立がおくれましたため、一部の規定の施行期日を七月一日に改めたこと、また、五月一日から本法施行の前日までに保険医療機関等から療養を受けた者に関する経過措置について新たに規定いたしたものであります。
○保利委員長 この予想せられる回付案が回りましたらば、あらためて御相談の上、本会議の上程方について御相談をいたしたいと思います。 —————————————
○保利委員長 次に、米価審議会委員任命について内閣より、国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてお諮りいたします。本院議員安藤覺君、同じく松山義雄君、同じく永山忠則君、同じく成田知己君、同じく日野吉夫君、参議院議員白井勇君、同じく森八三一君を任命同意するにつき、本日の本会議で決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 御異議なしと認め、さように決定いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、肥料審議会委員任命について内閣より、国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてお諮りいたします。本院議員稲富稜人君、同じく平野三郎君、同じく永井勝次郎君、同じく松浦東介君、及び参議院議員河野謙三君を同委員に任命することについて同意を与える件でございますが、これに同意をいたすことといたし、本日の本会議で決定するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、蚕糸業振興審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、本院議員吉川久衛君同じく栗原俊夫君、同じく福永健司君、同じく助川良平君、同じく松平忠久君、参議院議員清澤俊英君、同じく小山邦太郎君、同じく関根久藏君を委員に任命するについて議決を求めて参っております。本日の本会議において右議決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 そのように決定いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、各種委員の選挙の件でありますが、飼料需給安定審議会委員、湿田単作地域農業改良促進対策審議会委員、海岸砂地地帯農業振興対策審議会委員、畑地農業改良促進対策審議会委員、積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員、及び東北開発審議会委員の指名につきましては、お手元の書類にありまするように、各党申し出の諸君を本日の本会議において、それぞれ指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 御異議がなければ、そのように決定いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、各種委員推薦の件でありますが、社会保障制度審議会委員及び臨時恩給等調査会委員の推薦につきましては、お手元の書類にありまするように、各党より申し出の諸君を議長において推薦すべきものと決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 そのように決定いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、三木武夫君外四名提出にかかる沖縄及び小笠原諸島における施政権回復に関する決議案についてでありますが、本決議案は本日の本会議に上程することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 その通り決定いたします。 つきましては 趣旨弁明は床次徳二君、また佐竹晴記君より賛成討論の通告があります。これを許可することといたしますが、その討論時間は、先例を尊重願って、できるだけ簡略にお願いいたします。 —————————————
○保利委員長 次に、小澤佐重喜君外十九名提出にかかる九州地方開発促進に関する決議案についてであります。本決議案は先ほどの理事会におきましては保留になっておりますが、本委員会において御協議をお願いいたします。
○野原委員 この種の決議案は、両党の話し合いをいたしまして、反対等のないような状態において出すべき種類のものであり、またそういうことに先例もなっておるわけであります。しかるところ、私どもの社会党といたしましては、国会対策において目下検討中でございまして、態度を決定するに至っておりません。それで、ただいまの本会議に上程することはしばらくお待ち願いたい、かように思うわけであります。
○保利委員長 それでは、社会党の態度決定をお待ちいたすことといたします。
○野原委員 なおこれに続いて、この件でありますが、自由民主党の方は小澤佐重喜君外十九名提出になっておりますけれども、自由民主党は、これは党議によって決議案として上程することをおきめになっておるのかどうか、その点が一つ。もう一つは、この種の決議案は両党の話し合いによって議運に諮るべきであるにもかかわらず、もし自民党が党議で決定するといたしておりましても、なぜ社会党との話し合いなしに、そういう慣例を破って、この決議案に限ってのみ一方的に出されたのであるか、その二点について御説明願いたい。これは目下党で検討中ですので、私は帰って検討の資料にしたいと思う。
○佐々木(秀)委員 野原君の今の御質問ですが、党としては、地方開発はやらなければならぬことですから、趣旨としては賛成いたしておるのですけれども、手続等不十分でございまして、連絡が十分でなかったという点は、これは率直に認めなければならないと思います。そういう点において、十分な連絡をすることができなかったことをおわび申し上げる次第であります。この案そのものに対しては、書類で出ておるように、党としてはやらなくてはならぬというので出したものであります。
○保利委員長 それでは、どうぞ一つ連絡、調整をすみやかにおとり下さって、決定のできるように取り計らいを願います。それまで保留いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、国立国会図書館法第十一条第二項の規定による審査の報告についてでありますが、本件は本日の本会議において行うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、昨日お諮り申しました、国会閉会中委員会が審査を行う場合の委員の審査雑費に関する法律案起草の件について御協議を願います。 名党の御意見を承わります前に、私から御報告申し上げますが、昨日の御決定により、私から内閣官房長官に意見を聞きましたところ、官房長官においても善処する旨の言明がございました。右御報告を申し上げます。 本案についての各党の御意見を表明していただきます。佐々木君。
○佐々木(秀)委員 自由民主党といたしましては、本案に対しましては賛成であります。
○野原委員 日本社会党といたしましても、本日の上程に異議はありません。
○保利委員長 それでは、本案は昨日総長の説明申しました通り、本委員会の提出とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 そのように決定いたし、本日の本会議に上程いたすことといたします。 —————————————
○保利委員長 次に、人事承認の件についてでありますが、これは事務総長より御説明を願います。
○鈴木事務総長 御説明申し上げます。事務局、法制局、及び常任委員会関係の人事の件でございますが、お手元に配付いたしました略歴にありますように、事務局の主事の土屋常安君、鷺定一郎君の両君は、速記職として本院に十数年有職し、現在主任速記士として技術、勤務成績ともに優秀な職員でございます。西ケ谷留三郎君は、在職二十年以上で、現在警務課の係長で、衛視副長であり、高木、植木、田中、渡辺、石塚、山下、鈴木、福永の各君は、現在それぞれ各部の係長としていずれも優秀な職員でございまして、この際参事に任用いたしたいと存じますから、よろしく御承認いただきたいと存じます。 次に、常任委員会調査員任用候補の光安、岡沢の両君は、それぞれ外務、建設の調査員として委員長から推薦申し出のあったものでありまして、先般の調査員選考委員会におきましても適格の認定のあったものでございまして、この際調査員として任命いたしたいと存ずるものであります。 次に、斎藤君は、法制局の職員として昭和二十六年以来、法律の立案に従事いたしておりましたが、今回参事に任用いたしたいとの法制局からの申し出でございますから、よろしく御承認のほどをお願い申し上げます。 なお、法制局第二部第一課長の打田唆一君は、このたび一身上都合により退職いたしたいとの願い出がありました。同君は昭和二十三年十一月以来八年七カ月にわたり在職しておられたのでありますが、この際退職いたしたいとの申し出でございますから、何とぞ御承認をいただきたいと存じます。
○保利委員長 本件は、いずれもただいまの総長の説明通り決定するに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 その通り決定いたします。 —————————————
○保利委員長 次に、各委員会の閉会中審査申し出の件でありますが、お手元の書類にあります通り、各委員会より閉会中審査の申し出をして参っております。これを本日の本会議において閉会中審査の議決をするに異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 御異議なしと認め、その通り決定いたします。
○保利委員長 なお、閉会中の委員派遣につきましては、先例通り、特に必要ある場合に限り、かつ原則として一人一回、派遣日数は五日以内、その延べ日数は、これは委員四分の一を乗じて得た日数を越えないこととし、また派遣先が自己の選挙区にならないようにということといたしまして、各委員会からの委員派遣の承認申請が提出されました場合には、その取扱いにつきましては、右の範囲内で、そのつど議長において議院運営委員長と協議の上、決定することといたしておきたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 そのように取り運びます。 —————————————
○保利委員長 次に、衆議院法制局事務分掌規程の一部を改正する規程案についてでありますが、事務総長より御説明を願います。
○鈴木事務総長 お手元にお配りいたしております法制局の事務分掌規程の一部改正について御説明申し上げます。 これは法制局の第一部に現在三課ありまするのを、もう一課設けまして、これにもっぱら立法例の調査、法令台帳の整備その他法制に関する資料の収集及び整備に関する事務をつかさどらしめようとするものでありまして、ほかはこれに伴う条文の整理でございます。 法制局の事務分掌規程は、国会法によりまして議運の承認を経ることになっておりますので、法制局の方から承認方を願い出たものであります。よろしく御承認のほどをお願い申し上げます。
○保利委員長 よろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 それでは御異議ないものと認め、承認することに決定いたします。 —————————————
○保利委員長 それでは、本日の本会議の順序につきまして、事務総長より御説明申し上げます。
○鈴木事務総長 それでは、本会議の順序を御説明申し上げます。まず米価審議会その他二件の人事承認の件を最初にお願いいたしまして、それから日程に入りまして、日程第一より第六までは選挙の手続を省略いたしまして、議長指名にお願いいたしとうございます。それから緊急上程を先にお願いいたしまして、緊急上程といたしまして、昨日と本日、本委員会において御決定になった国会議員の秘書の給料等に関する法律案と、国会閉会中委員会が審査を行う場合の委員の審査雑費に関する法律案と、衆議院事務局職員定員規程の一部改正規程案をまず緊急上程をお願いいたしまして、その次に、社会労働委員会から、自然公園法案、食品衛生法の一部を改正する法律案が全会一致で上って参っておりますので、この緊急上程をお願いいたしまして、両案の報告は委員長の藤本さんがなさる予定でございます。次に、商工委員会から、機械工業振興臨時措置法の一部を改正する法律案、電子工業振興臨時措置法案、輸出入取引法の一部を改正する法律案の三案が全会一致で上って参っておりますので、この緊急上程をお願いいたします。これは委員長の福田さんが御報告に相なる予定でございます。それから、その次に請願をお願いいたしまして、その次に国会図書館法第十一条第二項の規定による審査の御報告をお願いいたしまして、そこで、参議院からの回付案を待つために休憩に入るという順序でございます。なお、本委員会の提案理由の説明は、当委員会の理事の佐々木さん、図書館の方は山中さんにお願いいたしましたら……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 そうしましたら、二時半予鈴、二時四十分開会ということでお取り運びできましょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 それで、ただいま総長より申し上げました通り、参議院、衆議院の各委員会の審査の様子を見るために一たん休憩をいたすことにいたします。 委員会は暫時休憩いたします。 午後二時十四分休憩 ————◇————— 午後十一時二十九分開議
○保利委員長 それでは再開いたします。 この際、ただいま開催せられました常任委員長会議の経過を申し上げます。常任委員長会議では、議長から常任委員長会議に対して会期延長の諮問がありました。常任委員長会議におきましては、満場一致、一日間の、すなわち五月十九日まで本国会の会期を延長するのが妥当であるという決定をいたし、この旨答申をいたしました。 つきましては、会期延長の件に関しては、常任委員長会議において決定いたしました通り、本会議おいて取り進めてよろしゅうございしょうか。御協議をお願いいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○保利委員長 それではさよう決定いたします。 それでは、時間も移っておりますから、直ちに予備振鈴をいたし、十一時四十分に開会いたします。
○野原委員 会期延長の点の自民党からの申し入れに対しまして、わが党は慎重に検討したのであります。しかしながら、諸般の情勢を検討した結果、ただいま異議なしと私が申し上げましたように、一日に限っての会期延長には同意を与えますけれども、それ以上の会期延長は、私どもは遺憾ながら、これは応ずることができないかもわからないということだけは事前に申し上げるとともに、政府が、このような最後のどたんばになって、しかも午前零時二十五分前のこの段階において、このような事態に追い込んできた不手ぎわに対して、まことに遺憾であるということだけ申し上げておきます。
○保利委員長 それでは散会いたします。十一時四十分から本会議を開会いたします。 午前十一時三十二分散会