外務委員会 第1号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1957/02/06
会議録
○野田委員長 これより会議を開きます。 この際、私から一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。(拍手) このたび、はからずも、当外務委員長の重賞をにならことになりました。日ソ国交の正常化及び国連加盟の実現によって、戦後の外交上一点機を迎えました今日、当外務委員会の職責は、きわめて重大なる意義を持つものと考えておるのでございます。私は微力非才ではありまするが、委員各位の御援助、御協力によりまして、この重責を全ういたしたいと存ずるものでございます。何とぞ各位の絶大なる御支援をお願いいたす次第でございます。 以上簡単でございますが、ごあいさつにかえる次第であります。よろしくお願いいたします。(拍手) —————————————
○野田委員長 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 理事北澤直吉君及び石坂繁君が去る月三十日及び三十一日に、それぞれ、委員を辞任いたされました。理事が、名欠員となっております、この際その補欠選挙を行いたいと存じますが、これは慣例によりまして、委員長において指名するに御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野田委員長 御異議がなければ、森下國雄君及び渡邊良夫君を理事に指名いたします。 —————————————
○野田委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。 本委員会といたしましては、本国会におきましても前国会と同様に、国際情勢に関する事項、国交回復に関する事項、国際経済に関する事項及び賠償に関する事項の四項目につきまして、調査をいたしたいと思いますので、この旨議長に承認を求めたいと存じますが、御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○野田委員長 御異議なければ、さように決定いたします。 —————————————
○野田委員長 この際、前委員長であります前尾繁三郎君より発言を求められておりますのでこれを許します。前尾繁三郎君。
○前尾委員 一言お礼の言葉を申し上げたいと思います。 ちょうど一年前に、実は何ら外交には経験もありませんし知識もありません私が、はからずも外務委員長の職を汚したのであります。おそらく大いにみそをつけることだろうと自分からそう思い込んで参りましたような次第であります。しかも非常に重大時期に当りまして、実は私は大過なしと申し上げたいのでありますが、一徹の考えから、いろいろ皆さんに御迷惑ばかりおかけして、果して委員長の職責を果したかどうか疑問に思っておるような次第であります。ただ皆さんの非常な御協力を得まして、とにかくそう特別のおしかりもこうむらずに今日まで参りまして、無事に辞任さしていただくようになりましたことは、全く皆さん方の非常な御協力のたまものでありまして、心から感謝をいたしておる次第であります。 辞任いたしました後も、今後皆さんいろいろ御指導によりまて、外交問題にもできるだけ勉強もし、専念をいたしたい所存でありますから、今後ともよろしくお願い申し上げます。 簡単でありますが、一言お礼の言葉を述べさせていただきました。(拍手)
○野田委員長 次に井上外務政務次官より発言を求められておりますのでこれを許します。井上外務政務次官。
○井上(清)政府委員 ただいま委員長から御紹介いただきました井上清と申します。 このたびはからずも外務政務次官を拝命いたしました。まことに浅学非才、また経験に乏しき者でありますが、全力を尽して職責を全ういたしたいと思います皆様の格別の御鞭撻、御指呼をお願い申し上げまして、ごあいさつとする次第であります。(拍手)
○穗積委員 野党を代表いたしまして、新委員長の歓迎並びに前委員長のお別れのごあいさつをいたしたいと思います。 当外務委員会は、言うまでもなく外交問題に対しまして論議するのでありますから、国民の前にその所論を明らかにするのみならず、特に衆議院の外務委員会の言論は、国際的に非常に注目されるところであることは言うまでもありません。従って与党野党を問わず、当委員会の運営並びに発言というものは非常に民主的にかつ良心的にこれを尊重いたして運営して参りましたことは、われわれ委員の人といたしましても、いささか多とする感を持っておるものでございます。日本の政党政泊は遺憾ながらまだ十分な成長をいたしておりませんので、ときに与党多数党の方は、多数をもって野党の言論を封殺するかのごとき挙に出らるることも見受けるのでございますが、当委員会に限りましては、理の通らざるところは多数といえどもこれを通すわけにはいかぬ、という態度で臨んで参りましたし、また野党といえども、与党の提出されました条約、法律案等々について、反対するために反対をするというような態度はとって参りませんでした。すなわち委員長は常に党派を超越されまして、民主的に特に野党の言論は尊重して、十分その発言を許される慣例で参っております。また野党も特に国際的関係のあります条約等の取扱い方につき、しては、今申しました党派にとらわれてこれを私することなしに、協力して参ったのでございますから、その点を、新委員長におかれましては、特に良心と良識をお持ちになった野田委員長を迎えてわれわれ今後のこの委員会の運営に期待するところが多うございますので、心から新委員長を歓迎するとともに、今後の運営について、委員長を初め、特に与党の理事、委員の各位の御了承を得ておきたいと思います。 さらに、前尾前委員長は、先ほど謙遜されたごあいさつがありましたが、その所属される党の政策あるいは党内の事情等を超越されて、先ほど申しましたような、非常に公平にして民主的な態度をもってこの委員会を運営され、特にそのお人柄が非常に寛大にして親しみの持てる態度をもって臨まれまして、この委員会が衆議院内におきまして、他の委員会に比べますならば、最も民主的な委員会として尊重されるその歴史をそう発揚されてこられたことに対して敬意を表します。今目新しい国会が始まりまして、前委員長がお去りになることははなはだ愛惜の情にたえませんが、委員の人としてとどまっていただいて、外交問題並びに当委員会の運について協力していただけることを大いに期待いたしまして、はなはだ簡単でございますが、お別れのごあいさつといたしたいと思います。(拍手)
○野田委員長 次会は公報をもってお知らせいたします。 本日はこれにて散会いたします。 御前十時三十八分散会