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25回国会参議院1956/12/13

議院運営委員会 第19号

発言数
40
登壇者
7
会派数
2
開催日
1956/12/13

会議録

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) ただいまより議院運営委員会を開会いたします。  決議案の委員会審査省略要求に関する件を議題に供します。

芥川治事務総長

○事務総長(芥川治君) 堀末治君から寒冷地農業経営の刷新振興に関する決議案が発議されております。お手元にお配りされております資料の通りであります。  この決議案に対しまして委員会審査省略の御要求が出ておりますことを御報告申し上げます。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 本決議案の委員会審査を省略することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供します。  便宜、事務総長から御説明を願います。

芥川治事務総長

○事務総長(芥川治君) ただいま議題となりました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案について提案理由の説明をいたします。  本案は、衆議院議院運営委員長から提出の法律案でありますが、一般職の職員の例によって、各議院の議長、副議長及び議員並びにこれらの秘書が、十二月十五日に受けるべき期末手当の額を増額する必要があるので提案されたのであります。この歳費、旅費及び手当等に関する法律の第十一条の二の第二項中「百分の二百」を「百分の二百三十」に改めるというのであります。これが予算措置につきましては、既定予算の節約等によって実行することに政府当局とも打ち合せ済みであります。  以上、提案理由の御説明を申し上げます。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御質問のある方は順次御発言を願います。別に御発言もなければ、これより討論に入ります。  別に御発言もないようでありまするから、これより採決いたします。  本案に賛成の諸君は挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 全会一致と認めます。よって本案は全会一致をもって原案通り可決すべきものと決定いたしました。  なお、本会議における委員長の口頭報告の内容につきましては、前例によりまして、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認めます。  また、本院規則の定めるところによりまして、本案に賛成の諸君は御署名を願います。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、日本政府代表任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。  田中官房副長官から御説明を願います。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) 今般、衆議院議員平塚常次郎君を北西太平洋日ソ漁業委員会委員たる日本政府代表に任命いたしたいので、外務公務員法第八条第三項の規定により両議院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。  本年五月十四日、日ソ両国間に調印されました北西太平洋の公海における漁業に関する日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の条約は、今般、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との共同宣言の発効と同時にその効力を発生いたしましたので、ここに同条約第三条の規定に基き、北西太平洋日ソ漁業委員会委員たる日本政府代表を任命しようとするものであります。  お手元の履歴書で御承知のように、同君は、昭和二十一年四月から三回にわたり衆議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、かねてから北洋漁業の開発に努め、現に日魯漁業株式会社社長、大日本水産会会長等の職にもあり、漁業に関する深い知識とすぐれた識見を有しておりますので、同政府代表としてきわめて適任であると存じます。  何とぞ慎重御審議の上、すみやかに議決されるようお願いいたします。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御質疑のある方はどうぞ。

藤田進日本社会党

○藤田進君 今、官房副長官から適当である旨の御説明がありましたが、御承知かと思いますが、衆議院も並行して目下審議中だと思います。しかるところ、他に適任者もあるのではないか。ことにこの衆議院議員平塚常次郎君を任命するまでもなく、斯界の権威者があるのではないかという議論が出ていることは御承知なのかどうか。この間の経緯等から見て、なおこれを推さざるを得ないという、もっと大切な理由があればお知らせをいただきたい。

岡井正男水産庁長官

○政府委員(岡井正男君) ただいまの御質問にお答え申し上げたいと思います。  御承知のように、今回、近々中に開かれるであろう交渉につきまして、先生方御案内の通り、問題になりまするのは、鮭鱒とニシンとカニの三品目について論議せられるわけであります。そのうちで最も日本側といたしまして重要視して、問題もそれに集中せられるであろう、いわゆる委員会での山と思われますのは鮭鱒漁業であります。鮭鱒漁業は量目の問題、これが直ちに零細な業者をもって編成している独航船あるいは四十八度以南の業者、それらについての割り振りの関係もありますので、その量目いかんということは非常に大切な問題であります。御承知の通り、われわれが日夜カン詰になって勉強いたしておりましても、一番困っております点は、ソ連の戦前、戦後を通じての鮭鱒漁業についての実態が、ある期間日本ではやむを得ずブランクになっているというわけです。しかも鮭鱒漁業については、相手をよく知り、自分を知っているということが交渉について一番大事なことであります。御指摘の通り、ほかにも適当な人はあるかもしれませんが、われわれの勉強した範囲内におきましては、大日本水産会会長の平塚さんは、少くとも鮭鱒漁業につきましては一応社会的にも一番よくマスターされている第一任者だというように見えますので、この際一つ御苦労をお願い申し上げることが一番日本のためにも有益である。かような信念をもちまして、外務当局と内々打ち合せした結果、かようにお願いするということに立ち至った次第であります。

藤田進日本社会党

○藤田進君 三人しかないというのですね。そういう非常に聞けば聞くほど重要な委員会でありまして、これのみに没頭してしかるべきような重要性さえあるように思われるのですが、一方、衆議院議員という立場から国政に参与し、立法府に列せられておるわけでありますから、この面においては、選挙せられて出てきた以上、本務はやはり衆議院議員の任務でなければならぬ。これらの点について、今の説明では不満足で、なるほどと思わしめるものがなかったように思うのですが、しかしこれは本件を今直ちに決をとっていずれかに決するというのではないのでありまして、暫時休憩をしておる間になお私ども検討をいたしますが、当局におかれても、どうしても衆議院議員である平塚君でなければならぬということについて、あなたのお答えは、今自分が知る限りではということで、もっと広く資料として検討しておいて、なお扱いについては、恒例に従って持ち帰りまして、その点さらに後刻のしかるべき時期におきめいただく方が至当であろうと思います。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) では藤田君の発言のように、後刻再開後の議運でさらに検討を続けることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) それでは御異議ないと認めます。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、継続審査要求に関する件を議題に供します。  先例によりまして、議院及び国立国会図書館の運営に関する件につきまして継続審査を要求することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、各委員会提出の継続審査要求及び継続調査要求の取扱いに関する件を議題に供します。

宮坂完孝委員部長

○参事(宮坂完孝君) お手元に配付されております印刷物の通り、内閣委員会ほか七委員会から二十四件の継続審査の要求書及び内閣委員会ほか十三委員会より十八件の継続調査要求書が提出されております。御審議をお願いいたします。

藤田進日本社会党

○藤田進君 継続審査案件の方で地方行政委員会が消してあるのはどういういきさつですか。

宮坂完孝委員部長

○参事(宮坂完孝君) 赤線を引いておりますのは削除したことに御了承願います。

藤田進日本社会党

○藤田進君 それはわかるのだが、これは本審査ではなくて予備審査だったとしてもだが、そのいきさつはどうなっているのですか。重ねてお伺いしますが、これは他の委員会は継続審査案件はやらないのでしょうね。念のために聞いておくわけでありますが、継続審査要求件名は八委員会ですか、これは七委員会だな。決算、議運、予算を除いてはね。案件がない……。

宮坂完孝委員部長

○参事(宮坂完孝君) 委員長からも何してありますが、衆議院はこれは継続審査で出しております。しかし、内容がきわめて簡単であるから、これを今度こちらへ、来国会に本付託で回ってきたときに審査いたしますれば、委員会としては責任を果せる、こういう御方針のもとに、委員長理事懇談会で御決定願ったものであります。

藤田進日本社会党

○藤田進君 そうすると、予備審査段階のものは、ある委員会では継続審査を要求しているが、ある委員会では軽微なものとして予備審査段階では継続審査要求をしない、本審査になって始めてもいいと、こういうことになるとすれば、通常国会が二十日に開かれて、なお予備審査段階のものが相当あろうと思う。そのときには、こちらで予備審査としてやろうというのか、本審査になるまでやらないというのかどうか。

大沢雄一自由民主党

○大沢雄一君 先ほど地方行政委員会で、この取扱いにつきまして委員会で討議したのでありますが、問題が健康保険法の改正という問題に付随して当然起ってくる問題でありまして、健康保険法の方がきまれば、当然これはそれに伴ってきまるものであるから、継続審査にする必要はなかろうということに委員の意見が一致したわけであります。

藤田進日本社会党

○藤田進君 了承いたします。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) ただいま説明のありました内閣委員会ほか七委員会提出の継続審査要求並びに内閣委員会ほか十三委員会提出の継続調査要求を認めることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。  暫時休憩をいたします。    午後零時四十三分休憩    ————・————    午後四時五十一分開会

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 議院運営委員会を再開いたします。  本委員会の委員に異動がありましたので、御報告いたします。

宮坂完孝委員部長

○参事(宮坂完孝君) 高野一夫君が辞任されまして、榊原亨君が選任されました。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、日本政府代表任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。  別に御質疑ございませんか。

藤田進日本社会党

○藤田進君 だれが来ていますか。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 官房副長官と、それから水産庁長官、それから外務省から法眼参事官が見えております。

藤田進日本社会党

○藤田進君 重光さんが来たら聞きたいと思ったけれども……。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) それでは北西太平洋日ソ漁業委員会委員たる日本政府代表に衆議院議員平塚常次郎君を任命することができる旨議決することに賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 多数と認めます。よって同君を任命することができる旨議決すべきものと決しました。   —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、閉会中における本委員会所管事項の取扱いに関する件を議題にいたします。  先例によりまして、特に重要なものを除き、その処理を委員長または庶務関係小委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。  それではこれにて一応休憩し、御異議がなければ、本会議の散会とともに本委員会を休憩のまま散会といたします。  これにて休憩いたします。    午後四時五十三分休憩   〔休憩後開会に至らなかった〕    ————・————

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