議院運営委員会 第7号
- 発言数
- 27 件
- 登壇者
- 12 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/11/20
会議録
○委員長(石原幹市郎君) ただいまより議院運営委員会を開会いたします。 調査承認要求の取扱いに関する件を問題にいたします。
○理事(宮坂完孝君) お手元に差し上げました資料の通り、内閣、地方行政、法務、大蔵、社会労働、決算、六委員会から九件の調査承認要求が出ております。いずれも期間は今期国会開会中でございます。 以上でございます。
○委員長(石原幹市郎君) ただいま報告がありました通り、各委員会の要求を承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤田進君 これは予算の方はどうなんですか、予算関係は特に必要なしというのか、結論がついていないのですか。
○委員長(石原幹市郎君) ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(石原幹市郎君) 速記をつけて。 社会保険審査会委員長任命につき本院の承認を求めるの件を議題に供します。
○政府委員(高田正巳君) それでは私から御説明申し上げます。 社会保険審査会委員長川西實三君は、去る八月三十一日任期満了となりましたが、翌日付再任いたしましたので、社会保険審査官及び社会保険審査会法第二十二条第三項の規定に基き、両議院のそれぞれの承認を求めるため本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、川西實三君は、大学卒業後内務省に入り、以来、本省の各部課長を経て、昭和十一年四月埼玉県知事となり、次いで長崎、京都、東京の各府県知事を歴任し、同十七年一月退官いたしました。その後、同二十年八月、住宅営団副理事長、大日本育英会理事長、恩賜財団済生会理事長及び人権擁護委員の職を経て、昭和二十八年九月、初代の社会保険審査会委員長に任命され、引き続き本年九月再任され、また現在、日本育英会評議員及び中央身体障害者福祉審議会委員の職にあるものであります。 以上申し述べましたように、同君はその経歴から見まして、社会保障に関する識見を有し、かつ社会保険に関する学識経験を有するものであり、同審査会委員長として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されますようお願いいたします。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) ちょっとお諮りいたしたいと思いますが、これらの案件を一応全部順次説明を聞いて行ったらいかがでございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) では、さよう取り計らいます。 次に、運輸審議会委員任命につき、本院の承認を求めるの件を議題に供します。
○政府委員(伊能繋次郎君) 私から御説明を申し上げたいと存じます。 運輸審議会委員松浦薫及び同じく三村令二郎両君が、去る七月三十日任期満了と相なりましたが、その後任といたしまして、武田元及び深水六郎の両君を本年八月四日付で任命をいたしましたのでありますが、運輸省設置法第九条第三項の規定に基きまして、両院の御承認を求めるため本件を提出いたした次第でございます。 お手元の履歴書で御承知のように、武田君は、昭和八年大学を卒業後逓信省に入り、自来、札幌逓信局海事部長、函館地方海員審判所長、神戸海務局監理部長等を経まして、十七年九月、陸軍司政官に任命され、終戦後には四国海運局次長、同運航部長、商船大学事務局長、神戸及び関東の各海運局長を歴任いたしまして、昭和二十七年八月、船員局長となりましたが、昨年六月退官いたしまして、協立汽船株式会社嘱託、日興海事株式会社監査役、船員教育審議会委員その他の職にあり、次いで本年八月、同審議会委員に任命され、現在に至っておるものであります。 深水六郎君は、大正十四年、大学卒業後逓信省に入りまして、以来、本省及び地方の各課長を経て、昭和十八年十二月、仙台逓信局長となりましたが、同二十年五月退官いたしまして、二十二年四月、二十五年六月再度にわたり参議院議員に当選、この間経済審議庁政務次官に任命されましたが、本年八月同審議会委員に任命され、また現に全国海岸協会副会長の職にもあるものであります。 以上申し述べましたように、両君は、その経歴から見まして、いずれも広い経験と高い識見を有するものでありまして、本審議会委員として最も適任であると存ずる次第でありまして、何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認下さることをお願いいたしたいと存じます。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) それでは次に、電波監理審議会委員任命につき本院の同意を求めるの件を問題に供します。
○政府委員(濱田成徳君) 電波監理審議会委員松方三郎君を七月二十五日付で任命いたしましたので、電波法第九十九条の三第二項の規定により両議院の同意を求めるために本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、松方君は、大学卒業後、満鉄東亜経済調査局、新聞聯合社を経て同服通信社に入り、以来、同社の調査部長、北支総局英文部長、北支総局長、中南支総局長、満州国通信社理事長、同盟通信社調査局長、共同通信社常任理事の各役員を歴任いたしましたが、昭和二十八年七月、電波監理審議会委員となり、同審議会の運営に尽力し、本年七月、その任期満了とともに、引き続き電波監理審議会委員に再任され、現在に至っているものであります。現に、共同通信社専務理事、日本著作権協議会理事、日本山岳会副会長、国立公園審議会委員の各職にもあるものであります。 以上申し述べましたように、同君は、その経歴、識見等から見まして、公共の福祉に関し公正な判断をなし得る人物でありまして、電波監理審議会委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されるようお願いいたします。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) それでは次に、公正取引委員会委員任命につき本院の承認を求めるの件並びに日本銀行政策委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件 以上、二件を問題に供します。
○政府委員(田中榮一君) 公正取引委員会委員塚越虎男君は、去る八月二十日任期満了となりましたが、同人を翌日付再任いたしましたので、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第三十条第四項の規定により、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 公正取引委員会委員は、年齢三十五年以上で、法律または経済に関する学識経験者のうちから、内閣総理大臣が両議院の同意を得て任命することになっております。 お手元の履歴書で御承知のように、塚越君は、大学卒業後、大蔵省に入り、司税官、銀行検査官、大蔵事務官、預金部資金局書記官、国民貯蓄奨励局事務官、営繕管財局誤記官及び大蔵書記官を歴任、この間、本省及び外局の各課長を命ぜられましたが、昭和十七年六月、専売局理事に任ぜられ、東京地方専売局長となり、次いで、広島及び名古屋の各財務局長を経て、同二十年九月内蔵頭に任ぜられ、同二十三年四月皇室経済主管となり、同二十五年二月退官と同時に日本銀行監事に就任しましたが、昨年七月公正取引委員会委員に任命され、本年八月同委員会委員に再任されて現在に至っておるものであります。 以上申し述べましたように、同君は、その経歴から見まして、経済及び法律に関する豊富な学識経験を有し、同委員会委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認せられるようお願いいたします。 次いで、日本銀行政策委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件について御説明申し上げます。 日本銀行政策委員会委員岸喜二雄君は、本年六月任期満了となり、また、同委員会委員安川第五郎君は、本月十三日辞任いたしましたので、その後任として、千金良宗三郎及び原邦造の両君を任命いたしたく、日本銀行法第十三条ノ四第三項の規定に基き本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、千金良君は、大学卒業後、三菱合資会社に入り、昭和八年八月三菱銀行ニューヨーク支店長となり、その後、京都及び大阪の各支店長を経て、同二十年五月同行取締役に就任し、昨年十一月辞任いたしましたが、この間、経済団体連合会、全国銀行協会等の各役員及び金利調整審議会、輸出信用保険審議会、資産再評価審議会等の各委員の職にあり、現に経済団体連合会評議員会、三菱石油株式会社、三菱銀行、株式会社大丸等の各役員及び旧軍港市国有財産処理審議会の委員の職にもあるものであります。 原君は、大学卒業後、大正三年二月日本製麻株式会社取締役に就任し、以来、横浜船渠、東武鉄道、電気化学工業、明治製糖、日興証券、三池窒素、王子製紙、大日本航空、同和火災探険等の各株式会社の役員及び帝都高速度交通営団総裁の職にあり、現に高島屋、日本土地山林、東京瓦斯、三井物産及び日本航空の各株式会社の役職に就任しているものであります。 以上申し述べましたように、千金良君は、同法第十三条ノ四第二項第四号に規定する金融業に関しすぐれた経験と識見を有する者であり、かつ大都市銀行に関し経験と識見を有するものであり、また、原君は、同項第五号に規定する商業及び工業に関しすぐれた経験と識見を有するものでありまして、同委員会委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに同意されますようお願いいたします。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) それでは次に、中央更生保護審査会委員任命につき本院の承認を求めるの件並びに公安審査委員会委員長及び同委員会委員任命につき本院の承認を求めるの件 以上、二件を一括議題に供します。
○政府委員(高橋進太郎君) お手元に差し上げてございまするが、中央更生保護審査会委員白根松介君は、去る八月三十一日に任期満了となりましたので、その後任として、大竹武七郎君を本年十月三日付で任命いたしたので、犯罪者予防更生法第五条第三項の規定に基き、両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたした次第であります。 お手元の履歴書で御承知のように、大竹君は、大学卒業後、司法省に入り、以来本省の各課長、大審院検事、福岡、大阪、安濃津等の各地方裁判所検事正等を歴任し、昭和二十一年三月退官後、弁護士となり、日本弁護士連合会司法制度調査会委員の職にもあり、次いで、本年十月、中央更生保護審査会委員に任命されて現在に至っておるものでございます。 以上申し述べましたように、同君は、多年司法部に職を奉じ、ことに刑事政策上の識見高く、特赦減刑、刑の執行の免除及び復権の実施について法務大臣に申し出をなし、並びに地方更生保護委員会がした決定につき審査決定をする等の事務を行う同審査会委員として、きわめて適任であると任じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認されるようお願いする次第でございます。 次に、公安審査委員会委員長及び委員の任命につき両議院の事後の承認を求める件でございますが、これもお手元に差し上げてございます通り、公安審査委員会委員長宇野要三郎君及び同委員会委員山名義鶴、同細川潤一郎及び廣瀬與作の四君は、いずれも去る七月三十一日任期満了となりましたので、その後任として、委員長に山崎佐君を推し、山名義鶴、廣瀬與作両君を再任し、新たに正木亮、矢部貞治両君を本年十月三日付、それぞれ公安審査委員会委員長または同審査委員会委員に任命いたしたので、公安審査委員会設置法第五条第三項の規定に基き両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたした次第でございます。 お手元の履歴書で御承知の通り、山崎君は、大学卒業後、司法官試補となり、大正十一年五月、東京控訴院判事を退職するまで判事及び検事の職にあり、退職後弁護士となり、日本弁護士会及び同連合会等の役職を歴任し、昭和二十七年八月公安審査委員会委員に任命され、以来、同委員会委員長代理として委員長を補佐し、本年十月三日、同審査委員会委員長に任命され、現在に至っておるものでございます。 山名君は、大学卒業後、民間にあってもっぱら労働運動の研究、調査、労働争議の解決、組合活動の指導等に尽力し、かたがた、やまと新聞の論説部門を担当し、昭和二十七年八月、同審査委員会委員に任命されたが、去る七月三十一日任期満了し、本年十月三日、同審査委員会委員に再任されたものでありまして、現に世界民主研究所、大阪厚生信用金庫の各監事、生活問題研究所理事長等の各職にあるものであります。 廣瀬君は、大学卒業後、大蔵省に入り、以来、本省の課長、局長を経て、昭和十五年七月大蔵次官となりましたが、翌十六年七月退官し、昭和二十年四月大蔵大臣に任ぜられ、同年八月退官いたしました。その後、昭和二十八年七月、同審査委員会委員に任命されましたが、去る七月三十一日任期満了し、本年十月三日、同審査委員会委員に再任されたものであります。 正木君は、大学卒業後、司法省に入り、以来、前橋地方裁判所検事正、本省の各局長、広島控訴院検事長を経て、昭和二十一年二月、名古屋控訴院検事長となりましたが、同年六月、退職後は弁護士となり、現在に至っておるものでありまして、本年六月三日、同審査委員会委員に任命されたほか、矯正審議会、中央青少年問題協議会の各委員の職にもあるものであります。 また、矢部君は、大学卒業後、東京帝国大学の助手、助教授を経て、昭和十四年八月、同大学教授に任ぜられましたが、同二十年十二月退官し、この間もっぱら政治学を担当してきたものでありまして、本年十月三日、同審査委員会委員に任命されたほか、早稲田大学講師、拓殖大学総長、行政審議会委員の各職にあるものであります。 以上申し述べましたように、五君はいずれも人格が高潔であり、それぞれの閲歴、識見から見まして、団体の規制に関し公正な判断をすることができ、かつ、または社会に関する学識経験を有するものでありまして、同審査委員会の委員長または委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認下さるようお願いいたします。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、商品取引所審議会会長及び同委員任命につき本院の同意を求めるの件を議題に供します。
○政府委員(川野芳滿君) 私から御説明申し上げます。 商品取引所審議会会長向井鹿松及び同審議会委員柿沼谷藏、同島剛、同南正樹及び藤田國之助の五君は、いずれも去る八月十三日任期満了となりましたが、同月十八日付で向井鹿松、柿沼谷藏、島剛、藤田國之助の四君を再任し、なお南正樹君の後任として石黒武重君を任命いたしましたので、商品取引所法第百三十九条第四項の規定に基き両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたした次第でございます。 お手元の履歴書で御承知のように、向井君は、大学卒業後慶応義塾大学の助手を経て、大正十一年十月同大学教授となりましたが、昭和十二年十一月辞任し、この間取引所制度調査会委員、内閣調査局専門委員の職にあり、次いで同二十一年十一月物価庁第四部長となり、同二十四年六月退官いたしました。その後、全国価格査定協議会会長となり、翌二十五年八月、初代の同審議会会長に任命され、同二十八年八月再任されましたが、本年八月任期満了となったので、さらに同月、同審議会会長に任命され現在に至っているものでありまして、現に青山学院大学教授、産業合理化審議会及び百貨店審議会の各委員の職にもあるものであります。 石黒君は、大学卒業後、農林省の各課長、山形県知事、商工省繊維局長、貿易局及び物価庁の各長官、農林次官、枢密院書記官長、法制局長官を経て、昭和二十一年二月国務大臣に任命され、同年五月退官し、その間衆議院議員の職にあったものであり、本年八月回審議会委員に任命され、現在に至っているものでありまして、現に農林建設株式会社社長及び第一火災海上保険相互会社取締役会長の職にもあるものであります。 柿沼君は、高等商業学校卒業後、十七年余にわたり、綿糸及び綿布に関する家業に従事した後、東京米穀商品取引所常務理事として長年商品取引所の実務の運営に当っておりました。その後、昭和二十五年八月、同委長に任命され、同二十八年八月再任されましたが、本年八月任期満了となったので、さらに同月、同審議会委員に任命され、現在に至っているものであります。 島君は、大学卒業後、農商務省に入り、大正十二年五月取引所監督官を命ぜられ、昭和十五年十月退官したものでありまして、この間、朝鮮総督府から取引所制度に関する調査を委嘱せられ、また取引所制度調査会幹事の職にもあったものであります。その後、セメント工業会理事等の職にあり、同二十五年八月、初代の同審議会委員に任命され、同二十八年八月再任されましたが、本年八月任期満了となったので、さらに同月、同審議会委員に任命され、現在に至っているものであります。 藤田君は、大学卒業後、農商務省に入り、以来、取引所監督官、商務局取引課長、臨時産業合理局第一部長等々歴任し、昭和十二年五月退官したものでありまして、その間、一年余にわたり欧米各国において取引所制度についての調査に当ったものであります。その後、日本百貨店商業組合理事長、日本米穀株式会社及び中央食糧営団の各理事、日本証券取引所評議員、証券取引委員会委員等の職にあったものでありまして、同二十五年八月、初代の同審議会委員に任命され、同二十八年八月再任されましたが、本年八月任期満了となったので、さらに同月、同審議会委員に任命され、現在に至っているものであり、現に東京大学講師、中央及び早稲田の各大学教授の職にもあるものであります。 以上申し述べましたように、同君等は、いずれもその経歴から見まして、商品取引所に関する豊富な学識、経験を有するものであり、同審議会の会長または委員として最も適任なりと存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されるようお願いいたす次第であります。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、労働保険審査会委員任命につき本院の承認を求めるの件及び公共企業体等労働委員会委員任命につき本院の承認を求めるの件。 以上、二件を議題に供します。
○政府委員(武藤常介君) 私から御説明申し上げます。 労働保険審査会委員の任命につき両院の事後の承認を求めるの件、上山顯、花澤武夫、大西清治。労働保険審査会委員に上山顯、花澤武夫及び大西清治の三君を八月一日付で任命いたしましたので、労働保険審査官及び労働保険審査会法附則第二項及び同法第二十七条第三項の規定に基き両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、上山君は、大学卒業後内務省に入り、以来、和歌山県学務部長、企画院の各課長、地方総監府副参事官、大阪府経済第二部長、厚生省の保険局長並びに勤労局長を経て、昭和二十二年九月、初代の労働省職業安定局長となりましたが、翌年四月退官して、健康保険組合連合会常務理事となり、次いで中央職業安定審議会、中央社会保険医療協議会、公共企業体等中央調停委員会等の各委員の職にもありましたが、本年八月、同審査会委員に任命され、また現に共済組合審査会及び市町村職員共済組合審査会の各委員の職にあるものであります。 花澤君は、大学卒業後、内務省に入り、地方職業紹介事務局長、保険院の年金保険課長、栃木、福岡両県の各部長を経て、昭和二十二年五月福岡労働基準局長となり、以来、兵庫、大阪及び東京の各労働基準局長を歴任して、本年七月退官し、翌八月、同審査会委員に任命され、現在に至っているものであります。 大西君は、医学専門学校卒業後、農商務省に入り、以来、労務、工場、鉱務の各監督官等を歴任しましたが、昭和十九年七月、退官と同時に満州国厚生科学研究所研究官となり、その後、大阪及び栃木各労働省災害補償審査委員会会長、中央労働基準審議会委員、けい肺対策審議会会長等の職にありましたが、本年八月、同審査会委員に任命され、また現に、けい肺労災病院長及び中央けい肺審査医の職にあるものであります。 以上申し述べましたように、右三君は、その経歴から見まして、人格が高潔であって、労働問題に関する識見を有し、かつ労働保険に関し豊富な学識経験を有する者でありますので、同審査会委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに承認されるようにお願いいたします。 次に、公共企業体等労働委員会公益委員任命につき両議院の事後の承認を求めるの件、藤林敬三、峯村光郎、阪田泰二、富樫總一、中山伊知郎。 公共企業体等労働委員会の非常勤の公益委員に藤林敬三、峯村光郎、阪田泰二及び富樫総一の四君を九月十一日付で、また中山伊知郎君を同月二十八日付で、同委員会の使用者委員及び労働者委員の意見を聞いて作成した委員候補者名簿に記載されている者のうちからそれぞれ任命いたしましたので、公共企業体等労働関係法附則第四項及び同法第二十条第四項の規定に基き両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、藤林君は、大学卒業後、慶応義塾大学助手、助教授を経て、昭和九年四月同大学教授となり、本年九月、同委員会委員に任命され、現在に至っているものでありまして、この間、中央労働学園専門学校教授、国有鉄道中央調停委員会委員長等の職にあったほか、現に国民金融審議会、中央労働委員会、中央労働基準審議会等の各委員の職にもあるものであります。 峯村君は、大学卒業後、慶応義塾大学助手、助教授を経て、昭和十三年十二月回大学教授となり、本年九月、同委員会委員に任命され、現在に至っているものでありまして、この間、東京地方専売公社調停委員会、東京地方労働基準審議会の各委員及び東京地方公共企業体等調停委員会委員長の職にあったものであります。 阪田君は、大学卒業後、大蔵省に入り、以来、本省の各課長、主計局次長、東京国税局長の各職を経て、経済安定本部財政金融局長となりましたが、昭和二十七年八月、管財局長となり、次いで理財局長を経て国税庁長官に任命され、本年七月退官と同時に、日本銀行理事、関税率審議会委員となり、さらに本年九月、同委員会委員に任命され、現在に至っているものであります。 富樫君は、大学卒業後、厚生省の労務監督官、課長、労働省の各部課長を経て、客年四月、労働基準局長となりましたが、本年九月、同委員会の委員及び事務局長に任命され、現在に至っているものであります。 中山君は、大学卒業後、東京商科大学の予科教授、助教授、教授を経て、昭和二十四年五月、一橋大学長となりましたが、客年十月、一橋大学教授となり、本年九月、同委員会委員に任命され、現在に至っているものでありまして、現に、日本ユネスコ国内委員会委員、中央労働委員会会長、統計審議会委員等の職にもあるものであります。 以上申し述べましたように、同君等は、その経歴から見まして、いずれも広い学識と豊富な経験を有し、同委員会の公益委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御承認されますようお願いいたします。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次に、中央建築士審議会委員任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。
○政府委員(堀川恭平君) 中央建築士審議会委員任命につき両議院一致の議決を求めるの件。 今回、参議院議員石井桂君を中央建築士審議会委員に任命いたしたいので、国会法第三十九条但書の規定に基き両議院一致の議決を求めるため本件を提出いたしました。 中央建築士審議会は、建設省設置法第十条の規定により建設省の付属機関として設置され、建設大臣の諮問に応じて、一級建築士及び二級建築士に関する重要事項を調査審議し、その他建築士法に基く権限を行う機関でありまして、委員は、建築士または学識経験のある者のうちから建設大臣が命ずることになっております。 お手元の履歴書で御承知のように、石井君は、大学卒業後、内務省に入り、以来、警視庁、内務及び東京都の各技師を歴任し、昭和二十二年三月、戦災復興院東京建築出張所長となり、次いで翌二十三年九月、東京都建築局長となりましたが、同二十八年二月退官後、参議院議員に当選し、現在に至っているものでありまして、この間、日本建築学会、東京建築士会の各副会長、東京都建設業審議会、中央建築士審議会の各委員等の職にあったほか、現に、日本軽量鉄骨コンクリート建築協会、日本建築士連合会、東京建築士連合会の各会長の職にもあるものであります。 以上申し述べましたように、同君は、その経歴から見まして、同審議会委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御決定あらんことをお願いいたします。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 最後に、文化財保護委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件を議題に供します。
○政府委員(竹尾弌君) 文化財保護委員会委員高橋誠一郎及び同矢代幸雄の両君は、本月五日任期満了となりましたが、その後任として、河井彌八及び矢代幸雄の両君を同委員会委員に任命いたしたいので、文化財保護法第九条第一項の規定に基き、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、河井君は、大学卒業後、文部省に入り、以来、佐賀県学務課長、貴族院委員課長、同書記官長、内大臣秘書官長、侍従次長、皇后宮大夫、帝室会計審査局長官等を歴任し、昭和十一年九月退官いたしましたが、この間、御物管理委員会委員、臨時東山御文庫取調掛等の職にあったものでありまして、同十三年一月貴族院議員となり、次いで同二十二年五月以来、二回にわたり参議院議員に当選、本年六月任期満了し、現在に至っているものであります。この間、同二十八年三月参議院議長に選任されたほか、現に静岡育英会、大日本報徳社、全国治水砂防協会の各役職にあるものであります。 矢代君は、大学卒業後、東京美術学校、第一高等学校等において、二十数年間にわたり教べんをとり、この間、美術研究所主任、美術研究所長等を歴任し、同二十五年八月、初代文化財の保護委員会委員に任命され、引き続き同二十八年十一月再任され、現在に至っているものでありまして、現に、国立近代美術館評議員会評議員の職にもあるものであります。 以上申し述べましたように、両君は、その経歴から見まして、いずれも文化に関し高い識見を有するものでありまして、わが国文化財の保護に当ることを職務とする文化財保護委員会委員として最も適任であると存じます。 何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御同意を下さるようお願いいたします。
○委員長(石原幹市郎君) ちょっと速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(石原幹市郎君) 速記をつけて。 以上、説明を聴取いたしました件は、いずれもそれぞれ会派にお持ち帰り願った上、次回以降に審議決定いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決します。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時十六分散会